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Ken&Maryの日曜名画座
K&Mセカンドライフ名画鑑賞録
毎日が日曜日SecondLife
『一日一膳』 『一日一名画』 日曜名画座
≪資料:
goo映画から≫
 受験のシンデレラ 2016年NHKドラマ ★★★  下町ロケット2015年TBSドラマ ★★★★
出演:小泉孝太郎 遠藤真紀 宮間塔子 富田靖子   出演:阿部寛  土屋太鳳 吉川晃司 立川談春    
あらすじ あらすじ
1~2話
名門予備校のカリスマ講師・五十嵐(小泉孝太郎)は最近酒びたりで生活がすさんでいた。定時制高校に通う真紀(川口春奈)は進級できなければ「高校をやめて働けと」母の千枝子(富田靖子)からくぎをさされていた。ある晩、真紀1人が留守番するアパートに深酒をした五十嵐が上がりこんで酔いにまかせて寝てしまう。五十嵐が有名な塾講師だと知った真紀は、警察に突き出さない代わりに、追試のための勉強を教えて欲しいと頼み込んだ。真紀をわずか一年で東大に合格させると決めた五十嵐は、真紀の母に協力してほしいと頼むが、娘を惑わせるなと拒絶される。困った五十嵐は友人の宇佐美の店を借り、昼間真紀に勉強を教えることにした。大学に行く夢を持った真紀は、得意の記憶力を生かして五十嵐の厳しい指導に必死でくらい付いていく。だがこのとき、五十嵐に暗い影が忍び寄っていることを真紀は知らなかった。
7話-最終話
真紀は、もう一度五十嵐と東大を目指すことを決意し、五十嵐も真紀のため、入院して治療を受けることになる。しかし真紀と千枝子は、顔を合わせるとけんかばかりの毎日で、勉強がはかどらない。そんなある日、千枝子は、真紀が内緒で進路相談を受けていたことを知る。怒った千枝子は、再婚するので家を出ていくと宣言。真紀は憤慨し、母の身勝手を愚痴るが、それを聞いた五十嵐は、千枝子にある賭けを持ちかける。真紀は、もう一度五十嵐と東大を目指すことを決意し、五十嵐も真紀のため、入院して治療を受けることになる。しかし真紀と千枝子は、顔を合わせるとけんかばかりの毎日で、勉強がはかどらない。そんなある日、千枝子は、真紀が内緒で進路相談を受けていたことを知る。怒った千枝子は、再婚するので家を出ていくと宣言。真紀は憤慨し、母の身勝手を愚痴るが、それを聞いた五十嵐は、千枝子にある賭けを持ちかける。
第一話
元宇宙科学開発機構の研究員で、現在は父親が遺した下町の工場で経営者として第二の人生を送っている佃航平。年頃の娘・利菜との仲は多少ギスギスしているものの、経営は順調で次第に業績を上げていく佃製作所。しかし、あきらめきれない自分の夢であるロケットエンジンの開発に力を入れすぎ、少しずつ業績は下降気味に。ある日、大手取引先である京浜マシナリーから突然取引中止を宣告されてしまう。大口の取引先を失い資金繰りに窮した佃は運転資金を確保するため、経理部長の殿村とメインバンクである白水銀行へと向かうが、銀行からは実用の目処が立たない水素エンジンを継続して開発していくのであれば、新たに融資をするのは難しいと言われてしまう。メインバンクからの貸し渋りを受け、途方に暮れる佃たちであったが、そこに新たな問題が。なんとライバル企業のナカシマ工業から特許侵害で訴えられてしまったのだ。清廉潔白の佃製作所ではあるが、大手企業から訴えられるという事実により評判は地に堕ち、銀行からの融資も絶望的な状態に。佃製作所の技術が狙いであるナカシマ工業は姑息な法廷戦略で裁判を長引かせ、じわじわと体力を奪っていく。そんな中、日本を代表する大企業・帝国重工は純国産のロケット計画にまい進していたが、自社で開発したバルブシステムが、佃製作所が所持している製品特許に触れるものだと判明。何としても、バルブシステムの問題を解決しなければならない宇宙航空部の財前部長が取った行動とは…?
最終話
PMEAの面談もパスし、大型動物での実験に着手した新型人工弁“ガウディ”。順調な進捗具合に喜ぶ佃だったが、同時にガウディの完成を待つ聖人の容態が芳しくないと一村から報告を受ける。聖人を救うには、一刻も早くガウディの臨床治験を目指さなければならない状況だ。そんな中、コアハートの耐久性に疑念を募らす中里は、現行バルブの実験記録を参考にしたいと、データを管理するマネージャーの月島に見せてくれるよう頼み込む。その完璧に近い実験データを前に息を飲む中里だったが、横田は、その完璧すぎる数値に疑いを持つ。一方、あるルートからコアハートに関する実験データを入手した倫子は、その分析を佃らに頼む。しかし、その数日後、佃製作所の計測機器だけではデータ偽装の真偽までは突き止められなかったと山崎、埜村から報告を受けた佃は、財前部長へ連絡を取り、あることを頼み込む。その頼みとは!?



 映画・深夜食堂 2015年(平成27年)★★★★★  植物図鑑 2016年(平成28年)★★★
出演:小林薫   多部未華子   余貴美子   出演:岩田剛典   高畑充希   阿部丈二    
あらすじ
街のある一角に、深夜0時になると開くめしやがある。掲げられたメニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎しかないが、マスター(小林薫)ができるものだったら言えば作ってくれる。めしやにはいつもマスターの味と居心地の良さを求めて人が集まる。ある日、店に骨壷が置き忘れられていた。常連客たちが骨壷をネタにああだこうだ話に花を咲かせていたところ、久しぶりにたまこがやってくる。最近愛人を亡くした彼女は、新しいパトロンを探している最中だった。めしやに住み込みで働くことになったみちるも、常連客のあけみに会いたいと騒ぐ謙三も、何か訳ありの様子。マスターのどこか懐かしい味は、そんな彼らのおなかも心も満たしていく。 ごく普通の女の子であるさやか(高畑充希)は、ある晩、行き倒れていた青年(岩田剛典)と出会う。樹と名乗る彼は、自分を犬になぞらえ、拾ってくれないかと言い出した。こうしてさやかは、思いがけず彼と半年の間だけ同居生活をすることになる。名前と、植物に詳しいということ以外は謎に包まれた彼と一緒に過ごすうちに、少しずつ恋心を募らせていくさやか。しかし彼には秘密があった……。



