NO-SIDE.団塊世代夫婦KenとMaryのアフターリタイア.セカンドライフ-札所.温泉.熟年旅行.シニア旅の記録

　イタリア～マルタ～トルコ
　　《 Rome.Naples.Palermo.Catania.Valletta.Istanbul 》

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K.&.M's Second.Life

2023年11月23日～12月04日


ローマ	ナポリ	パレルモ(Sicilia)	カターニャ(Sicilia)	バレッタ(Republic.Malta)	イスタンブール(Turkey)

11月23日成田出発～ イタリア／Rome


飛行機	電車	バス	フェリー	徒歩	ホテル

2023年11月23～12月4日　老父母と娘の3人旅。ローマからナポリ～シチリアを周遊してマルタ共和国バレッタからトルコ・イスタンブールへ

イタリア・ローマ

2023年11月23日

成田空港第一ターミナル

イスタンブール空港で乗換

ローマ・フィウミチーノ空港

ローマ・テルミニ駅

Hotel Igea Roma

ローマ・円形闘技場コロッセオ

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令和5年(2023)に入り長いコロナ禍の息苦しさから少し解放され、やっと海外旅行に行ける空気を感じ始めた。11月23日と出発を決めた。後期高齢者の父母と娘の3人旅。しかし航空券はウクライナ情勢の影響で円安・燃油も高騰していた。4月頃にプランを立て始め出発３か月前、８月の時点で、ローマへ、２フライトで向うターキッシュAirlineが最良.最安と決める。

出発前日の22日.10:15分からTK51便のオンライン・チェックインが開始された。
早速手続きを済ませる。座席指定は一人30米ドルと高額なのでしなかったが、航空会社で3人並び席を取ってくれていた。

ターキッシュエアラインズ／成田発23日10:15発.TK51便

11月23日、成田空港からトルコ・イスタンブールに向け出発。離陸して2時間後に最初の食事が提供される。焼きそばなど日本路線らしいメニューだが美味しくない。トルコは人口の9割がスンニ派のムスリムなので、アルコールは出されないと思っていたが、宗教的中立の世俗国家と憲法で規定されていて、機内でワインも提供された。

Istanbul着くまで観た映画

①A mother's Touch

②Can you ever Forgive Me?

③The Curious Case of Benjamin Button

④Nomadland　

成田～イスタンブール間の飛行時間は13:45分と過去最長。9~10時間もすると身体は固く足はパンパン、なかなか寝付けなく、映画を4本も観てしまう。

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成田を離陸してから12時間。日本-イスタンブールの時差は－6時間、日本時間22時すぎ)到着2時間前に、2度目の食事が提供された。

2度目の食事

トルコ時間23日18時、イスタンブール空港に到着。(日本時間24日午前4時)　
IST空港から乗換える、ローマ行フライトまで接続時間が3時間20分。

新しくなった巨大なイスタンブール空港

イスタンブール空港は以前来た時と比べ、規模も大きく綺麗で立派な空港になっていた。ここは更に規模を拡張していて、最終的に６本の滑走路が設けられ、全施設が完成すると年間2億人が利用できる世界最大の国際空港になるらしい。

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3時間余りの乗換時間、まだローマ行のゲートが表示されていないので、新しくなった空港内をゆっくり散策する。

イスタンブール空港でローマ行きに乗換

乗換の3時間もあっという間に過ぎ、午後7時過ぎ、ローマ行きトランスファー搭乗ゲート(E4)が表示された。　E4ゲートへ移動する。

乗換の便でも機内食

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イスタンブール空港21:20発のローマへのフライトは僅か2時間。この飛行機も3人並び席。離陸すると間もなく、また食事が出される。成田を出てから3度目の機内食。味にはそうとう飽きがきていた。

FCOローマ・フィウミチーノ空港へ22時着。イスタンブールとの時差は2時間進む。入国審査は簡単に完了、速足でターミナルⅢの地下1階、テルミニ駅行き列車レオナルド・エクスプレス乗場へ。

