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Ken&Maryの日曜名画座
K&Mセカンドライフ名画鑑賞録
毎日が日曜日SecondLife
『一日一膳』 『一日一名画』 日曜名画座
≪資料:
goo映画から≫
ムーランルージュ  2001年(アメリカ) ★★★         息子の部屋 2001年(イタリア) ★★★★
主演:ニコール・キッドマン 主演:ナンニ・モレッティ ラウラ・モランテ ジャスミン・トリンカ
あらすじ あらすじ

パリ、1900年。作家を目指してモンマルトルにやってきた青年クリスチャン(ユアン・マクレガー)は、ショーの台本を代理で担当することになったナイトクラブムーラン・ルージュの高級娼婦サティーン(ニコール・キッドマン)に恋をする。女優になるためにパトロンを探していたサティーンは、クリスチャンを公爵だと勘違いしてベッドに誘い込もうとするが、詩を口ずさむ彼に本気で恋してしまう。クリスチャンが貧乏作家だと知っても、もはや恋の炎は消えなかった。作家と女優の関係を装いつつ愛し合う二人だったが、ムーラン・ルージュのオーナーのジドラー(ジム・ブロードベント)にキスの現場を見られてしまい、サティーンは資産家の公爵(リチャード・ロクスボロウ)のもとへ行くように命じられる。やがて公爵がクリスチャンに激怒。さらに結核で自分の死期が近いことを知ったサティーンは、クリスチャンと別れることを決意する。しかしムーラン・ルージュの舞台で芝居と現実がシンクロしていく中、二人の愛は再び燃え上がった。まもなくサティーンは亡くなり、クリスチャンは心から愛した女の物語をタイプライターで書きはじめるのだった。

イタリアの港町。精神科医ジョヴァンニ(ナンニ・モレッティ)の息子、アンドレア(ジュゼッペ・サンフェリーチェ)がダイビングで潜水中に事故死した。幸せだった家庭はジョヴァンニと妻パオラ(ラウラ・モランテ)のすれ違い、娘イレーネ(ジャスミン・トリンカ)の失恋で崩れ始める。そんなある日、亡きアンドレアあてにガールフレンドであったアリアンナ(ソフィア・ヴィジリア)からの手紙が舞い込み、やがて彼女が突然訪ねてくる。ジョヴァンニは、アンドレアが彼女に送ったという数枚の写真を見せられる。そこには自分の部屋で笑っている息子の姿が写っていた。アリアンナは男友達と共にヒッチハイク中。ジョヴァンニとパオラとイレーネは彼らを車に乗せてやり、別れた後、家族3人で浜辺に静かにたたずむのだった。




 ★★★           
主演: 主演:
あらすじ あらすじ



無法松の一生  1958年(昭和33年) ★★★★★          
無宿人別帳  1963年(昭和38年)★★★       
監督: 稲垣浩. 出演: 三船敏郎, 高峰秀子 
ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)受賞
監督: 井上和男. 出演: 田村高廣, 二本柳寛, 長門裕之
あらすじ あらすじ

明治三十年の初秋−−九州小倉の古船場に博奕で故郷を追われていた人力車夫の富島松五郎が、昔ながらの“無法松”で舞戻ってきた。芝居小屋の木戸を突かれた腹いせに、同僚の熊吉とマス席でニンニクを炊いたりする暴れん坊も、仲裁の結城親分にはさっぱりわびるという、竹を割ったような意気と侠気をもっていた。日露戦争の勝利に沸きかえっている頃、松五郎は木から落ちて足を痛めた少年を救った。それが縁で、少年の父吉岡大尉の家に出入りするようになった。大尉は松五郎の、豪傑ぶりを知って、彼を可愛がった。酔えば美声で追分を唄う松五郎も、良子夫人の前では赤くなって声も出なかった。大尉は雨天の演習で風邪をひき、それが原因で急死した。残る母子は何かと松五郎を頼りにしていた。松五郎は引込み勝ちな敏雄と一緒に運動会に出たり、鯉のぼりをあげたりして、なにかと彼を励げました。そんなことが天涯孤独な松五郎に、生甲斐を感じさせた。世の中が明治から大正に変って、敏雄は小倉中学の四年になった。すっかり成長した敏雄は、他校の生徒と喧嘩をして母をハラハラさせ、松五郎を喜ばせた。高校に入るため敏雄は小倉を去った。松五郎は愛するものを奪われて、めっきり年をとり酒に親しむようになった。酔眼にうつる影は良子夫人の面影であった。大正六年の祇園祭の日、敏雄は夏休みを利用して、本場の祇園太鼓をききたいという先生を連れて小倉に帰って来た。松五郎は自からバチを取った。彼の老いたる血は撥と共に躍った。離れ行く敏雄への愛着、良子夫人への思慕、複雑な想いをこめて打つ太鼓の音は、聞く人々の心をうった。数日後、松五郎は飄然と吉岡家を訪れた。物言わぬ松五郎のまなこには、涙があふれていた。それ以来、松五郎は夫人の前から姿を消してしまった。雪の降る日、かつて敏雄を連れて通った小学校の校庭に、かすかな笑みをうかべた松五郎が倒れていた。残された柳行李の中には、吉岡家からもらった数々のご祝儀の品々が手をつけられずにあった。その奥底には敏雄と夫人宛の貯金通帳もしまわれていた。良子夫人は泣きくずれるのだった。

享和二年、江戸の無宿人六十二名が同心占部小十郎の護送で佐渡へ送られた。道中、川越無宿長次郎のように佐渡を前にして死ぬ者も出たが、佐渡での労役はそれにもまして辛いもので、金山の水替仕事はまさにこの世の地獄だった。やがて、彼等と前後して新佐渡奉行横内主膳が着任した。主膳は奉行所の腐敗をつき、改革を断行しようとする新進気鋭の士だった。しかし、主膳と同伴してきた新支配頭黒塚喜助は、私情に溺れ蛇のような執念をもった男だった。喜助の妻くみと、御家人宗像弥十郎の仲にあらぬ疑いを持ち、弥十郎に罪をきせて佐渡送りにしたのも喜助。それにあきたらず、神田無宿弥十とよばれている弥十郎を殺すため、小十郎に命じて落盤事故をおこさせ、他の無宿人吉助、市兵衛、卯助、権次郎ら共々坑内に埋めようとまでした。そうした喜助の秘密を握った小十郎もまた、こぎたなくて、抜け目のない小役人だった。主膳が、佐渡一山の山師加賀屋庄右衛門の繁栄に疑問を持ったとみると、すぐさま加賀屋に内通した上、独り身の主膳に妹と称しておのが妾おりんをさしだし、からめ手から篭絡しようとした。一方、政治の改革をめざす主膳は、庄右衛門の鉱山を奉行所直轄とし、落盤事故で働く坑を失った無宿人をそこで働かせようとするが、庄右衛門の策動で彼の鉱山の穿子たちは、一足早くストライキに入ってしまった。一歩ずつ、先んじられて憤懣やるかたない主膳であるが、佐渡に根を張り佐渡の主人といわれる加賀屋には太刀打ちできなかった。その頃、喜助は無宿人の下世話役新平を買収、島からの脱出を無宿人たちにそそのかせていた。「加賀屋がついている」と称して無宿人たちを海辺におびき寄せ、鉄砲隊に待ちうけさせて弥十郎を殺すコンタンだった。そんな企みを知ったのが無宿人の差配役清兵衛だった。無宿人あがりだけに無宿人への愛情は深く、島脱けがワナであることを説き、一同奉行所へ向った。清兵衛の娘みよと彼女に愛情を持つ駿河無宿仙太だけを逃して。ウラをかかれた喜助たちは奉行所へ戻り鉄砲隊で攻撃をかけてきた。応戦する無宿人たちと激闘数時間、その間喜助は来合せたくみを斬り、弥十と刃を合して共に死んだ。奉行所が燃え落ち無宿人が死に絶えた頃、みよと仙太は本土をめざして小舟を漕いでいた。




武蔵野夫人 1951年(昭和26年) ★★★          息子 1991年(平成3年) ★★★★       
監督:溝口健二 出演:田中絹代 轟夕起子 森雅之 監督: 山田洋次. 出演: 三國連太郎, 永瀬正敏, 和久井映見
あらすじ あらすじ
武蔵野の高台に住む道子と夫の秋山のもとへ道子の従弟勉が復員してくる。勉は道子と共に住むことを望んだが、嫉妬深い秋山は彼をアパートに住まわせる。勉の生活が荒れることを心配した道子は向かいに住む従兄の妻富子の提案で、彼に富子の娘雪子の家庭教師をさせることにする。武蔵野の小道を一緒に散策するうちに道子と勉は互いに男女として意識しあうようになった。しかしあけすけな富子はそれを秋山に暴露してしまい、秋山はそれを許す代わり富子と関係を持つようになる。ある時嵐にあった道子と勉はホテルで一夜を過ごすが、道子は勉の激情を優しくなだめるのだった。富子と旅に出たものの捨てられた秋山が家に戻ってみると、道子は静かに息を引き取っていた。





東京・新宿の居酒屋でアルバイト生活を送る哲夫のもとへ、ある日、父・昭男から電話がかかってきた。「母親の一周忌だから帰って来い」という昭男の言葉に重たげに受話器を置く哲夫。数日後、浅野家の法事が行われている岩手の田舎にアロハシャツにジーンズ姿で駆け込む哲夫は、親族が集まる中で居心地悪そうに席につく。その夜、久びさににぎわう浅野家では、東京でサラリーマン生活を送る長男・忠司夫婦が、昭男の今後の生活について心配していた。そして翌日、それぞれに自分たちの生活に帰っていく子供たち。そんな中でひとり居残る哲夫だったが、東京でのフラフラした生活を父にたしなめられ、お互いの心の溝を深めるばかりであった。東京に戻った哲夫は、仕事を変えて下町の鉄工場で働くことになる。肉体労働のきつい仕事に半ば諦めかけていた哲夫の前に、取引先の倉庫で働く征子という女性が現れ、それによって哲夫の仕事は意外に長続きするようになる。しかし、哲夫と征子の間柄はいっこうに進展を見せず、毎日会っても微笑むばかりの征子にもどかしさを感じた哲夫は、その想いを手紙に書いて征子に渡す。そんなある日、いつものように倉庫に出向いた哲夫は、そこで征子の先輩の女工から、彼女がろうあ者だと聞かされ衝撃を受けるのだった。そして夏が終わり冬になった。戦友会に出席する為に昭男は上京して、忠司が東京近郊に買ったばかりのマンションを訪れる。忠司夫妻は昭男に、「このマンションの奥の六畳間に父の部屋を用意したから、ここで一緒に暮らそう」と言う。そんな忠司の誘いをかたくなに断った昭男は、岩手への帰り際に哲夫のアパートを訪ねた。哲夫が落ち着いて仕事をしていると聞いて安心する昭男。そして哲夫は、「結婚したい女性がいる」と昭男に征子を紹介するのだった。前にも増して美しくなった征子を前にドギマギする昭男は、彼女と一所懸命言葉を交わし、手話やファクシミリでやりとりしているふたりを見ながら、不思議に身体の芯から暖まるような安らぎを感じるのだった。征子の帰ったアパートで哲夫は、昭男の歌を初めて聞く。それは美しい歌ではなかったが、父の真のうれしさがこもっていた。そして哲夫の結婚を心から喜ぶ昭男は、東京で買ったファクシミリを持って雪の降り積もる岩手の実家へと戻るのだった。