 深夜食堂 ディレクターカット12015年(平成27年)★★★★★  しんがり 山一證券 最後の12人年  2015(平成27年) ★★★
出演:小林薫  松重豊  田畑智子 オダギリジョー   出演:  
あらすじ
「めしや」の常連  
剣崎 竜:地周りのヤクザ・鬼島組の幹部で。過去の想い出から、タコ仕立ての赤いウインナー炒めを好む。
小寿々:地場の新宿2丁目でゲイバーを経営するゲイ歴48年のママで、。密かに竜を慕っている。甘い味付けの卵焼きを好む。
マリリン松嶋:地場のストリップ劇場「新宿ニューアート」のダンサーで、。惚れやすく男の好みに染まりやすく、かつ別れやすいタイプ。「めしや」の常連客にもダンサーとしての彼女に対するファンが多い。
千鳥 みゆき:売れない演歌歌手だったが、「めしや」に通う内に作詞家と出会い大スターの道を歩み始めるも、病に倒れ早逝する。温かいご飯に醤油と鰹節をのせた「猫まんま」が好物である。 片桐:いつも和装で来店し、カウンターにピーナッツを並べ、客たちの会話を聞きながら酒を嗜む。素性など謎に包まれているが、マスターの左目に傷を負わせた張本人で、過去に因縁がある。ユキに占ってもらったのを機に、自分の心を探しに旅立った。口癖は「人生なめんなよ」。

1997年4月、山一證券常務取締役・梶井達彦は、業務監理本部本部長に就任する。業務監理本部とは「取引や業務の調査・把握と不適正行為の防止を目的とする部門」であったが、その実態は有名無実化しており、本社から離れたビルに居を構え、左遷社員が追いやられる"場末"と呼ばれていた。梶井の異動初日に、大蔵省証券取引等監視委員会(通称SESC)の調査が入った。金融業界は、総会屋への利益供与問題が相次いでおり、山一證券にも捜査のメスが入ったのだ。
梶井は、営業考査部の花瀬、中西、秘書の蒲生に社内調査を指示する。ほどなくして監査部の瀧本と吉岡は、総会屋との関係を示す資料を発見する。会長の有原らはSESCの調査に対し余裕の表情を見せるが、副社長の片瀬だけは不安な表情を浮かべていた。梶井や梶井の同期である営業本部の林もまた、上層部が何かを隠しているのではないかという疑念を抱く。
8月、総会屋への利益供与が明るみとなり、旧経営陣が一斉に退陣、能見が社長に就任した。
監査部門は調査を進めようとするものの、どこの部門からもまったく協力が得られない。そんな中、8月にはお客様相談室長が何者かに殺害され、さらに10月には顧問弁護士横澤の妻までもが殺害されてしまう。社内では2600億円もの簿外債務の存在が明るみに出て、山一證券は存続の危機を迎える。梶井らは何とか会社存続の道を探るものの、ついに大蔵省証券局長の松岡から自主廃業を勧告される。11月、東京証券取引所で記者会見が行われ、能見社長が号泣しながら山一證券の自主廃業を発表した。廃業が決まると、社員たちは蜘蛛の子を散らすように再就職先探しに奔走しはじめる。しかし業務監理部のメンバーは、そんな社員たちの動きに追随せず、山一證券が破綻に至った真相究明のために調査報告書の作成に執念を燃やす。




 続・深夜食堂 2016年(平成28年)★★★★★  純ちゃんの応援歌  1988年(昭和63年) NHK連続テレビ小説 ★★★★
出演:小林薫 不破万作 松重豊 光石研   出演: 山口智子  高嶋政宏  唐沢寿明  伊藤榮子 
あらすじ
ネオンきらめく繁華街の路地裏。夜も更けた頃に「めしや」と書かれた提灯に明かりが灯ることから、人は“深夜食堂”と呼ぶ。メニューは酒と豚汁定食だけだが、頼めば大抵の物なら作ってくれる。そんなマスター(小林薫)の作る味と居心地の良さを求めて、その小さな食堂は夜な夜なにぎわっていた。ある日、常連客たちが何故か次々と喪服姿で現れる。不幸が重なることはあるもので故人の話を語り合う中、また一人、喪服姿で店に入ってくる範子。だが、範子は喪服を着るのがストレス発散という変わった趣味を持っていた。ところが実際に葬式をすることになり、そこで知り合った男に惹かれて……。父親を亡くした近所のそば屋の息子・清太は母・聖子との関係に頭を悩ませつつ、年上の恋人・さおりとの結婚を考えている……。金に困った息子に呼ばれ田舎からわざわざ出てきたという夕起子。息子の知人という人物に大金を渡してしまい、騙されたのではと周囲は心配するが本人はどこか気にしていない様子……。春夏秋冬、ちょっとワケありな客が現れては、マスターの作る懐かしい味に心の重荷を下ろし、胃袋を満たしては新しい明日への一歩を踏み出してゆく……。

戦後の関西が舞台。弟思いで野球の大好きなヒロイン・純子(山口智子)が、野球好きの父と弟たちが果たせなかった甲子園出場という夢を胸に、甲子園球場近くに旅館を開業し、「高校球児の母」と呼ばれる女将として活躍するまでの奮闘を描く。和歌山に疎開し、父の復員を待つ小野家。ようやく満州から帰国した父は…

1988〜89年の平均視聴率38.6%、最高視聴率44.0%[2](関東地区、ビデオリサーチ調べ)。全151回。主演の山口智子は本作が女優デビューとなる。また後に夫婦となる山口と唐沢寿明の初共演作としても知られる。