ローマ空港～テルミニ駅／レオナルド・エクスプレス

レオナルド・エクスプレス乗場で乗車券を券売機で買おうとするもユーロ札が読み取られなく何度も繰り返すがだめ。それを見ていたご婦人が笑顔でかわりに彼女のお札を入れると読み込んで無事購入できた。丁寧にお礼をして、ご婦人が立替えた24X3＝42ユーロを渡し、お礼に2ユーロ硬貨を渡そうとするが受取らない。よくお礼を言って乗車して、Mが日本のお菓子を持って前の車両に乗ったご婦人にお礼に行く。親切は日本の専売特許だがイタリアにも親切な人に出会え幸先のいい旅行のスタートになった。

ローマ・テルミニ駅

ローマ・テルミニ駅には22時半到着。今夜の宿「Hotel Igea」は駅を左に出て、右折し二つ目の道で左折するとすぐ、駅から歩いて７～８分の便利な場所。

「Hotel Igea Rome」

23時過ぎ遅いチェックイン

11月23日、23時ころ遅いチェックイン。503号室は通り側トリプルルーム。
年代物のエレベーターに乗って上がる。日本時間24日午前7時、成田を発って約21時間、荷物を整理してシャワーを浴びて寝る。

イタリア・ローマ

2023年11月24日

ローマ㏠散歩

トレビの泉

フォロロマーノ

カルボナーラで食事

コロッセオ

Hotel Igea Roma

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ローマ・オペラ劇場

　ローマ・オペラ劇場　　Wikipediaより抜粋

ローマ・オペラ劇場は1810年創立時は「コスタンツィ劇場」で1926年ローマ市庁によって買収後「王室歌劇場」と改称された。1946年王政から共和政への政体の変化に伴い「ローマ歌劇場Teatro dell'Opera di Roma 」と再改称された。しかし、1958年1月2日行ったベッリーニ『ノルマ』の公演中主演のマリア・カラスが発声の不調を訴え第1幕終了後に出演を放棄し、場内は怒号の渦巻く大騒動となった。カラスの絶頂期からの没落を象徴する一夜となり、以後北イタリアの諸歌劇場よりはワンランク低い評価を受け首都の歌劇場としては寂しい状態にある。

11月24日、今日一日はローマの街歩き。ホテルを出て歩き始め10分でオペラ劇場前へ。更に進むと、クイリナーレ庭園からクイリナーレ宮殿前に。

クイリナーレ宮殿前のオベリスク(記念碑)

大統領官邸として使われているクイリナーレ宮殿前には"オベリスク"　この塔は 1781年アウグストゥス廟の付近から三つに折れた状態で発見され、修復作業に４年を費やし、1786年に教皇ピウス６世によって現在の場所に建てられた。

コロナ広場／マルクス・アウレリウスの記念柱

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　コロンナ広場マルクス・アウレリウスの記念柱について　　Wikipediaより抜粋

螺旋状のレリーフは、166年からマルクス・アウレリウス帝の死の直前まで行われたマルコマンニ戦争の物語を描いたものである。描かれている物語の始まりは軍がドナウ川を渡る場面である。カルヌントゥム付近のことだとされている。2度の遠征の間にはウィクトーリアが描かれている。描かれている事象が時系列的に正確かどうかは議論が分かれているが、最新の研究ではマルコマンニ族とクアディ族に対する遠征は172年から173年にかけてのことで、記念柱の下半分に描かれており、上半分には174年から175年にかけてのサルマタイ人との戦いでの勝利を描いているというのが定説である。
クアディ族の領域に侵入して苦戦していたとき、皇帝が神に祈りを捧げるとそれに応えるように嵐が起きてローマ軍を助けたという出来事も描かれているが、後にキリスト教徒によってその神はキリスト教の神だとされた。
トラヤヌスの記念柱と多くの点で似ているが、レリーフの様式は全く異なり、3世紀の劇的な様式の先駆者として直後に建設されたセプティミウス・セウェルスの凱旋門と密接に関連している。描かれている人物の頭部は不釣合いに大きく、表情が判りやすくなっている。トラヤヌスの記念柱よりも彫刻の精巧さは劣るが、彫りを深くすることで陰影を強くして見やすくしている。村は焼かれ、女子供は捕らえられて連行され、男たちは殺されるという場面で、「未開人」たちの絶望と苦しみがそのシーンと人物の表情や動きで表現されており、一方で皇帝は主人公として周囲を取り仕切っている様に描かれている。
一見して不器用で2世紀前半のトラヤヌスの記念柱の芸術的様式とは全く異なる印象を与えるが、記号言語としての意味はより明確で表現力が大きい。トラヤヌスの記念柱は冷静で落ち着いたバランスを保っているが、マルクス・アウレリウスの記念柱は劇的で感情的である。絵としての意味は明白である。帝国の優位性と権威が強調され、そのリーダーシップが正当化されている。全体として、芸術様式の古典後期への進化を予感させ、3世紀にさらに悪化するローマ帝国の危機を芸術で表現した最初のものと言える。