宗方姉妹 1950年(昭和25年) ★★★          
向田邦子の恋文  2004年(平成16年)★★★          
主演:田中絹代 高峰秀子 上原謙
主演: 山口智子、岸部一徳、藤村志保 
あらすじ あらすじ
慣習に縛られて生きる姉と、そんな姉に反発する妹の対照的な人生を通して、日本人の価値観の変化を浮き彫りにする人間ドラマ。京都に住まう父親の癌がひどく進行し、余命が一年に満たないことを告げられた節子は、そのことを父自身と妹の満里子には黙っていることにした。奔放な満里子は父の元を尋ねてきた旧知の田代を訪ねて神戸に遊びに行き、そしてそこで節子と田代の昔の関係を話のネタにしたりする。 東京に戻った節子はやりくりの厳しいバーと仕事もせずに節子に冷たい態度を取る夫の亮介に心を病みながらも、何とか頑張ろうとしていた…





時はアジア初のオリンピックを控えた昭和38年、秋の東京。杉並に暮らす向田家に、名古屋にお嫁に行った次女・迪子(石田ゆり子)がお産のために戻ってきていた。3姉妹の長女・邦子(山口智子)は、映画雑誌の記者から放送作家になったばかり。ラジオのレギュラー番組を何本も抱え、多忙な日々を送っていた。そんな邦子を母(藤村志保)、末っ子の和子(田畑智子)、そして父(岸部一徳)は優しく見守っていた。
ある日、邦子と迪子は、和子から父が浮気していると聞かされる。実は家族には内緒にしていたが、邦子にも愛する男性・中原(大口広司)がいた。別居中とはいえ妻子がいる中原との関係は、邦子の胸だけに秘めたものだった。しかし、そんな2人の間にも微妙な陰が忍び寄っていた…。恋に生きた作家・向田邦子を、山口智子が熱演したスペシャルドラマ。「七人の孫」「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」「あ・うん」など、数々の名作を世に送り出した向田邦子。本作は、1981年の飛行機事故で亡くなった彼女が生前に恋人へ書き綴った手紙を基に、妹の和子が書いた『向田邦子の恋文』をドラマ化したもの。向田作品を数多く手がけた久世光彦が、万感の思いを込めて演出を担当した。向田邦子役の山口智子はその立居振舞いが本人にそっくりで、久世に「邦子さんが乗り移っているようだ」と絶賛された。また、向田邦子と縁の深い名優・森繁久彌も出演。邦子の妹役として、石田ゆり子、田畑智子が華を添えている。家族みんなで楽しめる珠玉の一作に仕上がっている。



無能の人 1991年(平成3年) ★★          
★★★          
主演:竹中直人 風吹ジュン 三東康太郎
主演:
あらすじ あらすじ
多摩川で拾った石を売る助川助三。かつては漫画家として名をなしたこともあったが、時流に乗り遅れ、数々の商売に失敗した結果、思いついたのが元手のかからない石を売るという商売だった。来年は小学校に入る一人息子の三助を連れて妻・モモ子が団地を回るチラシ配りだけが一家の収入源である。ある日、石の愛好家の専門誌を読んだ助川は、素人でも参加できる石のオークションが行われていることを知り、主催者の石山とその妻のたつ子と出会う。久しぶりにあった漫画の依頼も断り、遠く山梨まで出掛けて採石した石を抱え、期待を胸に助川はオークションに参加するが、参加者は老人ばかりで活気がない。いよいよ助川の石がセリにかけられるが期待に反して、石が売れなかったばかりか、余計な出費がかさんでしまうのだった。それによって再び気まずくなる助川夫婦。助川は再びペンを取り、漫画を描き始めるが、どこも採用してくれず、彼は再び石屋を始め、繁盛させるために川を越えた競輪場の客をねらって自ら客を背負って渡し舟を開業。モモ子はそんな彼に愛想を尽かしてしまうのだった。翌日、河原は競輪の開催日とあって賑わい、助川の前にたつ子が現れ「店をたたんで二人で甲州で暮らさないか」と言う。助川はそれを振り切るかのように商売を続けるが、その時、たつ子は他の客を押しのけて助川におぶさり、彼はそのまま川を渡った。好奇の目を向ける河原の人々。その中に今にも泣きそうな顔をした三助の姿があった。そして、そんな助川を迎えにいく三助とモモ子。助川はふたりの手を取り、家路へと向かうのだった。



 ★★          
★★★          
主演:
主演:
あらすじ あらすじ



 めまい 1958年(アメリカ) ★★★★★   めぐり逢う時間たち 2002年(アメリカ) ★★★★  
監督: アルフレッド・ヒッチコック 主演:ジェームズ・スチュアート キム・ノヴァク 主演:ニコール・キッドマン リル・ストリープ  ジュリアン・ムーア
アカデミー主演女優賞
あらすじ あらすじ

元刑事のジョン・ファーガスン(ジェームズ・スチュアート)は、屋上で犯人追跡中に同僚を墜死させたことから、高所恐怖症にかかって今は退職していた。商業画家の女友達、ミッジ(バーバラ・ベル・ゲデス)の所だけが、彼の気の安まる場所だった。そんなある日、昔の学校友達ゲビン・エルスターから電話があって、彼はその妻の尾行を依頼された。美しい妻のマドレイヌ(キム・ノヴァク)が、時々、昔狂って自殺した曽祖母のことを口走っては、夢遊病者のように不可解な行動に出るというのだ。しかも、彼女は、まだ自分にそんな曽祖母のあったことは、知らぬ筈だという。翌日から、ジョンの尾行がはじまった。マドレイヌの行動範囲はサンフランシスコ一帯に及んだ。ある時は曽祖母の埋められている墓地に、ある時は曽祖母が昔住んでいたというホテルに、ある時は若かりし頃の曽祖母の画像の飾られている画廊に。しかも、ぼんやりと絵に見いる彼女の、手にもつ花束の型や髪型は画像の曽祖母と同じものなのだ。そしてある日、彼女は海に身を投げた。ジョンは彼女を救って、自宅につれかえり、介抱した。そして、今はもう彼女を愛している自分を知った。彼女は、自分の行動もよく覚えてはいなかった。何事かを恐れるマドレイヌの心理を解きほぐすために、ジョンは彼女を、よく夢に見るというサンフランシスコ南部のスペイン領時代の古い教会にともなった。しかし、突然彼に愛をうちあけながら彼女は、教会の高塔にかけ上り、めまいを起したジョンが階段にたちつくすうちに、身を投げて死んだ。そのショックから、ジョンはサナトリウムに療養する身となった。まだ自分をとりもどすことの出来ぬ彼は、街をさまよっているうちに、ふとジュデイ(キム・ノヴァク)というショップ・ガールに会った。身なり化粧こそげびて俗だったとはいえ彼女の面ざしはマドレイヌに似ていた。ジョンは、いつか彼女の面倒をみてやる身となった。彼は彼女にマドレイヌに似た化粧や身なりを教えた。しかし彼女はそれをいやがった。何故なら彼女こそは、妻を殺すためにジョンの高所恐怖症を利用したゲビンに使われ、ジョンをあざむいて顔かたちの似たマドレイヌになりすましていた女だったのだから。あの時、高塔の上には殺した妻を抱いたゲビンがいた。そして、めまいを起こして高所に上れぬジョンを証人につかって、かけ上ってきたジュデイとタイミングを合わせて妻の死体を塔から投げ下ろし、自殺に見せるというトリックを使ったのだ。サンフランシスコ一帯にジョンを引きまわし、彼と恋におちたマドレイヌとは、実はジュデイその人だったのだ。ある夜、死んだはずのマドレイヌのものだった首飾りをジュデイの胸にみつけたジョンは、彼女をあの教会の白亜の高塔につれていって詰問した。総ては今やはっきりした。しかし、今はジョンを愛するジュデイは、彼への愛を口走りながら、恐怖のために塔から足をふみ外して墜死した。

1923年、ロンドン郊外のリッチモンド。作家のヴァージニア・ウルフ(ニコール・キッドマン)は、病気療養のために夫レナード(スティーヴン・ディレイン)とこの町に住み、『ダロウェイ夫人』を執筆していた。そんな彼女のもとに、姉のヴァネッサ(ミランダ・リチャードソン)たちがロンドンから訪ねてくる。お茶のパーティーが終わり、姉たちが帰ったあと、ヴァージニアは突然駅へと急ぎ、追ってきたレナードにすべての苦悩を爆発させる。その悲痛な叫びにより、レナードは彼女と共にロンドンへ戻ることを決意するのだった。1951年、ロサンジェルス。主婦ローラ・ブラウン(ジュリアン・ムーア)は妊娠中。夫のダン(ジョン・C・ライリー)は優しかったが、ローラは彼が望む理想の妻でいることに疲れていた。今日はダンの誕生日。夜のパーティーを準備中、親友キティ(トニ・コレット)がやってきて、腫瘍のため入院すると彼女に泣きながら告げる。やがてローラは、息子のリッチー(ジャック・ロヴェロ)を隣人に預け、大量の薬瓶を持って一人ホテルへと向かう。その部屋で彼女は『ダロウェイ夫人』を開きながら、膨れた腹をさするのだった。2001年、ニューヨーク。編集者のクラリッサ・ヴォーン(メリル・ストリープ)は、エイズに冒された友人の作家リチャード(エド・ハリス)の受賞パーティーの準備をしていた。彼女は昔、リチャードが自分につけたニックネームミセス・ダロウェイにとりつかれ、感情を抑えながら彼の世話を続けてきた。しかしリチャードは、苦しみのあまり飛び降り自殺。パーティーは中止になったが、そこにリチャードの母親であり、家族を失ってしまったローラが訪ねてくるのだった。