 純と愛 2012年(平成24年) NHK連続テレビ小説 ★★★  沈まぬ太陽 2016年(平成28年)★★★★
出演:夏菜  風間俊介  森下愛子  速水もこみち  出演:上川隆也 長塚京三 夏川結衣 渡部篤郎 
あらすじ
物語は3部構成となっており、番組の前半にあたる第1部・オオサキプラザホテル編(第1週-第12週)は、純が初めて就職した高級ホテル「オオサキプラザホテル(後カイザーオオサキプラザオオサカ)」での修行と吸収合併後のホテル再生への一致団結、家族が残る宮古島のホテルでの再建へ向けた葛藤、後半のほとんどを占める第2部・里や編(第13週-第22週)は純の再就職先となる大正区の旅館「里や」で理想とする「まほうのくに」作りにまい進しつつ、宮古島から大阪に越してきた家族との対立、また沖縄県出身が多い大正区での人とのふれあい、後半の最後を締めくくる第3部・宮古島編(第23週-最終週)は客の不注意が原因で里やを失った純が、里やの客の1人が所有する別荘の譲渡を受けてホテル・新生サザンアイランドを開業を目指した後、夫・愛の突然の入院と台風の被害に遭った新生サザンアイランドを復興し、狩野家と2人の元里や従業員・神戸に帰った待田家と共に「まほうのくに」を築いていく。

日本を代表する大企業の国民航空に勤める恩地元(上川隆也)は、労働組合委員長・八馬(板尾創路)から次期委員長を押し付けられる。同期で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)とともに、劣悪な労働環境の改善を目指し、労働条件をめぐって堂本取締役(國村隼)ら経営陣と激しく対立を繰り返すなか、人員不足を原因とした死亡事故が発生。恩地は会社始まって以来のストライキを断行する。しかし、なんとか譲歩を勝ち取ったものの、報復人事でパキスタンへの転勤を言い渡された恩地。一方で行天は組合側と手を切り、労務担当幹部に取り入りながら自らの理想を追い求めることを決意する。僻地でも自身の決めた生きかたを頑なに変えようとしない恩地は、イランのテヘランやケニアのナイロビを転々とし、数年が経っても本社への復帰が叶わずにいた。そんななか、国民航空の飛行機の事故が相次いで起きてしまう.........




 13人の刺客 1963年(昭和38年) ★★★  13人の刺客  2020年(令和2年)NHKドラマ ★★
出演:片岡千恵蔵 里見浩太朗 嵐寛寿郎 内田良平 出演:中村芝翫 里見浩太朗 福士誠治 大島優子
あらすじ
弘化元年(1844年)、明石藩江戸家老の間宮図書が、筆頭老中・土井利位邸の門前で自決した。明石藩主の松平斉韶(菅貫太郎)の異常性格と暴虐ぶりを訴えた訴状が残されていた。松平斉韶は将軍徳川家慶の弟であり、将軍家慶は次の年に老中に抜擢する意向を示していた。幕閣の知るところとなった斉韶の愚行に老中・土井利位(丹波哲郎)は、幕府としての処罰ができないことから暴君斉韶を密かに排除することを決意する。 苦慮した老中の土井利位は最も信頼のおける旗本・島田新左衛門(片岡千恵蔵)に明石藩主・松平斉韶の暗殺を命じる。新左衛門は生きて還ることなくこれが最後のご奉公と心に期して、相当の武者十三人を集めて藩主暗殺の計画を練る。その中には甥である島田新六郎(里見浩太朗)、徒目付組頭の倉永左平太(嵐寛寿郎)、島田家食客の平山九十郎(西村晃)、浪人の佐原平蔵(水島道太郎)、襲撃場所とした木曽落合宿の郷士木賀小弥太(山城新伍)などが参加した。
参勤交代により帰国途上の斉韶一行を中山道落合宿で待ち構えることとしたが、明石藩の軍師・鬼頭半兵衛(内田良平)は藩主暗殺の陰謀があることを察知して知略を労す。途中、斉韶一行を尾張藩内を通せずとして尾張藩家老・牧野靭負(月形龍之介)は一行の通過を拒否した。先年子息の牧野妥女(河原崎長一郎)が斉韶によって惨殺され、その妻(三島ゆり子)が犯されたことで遺恨があった彼は島田新左衛門に協力して一行の行程を木曾落合宿に向かわせたのである。その直後牧野靭負は切腹した。新左衛門は一行の道中で策を講じ、この宿場に向かうしかないように仕向けていた。 その間に十三人の刺客は落合宿を要塞化して、自分達の集団の数倍の人数になる斉韶一行を迎え撃つ計画であった。そのため多勢に無勢の不利をカバーするために、宿のあらゆる所にさまざまな仕掛けを設けた。そして一行の動きがしばらく分からず焦燥感に苛まれたが、ついに早朝の朝靄をついて一団の馬蹄の音で一行が宿に近づいて来たことを察知した。ここから明石藩主一行と十三人の刺客との壮絶な死闘が始まった。

幕末・天保年間、明石藩江戸家老・間宮まみや図書ずしょが老中・土井どい大炊頭おおいのかみ(里見浩太朗)の門前で割腹し果てた。間宮の死は藩主・松平まつだいら左兵衛督さひょうえのかみ斉継なりつぐ(渡辺 大)の暴君ぶりを訴えていた。斉継は将軍の弟であり、老中就任も内定していたため、時の幕閣に動揺が走る。これに対し老中・土井は、非常手段として御目付役・島田しまだ新左衛門しんざえもん中村なかむら芝翫しかん)に斉継暗殺を命じた。悠々自適の隠居を考えていた新左衛門は固辞するが、天下万民のため大事決行を決意、信頼できる強者たちを集め る。
極秘裡に進められる暗殺計画を事前にキャッチした人物がいた。鬼頭きとう半兵衛はんべえ(高橋克典)、明石藩側用人千石の身分を自らの才覚でつかんだ新左衛門の剣のライバルである。
事件発生以来一か月余、明石藩が突如参勤交代の途についた。行列を追う刺客団は、中山道で奇襲作戦を練ったが、半兵衛の奇計にあい失敗に終わる。新左衛門は作戦を変更、中山道落合宿を買い取り、砦に改造、明石藩一行を迎え撃つというのだ。
運命の朝、深いもやの中を落合宿に乗り込んだ斉継以下明石藩一行は、前を塀で塞がれ、後退しようとしたとき退路の橋が大音響と共にくずれ落ちた。十三人の刺客たちの死闘が始まる。新左衛門は斉継を討てるのか、半兵衛が守り切るのか。命を懸けた激闘の結末は果たして…。




