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2017年12月28~1月8日 冬のイタリア
《 Milan.Venezia.Florence.Naples.Rome 》

Jesus Christ

ミラノ/Milan

ヴェネチア/Venezia

フィレンツェ/Florence

ナポリ/Naples

ローマ/Rome
2018年1月4日 ナポリ(Naples)
日程表 予約票
飛行機 列車・電車 バス.タクシー 徒歩 ホテル
ナポリ(Naples)
2018年1月4日
フィレンツエ
ナポリ中央駅
地下鉄Municipio
ナポリHotel
次㌻ローマ
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 Jesus Christ
2018年1月4日 冬のイタリア4都市目のナポリへ。レプッブリカ(共和国)広場前のホテルからサンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂横を抜けて駅に向かう。フィレンツェ独特の大理石の正面ファサードが美しい。
Mの体調は風邪が小康状態が続いていた。
フィレンツェ駅の薬局で日本人の体質に合うか合わないかは判らないがイタリアの風邪薬を買い求める。
フィレンツェ駅9:38発の列車で12:30分ナポリに到着。地下鉄は地下4階。
1号線に乗りホテル最寄のMunicipio駅へ。
地下の構内から地上に出ると20~30㍍くらいのところにホテルBeverello Suiteがある。
しかし鉄格子の扉が施錠されてて中に入れない。横の看板にホテルの番号が表示されインターフォンで名前を告げるとすぐスタッフが出てきて中に招き入れてくれる。
鉄格子が扉が開けられ中について行く。古い鉄筋のビルに入ると時代物のエレベーター。0.2€コインを数枚渡され、それを入れて希望のフロアボタンを押して上がっていくという何とも不思議な感じ。4階で降り、目の前のドアのカギを開け中に入るとやっとそこがホテルのレセプションだった。チェックインの際カギを4個渡され、外の鉄格子用、ビルの1階入り口用、4階のホテルドア用、そして部屋の鍵である。4つも鍵のあるホテルも初めての経験。
4つの鍵
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ナポリは今日一日だけなので街に出る支度をする。
Mは疲れたので今日は寝ているという。具合よくないようなので、やむなく娘と二人で外出。ホテルを出てヌオーヴォ城の横を通りフェリーターミナル前の海岸通りに出る。通りから卵城を上から眺め、モロジリオ庭園脇の道をプレビシート広場へ上がる。
左:ナポリ王宮  右:モロジリオ庭園
プレビシート広場/1860年イタリア統一を問う住民投票がこの広場で行われた。
広場正面にサン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂がそびえている。
プレビシート広場、右に王宮を見ながら進んでサンカルロ歌劇場前へ。
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ミラノのような大アーケード、ウンベルトⅠ世のガレリア。
トレド通りからフニクラーレ(ケーブルカー)でヴォーメロの丘へ。
改札口前で切符売り場を探してると紙コップを手にした老女がこっちだと手招きして売店の前に案内。そこで往復チケット購入1.1€x4=4.4€ お釣りの中から横でニコニコしてる老女の紙カップに小銭を入れて、改札を通って停車中の車両に乗り込む。

ナポリのおばあさんはそうして施しを狙って生活してるのか?

ナポリフニクラーレチケット
フニクラーレ終点で降りて、ヴォーメロの丘へ15分ほど歩いて登る途中、親しげに話しかけてくるイタリア中年男性。カメオの工房で働いていて、25年前に大丸デパートで展示会があり訪日したのを自慢げに話す。しばらく一緒に歩いて行くと、先に見える小さな店を指さし、そこが自分の仕事場といって招き入れる。入ると他の店員がカメオが綺麗に並んだショーケースを開け取り出して見せ始めたので、変と直感「No thanku you」と強く断って店を出る。なんだ親しげに話しかけてきたのは下心あり、かもを探して毎日その辺をうろうろしているのだろう。危ない危ない!
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ヴォーメロの丘からナポリ市街の眺め
丘から帰り道さっきのカメオの店の前を通ると、先ほどの男とすれ違い目が合う。ぬけぬけと「チャオ」と 声をかけていく。旅をしていると観光とは別のいろいろな人生模様にも出会って面白い。
フニクラーレFuga駅からナポリ市街へ戻る。
一度ホテルに戻ってMの様子を見に帰る。
ゆっくりベッドで気持ちよく昼寝ができたようだが、街にはもう出ないでこのまま休んでいるというので何か買ってくるからと告げて、もう一度娘と二人で街に出る。
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今度は海と反対側、世界遺産の旧市街スパッカナポリを歩く。
「スカッパナポリ」は旧市街を直線で貫き左右に分けている道でナポリ一の繁華街。
「ビアジョ・デイ・イブレイ通り」「トリブナーリ通り」二本の通り周辺に、主な教会など集中している。
サン・ドメニコ・マッジョーレ教会、ナポリ東洋大学前にある教会で、13世紀に創建。
スカッパナポリでは何軒か下調べてきた。一つは揚げピザ。
揚げピザを探していて何となく買ってしまった冷えたピザ。美味しくなかったがお昼休憩。
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狭い路地が碁盤の目のように入り組んでお祭りのようなにぎやかさ。路地によっては前に進めないほどの人込みも。
スパッカ・ナポリで一番目指していた店「Di Matteo」を見つけた。1936年にオープンした老舗でナポリの有名店。
Di Matteoは1994年にナポリで開催されたG7の際、クリントン元大統領がここのピッツァを食べたのがお店の自慢。壁やメニューにもその時の写真が飾られている。
お店の2階に行くように言われて、2階席についてメニューを広げる。
メニューの表紙はアメリカのクリントン大統領の写真付き。ピザを2つ、マルゲリータと他一種?
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マルゲリータ4€、他一種5€、この大きさでこの値段にはびっくり。繁盛するのもわかる。
ピザを満喫。
店を出て、最後にもう一軒「GAY ODIN」ジェラートの名店を探し見つける。
Mのリクエストでジェラートを二つ買って急いでホテルに帰る。
ホテルへ戻るとMは静かに休んでいた。起きてお土産のジェラートを少し食べる。
ナポリの旅の思い出は一日ベッドの中。
しかし夜遅くなって、娘まで咳、頭痛、悪寒、風邪を発症。
二人の病人を連れて明日は最後の地ローマへ。あと数日あるがこの旅はどうなるのだろうか?
1月5日朝。
Mは昨夜は夕食抜きだったが、朝は少し元気を取り戻しお腹空いたという。
逆に娘の方が風邪の症状が進んで食欲なく、娘抜きで二人で朝食。
ローマ(Rome)
2018年1月5日
ナポリ中央駅
ローマcentral駅
終着駅64番バス
ナボーナ広場西
RomeHotel
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ホテルをチェックアウト、4個の鍵を返して地下鉄駅へ。地下へ降りて改札口の券売機が故障。地上の駅入り口のタバコ屋さんでチケット買ってホームへ。
ナポリ地下鉄駅を地上に上がりナポリ鉄道駅へ。
ナポリ発9:40分のローマ行に乗る。
首都ローマへ行く列車なので満席。
 
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    ローマ/スペイン広場
近くにあるスペイン大使館にちなんで命名された