出典:goo映画
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メリーポピンズ 1964年 ★★★★    名犬ラッシー 2005年(アイルランド・イギリス・フランス)★★★
主演:ジュリー・アンドリュース   アカデミー賞5部門を受賞 主演:ピーター・オトゥール サマンサ・モートン
あらすじ あらすじ

1910年。ロンドンでも美しい桜通りに住むバンクス氏(デイヴィッド・トムリンソン)は銀行家で気むづかし屋。奥さん(グリンス・ジョーンズ)も婦人参政権運動に夢中で子供は放りっぱなし。乳母任せの子供たちは腕白ざかりで一向に乳母が居つかない。ある日、子供たちは自分の夢にぴったりの、優しくて、美しい、親切で若い乳母の条件を書いて父親に見せたが父は紙片をストーブに放りこんでしまった。それは煙突から空高く飛んでいった。翌朝、パラソルを開いた若い女性がフワフワ空からやってきた。子供の書いた紙片を持って。メリー・ポピンズ(ジュリー・アンドリュース)である。自分勝手に子供部屋へ行き、指を鳴らすと魔法のように散らかったものが片づき、不思議な鞄からは何でも出すのだ。日課の散歩のときなど大道芸人バート(ディック・V・ダイク)の描く絵の中にさえ入って行け、遊ぶことさえできる。彼女がやって来てからは家中が朗らかになり、歌まで歌いだしたのがバンクス氏は不思議でたまらない。子供の躾に厳格なバンクス氏は子供たちに倹約を教えようと預金させようとした。銀行の老頭取が無理に預金をさせようとしたので、子供は思わず「私のお金を返して!」と大声をだした。それを聞いた預金者たちは銀行が危ないのではないかと勘違い、あわてて払いもどしに殺到、大混乱になった。逃げだした子供は途中で煙突掃除夫姿のバートに出会った。煙突だらけの屋上に上ると、煙突の中からメリー・ポピンズが現れ、あちこちから煙突掃除夫が飛んできて、皆で踊りつづけた。その夜、バンクス氏は銀行から呼び出しをうけて重役から叱りとばされたが、メリー・ポピンズのことが目に浮び、まったく気にならない。翌朝、陽気になったバンクス氏は一家揃ってタコあげにでかけた。一家の楽しそうな姿を見てメリー・ポビンズは風に乗って空に舞い上がった。公園では銀行の重役までがタコ上げにきょうじている。重役たちはバンクス氏を重役にすることを決めみんなで楽しんでいたのだ。メリー・ポピンズはきっとこれからまたどこかへ幸せをまきに行くのだろう。

イギリスのヨークシャーにある小さな炭鉱町で暮ら9歳の少年ジョー(ジョナサン・メイソン)には、コリー犬のラッシーという大切な親友がいた。毎日、学校が終わる時間になると、校門でジョーを出迎えるラッシー。だがジョーの父親サム(ジョン・リンチ)が働く炭鉱が閉鎖し、生活に困った両親がラッシーを裕福なラドリング公爵(ピーター・オトゥール)に売ってしまったことで、ジョーとラッシーは離ればなれになってしまう。何度も脱走しては戻ってくるラッシーを、身を引き裂かれる思いで公爵に返すジョー。やがてラッシーは遠く離れたスコットランドの城へと連れて行かれてしまう。ジョーの母親サラ(サマンサ・モートン)は、公爵に飼われた方がラッシーは幸せだと彼を慰めるが、ジョーはショックのあまり食事も喉を通らなかった。一方、ラッシーはそれでも諦めず、味方に付いてくれる公爵の孫娘シーラ(ヘスター・オジャース)の助けを得て、遂に城からの脱出に成功し、故郷を目指してひた走る。そしてクリスマス・イヴの日、とうとうラッシーはいつもジョーを待っていた校門の前に辿り着き、ジョーとの再会を果たすのだった。


出典:goo映画
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メンフィス・ベル  1990年(アメリカ) ★★★★    メッセージ・イン・ア・ボトル 1999年(アメリカ) ★★★
主演:マシュー・モディン エリック・ストルツ テイト・ドノヴァン 主演:
あらすじ あらすじ
1943年、イギリスの米軍基地。ナチス・ドイツを叩くため危険な白昼攻撃を繰り返す空の要塞Bー17の中で唯一24回出撃して無償の強運を持つのがメンフィス・ベルだった。そして明日はいよいよ最後の飛行、これが無事終われば10人のクルーは英雄として故郷に帰れる。出撃前のダンスパーティー、まだ10代の者もいる彼らの心の内は様々に揺れ動く。そして出撃の朝、彼らを戦意昂揚の宣伝に利用しようと浮かれ騒ぐ広報大佐を前に、送り出す立場の基地指令(デイヴィッド・ストラザーン)の気持ちは複雑だった。目的地は最も危険なドイツ本土のブレーメン、飛行機工場の爆撃だ。機を預かるのは真面目な操縦士のデニス(マシュー・モディン)。無線士のダニー(エリック・ストルツ)は詩人。旋回銃座のラスカル(ショーン・アスティン)はうぬぼれ屋。機関士兼上部銃座のパージ(リード・エドワード・ダイヤモンド)は童貞。後尾銃座は名歌手のクレイ(ハリー・コニック・ジュニア)。側面はジャック(ニール・ガントリ)とユージン(ユートニー・ゲインズ)の2人爆撃手のバル(ビリー・ゼイン)はハッタリ屋。運命論者のフィルが航空士。そして副操縦士は野心家のルーク(テイト・ドノヴァン)。それぞれの個性を持つ彼らは絶妙のコンビネーションで目的地を目指す。しかし敵軍の攻撃は容赦なく、次々と友軍機が墜ちてゆく。ついにブレーメン上空に達するも煙幕に覆われて巨標は見えない。デニスは見えるようになるまで旋回を続けることを決意し、危険な時間が流れる。そしてついに煙が晴れた。任務は完了されたのだ。しかし帰途ダニーが弾に当たって重傷を負った。このままでは危ない、落下傘で落とすことを主張するバルに対して、皆は全員一緒に帰還することを選ぶ。そして様々な困難を乗り越えたメンフィス・ベルの姿が待ちわびる基地全員の前に見えた。しかし、片輪しか出ていない。が最後まであきらめないクルーたちは必死の努力で無事着陸した。そしてその名は伝説のものとなったのである。
離婚間もないシングルマザーのテリーサ(ロビン・ライト・ペン)は、息子が父親と一緒に過ごす間、休暇を過ごしやってきた海岸でジョギング中に、手紙の入ったボトルを拾う。それは、キャサリンという名の女性に宛てた誠実な愛情に満ちた言葉が書かれていた。その内容に胸を打たれたテリーサは、調査員として勤務するシカゴ・トリビューン紙のオフィスにその手紙を持っていくと、オフィスの女性たちのすべてがこの手紙に感動。これを見たテリーサのボスのチャーリー(ロビー・コルトレーン)は、手紙を新聞に全文掲載してしまう。何も知らされていなかったテリーサは憤慨するが、読者の反響は大きく、何百通もの感動の手紙が新聞社に寄せられてくる。テリーサは、瓶が拾われた場所や海流の関係、レターぺーパーやタイプライターの種類などから、手紙を書いたと思われる男性ギャレット・ブレイク(ケビン・コスナー)を見つける。初対面で互いにひかれ会うふたりだが、ギャレットは2年前に亡くした妻・キャサリンを今でも愛しており、遺品もそのままにして生活していた。ボトルのメッセージのことも、新聞のコラムのことも言い出せないまま、テリーサとギャレットとはついにベットをともにしてしまう。が、ある日、テリーサの部屋で自分が書いた手紙とボトルを偶然見つけてしまったギャレットは、混乱し、怒り、テリーサのもとを去ろうとする。だが、テリーサの調査から、ギャレットが海に流した瓶の中に、亡き妻が書いた手紙も入っていたことを初めて知る。妻への消えぬ愛とテリーサヘの気持ちの狭間で揺れるギャレットは、父ドッジ(ポール・ニューマン)に「新しい愛に生きろ」と勇気づけられる。新たに手紙を記し、海に流すため自分の船で沖へ出ていったギャレットは、荒波にもまれ難破しかかった船に遭遇。海に落ちてしまった女性を助けようと海に飛び込み、その女性ともども命を落としてしまう…。息を引き取ったギャレットのポケットにあった瓶の中には、亡き妻へあてた手紙があった。そこにはテリーサとの新たな愛に生きる決心が記されていた。ドッジからその手紙のことを知らされたテリーサは、ギャレットの死を悲しみながらも、愛することに怯えていた自分が、いつのまにか立ち直ったことに気づいたのだった。



 めし  1951年(昭和26年) ★★★★   迷走地図   1983年(昭和58年)★★★      
主演:上原謙, 原節子 主演:勝新太郎, 岩下志麻, 松坂慶子
あらすじ あらすじ

恋愛結婚をした岡本初之輔と三千代の夫婦も、大阪天神の森のささやかな横町につつましいサラリーマンの生活に明け暮れしている間に、いつしか新婚の夢もあせ果て、わずかなことでいさかりを繰りかえすようにさえなった。そこへ姪の里子が家出して東京からやって来て、その華やいだ奔放な態度で家庭の空気を一そうにかきみだすのであった。三千代が同窓会で家をあけた日、初之輔と里子が家にいるにもかかわらず、階下の入口にあった新調の靴がぬすまれたり、二人がいたという二階には里子がねていたらしい毛布が敷かれていたりして、三千代の心にいまわしい想像をさえかき立てるのであった。そして里子が出入りの谷口のおばさんの息子芳太郎と遊びまわっていることを三千代はつい強く叱責したりもするのだった。家庭内のこうした重苦しい空気に堪えられず、三千代は里子を連れて東京へ立った。三千代は再び初之輔の許へは帰らぬつもりで、職業を探す気にもなっていたが、従兄の竹中一夫からそれとなく箱根へさそわれると、かえって初之輔の面影が強く思い出されたりするのだった。その一夫と里子が親しく交際をはじめたことを知ったとき、三千代は自分の身を置くところが初之輔の傍でしかないことを改めて悟った。その折も折、初之輔は三千代を迎えに東京へ出て来た。平凡だが心安らかな生活が天神の森で再びはじめられた。