人生は“サイテーおやじ”から教わった 2012年(平成24年) ★★★  仁義なき戦い 1973年(昭和48年) ★★
出演:松岡茉優 マキタスポーツ 伊藤沙莉 三浦透子   出演: 菅原文太  ‎松方弘樹 ‎ 渡瀬恒彦 ‎ ‎田中邦衛‎ 
あらすじ あらすじ
漫画家・西原理恵子さん。彼女の原点にあるのは、6歳の時にやってきた義父の存在。博打とオンナに入れ込み、何十種類もの仕事を転々とし、家族を翻弄する「サイテーおやじ」だったが、一方で血のつながらない娘・理恵子に絶対的な愛情を注いでくれた。オヤジからもらった"心の呪文"を語る時、西原さんの表情には、いつでも、ふっと灯がともる。

 ガブっと建てた一軒家、アメ車が入らず家族総出で壊した車庫、強面のくせにこだわりのヅラ、「ケンカは上に売る」向こう見ずな美学…。振れ幅過剰なオヤジは、何をやってもダメダメな冴えない少女にとって、心ときめく存在だった。大きく背中を押されたのは、高校三年生のときのこと。飲酒をきっかけに学校から強制退学を突きつけられ、戸惑い悩む西原さんに、オヤジはこう告げた。「どうしても納得がいかないなら、裁判して闘ってみろ。オレは理恵子のことをいちばんよく知ってる。ずっと信じてるから」…

敗戦直後の広島県呉市。戦地から帰ってきた若者・広能昌三は、山守組組員達に代わって刀を振り回す暴漢を射殺し、刑務所に収監される。そこで呉の大物ヤクザ土居組の若衆頭の若杉寛と知り合って義兄弟となり、彼の脱獄を手伝ったことから、彼の計らいで保釈される。そして逮捕の原因と、土居組の友好組織ということから、広能は山守組の組員となる。間もなく呉の長老・大久保の手引きにより、市議選に絡んで山守組と土居組は敵対関係となる。広能との関係から穏便に解決したい若杉に対し、山守組幹部の神原が裏切って土居につき、山守組は組織力に勝る土居組に追い詰められていく。ついに山守組は、組長の土居清暗殺を計画し、名乗りを挙げた広能に山守義雄は出所したら全財産を渡してやると感謝する。かくして広能は土居に重傷を与え、再び刑務所に収監される(土居は担ぎ込まれた病院で死亡)。一方、若杉は義侠心から裏切り者の神原を殺害して高飛びしようとするが、何者かによって警察に密告され、乱闘の末射殺される。組長と若頭が亡くなったため壊滅した土居組と対称的に山守組は朝鮮特需で財をなし、呉を代表する大組織となる。しかし、組織が大きくなったがゆえに、ヒロポンなどによる稼ぎを巡って若衆頭の坂井鉄也一派と幹部の新開宇市一派の内紛が起き始める。坂井は山守に親として解決を迫るものの、山守はのらりくらりとかわす上に、新開派の不満の原因の1つでもあった子分から奪ったヤクの横流しまでしていた。ついに業を煮やした坂井は山守から組の実権を奪い、内部抗争の果てに新開も暗殺するのだった。講和条約の恩赦で広能が仮釈放されることとなり、ただちに山守は彼に接近して坂井の暗殺を頼み込む。山守に不快感を持つものの親子の仁義を通すか迷う広能は、偶然、坂井と出会う。広能は暗殺の話を明かした上で坂井に和解を説くが、逆上した坂井は山守を強制的に引退させ、対立する古株の矢野も殺害する。広能は坂井派の槙原に呼び出されるが、そこには山守がおり、広能は槙原の正体を理解する。山守は坂井を襲わなかった広能を非難し、再び協力を迫るが、広能は山守・坂井双方を非難して、山守との縁を切り、けじめとして坂井を殺すことを宣言する(その際、若杉の密告者が山守・槇原だと示唆される。単身で坂井を襲撃した広能だったが、事は成せず逆に捕まってしまう。しかし、坂井は弱気になっている胸中を明かした上で、広能を生かしたまま解放する。その直後に坂井は暗殺されてしまう。後日、広能は大規模な坂井の葬儀の式場に平服姿で現れる。山守達によって営まれていることを確認すると、坂井の無念を代弁するかのように、拳銃を供物に向かって発砲する。




 女系家族 1963年(昭和38年)  ★★★★  女系家族 2021年(令和3年) TV朝日 ★★★
出演:若尾文子 高田美和 京マチ子 田宮二郎 中村鴈治郎  出演:宮沢りえ 寺島しのぶ 水川あさみ 山本美月 役所広司  
あらすじ
昭和三十三年、大阪船場に暖簾を誇る矢島商店は三代にわたる女系の家筋であった。数年前に妻を亡くした当主の嘉蔵が美しい三人の娘を残して急死した。ほどなく開かれた親族会議で大番頭宇市によって遺言状が開かれ、総額数億円といわれる遺産分配が発表された。が、出戻りながら総領娘の座を主張する藤代、暖簾をつぐ気で養子を迎えた次女の千寿、花嫁修業に余念のない末娘の雛子、の姉妹はそれぞれ不満だった。その上意外にも嘉蔵には七年前から文乃という陰の女がいることが判り、話はまとまらなかった。その日から姉妹の間にとげとげしい空気が流れ始めた。藤代は踊りの師匠梅村芳三郎に相談をもちかけ、千寿は夫と株式組織に切り換える策を練り、雛子には叔母の芳子が後楯になり、秘かに手段を講じていた。そんな最中に宇市の案内で文乃が紹介され、彼女に軽蔑の目を注いだ三人はその胎内に嘉蔵の子が宿っていると知るや、堕胎を強要して口汚くなじった。妾の子でも認知さえあれば半分の相続権があることを芳三郎から教えられた藤代は、さらに共同相続分の山林に目をつけ吉野へ調査に出かけたが、そこで宇市の暗躍を知った。宇市は文乃が胎児の認知書を持っているかどうかを探っていたが、文乃は容易に尻尾を出さなかった。やがて、宇市の巧みな策動が奏効し文乃の出産前に遺産相続を決めてしまうことに三人の意見が一致、最後の親族会議も円満解決しようという矢先、文乃が男の赤ん坊を抱いて現れた。七カ月児を無事早産したと聞いて、矢島家の人たちの驚きは正に青天の霹靂であった。しがも文乃は嘉蔵の胎児認知書のほかに、宇市がごまかしたつもりの汚職の数々を発いた遺言状まで持っていた。得意満面の文乃が去った後、三人の姉妹は生前無力に見えた父の強い意志をひしひしと感じていた。