コロンナ広場から改装中の、ガッレリア・アルベルト・ソルディ(ショッピングモール)を通り抜けトレビの泉へ

ガッレリア・アルベルト・ソルディ

泉に背を向けてコインを1枚投げ入れるとローマへの再訪が叶うという言い伝えがある。投げるコインの枚数によって願いが異なるとされ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚になると恋人や夫・妻と別れることができると言われる。3枚の願いはキリスト教が離婚を禁止していたという歴史の名残りである。
一年間でトレヴィの泉に投げ込まれるコインは総額で140万ユーロ(2023年12月換算約2億2000万円)に達する。

「トレビの泉」
高さ25m幅20mの噴水。ポーリ宮殿の壁と一体となったデザインで、中央に水を司るネプトゥーヌスが立ち、左に豊饒の女神ケレース、右に健康の女神サルースが配置されている。トレヴィの語源について一般的にはトリーヴィオ「3つの道」「三叉路」が語源と考えられている。

「スペイン階段」

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ローマの休日でアン王女がジェラートを食べた「スペイン階段」以前は石段に腰掛けて憩う人でいっぱいだったが、いつからか、腰かけ禁止になって少し寂しい。

「舟の噴水」

スペイン階段下には「舟の噴水」1629年に製作のもの。

スペイン階段を背にブランドショップの並ぶVia.dei.Condotti（コンドッティ通り）を歩く。

カンピドーリョ広場からフォロロマーノへ

フォロロマーノ

フォロロマーノで腰かけて休憩。
お昼は"カルボナーラ"で名高い「ラ・カルボナーラ」を探して行く。狭い路地の店は開店前だったが直ぐに行列ができる。来客の７割は日本人と聞いていた。

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12時「ラ・カルボナーラ」に入店。

Osteria-ristorante con cucina a Roma-La.carbonara ／HPの画像

「カルボナーラ発祥の店」として有名だが、店ではその説を否定しいる。

　「カルボナーラ発祥の店」　　Wikipediaより抜粋

「カルボナーラ発祥の店」と言われるローマの「Osteria La Carbonara」(1906年創業)だが、それは間違ったうわさであり、店などはそのような紹介は一切しておらず、明確に否定している。また、同じくローマには「Ristorante La Carbonara」(1912年創業)という似たような店もあるが、こちらも「カルボナーラ発祥の店」と思われることもあるが否定している。
カルボナーラは元々はローマ料理で、「炭焼のパスタ」炭焼職人風という意味のパスタソースの1種で、チーズ、黒コショウ、グアンチャーレもしくは塩漬けの豚肉、鶏卵を用いる。
第二次世界大戦時、1944年のローマ解放より、アメリカ軍が持ち込んだベーコンや卵が流通するようになった後にカルボナーラの名前が現れており、アメリカ兵が親しむ卵、ベーコン、スパゲッティを使った料理としてイタリア人シェフが考えたとされ、1950年のイタリアの新聞『ラ・スタンパ』にもアメリカ軍将校が求めた料理と記されている。

日本では「カルボナーラ発祥の店」として有名になっているせいか、来店客の７割が日本人だそうだ。確かに周りは日本人客が多かった。

「カルボナーラ」

「カルボナーラ」は美味しかった。

Hotel Igea

食事してから街歩きしながらホテルに戻る。少し昼寝。

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夕方最後のローマの夜景散歩にでる。「コロッセオ」まで30分くらいで歩く。
「円形闘技場・コロッセオ」は夜の姿がが美しい。　

コロッセオ横の凱旋門

凱旋門から、コロッセオをゆっくり一周する。帰りもファグタレ通り(Via del Fagutale)からカブール通り(Via Cavour)を歩いてホテルへ。

途中の昼通った時、満員の客で溢れていた小さな店「Pizza House」でピザを買って帰る。

ローマからナポリへ

2023年11月25日

Hotel Igea Roma

ローマ・テルミニ駅

ナポリセントラル駅

ナポリ市内観光

ホテル.ヌオーヴォ.レベッキーノ

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11月25日、今日はナポリへ移動する。
1階レストランで朝食後8:30分チェックアウト。