出典:goo映画
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政権を握る改憲党内第二派閥領袖・寺西正毅は、現首相、桂重信から政権の禅譲を受け、この秋に首相の座に就くであろうことは衆目の一致するところであった。寺西を裏で支えているのは、夫人である文子と秘書の外浦卓郎である。外浦は財界の世話役である和久宏に、寺西派とのパイプ役として送りこまれ、四年前から寺西の私設秘書となっていた。寺西邸から政治献金のバックペイの金を、和久のもとへ届ける使者として立てられた銀座のクラブ「オリベ」のママ・織部里子が、その金を奪われるという事故を起こした時、警察に手を回して闇から闇に葬ったのも外浦の力であった。前首相・入江宏文が急死し、政局は秋の総裁選に向け、俄かに動き始める。桂がひき続き政権を担当する意思を見せたのを受けて、外浦と和久、そして和久に囲われている里子は京都へ飛び、関西財界の有力者、望月稲右衛門から二十億の融資を引き出した。第三派閥板倉派抱き込みのための工作資金である。桂派と寺西派になる政権争いが、日ごと激しさを増すなか、外浦が和久の経営する東南アジアの会社に招かれてとの理由で突然辞意を表明した。出発間際東大の後輩にあたり、政治家相手の代筆業をしている土井伸行を訪ねた外浦は、土井に個人名義の貸金庫の管理を依頼し、自分にもしものことがあったら、中身は自由に使えと告げる。外浦が外地で自動車事故死したことを新聞で知った土井は、すぐに貸金庫を開けた。中身は、文子と外浦の二年間に及ぶ不倫の恋の記録、文子自筆のラブレターの束であった。板倉派が、次第に奇妙な動きを見せ始めた。川村正明率いる「革新クラブ」に照準を合わせ、かねてから川村が熱を上げていた里子を使って川村を自派の傘下におさめたのである。土井が自宅で惨殺死体として発見された。新聞に過激派の犯行声明が載り、警察は内ゲバ殺人としてこの事件を処理するが、裏で板倉派が動いていた。桂派に寝返った板倉から「あと一期待たないか」ともちかけられた寺西が見せられたのは例のラブレターだった。帰宅した寺西は文子を責めるが、後日、桂を支持することを発表した。そして、第二次桂内閣誕生。寺西邸では、少数の記者を相手に怪気炎を上げている寺西の姿があった。




夫婦善哉  1955年(昭和30年) ★★★★★  新・夫婦善哉  1963年(昭和38年) ★★★★ 
主演:森繁久彌, 淡島千景   主演:森繁久彌, 淡島千景  
あらすじ あらすじ

曽根崎新地では売れっ妓の芸者蝶子は、安化粧問屋の息子維康柳吉と駈落ちした。柳吉の女房は十三になるみつ子を残したまま病気で二年越しに実家に戻ったままであった。中風で寝ついた柳吉の父親は、蝶子と彼との仲を知って勘当してしまったので、二人は早速生活に困った。蝶子は臨時雇であるヤトナ芸者で苦労する決心をした。そして生活を切り詰め、ヤトナの儲けを半分ぐらい貯金したが、ボンボン気質の抜けない柳吉は蝶子から小遣いをせびっては安カフェで遊び呆けていた。夏になる頃、妹の筆子が婿養子を迎えるという噂を聞いて、柳吉は家を飛び出して幾日も帰って来なかった。地蔵盆の夜、蝶子は柳吉を見つけ身を投げかけてなじった。柳吉は親父の家に入りびたっていたのは、廃嫡になる前に蝶子と別れるという一芝居打って、金だけ貰って後二人末永く暮すためだと云った。それは失敗に終ったが、妹から無心して来た三百円と蝶子の貯金とで飛田遊廓の中に「蝶柳」という関東煮屋を出した。ところが暫くして柳吉は賢臓結核となり、蝶子は病院代の要るままに店を売りに出した。柳吉はやがて退院して有馬温泉へ出養生したが、その費用も蝶子がヤトナで稼いだのであった。柳吉は父からもその養子京一からも相手にされず、再び金を借りて蝶子とカフェを経営することになった。やがて柳吉の父は死んだ。蝶子との仲も遂に許して貰えず、葬儀には参列したが柳吉も位牌も持たせてもらえなかった。二十日余り経って、柳吉と蝶子は法善寺境内の「めおとぜんざい」へ行った。とも角、仲の良い二人なのであった。

法善寺横町にある小料理屋「卯の花」を、女将おきんからまかされている蝶子は、柳吉と同棲している。だが、柳吉の女好きのためしょっちゅういざこざがたえない。柳吉は維康商店の一人息子だが、道楽がたたつて勘当の身の上だ。維康では妹筆子が養子京一と店をやっている。柳吉の一人娘みつ子の縁談がすすめられていた。そんな時に、柳吉は仕事を探しに大阪へ来たというお文にひっかかった。養蜂業を念頭としている柳吉は、蝶子の貯金に未練が残ったが、誘われるままお文と東京へ出てしまった。柳吉とお文が東京へ落ちついた下宿に、お文の兄伸一がよく訪ねてくるが、実はお文のヒモであることをうすうす感じる柳吉だったが、お文とは別れられなかった。定職のない柳吉は、筆子と蝶子にたびたび無心の手紙をだしたが、金はこなくて蝶子がやって来た。みつ子の結婚式の日取りを教えにやって来たのだ。柳吉は大阪にとんで帰るが、結婚式に出席するのは京一が厳として許さなかった。が、筆子の計らいで陰ながらみつ子の花嫁姿をみることができた。蝶子の家に落ちついた柳吉は、蝶子から貯金通帳を渡されるや、東京のお文の下宿に飛んで帰った。しかし、貯金帳を柳吉から受取つたお文は、伸一と姿をかくしてしまった。柳吉はしかたなく房州の養蜂園に動きに出かけたが、相変わず蝶子と維康に無心の手紙を出す柳吉だった。その紙をよんだ蝶子は、何ん回となく柳吉にだまされるのだが、やはり私があの人の面倒をみなくてはという気持になるのだった。こんどこそ柳吉とは離れないかくごで、蝶子は金を用意して房州へでかけていった。




 めがね 2007年(平成19年) ★★★    明治大帝御一代記 1964年(昭和39年)  ★★      
主演:小林聡美 市川実日子 主演:嵐寛寿郎 高島忠夫 若山富三郎 宇津井健
あらすじ あらすじ

春のまだ浅い頃。とある南の海辺の小さな町に、タエコ(小林聡美)という女性がひとり旅でふらりとやってくる。ハマダという小さな宿にたどり着いたタエコは、ユージ(光石研)という主人に出迎えられる。翌朝、宿の一室で目覚めたタエコの足元に、不思議な雰囲気を持つサクラ(もたいまさこ)の姿があった。サクラは毎朝、町の人たちと共に自作の「メルシー体操」を浜辺で行い、そのあとはカキ氷の店を開いている。そして泊り客でもないのに、やる気のなさそうな高校教師ハルナ(市川実日子)が、いつも宿周辺でぶらぶらしている。あまりの独特なノリにたじろいだタエコは、別の宿に移る決心をする。だがマリン・パレスという宿の女主人・森下(薬師丸ひろ子)に出迎えられたタエコは、危険な雰囲気を察知して、すぐに踵を返す。そして道に迷っていたところをサクラに助けられ、またハマダに戻ってきた。それからは徐々に、ハマダでの生活に馴染んでいくタエコ。編み物をしたり、釣りをしたり、ただ海を眺めたり、気ままに日々を過ごすうち、彼女の心の枷がゆっくりと外れていく。数日後、タエコを「先生」と呼ぶ青年・ヨモギ(加瀬亮)がハマダに現れ、すぐにここの生活に溶け込む。いつしか全員めがねを掛けた五人は、お互いの素性もよく知らないまま、奇妙な連帯感で結ばれていった。だがやがて季節の変わり目が訪れ、ヨモギはハマダを去って行く。タエコも元の生活に戻ることにするのだが、気がつけばまたハマダに戻っているのだった。

明治天皇の誕生、幕末の争乱から西南の役。
その後ロシア南下政策に戦々恐々とする人々、武力侵攻を主張する七博士御前会議国交断絶……と、日露戦争開戦までの経緯が描かれ、仁川上陸、旅順港封鎖、黄海大海戦、203高地奉天入城、日本海海戦、大勝利の提灯行列までを、明治天皇御製を織り込みながらパノラマのように描き、そして逝去、乃木将軍夫妻の殉死までが、絵巻物のように編集されている歴史ドラマ。




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 モンパルナスの灯  1958年(フランス) ★★★★  モンタナの風に抱かれて 1998年(アメリカ) ★★★★ 
主演:ジェラール・フィリップ   主演:: ロバート・レッドフォード  
あらすじ あらすじ

一九一〇年代のモンパルナス。貧窮の身を酒にまぎらせるモジリアニ(ジェラール・フィリップ)の、孤独と病苦にさいなまれた姿がそこにはあった。かつて恋人だったロザリー(レア・パドヴァーニ)の酒場で酒をあおり、虚無的な心のいらだちをベアトリス(リリー・パルマー)の部屋で、荒々しい動作に示し、巷をさまよい歩く彼を、愛し力づけてくれるのは、同じアパートに住む画商スボロウスキー(ジェラール・セティ)だった。子供のように純な才能をもつ画家“モジ”の心を、同じ苦しい生活をしながらもスボロウスキーは認めていた。そうしたある日、モジリアニに新しい恋がめばえた。相手は画塾の生徒で、清純なジャンヌ・エビュテルヌ(アヌーク・エーメ)という若い女性だった。二人の心は結ばれ、彼女は家族を捨ててモジリアニのもとにくることを誓った。しかし、官吏の父はそれを許してくれはしなかった。傷心のモジリアニは、再び失意を酒におぼれさせる。極度の健康悪化におちいった身を、ロザリーの店のベッドに横たえるモジリアニを、スボロウスキーは南仏のニースに転地させた。輝く太陽と青い海のあるニース。そして、恋しいジャンヌの突然の出現。小康を得たモジリアニの、愛の生活と、平和な制作活動がはじまった。しかし、そのつかの間の日々の後にはまた、パリでの苦難の生活が待っていた。女パトロン、ベルト・ウェイルとスボロウスキーの尽力で開かれた個展の不評。彼の絵を商業ポスターの図案に使おうとしたアメリカの富豪。仕事に対する自信を失い、空腹と絶望にさいなまれたモジリアニは、妻との生活の糧を得るために、デッサンをもって街の酒場をさまよい歩いた末、警察病院で行路病者として死んだ。モジリアニの才能が、死後はじめて世に知られるであろうことを予測していた画商モレル(リノ・ヴァンチュラ)は、秘かに彼の死を見とどけると、何も知らぬジャンヌが残っている彼の部屋を訪れた。今は遺作となったモジリアニの数々の作品を、片はしから買いとろうとするモレルを前にジャンヌの目は泪にぬれていた。「彼はどんなに喜ぶでしょう……本当に長い間、あの人は認められなかったのですから……」と。