大阪・船場。婿養子を代々迎えている女系が続く老舗問屋『矢島商店』の四代目・嘉蔵が総額数十億円の遺産を遺して亡くなったことから始まる。相続するのは嘉蔵の娘の三姉妹。“出戻り”でもある長女で総領娘の矢島藤代、養子となる婿=良吉を迎え、矢島家を継ぐ気でいた次女の千寿、やや世間知らずで叔母である芳子の後ろ盾を得ている三女の雛子。三姉妹はそれぞれに醜き欲望を抱えていた。そこに新たなる相続人が登場する。それが嘉蔵の愛人である浜田文乃(宮沢りえ)。
嘉蔵の遺言状には愛人である文乃にも遺産を分配するようにと記されていて……。
そんな遺言に納得のできない藤代ら矢島家の女たち。さらに、文乃が妊娠していることが明らかになり、醜き争いに拍車をかける。藤代が懇意にする日本舞踊の師匠・梅村芳三郎、千寿の婿・良吉、そして大番頭の宇市といった、姉妹を取り巻く男たちも巻き込んでいき……。複雑に絡み合う人間関係は、遺産相続だけではない、人間の欲望と嫉妬にまみれた戦いに……。




 驟雨(しゅうう) 1956年(昭和31年) ★★★  人生最高の贈り物 2021年(令和3年)★★★ 
出演:佐野周二 原節子 香川京子 小林桂樹  主演:石原さとみ 向井理 キムラ緑子 勝地涼 
あらすじ
結婚後四年、並木亮太郎と妻文子の間には冷い倦怠の空気が流れている。ある日曜日の朝、些細なことからいさかいを始め、亮太郎はプイと家を出て行った。味気ない思いで夕方を迎えた文子がお菜の買い出しから帰ると、新婚旅行に出かけた筈の姪のあや子が待っていた。旅行先で花婿が友人と飲みに出かけ、朝帰りしたので、ケンカしたというのだ。まもなく亮太郎も戻って、その話を聞き、男性の立場を弁護したが、良人に多分の不満を持つ文子や、若いあや子に攻撃されるばかりだった。数日後、隣家へ新婚間もない今里念吉と雛子が越して来、雛子の若々しい肢体が、亮太郎の目に眩しく映った。たまたま雛子と二人だけで映画を見ることになって、亮太郎は久しぶりの刺戟に興奮を覚えた。次の日、亮太郎が出社すると、部長から会社の経営が思わしくないので人員整理があると聞かされ、自棄半分の彼は同僚と徹夜麻雀で家を明けた。翌日の昼休み、文子とデパートの屋上で待合せた亮太郎は、退職金を貰ったら、田舎でくらすつもりだといった。文子が帰宅すると、雛子が死んだ牝鶏をさげてやって来た。文子の家の飼犬が幼稚園の鶏を噛み殺してしまったのである。文子に代って園長から嫌味をいわれ、多少業腹の雛子は、並木家に対する近所の悪評を洗いざらいまくし立てた。その夜、亮太郎が園長から無理矢理買わされた鶏を会社の同僚たちと食べていると、近所の“平和会議”から帰った文子はひどく機嫌が悪かった。正面衝突した亮太郎と文子の感情をときぼぐしたのは、良人と仲直りのできたあや子からの手紙だった。亮太郎と文子は庭へ転って来た紙風船をつき始めた。二人はお互に励まし合って、この厳しい世の荒波を乗り切って行くことだろう。

東京・豊島区。鬼子母神堂の裏手に佇む小さな洋館に、元大学講師の翻訳家・笹井亮介(寺尾聰)は暮らしている。妻に先立たれ一人暮らしとなった今は、家事も料理も完璧にこなすが、仕事は自由奔放。〆切を守らない亮介に、担当編集者・野村(勝地涼)はいつも隣で頭を抱えていた。さらに近所に住む原口光代(キムラ緑子)は、亡き妻から「主人をよろしく」と頼まれたのを口実に、毎日勝手に家に上がり込んでいる。
一方、亮介の一人娘・ゆり子(石原さとみ)は、長野県安曇野ののどかな町で、亮介の元教え子で教師の夫・田渕繁行(向井理)と暮らしていた。ところがある日、ゆり子が父のもとに帰ってくる。連絡もなく突然の帰省に驚く亮介は理由を尋ねるが、ゆり子は一切語ろうとしない。わかったのは家にいる期間を決めていないということだけだった。これまで「父と娘」の会話をろくにしてこなかったため、二人の間にはぎこちない雰囲気が漂う。こうして始まった父と娘の2人暮らし。緊張しつつも温かく穏やかに過ぎていくが…実は娘の人生に残された時間はわずかだった。娘が胸に秘めていた決意とは?そしてそんな思いを知った時、父は・・・。




 1969年(昭和44年) ★★★ 新源氏物語 1961年(昭和36年)★★★
出演:阿部哲夫 渡辺文雄 小山明子  出演:市川雷蔵 中村玉緒 若尾文子 水谷八重子 
あらすじ
秋風のたつ夕暮、無名地蔵のある広場で、ひとり“泣く”練習をしている少年がいた。翌日、その少年の家族四人が街へ散歩に出た。やがて交差点に来ると、母親が一台の車をめがけて飛びだし、続いてチビを抱いた父親が間髪を入れず、駈けつけ、叫んだ、「車のナンバーはな……」。傷夷軍人の父、義理の母と弟のチビ、少年の家族の仕事は、病院の診断をタテに示談金を脅しとる当り屋だった。二回目の仕事が成功した時、父の腹づもりが決まった。少年を当り屋にしての全国行脚がそれだった。少年は、父母からかわるがわる説得され、家族とともに祖母の家を後にした。一家が北九州に来た時、母が父に妊娠したことを告げた。が、一家の生活は、彼女に子供を産ませるほどの余裕を与えなかった。父は母に堕胎を命じ、一家はその費用を稼ぐために松江に降りたった。その夜父は芸者を呼んで唄い騒いだ。少年は、土佐節を聞いているうちに、高知の祖母に会いたくなった。が、高知に帰るには小遣が足りなかった。やがて、一家は福井に来た。そこで新しい運動帽をかぶり、なんのわだかまりもなく車に当る少年。その姿は、父母にすら恐怖を覚えさせるほどだった。父は母が病院へ行くのに少年を監視役としてつけた。が、母は少年に腕時計を買い与え産婦人科へは行かなかった。仕事の旅は依然として続き、一家は北陸路を辿り、山形に着いた。この頃、母はつわりに襲われ、少年は母と二人で父に内緒の仕事をした。一家が小樽へ着いた時、父母が少年を奪い合って喧嘩をした。父はいつものように母を殴り、雪に母の血が散った。その時、少年は、時計のくさりで、手の甲を血がでるほど掻きむしった。その意味を悟った父は、時計を投げすてた。チビが、その時計を拾いに道へ出た瞬間、一台のジープが電柱に衝突。少年は、担架で運ばれる少女の顔に一筋の血を見た。雪の中には少女の靴が、ひっそり残っていた。少年の一家が逮捕されたのは、春が芽ばえはじめたころだった。少年は、父母とともに犯行の一切を否認した。が、翌日護送される車中で、北海道の事件を思い浮かべて、涙をこぼした。あの少女の死は、少年たちの仕事が絶対的に悪であると啓示した。少年は、そのように生きなければならなかった自分の運命に涙を流した。