　
11月25日、テルミニ駅9:26分発の(Intercity551)乗車予定。

　
テルミニ駅は以前なかった自動改札機が設置されている。

　
ナポリ方面行の列車が入線。

　
9:26分Roma Termini発 (Intercity551)～Napoli Centrale11:29着予定。
18A.B-19A席。

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座席は18A.B-19A席のテーブル付の四人席。残り席はイタリア人中年女性。

イタリア鉄道の主要路線だけにローマ～ナポリ間は満席だったが、9:26分ローマ発～11:29分ナポリ着、僅か2時間の快適な鉄道旅。

　イタリア～マルタ～トルコ
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2023年11月23日～12月04日


ローマ	ナポリ	パレルモ(Sicilia)	カターニャ(Sicilia)	バレッタ(Republic.Malta)	イスタンブール(Turkey)

11月25日ローマ～ イタリア／Naples


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「ナポリを見てから死ね」ゲーテが残した言葉通りの絶景。

「Hotel Nuovo Rebecchino」

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11:29分ナポリに到着。ホテル「Hotel Nuovo Rebecchino」は駅を背に真っすぐ進み右折、駅から僅か5分ほどの便利な場所。

Hotel Nuovo Rebecchino 99.6€+市税0.5€

荷物を預かってもらおうと申し出ると地下だという。地下に下りると20畳ほどの暗く殺風景な部屋があり、沢山の荷物がグルーブごとに集め置かれている。出ていこうとする家族連れのお母さんに「荷物はこのまま？」と聞くと「たぶん大丈夫」と笑顔で出て行った。へ～っと思いながらしょうがない、椅子など集め荷物を囲んで置いて出かける。

ナポリ街歩きは、まず世界遺産ナポリ歴史地区スパッカナポリへ。
ピザの名店ピッツェリア「ディ・マッテオ」「Pizzeria Di Matteo」を目指して

1994年7月G7サミットがナポリアメリカ大統領ビル・クリントンは歴史的中心部を散歩し、老舗のピッツェリア「ディ・マッテオ」にボディーガードに付き添われ、彼は販売カウンターで「リブレット」と呼ばれるピザを食べた。

「Pizzeria Di Matteo」にやっと到着、ナポリ一番の人気店。
通りもそこだけいっぱいの客で身動きできないくらい。頑張って前に前に進んでやっと店の入り口にへばりついて名前を記入してもらい、しばらく20分くらい待って名前を呼ばれ入店。

ピッツェリア「ディ・マッテオ」

2階のテーブルに着席。偶然2018年⇒来店した時と全く同じテーブル。
家族連れからカップルなど賑やかな店内。

メニューから「マルゲリータ」「コロッケ」など注文。

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ビザの大きさには驚くばかり。これが僅か6€。(前来た時は4€だったが)

ビザの生地と具はボリュームは勿論、本場のピザは美味しい。

おなか一杯食べて店を出るのも人をかき分けて通りに出る。お祭りのような賑やかさ。

世界遺産ナポリ歴史地区スパッカナポリ。スパッカは、イタリア語で”真っ二つに割る”(スパッカーレ)、細くまっすぐな路地が貫く様子が、まるでナポリを真二つに割ったように見えることから、こんな愛称で呼ばれている通り。

スパッカナポリ

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スパッカナポリをしばらく歩いてホテルに一度戻りチェックインする。
幸い地下の荷物は心配だったが無事だった

Naples/Hotel Nuovo Rebecchino

明日26日は『西暦79 年ベスビオ火山の大噴火で、火山灰と軽石に街全体が埋もれてしまった』ポンペイの観光に行く予定だったが、ナポリの街歩きに変更する。

ナポリからパレルモへ

2023年11月26日

ナポリ街歩き

ナポリフェリーターミナル

シリリア・パレルモへ

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11月26日、ナポリのホテル「 Nuovo Rebecchino」一階レストランで朝食。