13歳の少女グレース(スカーレット・ヨハンソン)は乗馬中に巻き込まれた事故で親友と右足を失い、人生に深く絶望していた。また彼女の愛馬ピルグリムも、事故のショックで人間になつかない暴れ馬になっていた。ニューヨークで雑誌編集長として活躍しているグレースの母親アニー(クリスティン・スコット・トーマス)は、娘の心を回復させるにはピルグリムの全快が必要だと考え、モンタナで馬専門のクリニックを開業しているトム・ブッカー(ロバート・レッドフォード)の元へ、弁護士の夫ロバート(サム・ニール)をひとりニューヨークに残し、グレースとピルグリムを連れてトレーラーで旅立った。トムはアニーの強引な態度に呆れるが、グレースが協力するならばという条件つきでピルグリムの治療を引き受ける。トムの自然に逆らわない優しく誠実な治療法により、ピルグリムは徐々に回復し、グレースも少しずつ笑顔を取り戻していった。そしてアニーはトムに、またトムもアニーに、心惹かれはじめる。そんな時、アニーに会社から解雇命令が届いた。トムに恋していたアニーは、意外にも全くショックはなかった。あるキャンプの夜、ふたりはキスを交わすことになる。だがしばらくして、ロバートがニューヨークからやって来た。ロバートはすっかり元気になった娘の姿を見て、トムに心から感謝するが、アニーはそんな夫を見ているのがつらかった。やがてピルグリムはグレースを背に乗せ、歩けるまでに回復する。そろそろモンタナを去る時が来たようだ。ロバートはアニーのトムに対する感情に気づいており、すべてを彼女の決断にまかせることにした。アニーは悩んだあげく、恋心を引きずったまま、それでも夫と共にニューヨークに帰っていくのだった。




 燃えよドラゴン 1973年(アメリカ)★★★  モンテクリスト伯 2002年(イギリス・アイルランド) ★★★ 
主演:ブルース・リー   主演:ジム・カヴィーゼル  
あらすじ あらすじ

陰謀うず巻く国際都市香港から、南シナ海にうかぶ要寒島ハンで開かれる大武術トーナメントへの招待状が世界中の武術の名人にあてて送り出された。ロサンゼルスに住む黒人のカラテの名手ウィリアムス(ジム・ケリー)、同じくサンフランシスコのローパー(ジョン・サクソン)もその招待状を手に香港へ向かった。その頃、香港に近い田舎で中国人ばかりのカラテの試合が行なわれていた。優勝者は少林寺で仏の道と武術を勉強中のリー(ブルース・リー)という若者だった。早速彼は、秘密情報局のブレースウェートから、要寒島での武術トーナメントに出場するよう要請されるが、武術で名を挙げるよりも無名のままの修道を望むリーはそれを断わった。しかし、修道僧長から、要寒島の支配者ハン(シー・キエン)もかつては少林寺の修行僧であったが、この寺で学んだ武術の知識を今は自分の利益のために悪用していること、さらに父から、妹のスー・リン(アンジェラ・マオ・イン)が、数年前ハンの手下のオハラに殺されたこと、などを聞かされ、出場を決意した。リーはブレースウェートのもとを訪れ、要寒島でハンがおこなっている麻薬製造密売の内情を探り出せとの指令を受け、まだ見ぬハンやオハラへの復讐心に燃えて、悪の要寒島へ出発した。島へ向かう帆船で、リーはアメリカから来たローパーやウィリアムスと知り合った。島ではタニア(アーナ・カプリ)という美女が一同を迎えた。そしてブレースウェートが潜入させた女性秘密情報局員メイ・リンがリーの手助けをすることになった。その夜、早速島内探索に出かけたリーは、麻薬密造の巨大な工場を発見し、見とがめられた数人の衛兵を倒した。翌日からトーナメントが開始されローパー、ウィリアムスは簡単に勝ち進み、リーもオハラを倒した。その日おそく、ウィリアムスがハンに殺された。昨夜、秘密工場にしのび込んで衛兵たちを倒したのはウィリアムスだと誤解されたのだ。夜、リーは再び地下工場にもぐり込み、人肉市場に売り出されようとする女たちを発見した。この発見を司令部のブレースウェイトに無線連絡しようとした途端、警報ベルが鳴り響いた。続々と襲いかかってくるハンの手下をなぎ倒したものの、罠におち捕らえられてしまった。激怒したハンは、ローパーにリーとの一騎打ちを命じたが、ローパーはリーの味方につくことを宣言したため、怒りが爆発し、部下の中でも1番の腕自慢ボロに対決を命じた。だがそのボロもローパーにはかなわなかった。その頃、メイ・リンが地下牢をあけ、ハンの部下たちと大乱闘を演じてた。リーもハンを追いつめ、全面鏡張りの部屋の中に誘い込まれたものの、すさまじい激闘の末、彼の息の根を止めた。ブレースウェートによってさし向けられた兵隊が島へ到着したときには、すでにトーナメントのフィールドはハンの部下たちの死体でいっぱいだった。

1814年、フランス皇帝ナポレオン(アレックス・ノートン)がエルバ島に流された頃。港町マルセイユで育った航海士エドモン・ダンテス(ジム・カヴィーゼル)と伯爵の子息フェルナン・モンデーゴ(ガイ・ピアース)は、子供の時からの親友だったが、実は裕福なモンデーゴにはダンテスを差別化したい欲求があった。やがてモンデーゴは、ダンテスの婚約者メルセデス(ダグマーラ・ドミンスク)を手に入れるため、ダンテスを罠にはめる。謀叛罪をでっち上げられたダンテスは、牢獄に幽閉。そして13年後、脱獄したダンテスは、モンテ・クリスト伯と名を変えて、パリの社交界に乗り込む。そこでメルセデスがモンデーゴの妻になっていたことを知り、苦悩。しかし、メルセデスがクリスト伯の正体を見抜いた時、2人の愛は再燃する。しかもメルセデスの息子アルバート(ヘンリー・カヴィル)は、実はクリスト伯との間に出来た子供だった。真相を知ったクリスト伯は、モンデーゴと対決し、刺殺。復讐を果たしたクリスト伯は、メルセデスと息子と共に幸せな生活を始めるのだった。









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 モロッコ  1930年(アメリカ)  ★★★  モダンタイムス 1936(アメリカ) ★★★ 
主演:ゲイリー・クーパー マレーネ・ディートリッヒ  監督:出演 チャールズ・チャップリン ポーレット・ゴダード ヘンリー・バーグマン
あらすじ あらすじ

モロッコ駐屯の独国外国人部隊の一兵卒にトム・ブラウンという米国人がいた。彼は人を人とも思わぬ不敵の男で、女なんかは一時の慰み物くらいにしか心得ず、飽きれば弊覆のごとくに捨てて省みないという風だった。彼の最近の情人、外国人舞台の一士官の妻君、がそろそろ鼻について来た矢先に、彼はエイミー・ジョリーという妖艶なキャバレーの歌姫と相識った。エイミーは金持ちの優男ラ・ベシュールをはじめ、自分に言い寄る許多の男達の騒ぐのを尻目にかけて、人々の注意をひくために、ことさらトムに特別の好意を示し、密かに彼女のアパートでトムを逢い引きした。トムは彼女が海千山千のしたたか者で、男なんかへをも思っていないことを知り、彼女に異常の興味を覚え、じりじりと彼女の魅力にひきつけられたが、彼女の虜となることをおそれ、すげなく彼女の許を去って街に出た所、そこには例の士官の妻が彼を待ち受けていた。エイミーも彼の後を追って街にやって来た所、彼が他の女と逢っているのを見て嫉妬を感じこれを邪魔しようとしたので、士官の妻が立腹し、野次馬や乞食共を買収してエイミーに襲いかからせた。彼女を庇おうとしたトムは街を騒がせたかどで軍隊に捕らえられ、懲罰の意味で危険な使命に服することを申し渡された。任務に赴く日トムは別れを告げるために彼女のもとを訪れたがラ・ベシェールが彼女に求婚しているのを立ち聞きし、ラ・ベシェールとの結婚が彼女を安楽と幸福に導くべきことを悟って彼女に当てた一通の手紙を残してこっそりその場を立ち去った。やがてトムは無事に危険な使命を果たしたが今更エイミーに会うことを欲せず、そのまま砂漠の中にある淋しい分遺所に留まる決心をした。一方エイミーは彼が負傷したことを聞き、ラ・ベシェールにせがんでとうとうその分遺所に連れて来てもらった。ラ・ベシェールはとうてい自分の恋が遂げられないことを知り、トムに力を貸して脱走させようと提議し、エイミーもまた彼と一緒に逃げることを希望した。しかしトムは若し真に自分を愛してくれるなら、彼女もまた立派な兵士の如く勇敢でなければいけないと行って脱走しようとはしなかった。やがて彼が部隊と共に砂漠に向かって行軍を起こした時、部隊の後に付き従っていくボロをまとい髪ふり乱した女軍の一隊があった。それは兵士達の赴くところどこまでも行こうとする彼等の妻や愛人達の一隊で、エイミーのけなげな姿がその中に見いだされたのはもちろんであった。