帝の寵を一身に集めた桐壷は光源氏を生み落して間もなく亡くなった。宮の女性の憧れの的となった光源氏は、時の権力者左大臣の娘葵の上を正妻に迎え前途洋々たるものがあった。その源氏の前に、母と瓜二つという藤壷が現れた。父帝のおもい者と知りながら源氏の心は燃えた。それを知って従者惟光は藤壷付きの王命婦をそそのかして源氏を藤壷の几帖の中に忍びこませた。源氏の甘い抱擁にわれを忘れた藤壷であったが、罪の苛責に戦いた。帝の寵を藤壷に奪われて面白くない弘徽殿の女御は、兄の右大臣と藤壷の失脚をはかった。この叔母と父の企みを近く東宮の妃にあがる朧月夜が耳にしていた。朧月夜は、藤壷の館に忍ぶ源氏を追って強引にも几帖の中に引き入れ、惜し気もなくやわ肌を与えその耳に藤壷に近づくなと忠告した。やがて藤壷は玉のような皇子を誕生した。何も知らず歓ぶ帝を見るにつけ源氏の心は暗かった。その懊悩を野遊びに晴らそうとした源氏は、常陸官の姫末摘花と逢いその女らしいもてなしにうさを晴らしていた。その頃、葵の上は姙り産み月を待っていた。葵祭りの日、葵の上の牛車は六条の御息所の網代車に追突、相手の車のナガエを折ってしまった。口惜しさと憤りに六条の御息所は、生霊となって葵の上を襲った。葵の上は男子誕生と共に死んだ。悲しみにひたる源氏に、またまた父の帝が崩御し、朱雀帝が即位した。源氏は娘の紫の成長を慰めとして日々を送るようになった。今では新帝の妃となった。朧月夜は、一夜の源氏との交情を忘れることができなかった。大胆にも藤壷の館に忍ぶ源氏を目敏く見つけるや、几帳の中に引入れ藤壷に近づくのは身の破滅だと囁いた。この二人の交歓を弘徽殿の女御が発見した。女御の知らせでこれを知った朱雀帝は憤然とした。源氏は新帝からの通達によって須磨明石へ移されることになった。




 幸せのスウィッチ 2006年(平成18年) ★★★  次郎物語(1987年版) (昭和62年) ★★★
出演:上野樹里 本上まなみ 沢田研二 中村静香  出演:加藤剛 高橋惠子 伊勢将人 樋口剛嗣 永島敏行 
あらすじ
和歌山県の田舎町で住人たちに親しまれている「イナデン」は「お客第一・儲けは二の次」がポリシーの小さな電器屋である。店の三姉妹の真ん中・怜(上野樹里)は、母・清子(宮田早苗)がガンで亡くなるまでも、その後も、家族よりお客からの修理依頼などのアフターサービスに尽くす父・誠一郎(沢田研二)の姿にどうしても我慢できず、反発して上京し、広告会社で駆け出しのイラストレーターとなった。
自分の個性より客の望む絵を描けと指示する上司と衝突し、1年目で会社を辞めてしまう意固地な伶。そんなある日、怜のもとに現在妊娠中の長女・瞳(本上まなみ)が倒れて入院したとの手紙が、三女の香(中村静香)から届く。慌てて帰郷した怜だが、入院していたのは父だった。父は客の依頼で行なったアンテナの設置中に屋根から落ちて骨折したのだった。そんな状態でもお客と電話対応する父の姿に呆れる怜。父が退院するまでの1か月間だけの約束で、渋々店の手伝いを始める怜。店は常連客の溜まり場となり、騒がしい。配達・修理作業を手伝いにきている中学時代のクラスメイト・鈴木(林剛史)のお調子ぶりにもうんざりする伶。最悪なことに、父の過去の浮気疑惑まで再燃し、怜のイライラはピークに達する。
嵐の夜に雷の影響で多くの家が停電や家電の故障に見舞われた。病院を抜け出し、伶の肩を借りて足を引きずりながら修理のために家々を回る父・誠一郎。父が病院に戻った後で、妹の香と父の浮気について口論した伶は、二人で浮気相手と目される飲み屋の女将に会いに行った。離婚して幼い息子と共にこの町に移り住んだが、馴染めずにいた時に誠一郎が親切に接してくれたと話す女将。誠一郎が、妻の清子と苦労して「イナデン」を開業した頃が一番楽しかったと話したと聞いた伶は、父が母を忘れたわけではない事を知り、頑なだった心が少しずつほぐれ始めた。
東京に戻り、一度は辞めた会社に再就職する伶。客の要望に応える仕事を覚えた伶に、誠一郎は激励の電話をかけて来た。