今夜はナポリ港からシチリアに渡る予定、フェリー出航の夕方まで、ホテルの地下へ荷物を預けナポリの街歩きに出発。

ホテルからサンタ・ルチア港エリアへ。
ナポリ民謡「サンタ・ルチア」に唄われた、サンタ・ルチアという地名は、ナポリの船乗りたちの守護聖人で実在した聖人ルチアに由来している。

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サンタ・ルチアの卵城、船がたくさん浮かぶ美しい港で、卵城やナポリの町並み、遠くにはヴェスヴィオ火山を望む風光明媚な場所。

卵城参道からのベスビオ山

卵城は日曜で休館。残念だが城の周囲をぐるっと歩いて、坂道を上ってプレビシート広場に出る。

プレビシート広場に面した「ナポリ王宮」

プレビシート広場「プレビシート」はイタリア語で「市民会議」

Basilica di San Francesco di Paola大聖堂

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中央の"サン・フランチェスコ・ディ・パオラ大聖堂"は1846年に完成、ローマのパンテオンを参考にして建てられた。　

「ガッレリアウンベルト」(Galleria Umberto I)

プレビシート広場の先に、「ガッレリアウンベルト」(Galleria Umberto I)がある。1887年からわずか3年で、イタリア国王ウンベルト1世の名をとってつくられた商業施設でミラノのガッレリア・ヴィットリオエマヌエーレ2世を参考に、建てられた。　

フニコラーレ(ケーブルカー)Augusteo駅

ガレリアの先の繁華街トレド通りを進むと、フニコラーレ・チェントラーレ線Augusteo駅に出る。チケットを買いフニコラーレに乗り、ナポリ一の絶景スポットのあるヴォメロの丘方面に向かう。

フニコラーレ・チェントラーレ線

フニコラーレAugusteo駅から、終点Piazza Fuga駅で下車。

Piazza Fuga駅

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Piazza Fuga駅から殆どの旅行者はヴォメロの丘.サンテルモ城（Castel Sant’Elmo）へ向かう。人の流れに沿って進み坂道を幾つか登っていく。

サンテルモ城入口に到着。チケット売場の列に並んで入場券を買って城内へ。石段を登っていくと間もなくナポリの絶景が目の前に拡がる。

絶景というのはこういう景色を言うのだと実感しながら登り歩く。
サンテルモ城(Castel Sant’Elmo)の一番高い場所からは、ナポリの市街が360°一面に広がる。世界遺産ナポリ歴史地区”スパッカナポリ”も→ 一目瞭然。”真っ二つに割る”(伊.スパッカーレ)

矢印＝”真っ二つに割る”(伊.スパッカーレ)

「ナポリを見てから死ね」ゲーテの言葉通りの絶景。
ナポリ歴史地区とベスビオ火山

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サンテルモ城(Castel Sant’Elmo)逆側の景観

サンテルモ城内

ナポリの絶景を堪能して城を降りケーブルカー駅に戻る。フニコラーレ・チェントラーレ線に乗って、麓のAugusteo駅へ。

Augusteo駅からナポリ港へ歩いて移動。お昼は、旅行前に調べておいた、ナポリ港にある食堂「Piccolo Ristoro」でする予定だったので、GoogleMapを見ながら港一帯を探す。

ナポリのフェリー乗場には今夜乗る予定の大型フェリーが停船中。
港一帯をあちこち歩いて、目指す小さなレストラン「Piccolo Ristoro」をやっと見つける。数分まってと言われたので入口で少し待って入店。

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ナポリ港の食堂／Piccolo Ristoro

Piccolo Ristoro日本語メニューがある

予約しなかったが、幸い室内のテーブル席に座れた。
日本語メニューもあり早速注文。タコのサラダ、ミックスフライ、あさりのスパゲッティ、ボトルワイン、など...

明日は日本人団体の予約が入っているとマスターが言っていた。こんな辺鄙な場所の小さな食堂だが、日本からナポリへの旅行者の中での人気のほどがうかがわれる。
マスター手書き伝票からチップを少しのせて支払い店を出る。

ナポリ港の食堂「Piccolo Ristoro」で食事のあと、ゆっくり歩いてホテルへ戻る。
ホテルで地下に置いた荷物が心配だったが、無事受け取りナポリ港に戻り、今夜のフェリー乗場へ向かう。