チャーリーは大きな工場で職工をしていたが、毎日同じ機械を扱って単調無味な仕事を続けている内に、とうとう気が変になって乱暴を働くようになり病院へ入れられた。全治はしたけれど工場はクビになるし、医者には興奮は禁物だと注意された。とぼとぼ街を歩いていると暴動の群集に捲込まれて、彼は首謀者と見なされて投獄された。牢の中で無意識にしたことで偶然牢破りを計画していた一味を発見したので、その賞としてチャーリーは自宅にいると同様の美しい独房を与えられることになり、喜んで引移ろうとした時、彼の無罪が判って放免されてしまった。チャーリーは造船場で職を得たが、仕事が不慣れで直ぐ解雇され、もう一度監獄へ戻る工夫はないものかと考えるようになった。ふとチャーリーは飢えた不良少女が食物を盗んで警官に捕ったのを見た。彼は直ぐ無銭飲食をして警察へ引立てられた。牢へ送られる途中でチャーリーは少女と顔を合わせる。二人は示し合わして逃亡した。それからこの二人はどんなことがあっても別れない仲となった。チャーリーは百貨店の夜警に雇われた。やっと好きな仕事を見付けたと喜んだのも束の間、最初の晩に散々泥棒に荒らされ彼も嫌疑を受けて投獄された。出て来ると少女はキャバレーの踊り子になって働いていた。彼女の推薦で彼もそこの店で給仕をして歌うことになり、二人とも非常な成功をした。ところがそこへある日現れた客はかつて少女を感化院へ入れようと探していた若い役人である。チャーリーは娘を連れて逃げ出した。そして間もなく片を組合わせながら楽しげに、浮浪の旅に出る二人の姿が見られた。





 燃え尽きるまで  2008年(アメリカ)  ★★★   モンキービジネス 1952年(アメリカ) ★★★ 
主演:レオナルド・ディカプリオ ケイト・ウィンスレット   出演:ケーリー・グラント ジンジャー・ロジャース マリリン・モンロー 
あらすじ あらすじ
1950年代のコネチカット州。元陸軍兵のフランク・ウィーラー(レオナルド・ディカプリオ)はニューヨークの事務機会社ノックスに勤め、女優志願だったエイプリル(ケイト・ウィンスレット)と結婚した。夫妻は2人の子供に恵まれ、“レボリューショナリー・ロード”の閑静な住宅街で理想的な家庭を築いていた。ある日、エイプリルはアマチュア劇団の舞台に立つ。しかし最悪の出来に終わり、帰りの車中で夫に怒りをぶつける。フランクは30歳の誕生日に、タイピストのモーリーン(ゾエ・カザン)と食事に出かけ、自分が父と同じような人生を歩んでいることの不満を漏らす。2人は店を出ると、モーリーンの部屋へ行く。フランクが帰宅すると、彼の誕生日を祝う準備が整っていた。そしてエイプリルはフランクに、家族一緒にパリで暮らしたいと告げる。軍人時代、フランクはパリに駐在し、その街に魅了されていた。その思いを聞いたエイプリルも、パリに憧れを抱いていた。また彼女は、パリでは自分が働くので、フランクは好きなことをしていいと言う。フランクは移住を決意し、出発を秋と決める。フランクの同僚や、ウィーラー家の隣人・シェップ(デヴィッド・ハーバー)とミリー(キャスリン・ハーン)のキャンベル夫妻は、2人の計画に冷ややかな視線を送る。ある日、フランクたちに家を紹介した不動産屋のヘレン(キャシー・ベイツ)と夫ハワードが、精神を病み入院していた息子のジョン(マイケル・シャノン)を連れてくる。ジョンは、人生の空しさを乗り越えたいというフランクを冷めた目で見る。パリ行きの準備が進む中、ノックス社の取引先のバート(ジェイ・O・サンダース)がフランクを引き抜こうとする。フランクは新しいポストに心を動かされるが、移住の決意をバートに伝える。出発が近づいたある日、エイプリルが妊娠していることを告白する。それでもエイプリルは移住を強行しようとするが、フランクは決意が揺れ始める。 バーナビー・フルトン博士(ケーリー・グラント)は、ある化学薬品会社で若返りの薬を研究している化学者。ある日、実験用の猿が檻から抜け出し、好き勝手に調合した薬を飲料水のタンクに入れてしまう。そうとは知らないフルトン博士は、自分で調合した薬を試しに飲んでみるが、あまりの苦さにそのタンクの水を飲んでしまう。すると急に10代の若者のような言動を取るようになったことから、フルトン博士とオクスレイ社長(チャールズ・コバーン)は、水を飲む前に口にした薬に若返りの効果があると勘違いする。薬の効果が切れて元に戻ったフルトン博士が追実験を行なおうとすると、そこに同席していた妻エドウィナ(ジンジャー・ロジャース)が自分が実験台になったほうが良いと提案。実際に薬を飲んでみるが、あまりの苦さにやはりタンクの水を飲んでしまう。するとエドウィナも、フルトン博士の場合と同様、10代の少女のような言動を取り始める。しかし、エドウィナのあまりに突飛な言動にフルトン博士は振り回され、散々な目に遭ってしまう。






モリエール恋こそ喜劇 2007年(フランス) ★★★★   黙秘 1995年(アメリカ) ★★★ 
主演: ロマン・デュリス ファブリス・ルキーニ リュディヴィーヌ・サニエ
モスクワ映画祭観客賞/男優賞受賞  
出演:キャシー・ベイツ ジェニファー・ジェイソン・リー ジュディ・パーフィット
あらすじ あらすじ
17世紀のフランスを代表する劇作家モリエールの若き日の無名時代に焦点を当て、彼のバイオグラフィの空白期間とされる数ヵ月間の出来事を、名作誕生の知られざる秘話という形で描き出す伝記フィクション。主演は「スパニッシュ・アパートメント」「PARIS(パリ)」のロマン・デュリス。監督はこれが長編2作目の新鋭ローラン・ティラール。
 1644年、フランス。22歳の青年モリエールは駆け出しの劇作家兼役者。仲間と共に意気込んで劇団“盛名座”を旗揚げしたものの借金がかさみ、債権者に追われる日々。そんな時、金持ちの商人ムッシュ・ジュルダンが、ある提案を持ちかける。美しき公爵夫人セリメーヌの心を射止めるべく、自作の芝居を披露しようと目論んでいたジュルダンが、借金の肩代わりと引き換えにモリエールを演劇の指南役に迎えたいというのだ。こうして、妻と子供たちに悟られないよう、司祭“タルチュフ”と名乗り末娘の教育係としてジュルダン家に潜り込んだモリエールだったが、あろうことかジュルダンの妻マダム・ジュルダンと恋に落ちてしまい…。




アメリカはメイン州の小島、リトル・トール・アイランド。メイドのドロレス・クレイボーン(キャシー・ベイツ)は、富豪未亡人ヴェラ・ドノヴァン殺しの容疑で拘留された。ニューヨークでジャーナリストとして活躍していたドロレスの娘セリーナ(ジェニファー・ジェイソン・リー)は、彼女宛てに送られてきた匿名のFAXでこの事件を知り、久しぶりに故郷に帰る。20年前にもドロレスを夫ジョー・セントジョージ(デイヴィッド・ストラザーン)殺しの容疑で検挙した業腹なマッケイ警部(クリストファー・プラマー)と知己の保安官補フランク(ジョン・C・ライリー)の監視のもと、保釈された母と家に帰ったセリーナだったが、母娘の間には溝があった。セリーナは過去と現在の二つの事件の“真相”を母の口から聞く。−−20年前。セリーナの父ジョーは酒飲みの横暴な男で、ことあるごとにドロレスを罵っては殴打していた。ドロレスは娘の幸だけを生きがいに、厳格な富豪婦人ヴェラ(ジュディ・パーフィット)のメイドとして苦しい毎日を送りながら、セリーナの学資を貯金していた。ところがセリーナの成績は下がる一方。不審を抱いた彼女は、夫ジョーが学資貯金を勝手に使い込んでいたばかりか、自分の娘に性的いたずらを続けていたことを知る。悲嘆に暮れる彼女に声をかけたのがヴェラだった。ドロレスからすべてを聞いたヴェラは「所詮この世は男の社会……でも女も、時には悪女になる必要があるの」と語る。愛人と浮気していたヴェラの夫は、彼女が仕組んだ交通事故で死んだのだった。ヴェラの励ましを支えに、ドロレスは、それから間もなく訪れた日食の日、ジョーをかねての手筈どおり、古井戸に落とした。以来、彼女は町の人々から夫殺しと罵られながら、20年間、気心を通じあう仲となったヴェラにメイドとして仕えた。ヴェラが半身不随となってからも、ドロレスは彼女の世話を続けたが、ヴェラは老醜をさらし続けることに耐えきれず自殺を図り、死に切れなかったため、ドロレスに手助けを頼んだのだった。そしてドロレスは知らなかったが、ヴェラは遺産の160万ドルをドロレスに贈るよう遺言していた。−全てを聞き、自らのトラウマの正体をも知ったセリーナは、拘置された母のもとへおもむき、執拗に彼女を罪人扱いするマッケイ警部の前で、彼女の無罪を立証した。釈放されたドロレスはセリーナを港まで送り、和解の抱擁の後、ドロレスは娘に信じてもらうことだけが自分の唯一の望みだと語り、二人は別れた。



 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 2012年(アメリカ) ★★★★   モンテ・ウォルシュ 1970(アメリカ) ★★★ 
主演: トム・ハンクス  サンドラ・ブロック トーマス・ホーン  出演:リー・マービン ジャンヌ・モロー ジャック・パランス
あらすじ あらすじ

宝石店を営むトーマスは、アスペルガー症候群を抱える11歳の息子のオスカーと一緒に「調査探検」という遊びをやり、オスカーに人と関わることを経験させていた。ある日、今まで以上に大規模な調査探検として、ニューヨークに幻の第6区があったとオスカーに話し、オスカーは手がかりの捜索を始めた。しかし、トーマスをアメリカ同時多発テロ事件により失い、ショックを受けたオスカーは調査探検を中断する。父の死から1年後、オスカーはクローゼットで父が遺した鍵を見つけ、その秘密を探るべく、母のリンダと衝突しながらも、鍵が入っていた封筒に書かれた「ブラック」という人物を探すため、ニューヨーク5区をまたぐ調査探検を再開した。はじめにアビー・ブラックという女性を訪ねるが、手がかりを得ることはできなかった。その後、何人ものブラックという人物を訪ねて回ったが、一向に進展しない。そのことで度々パニックに陥るオスカーだが、発声障害を抱える間借り人と知り合う。彼は過去の出来事を深く語らないが、オスカーの話を聞き、彼も探検に加わることになった。2人で更に捜索を続けるが、鍵穴を見つけることはできなかった。オスカーは、間借り人と一緒に探検をしているうちに、彼の仕草が父と似ていることに気づき、祖父であると確信する。間借り人に、父の最期の電話記録を聞かせるオスカーだったが、彼はオスカーの元を去ってしまう。