昭和の初め、次郎は母・お民の体が弱かったため、生まれてすぐお浜の家に預けられた。お民も元気になり実家に引きとられたが、お浜になついている次郎は連れ戻されるたびに逃げ帰るのだった。次郎の実家、本田家は、古くから続いた由緒正しい家柄で、士族の格式を守り子供たちの躾も厳しかった。6歳の夏、とうとう実家に連れ戻された次郎は、それまで自然の中で伸び伸びと育てられていたから、本田家の家風に息もつまりそうな思いの日々が始まる。祖母のおことは、乳母のお浜を恋しがる次郎に何かにつけて辛くあたった。体の丈夫でないお民は、おことと次郎の間でおろおろするばかり。父親の俊亮は、遠く離れた役所に勤めていたため、週に一度しか帰宅しなかったが、次郎を兄弟と分けへだてなく可愛がってくれた。十歳になった次郎は、相変わらず家庭に馴染まず、お民の実家、正木家や同級生の竜一の家へ行くことで寂しさを紛らわせていた。正木家の雇人、喜さぶは次郎を弟のようにかばってくれる。喜さぶと竜一の姉、春子とは相愛の仲だったが、喜さぶの家の没落で身分が変り、春子は遠い東京へ嫁入りすることになった。ある日、次郎は餓鬼大将にいじめられている兄と弟を助け、逆に餓鬼大将に怪我させてしまう。そのことでおことやお民に責められる彼の味方となったのは俊亮だった。次郎がようやく本田家の毎日に馴染む頃から、悪いことが続くようになった。次郎を可愛がってくれた祖父、恭亮が死に、その看病疲れからお民も発病、そして本田家の破産。一家は町に移り慣れない商売を始めたが、次郎は正木一家でお民の看病をすることになった。同じ頃、お浜の一家も夜逃げ同然に故郷を離れ、消息が知れなくなっていた。お民の病は重かったが、一所懸命看病する次郎にお民もうちとけ、二人の間にはようやく母と子の愛情が通じ合うのだった。夏になり、浮立の踊りに参加する次郎の衣裳を縫いあげ送り出したお民は、知らせを聞いて炭鉱から駈けつけたお浜にこれまでの非礼を詫びた。浮立連の中で踊っていた次郎は、お民の容態急変の知らせに枕許に急ぐが、お民の顔は既に白布で覆われていた。




  少年期 1951年(昭和26年) ★★★   肖像 1948年(昭和23年) ★★★
出演:笠智衆 田村秋子 石濱朗 野沢哲男 小林トシ子 三國連太郎  出演:井川邦子 小沢栄太郎 藤原釜足 菅井一郎 東山千栄子 
あらすじ あらすじ
戦時中、英文学者の父を持つ長男の一郎は疎開を拒み続けていたが、出征した恩師の戦死を機に、先に両親が疎開している諏訪へと赴いた。しかし、そこで彼を待ち受けていたものは……。 原作は、心理学者・波多野勤子が思春期の息子との往復書簡をまとめた同名ベストセラー。邦画各社で原作権の争奪戦が繰り広げられる中、いち早く監督に木下惠介の名前を企画に掲げた松竹が獲得に成功した。女性脚本家の魁のひとり田中澄江は原作を自由にアレンジし、軍国主義に翻弄されながらも母に揺るぎなき愛を注ぎ続ける少年の純粋なる美を抽出。5000人のオーディションの中から主人公の少年に抜擢された石濱朗も、どこか女性的ながらも凛とした繊細な存在感を素直に醸し出しながら、好演を示している。木下映画に必須の要素ともいえる母と子の絆、その美しさを最も端的に示した好例ともいえる秀作である。
不動産屋がアトリエ付きの家を買ったものの、もともとそこを借りて住んでいる貧乏画家一家が出ていこうとしない。業を煮やした不動産屋は妾のミドリとともに父娘を装い、その家の2階に住みつき、追い出し作戦にかかるのだが、ミドリは画家に絵のモデルを頼まれ……。 木下惠介監督の盟友でもあり良きライバルでもある黒澤明が、木下監督のために書き下ろした脚本を映画化。木下映画の資質に沿ったヒロイン映画としての体裁の中、芸術が人の心を気高く変えていくというメッセージは、黒澤ならではのものともいえよう。なお作品完成後、木下は黒澤から「僕ならこう撮る」とズケズケ本音で感想を言われたものの、その意見を真摯に受け止め、もっとスケール豊かに発想していかねばならないと反省したとのことである。その後、再び木下監督、黒澤脚本で時代大作『落城』が企画されたが、残念ながらそちらは実現に至らなかった。



  死にゆく妻との旅路 2011年(平成23年) ★★★   淑女は何を忘れたか 1937年(昭和12年) ★★★
出演: 三浦友和  石田ゆり子  出演:斎藤達雄 栗島すみ子 桑野通子 佐野周二 
あらすじ あらすじ
1999年12月、清水久典は保護責任者遺棄致死で逮捕される。債権者からの取り立てを免れるため、ガンで余命わずかの妻とともに9ヶ月に渡ってワゴン車で日本各地を放浪し、結果として妻を死なせたからだ。清水は留置場でこの1年数ヶ月の日々、そして妻との旅路を思い出す。
清水は石川県七尾市で縫製工場を営んでいた。11歳下の妻と結婚して20数年、一人娘・沙織にも恵まれ、平凡ながらも幸せに暮らしていた。しかし、知人の借金の保証人になったことから生活は一変する。資金繰りに行き詰まった知人が行方をくらまし、借金をかぶってしまった上に、バブル崩壊のあおりで工場の経営が悪化、清水は多額の借金を抱えるようになる。そして清水が資金繰りに奔走している中、妻ひとみが大腸癌であることが分かる。手術で癌を取り除いたものの、医者からは早ければ3ヶ月で再発する可能性があることを告げられる。

大学教授の小宮のところに大阪から姪の節子が泊まりにきた。節子は小宮の助手・岡田と意気投合する。土曜の昼下がり、小宮の妻・時子は無理やり小宮をゴルフに行かせて自分は芝居見物に行く。小宮は行く振りをして銀座へ向かい、そこで会った節子の頼みで芸者遊びに連れて行く。そうした一連の行動がバレて時子は激怒し小宮は逃げ出すが、節子に妻への弱腰を非難されて、家へと戻り時子に平手打ちを食らわす。呆然とする時子だったが、節子の釈明や小宮の謝罪もあって、時子もまた自分の至らなさを詫びる。翌日、大阪に帰る節子は岡田とお茶を飲みながら結婚について語り合うのだった。