11月26日ナポリ～ シチリア／Palermo


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ナポリからパレルモへ

2023年11月26日

ナポリ街歩き

ナポリフェリーターミナル

シリリア・パレルモ港

Grand Hotel Wagner

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今夜の乗船予定の船は、ナポリ港発20:15分、出航予定のパレルモ行「tirrenia ferry」まだ2時間程あり、tirrenia の待合室で待つ。

18時過ぎになったので、船へ歩いていく。数名の客が並んで乗船手続きが、船の脇のプレハブの事務所らしき建物で行われていた。

外の事務所前では予約票とパスポートを提示して、船の最後尾から狭い歩行者通路を進み乗船。

船内に入るともう一度、チケット控えを提示、係員がチェックした後、案内に従ってエスカレーターに乗って上の階のレセプションへ。

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やっとレセプション(７F)でチェックインが完了、ルームキーをもらってキャビン(部屋)へ。214号室。といってもレセプションと同じ7階にある。

大型船なので船内は広くわかり難い。
通路には手すりも設置されて、つかまる必要がある揺れもあるのだろう。

部屋はロッカーも4個ついて、二段ベッド４人部屋を3人で使用する。
狭いスペースにシャワーとトイレもついている。

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ベッドは狭く寝返りうつのもたいへんそう。

ナポリからパレルモ(シチリア)へ所要10時間、３人で263€(￥41000)狭い二段ベッドの部屋で以前乗船した”Finnparken号”に比べ高すぎると思う。

非常口から外に出られたので艦内を一周する。

荷物整理して狭いベッドに横になる。20:15分時間通り静かにナポリ港を出航した。大型船らしくほとんど揺れもなかったが、パレルモに近づく夜明けになると大きく揺れが起こってＭと娘はひどく船酔いをしてしまう。車酔いは全くしない二人だがひどい状態だが、なんとかパレルモ港に近くなると揺れも治まり無事到着した。

パレルモ到着

2023年11月27日

ナポリフェリーターミナル

シリリア・パレルモ港

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午前6:00　夜明けにシチリア島が見え始め、予定通り7時頃に大型フェリーは着岸、人、車の下船が始まる。

夜明けの空は今日も快晴で気持ちいい。
念願だった、初めてのシチリア島に無事到着。

シチリア島パレルモ港

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ローマ	ナポリ	パレルモ(Sicilia)	カターニャ(Sicilia)	バレッタ(Republic.Malta)	イスタンブール(Turkey)

11月27日ナポリ～ シチリア／Palermo


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シリリア・パレルモ

2023年11月27日

シリリア・パレルモ港

Grand Hotel Wagner

インディペンデント広場

モンレアーレ大聖堂

パレルモ市内

Grand Hotel Wagner

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シチリア島パレルモ世界遺産・モンレアーレ大聖堂

　イタリア・シチリア島について　　Wikipediaより

シチリア島は、イタリア半島の西南に位置する島で、イタリア本土のカラブリア半島とはメッシーナ海峡（最狭部の幅は約3km）によって隔てられている。面積 25,420km2は、日本の九州の約64%、あるいは四国の約1.4倍にあたる大きさである。地中海のほぼ中央部に位置しており、南西方のアフリカ大陸・チュニジアとの間のシチリア海峡（幅約145km）によって東地中海と西地中海を分かっている。北西方向には約285kmを隔ててサルデーニャ島がある。シチリア島を取り巻く海（地中海）のうち、北側の海はティレニア海、東側の海はイオニア海とも呼ばれる。
シチリア島は、全域がイタリア共和国のシチリア州に含まれる。シチリア州には、シチリア島周辺の島々（北方沖のエオリア諸島、西方沖のエーガディ諸島、南西沖のパンテッレリーア島やペラージェ諸島など）が含まれているが、面積の大部分はシチリア島が占めている。シチリア州はイタリア最大の面積を持つ州で（ピエモンテ州がこれに次ぐ）、国土面積の12分の1弱を占めている。
シチリア州の州都パレルモは島の北岸（ティレニア海側）中央やや西寄りに位置しており、カラブリア半島先端のレッジョ・ディ・カラブリアから西へ約200km、イタリア南部の中心都市ナポリから南南西へ約314km、チュニジアの首都チュニスから東北東へ約317km、サルデーニャ島の首府カリャリから東南東へ約389km、イタリアの首都ローマから南南東へ約428kmの距離にある。