西部開拓時代も終わりに近い春、2人のガンマン、モンテ・ウォルシュ(リー・マーヴィン)とチェット(ジャック・バランス)が埃っぽい牧畜の町ハーモニーに現れた。2人はY牧場主ブレナン(ジム・デイヴィス)を訪ねたが、牧場は東部の大企業の手に渡り、ブレナンは持ち主でなかった。しかし、2人は雇われた。モンテは昔の恋人で町のミュージックホールの花形マルチーヌ(ジャンヌ・モロー)と縒りを戻し、チェットは金物屋の後家メリー(アリン・アン・マクレリー)と恋を囁き出す。しかし、時代の流れは厳しく、この稼業もさきが見え、若者ショーティ(ミッチ・ライアン)は首になる。チェットも足を洗ってメリーと結婚すると言い出す。ある夜、ミュージックホールでショーティは仕事にアブれていたルーファス(マット・クラーク)うパウダー(ビリー・グリーン・ブッシュ)とヤケ酒を飲み、ルーファスたちをお尋ね者として追ってきた連邦保安官を射ち殺し、無法者と堕ちていく。チェットの結婚パーティーもさえなかった。マルチーヌはモンテの願いも空しく遠くの町へ移っていった。彼女は酔いどれの半病人で、心配したモンテは結婚話をきり出すが、マルチーヌはここでいつまでも待つと言った。帰り道、サーカスの中に牧場から売られた荒れ馬を見つけて乗りこなし、団長がその手綱さばきに惚れて入団を誘うが、色鮮やかなコスチュームを着て乗馬芸をみせる自分を想像し、ウンザリしてモンテは断った。無頼になったショーティ一味が牧場から牛を盗んだ。モンテはルーファスを射殺し、ショーティは昔のよしみで許してやる。ところが彼はパウダーと組み、チェットの金物屋を襲う。チェットはパウダーをブチ殺すが射ち殺される。これがかつての仲間のナレの果てであった。モンテはすぐ追ったが、同時にマルチーヌが重態だと聞き、町へ向かった。が、時遅く彼女は結婚資金をためた小さなカンを残して死んでいた。悲しむ彼の耳にショーティの声が聞こえた。彼はモンテが必ずここに来るとにらんでいたのだ。凄まじいガンファイト。モンテの愛する女も昔の仲間もすべて去った。そして西部の荒野さえも−−。(



 モホークの太鼓 1939年(アメリカ)★★★    目撃 1997年(アメリカ)★★★ 
主演:クローデット・コルベール  ヘンリー・フォンダ   エドナ・メイ・オリヴァー 出演:クリント・イーストウッド   ジーン・ハックマン    エド・ハリス  
あらすじ あらすじ
アメリカが独立戦争を始めた1770年代の初めのころ、現在ニューヨーク州オルバニイのボースト家で、娘のラナと若い開拓農夫ギルバート・マーティンの結婚式があげられた。そしてすぐモホーク河の渓谷にあるギルの農場へ出発した。途中の宿屋に1泊したとき片眼に眼帯をかけた英国人コールドウェルが、2人の行先のディアフィールド地方には、インディアンが出没しているらしいと警告した。ラナは何となしにゾッとした。楽しい新婚のホームを空想していた彼女は、粗末な丸太小屋が我が家と知ってガッカリした。おまけに1人のインディアンがノッソリと入って来たのには、たまげてしまい悲鳴をあげたが、それはブルウ・バックという味方と夫に説明されても、ラナは怖くてふるえが止まらなかった。彼女はオルバニイへ帰りたいと思ったが、ギルに言いつけられ翌日から開墾に従った。日曜日にはジャーマン・フラットの町へ行って、教会でリール夫妻と娘のメエリイ、ウィーヴア夫人とその息子ジョン等と近づきになった。そこにはハーキマー将軍もいた。16歳から60歳までの男は、英軍やインディアンの襲来にそなえて、将軍の指揮下に戦闘教練を受けるのだった。そのころは新来の開拓者には、皆が手伝う習慣で、ギルの農場も町で知り合った人達に来てもらって、耕地は拡げられ作物は豊かにみのった。しかしコールドウェルが先導するインディアン達が襲撃し、一同はジャーマン・フラットの砦に逃げ込んだが、ギルの家は焼き払われてしまった。その騒ぎでラナは流産したし、家の焼跡を見たギルは町へ引き揚げようといい出したが、ラナは落胆している夫を励ますのだった。住むに家ない2人はマックレナー夫人の農場に雇人として住み込み、まっ黒になって精出して働いた。風雲はいよいよ急となり、男は皆戦いに出て行き、ギルも負傷して帰ったが生命に別条はなかった。しかしハーギマー将軍は重傷から死んで、牧師ローゼンクランツが指揮者となった。ラナは再び身ごもり、やがて1子デーヴが生まれた。けれども平和な日は短く、ある日マックレナー夫人の家にインディアンが放火した。一同は砦に入り千人余りのインディアンと対戦した。いったんはきゆう砲の威力で撃退したが、敵は砦を遠巻きにした。矢に胸を貫かれたマックレナー夫人は、ギル夫妻に財産をゆずると遺言して死んだ。弾薬が不足して来たので、デイトン砦へ援兵を乞いにギルは赴いた。夜が明け正午となっても来援なく、敵はついに砦を破って侵入し、味方は教会に拠って死を待つ時、ギルは援車を案内して来、危敵を撃退した。コールドウェルはデルウ・バックに撃ち殺され、ギルは愛児とラナを抱いた。やがてジョージ・ワシントンが、ヨーク・タウンで英軍を降参させたという報がもたらされた。 ヴァージニア州の高級住宅地。大統領の後援者である政界の大物サリヴァン(E・G・マーシャル)の邸宅に忍び込んだ盗みのプロ、ルーサー・ホイットニー(クリント・イーストウッド)は、一家が休暇旅行中に夫人クリスティ(メロラ・ハーディン)の寝室にある金庫室の中身を頂く。その時、何とクリスティが大統領のリッチモンド(ジーン・ハックマン)を伴って帰宅。酔った勢いで暴力を振るうリッチモンドに、クリスティがナイフで反撃。飛び込んだシークレット・サービスのバートン(スコット・グレン)とコリン(デニス・ヘイスバート)が、彼女を射殺した。大統領補佐官のグロリアは、2人に現場の証拠隠滅を命じ、事件の揉み消しを図る。金庫室に隠れて一部始終を目撃したルーサーは、彼らが現場に忘れたナイフを手に逃走。事態に気づいたバートンとコリンの追跡を振り切って逃げきった。目撃を名乗り出ると窃盗の罪に問われる上に、現職大統領が殺人の張本人だという話を誰が信じてくれよう。ルーサーは悩んだ末に国外逃亡を決める。一方、サリヴァン邸強盗殺人事件を担当する刑事のセス・フランク(エド・ハリス)は、辻褄の合わない事件の筋書きに頭を悩ませる。水も漏らさぬ鮮やかな手口は明らかにルーサーの犯行を示唆しているものの、彼が殺人を犯すとは考えられない。だが、ルーサーと直接対面したフランクは、彼が何かを知っていると確信。翌日、ルーサーは空港で搭乗を待つ間、テレビでリッチモンドがホワイトハウスで開いた記者会見の中継を見る。盟友ウォルターの夫人の死を悼み、白々しく涙を流すリッチモンドの姿を見た時、ルーサーの腹は決まった。彼は大統領の化けの皮を剥がすべく、得意の変装術を駆使して、事件に関わる人間たちに捨て身の揺さぶりをかける。ルーサーは、離れて暮らす最愛の娘ケイト(ローラ・リニー)とカフェで接触する。大統領が雇った殺し屋とコリンが彼を狙撃するが失敗に終わり、ルーサーは逃亡した。コリンは、今度はケイトを狙い、崖から車ごと突き落とされた彼女は重傷を負う。とどめを刺すべくケイトのいる病院に侵入したコリンを、待ち伏せしていたルーサーが殺した。ルーサーはサリヴァンに接触すると、事件の真相を告白して、あのナイフを手渡した。罪の意識に苛まれていたバートンは自殺し、グロリアはフランクに逮捕された。そして、真実を知って怒りに震えるサリヴァンは、ナイフを手にホワイトハウスのリッチモンドに会う。その夜、大統領が突如自殺したと報じられた……。ルーサーは、ケイトの傍らに寄り添い、娘の寝顔をスケッチしていた。



 もののけ姫  1997年(平成9年) ★★★           萌の朱雀 1997年(平成9年) ★★★★ 
監督:宮崎駿  
監督: 河瀬直美. 出演: 尾野真千子, 柴田浩太郎, 神村泰代
.カンヌ国際映画祭で日本人初のカメラ・ドール(新人監督賞) 
あらすじ あらすじ

室町時代、王家の血をひく青年・アシタカは、北の果てにあるエミシ一族のかくれ里を襲ったタタリ神を倒したせいで、右腕に死の呪いをかけられてしまった。村の老巫女・ヒイさまから、西に行けば呪いを断つ方法が見つかるかもしれないというお告げを受けたアシタカは、大カモシカのヤックルに跨って、西へ旅立つ。その途中、彼は犬神モロに襲われて谷に転落した牛飼いの甲六らを助けたことから、製鉄工場・タタラ場に寄ることになった。アシタカはそこで女頭領エボシ御前と会い、彼女たちが砂鉄を得るためにシシ神の森を切り崩していることが原因で、ナゴの守という猪神をアシタカの村を襲ったタタリ神に変えてしまったことを知る。そんな夜、サンという娘が山犬とともにタタラ場を襲撃した。サンは犬神モロの君に育てられたもののけ姫で、森を侵すエボシ御前を憎んでいる。エボシ御前とサンの闘いを止めようとしたアシタカは、深い傷を負いながらも、サンを背負ってタタラ場から脱出した。そんなアシタカを、サンは一度は殺めようとするが、彼の中にほかの人間たちと違う心を感じた彼女は、アシタカをシシ神に託すことにする。そして、森の中から現れたシシ神は、アシタカの傷を癒してくれた。やがて、齢500歳の老猪・鎮西の乙事主が、森を荒らす人間との争いに決着をつけようと、猪神を引き連れてシシ神の森にやってくる。一方、唐傘連やジバシリなどの不気味な一味を率いた謎の坊主ジコ坊は、不老不死の力があるとされるシシ神の首を奪おうと、エボシ御前と結託してその準備を進めていた。アシタカはなんとか人間と神々の闘いを阻止しようとするが、ついに闘いの火蓋が切って落とされてしまう。サンも山犬たちと乙事主に加勢するが、ジコ坊たちは神々を次々と倒し、シシ神の首を手に入れた。首を無くしたシシ神は、触れるもの全ての命を吸い取ってしまうディダラボッチに姿を変えて人々を襲い始め、アシタカとサンは逃げ回るジコ坊を捕まえると、ディダラボッチに首を返す。すると、ディダラボッチは姿を消し、森の一部が元の姿を取り戻した。シシ神の死んだ森を見て嘆くサンを、アシタカは共に生きようと励ます。その時、彼の手からは呪いが解けていた。