着岸したフェリーから下船。
港から早朝のパレルモ市内をホテルへ向かって歩く

朝7時過ぎ、波止場から街中に入ると、道すがらにパン屋さん(Panificio santa rita)。近所のおばさん、朝食用らしく出来立てパンを買っている。迷わず入って、おばさんが買った同じパンなど買って、店の前の公園で朝ごはん。どのパンも焼きたてで温かくとても美味しいかった。幸先のいいパレルモ第一歩。

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パン屋さんからホテルへ15分ほど歩いて到着。

「Grand Hotel Wagner 」

パレルモ・ホテルは由緒ある「Grand Hotel Wagner」

午後のチェックイン前に、世界遺産「モンレアーレ大聖堂」を見学する予定。
フロントで荷物を預け、パレルモから10㌔程郊外のモンレアーレに出かける。
ホテルで地図をもらって、近くのバス停からモンレアーレ行の発着している「インディペンデント公園」で20分ほど待ってモンレアーレ行きに乗車。

終点のモンレアーレまで30分位で着く。モンレアーレ大聖堂へ坂道を上がる。
坂道の途中で振り返ると、ゲーテが「世界で最も美しいイスラムの街」と言ったパレルモ市街が一望できる。

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世界遺産・モンレアーレ大聖堂

　パレルモ・モンレアーレ大聖堂　　Wikipediaより抜粋

2015年にパレルモの建造物群などとともに、世界遺産に登録された。
1174年グリエルモ2世により被昇天の聖母に捧げる教会として建設が開始され、1182年に完成した。建設当時は12の塔を持つ巨大な壁に取り囲まれた大規模な司教宮と修道院があった。
教会内部のガラスモザイクは総面積6,500平方メートルにも及ぶ大規模なものである。教会内部は背が高い大理石板の台胴を除き、アーチの下端と脇柱を含めたすべての面が金の地に鮮やかな色のモザイク絵で精密に彩られている。モザイク絵は上下左右に枠のような部分が設けられており、縦横に配置されている。内陣には各段が異なる題材や人物を表しているモザイク絵が5つ設けられている。
中央アプスの丸天井には巨大なキリストの上半身像と聖母子座像が、また左右のアプスには聖ペテロと聖パウロの全身像が描かれている。モザイク絵は創世記から始まり、さらに旧約聖書におけるキリストとその贖罪、キリストの降臨を予言し、その準備をした人々の絵が描かれている。下段と内陣周辺には新約聖書に基づく挿話が描かれており、キリストがもたらした奇跡と受難や、使徒、福音伝道者、その他の聖人が題材となっている。

中央丸天井に巨大なキリストの半身像と聖母子座像

世界遺産・モンレアーレ大聖堂。内部のガラスモザイクは総面積6,500平方メートルにも及ぶ大規模なも。

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大聖堂を出ると、珍しく中国か台湾の団体旅行客と遭遇、以前だとすごい数だった中華圏の観光客だが、日本も含めて昨今は本当に少なくなっている。

ナソーネ(水飲み場)

モンレアーレの市街を歩く。いつの時代に造られたものか、路地脇の水飲み場。イタリアによくある水飲み場だが、ここの水もきっと飲めるのだろう。

帰り道も、モンレアーレの丘の上からパレルモ市街と地中海が綺麗。
バス乗場へ

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帰りも、路線バスNo389に乗ってパレルモ市内へ、今朝出た所「インディペンデント」広場バス停に戻る。

街歩き地図⇒

バスを降りてインディペンデント公園からパレルモ市街の街歩き。
ヴィットリオ・エマヌエーレ通り(Via Vittorio Emanuele)を進むとヌォーバ門

ヌォーバ門

ヌォーバ門からパレルモ中心のヴィットリオ・エマヌエーレ大通りを進む。
シチリア一番の大きな町だが、古い街並みが続く穏やかで静かなパレルモ市内。

ヴィットリオ・エマヌエーレ通り(Via Vittorio Emanuele)

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「パレルモ大聖堂」前に出る。1184年に造られた、"昇天する聖母マリア"に捧げられたパレルモで最大のカテドラル。

「パレルモ大聖堂」

パレルモの中心の中心、4つの角という意味の「クアットロ・カンティ」、旧市街のへそとも言われる大きな交差点。パレルモをちょうど4等分する地点に造られ、1つの角にそれぞれ３体ずつの彫像が置かれている。