過疎化が進む奈良県吉野村、この山間の村にある田原家には、当主の孝三とその妻の泰代、母の幸子、そして孝三の姉が残していった栄介と、孝三と泰代の子・みちるの5人が暮らしている。村に鉄道を通す計画が持ち上がって15年になるが、トンネル工事に携わっていた孝三は、計画の中止を知らされすっかり気力を失っていた。そんな孝三に代わって家計を支えるのは、町の旅館に勤める栄介である。ある日、少しでも家計の助けになればと、泰代が彼と同じ旅館に勤めることになった。ところが、元々体の弱い泰代は、体の調子を崩して倒れてしまう。泰代に秘かな想いを寄せていた栄介は彼女を心配するが、栄介を慕うみちるは母に嫉妬心を覚えた。そんなある日、突然孝三が姿を消し、警察から遺品である8ミリカメラが届けられる。孝三の死によって泰代は実家に帰ることになり、栄介のそばを離れたくないと言って泣いていたみちるも、母についていくことを決心した。孝三が残した8ミリフィルムに写る村の人々の映像を観た一家は、やがて離ればなれになっていく。泰代とみちるを見送った後、幸子と旅館へ住み込みで働きに出ることになった栄介は、家を片づけ始めた。







殯の森    2007年(平成19年)★★★★ モンゴル 2007年 ドイツ=カザフスタン=ロシア=モンゴル ★★★
主演:うだしげき 尾野真千子
第60回カンヌ国際映画祭審査員特別大賞「グランプリ」 
監督セルゲイ・ボドロフ 出演浅野忠信
あらすじ あらすじ

奈良県東部の山間地。自然豊かなこの里に、旧家を改装したグループホームがある。そこでは軽度の認知症を患った人たちが、介護スタッフと共同生活をしている。その中の一人、しげき(うだしげき)は、33年前に妻・真子(ますだかなこ)が亡くなってから、ずっと彼女との日々を心の奥にしまい込んで生きてきた。そして今、しげきは亡き妻の想い出と共に静かな日々を過ごしていた。グループホームへ新しく介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)もまた、心を閉ざして生きていた。息子を亡くしたことがきっかけで、真千子は夫(斉藤陽一郎)との別れを余儀なくされたのだった。ある日、亡き妻の思い出の詰まったリュックサックを、そうとはしらず手にとった真千子を、しげきは突き飛ばしてしまう。福祉士として自信を失う真千子を、主任の和歌子(渡辺真起子)は静かに見守り、そっと励ます。次第に、真千子は自分の生き方を取り戻し始め、やがてしげきと心打ち解けあっていく。ある夏の日、しげきの妻の墓参りに同行する真千子だが、途中で運転する車が脱輪してしまう。真千子が助けを呼びに行く間にしげきは森に入り込み、そのまま二人は森を彷徨う。長い夜が空け、朝、しげきは妻の亡骸の眠った場所を見つけ、土を掘り起こし、そこに思い出を埋める。それは、しげきが長年つけていた何十冊もの日記帳だった。眠るしげきの傍らで、真千子は遥か上空を飛ぶヘリコプターの音を聞くのだった。


12世紀のモンゴル。一部族の頭領イェスゲイの息子テムジンが誕生する。テムジンは9歳のとき、敵対するメルキト部族から花嫁を選び友好関係を結ぶため父と旅に出る。イェスゲイには、メルキト部族からテムジンの母となる女性を略奪した過去があった。しかし途中立ち寄った村で、テムジンは少女ボルテを許婚として選ぶ。帰路、イェスゲイは敵対するタタール部族に毒殺される。父を失ったテムジンは、頭領の座を狙うタルグタイの裏切りにより、家財を奪われ命を狙われる。テムジンは過酷な自然の中に身を潜める。テムジンは凍てつく池に落ちるが、逞しい少年ジャムカに救われ、2人は兄弟の契りを交わす。タルグタイの手を逃れ成長したテムジン(浅野忠信)は、許婚ボルテ(クーラン・チュラン)を迎えに行く。ボルテもまた彼を待ち続けていた。しかしメルキト部族騎馬軍団の奇襲に遭う。弓矢に貫かれたテムジンを守るため、ボルテは自らメルキト部族に身を投じる。翌年テムジンは、多くの戦士を抱えるジャムカ(スン・ホンレイ)と共にメルキト部族に攻め入る。テムジンは激戦の末、ボルテを見つける。彼女はメルキト部族の子供を宿していたが、テムジンは我が子として慈しむ。テムジンの寛大な精神は、ジャムカの戦士たちを惹きつけた。そのためジャムカから離れ、テムジンに付いていく者が出始めた。ジャムカはテムジンを討つ覚悟を決め、タルグタイも彼に合流する。ジャムカの軍団が、テムジンの率いる人々を襲う。テムジンは家族を逃がし、数で劣勢な戦いに挑むが捕らえられてしまう。ジャムカはテムジンを殺すに忍びなく、命乞いを要求する。しかしテムジンは応じず、部下たちと共に奴隷として売られ、中国西北部タングート族の地で投獄される。数年後、ボルテの身を挺した尽力によって、テムジンは生還。彼は、乱れたモンゴルに規律をもたらそうという強い意志を固める。ジャムカの大軍との決戦を控えた彼のもとには、最強の戦士たちが集まるのであった。



もしドラ 2011年(平成23年) ★★ ★★★
主演:前田敦子 瀬戸康史 峯岸みなみ   出演:
あらすじ あらすじ
川島みなみ(前田敦子)は病床の親友・宮田夕紀(川口春奈)を引き継ぎ、夏の甲子園の予選を1回戦で敗退した都立程久保高校野球部にマネージャーとして入部する。みなみは野球部を甲子園に連れて行くと宣言するが、エースの浅野慶一郎(瀬戸康史)をはじめ部員の大半は練習をサボってばかり、監督の加地誠(大泉洋)は見て見ぬふりという有様だった。引っ込みがつかなくなったみなみは、書店に立ち寄る。マネージャーについて書かれた本を店員に尋ねると、世界中のマネージャーが読んでいると言う『マネジメント』を勧められる。家に帰って読んでみると、それはドラッカーが書いた経営学の本であった。しかしみなみは、この本に書かれていることを高校野球に活かそうと考える。ドラッカーの至言に従い、夕紀や、後輩マネージャーの北条文乃(峰岸みなみ)の助けを借りながら、みなみは部員たちと向き合っていく。次第にその考えが部全体に浸透し、部員たちは真摯に練習に取り組むようになる。そして実力も向上し、甲子園出場も狙えるまでになっていく。その影響は他の部活動にも波及し、高校野球界全体の古いセオリーさえ刷新する。そして、みなみたちにとって最後の甲子園予選が始まる。程久保高校野球部はトーナメントを勝ち上がっていく。しかし決勝前夜、彼らにとって衝撃的なできごとが起こる。



 木曜組曲 2001年(平成13年) ★★★ 桃太郎侍 1957年(昭和32年)★★★
主演: 鈴木京香   原田美枝子   富田靖子    出演:市川雷蔵   浦路洋子   木暮実千代 
あらすじ あらすじ
4年前、謎の自殺を遂げた耽美派女流作家・重松時子(浅丘ルリ子)。時子を偲び、5人の女たちが今年もまた集まった。長年の時子の担当編集者で、同居して身の回りの世話をしていたえい子(加藤登紀子)、時子の異母妹で編集プロダクションを営む静子(原田美枝子)、静子のいとこでノンフィクション・ライターの絵里子(鈴木京香)、時子の姪で人気ミステリー作家の尚美(富田靖子)、尚美の異母姉妹で純文学作家のつかさ(西田尚美)。彼女たちはそれぞれ、時子の死に割り切れないものを感じていた。その日、送り主不明の花束が届き、添えられていたカードには“皆様の罪を忘れないために、今日この場所に死者のための花を捧げます”というメッセージが。時子の死を他殺と思わせる内容に、各自が独自の推理を展開する……。


浅草蔵前通りを着流しの雪駄ばきで歩いて行く浪人者−−桃太郎と名乗る無類の剣の使い手である。桃太郎は若木家若殿新之助と双生児だったが、双児を忌む武家の風習から里子に出され、成人してもそんな武家のならわしを蔑すみ何人にも仕官しようとはしなかった。若木家では大殿の病気をよいことに、次席家老の鷲塚が新之助を退け妾腹の子万太郎を擁して藩の実権を握ろうと企み、陰謀家伊賀半九郎に策を練らしていた。それを知った江戸家老の伊織は若殿が菩提寺に参詣するその足で帰国を願おうと考え、娘の百合を通じて桃太郎に若殿の道中の護衛を依頼した。桃太郎の正体を知らない半九郎もまた、女スリ小鈴を使って彼を味方に引き入れようとしていた。一度は百合の頼みを断った桃太郎も、若殿が毒を飲まされたことを聞くと、生家の一大事とばかり若殿の身替りとなって敵に立ち向かうことを決意した。舞台は東海道へ移った。若木家の行列を狙って叢の中から銃口が火を吹いた。だが駕篭の中で絶命していたのは若殿に毒を盛った裏切者だった。桃太郎は敵の計略を見破り少数の供とともに先行していたのだ。若殿になりすました桃太郎たちはいくたびか窮地を脱して漸く城代屋敷へ着いたが、大殿は陰謀派の掌中に取りこめられ、重態と称して会うことさえ出来なかった。半九郎からの果し状を受取った桃太郎は、敵の本拠鷲塚屋敷へ乗込んで行った。やがて半九郎が現われ短筒で彼を狙ったが、桃太郎に惚れていた小鈴が、彼をかばい、弾丸は小鈴にあたった。遂に二人は縄をかけられ離れ屋敷にくくられたまま放火されたが、小鈴は縛られた手を火中に入れて綱を焼ききり桃太郎を助け、自らはこと切れた。毒殺を計られたものの辛うじて一命はとりとめた若殿も回復し、桃太郎と初めて兄弟の名乗りを交した。ここに陰謀は水泡に帰し、新之助は世継に、桃太郎は百合を伴って素浪人にかえり江戸への帰路についた。




 
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