ヴィットリオ・エマヌエーレ通り旧市街の中心「クアットロ・カンティ」

クアットロ・カンティの近くに巨大なプレトリアの噴水。
パレルモ市庁舎に面する広場に大理石の巨大な噴水が置かれたのは16世紀後半。日本ではあまり見かけない、殆ど男性のたくさんの裸体像が並びパレルモ人のおおらかさがしのばれる。

プレトリアの噴水

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「Trattoria Al Ferro di Cavallo」

ホテルに戻る途中の大通りを、右に入った路地にあるレストラン「Trattoria Al Ferro di Cavallo」に寄って食事する。

「Trattoria Al Ferro di Cavallo」は手ごろな価格で評価の高いレストラン。

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あさりとイカ墨のパスタ

階段でこのシーンが撮影された

食事を済ませて街歩きを続ける。
マッシモ劇場へ。劇場は1897年、ヴェルディの『ファルスタッフ』でこけら落としが行われた。外観は壮大な新古典主義様式、内部はリバティ様式（アール・ヌーヴォー）とても優美な劇場。ウィーンのオペラ座、パリのオペラ座に次いで、ヨーロッパで3番目に大きいオペラ劇場

「マッシモ劇場」

　　　　
映画『ゴッドファーザーPart3』後半、息子がオペラ歌手デビューする場面で使われた劇場。マイケル・コルレオーネを中心としたファミリーが息子の晴れ舞台が終わった後、正面の階段で、マイケルを狙った銃弾が逸れ、娘メアリーに当たってしまう、この場面が撮影された。

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パレルモ観光を終えホテルに戻る。「Grand Hotel Wagner」は映画"山猫"の舞踏会シーンが撮られた由緒あるホテル。この旅行で一番の贅沢。

映画「山猫」がGrand Hotel Wagnerで撮影されたシーン

グランド・ワグナーホテルはバスタブではないが、広い浴室でゆっくり汗を流し休む。

シチリア・パレルモ

2023年11月28日

Grand Hotel Wagner

パレルモ市内街歩き

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パレルモ二日目の朝。
グランドホテル・ワーグナーの朝食は5階レストランで。

窓からパレルモの青空を眺めながら、広く静かなレストラン。
さすが五つ星ホテルの朝食、美味しい食材を静かにゆっくりいただく。

パレルモ二日目は、昨日の続きの街歩き。

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今日もシチリアの好天が気持ちいい。11月後半だが寒さはなく薄着で充分

明日利用する、カターニャへの列車の確認にパレルモ中央駅へ行く。

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途中の店で、お土産にゴッドファーザーのTシャツ買う。

ホテルから20分ほど歩いてパレルモ中央駅に到着。

明日カターニャまでのチケットは購入済みだが、駅の中の様子を下見する。
「マッシモ劇場」の方向へ歩く。

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コッポラ帽子の「Tanto di coppola」を見つける。
似合えば買おうと決めていたが、何点か試着してみるが全然似合わない。

コッポラ帽子「Tanto di coppola」

親切にいろいろ試着させてもらった女主人にお礼を言って、店を出る。
路地の向こうはマッシモ劇場」昨日歩いた通り。

「テアトロ・ポリテアマ・ガリバルディ」

コンサートホール「テアトロ・ポリテアマ・ガリバルディ」はルッジェロ・セッティモ広場にありで一休み。ここはシチリア交響楽団(シンフォニカ・シチリアナ管弦楽団)の本拠地である。

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「テアトロ・ポリテアマ・ガリバルディ」脇の通りにパレードでもあったのか派手な屋台舞台。どうも音楽ライブに使われたもののようだ。

はルッジェロ・セッティモ広場を通ってホテルへ向かう途中の路地には、いたる所にレモンツリー。

あちこちにレモンツリーが並ぶ趣ある路地

パレルモを歩き回って、あっという間に二日間も過ぎた。

Grand Hotel Wagner

明日はパレルモからメッシーナを通ってカターニャへ、シチリア島を半周する列車の大移動。地中海沿いの絶景鉄道旅がとても楽しみ。

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Grand Hotel Wagner

Italy
シチリア／カターニャ


ローマ	ナポリ	パレルモ(Sicilia)	カターニャ(Sicilia)	バレッタ(Republic.Malta)	イスタンブール(Turkey)

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