  しろばんば 1962年(昭和37年) ★★★   四万十川 1991年(平成3年) ★★★
出演: 芦川いづみ 北林谷栄 渡辺美佐子 芦田伸介 出演:樋口可南子 小林薫 山田哲平 高橋かおり 
あらすじ あらすじ
伊豆の山々が暗緑の暮色に沈んでゆく冬の黄昏時には、綿くずのような白い小さな生きものが浮漂し始める。子供たちはそれを「しろばんば」と呼んだ。伊上洪作はこの白い生きものを眺めながら、曽祖父の妾だったおぬいと旧い家の土蔵で暮していた。明日から春休みという日、洪作はおぬいから母屋の叔母のさき子が女学校を卒業して帰って来たことを聞いた。近所の人達に囲まれたさき子の姿は、洪作にとりひどくまぶしかった。さき子が遠く遠く離れて洪作には到底手の届きそうにもない女に思われた。新学期になり、さき子が洪作の通う小学校の教師になると聞いたとき、彼はかすかなときめきを覚えた。洪作はわざと教室で暴れ廊下に立たされることが多くなった。そんな時、さき子は洪作の頭をこづいた。が、洪作はさき子のこうした邪険な態度にかえって落ちつくのだった。夏休みになった。洪作はおぬいに連れられ豊橋の父母の家へいった。そこで洪作は、おぬいと父母の口論から、自分が“おぬい婆ちゃの実の孫じやない”と知り悩んだ。村では、さき子と洪作の担任の先生との噂が広がっていた。ある夕暮、洪作はよりそって歩くさき子と中川の姿を見た。さき子は洪作に気づくと彼の肩を抱き「洪ちゃんも中川先生好きでしょ」と言った。瞬間、洪作の胸に中川に対する憎悪が湧きあがった。「きらいだ!さき子姉ちゃもきらいだ!」彼は二人を残して駈け出していた。秋が去り、再び冬になった。さき子は中川に連れられ彼の任地へ去った。二人を見送った洪作には、痩身のさき子の囲りに綿くずのような生きものが群がってゆくように思えた。洪作がさき子の死を知ったのは、天城の斜面に初秋の風の鳴る翌年であった。初秋の明るい陽の中に立った洪作の眼に、はなやかな色彩に満ちたはずの伊豆の風景が、何か暗い絵具で塗られたように見えるのだった。

四万十川流域に小さな食料品店を営む山本家。一家の主、秀男は出稼ぎに出ており、妻のスミが店を切り盛りしていた。ある日、秀男が出稼ぎ先で大怪我をして宇和島の病院へ入院することになり、長女の朝子は集団就職をやめて家へ残ることになる。五人兄弟の次男で小学校三年生の篤義は、クラスのいじめられっ子だったが、くじけず元気に成長していた。夏休みも近いころ、篤義の学校で鉛筆削り紛失の事件が起こった。その犯人に、やはりクラスのいじめられっ子である千代子が祭り上げられ、そんな彼女をかばって自分が盗んだと名乗りあげる篤義。だが実は心の中で千代子を疑っていたことを悟った篤義は言いようのない嫌悪感を感じていた。夏休みが過ぎ、二学期が始まった。教員室に呼ばれた篤義は、井戸に小便を仕込んだと覚えのない濡れ衣をかぶる。実は学校で「いらん子」といじめられた友達の太一が、相手の家の井戸に小便をしたのだった。その気持ちが痛いほどわかった篤義は太一と一緒に処罰を受ける。数日後、秀男が退院して家に帰って来た。それと同時に朝子は町に働きに出る。皆が朝子を見送る中、ひとり四万十川を見下ろす山頂に登った篤義は、朝子の乗った列車を見つめながら泣いた。それからしばらくして、四万十川流域に台風が直撃。篤義たちは危うく難を逃れたが、家も店もつぶれてしまう。さらに何日か経ち、秀男は再び出稼ぎに出る。四万十川の流れを背に、そこに父と子の静かな別れがあった。そして篤義はまた大人に近づくのだった。




  ジョゼと虎と魚たち 年(年) ★★★   ジョゼと虎と魚たち 2020年(韓国) ★★★★
出演: 妻夫木聡 池脇千鶴 上野樹里 新井浩文  出演:ハン・ジミン ナム・ジュヒョク 
あらすじ あらすじ
恒夫は、雀荘でアルバイトをしている大学生。最近、卓上で話題になっているのは近所に出没する婆さんのこと。その老婆は乳母車を押しているが、乳母車に乗せているものがわからないというのだ。恒夫はある日、偶然老婆に遭遇し、乳母車に乗っているのが少女であることを知る。それが、ジョゼとの出逢いだった。足の不自由なジョゼは外の世界をほとんど知らなかったが、恒夫と出会ったことで様々な経験をする。恒夫はジョゼのことを愛していたものの、障がいのある人間と向き合う責任、ジョゼを抱えきれない自分への弱さから涙を流す。

日本でも2003年に実写映画化、20年にアニメ映画化された田辺聖子の短編小説「ジョゼと虎と魚たち」を韓国で映画化。キム・ジョングァン監督が日本実写版のエッセンスを巧みに取り入れながら、四季が織りなす美しい映像を背景に、足の不自由な女性と心優しい大学生の純愛を描き出す。大学卒業を控える青年ヨンソクは、道端に倒れている車椅子の女性に遭遇し、家まで送り届ける。足が不自由な彼女はジョゼと名乗り、祖母と2人きりで暮らしていた。本が大好きで独特の感性を持つジョゼに興味を抱いたヨンソクは、それ以来、度々彼女の家を訪れるようになるが……。「虐待の証明」「密偵」のハン・ジミンがジョゼ、ドラマ「スタートアップ 夢の扉」のナム・ジュヒョクがヨンソクを演じた。




  ジイジ〜孫といた夏 2004年(平成16年)NHKドラマ ★★★ しあわせは食べて寝て待て 2025年(令和7年)NHKドラマ ★★★★
出演:西田敏行 古手川祐子 榮倉奈々 落合扶樹  出演: 桜井ユキ 宮沢氷魚 加賀まりこ 福士誠治 
あらすじ あらすじ
2004年8月16日から9月6日までの全4回が放送され、最終回で視聴率17.0%を記録するなどし、その後数回再放送された。頑固な老人「ジイジ」(西田)とその家族が繰り広げるホームドラマ。制作はアベクカンパニー。現代の父親不在の家庭では従来のようなホームドラマは成り立たないために、父親は故人とし、父親の代わりに祖父を配置することによって家庭内の問題を古き良き時代の手法で解決するストーリーで、このようなドラマの先駆けとしては、アメリカ合衆国で制作された『Our House』(日本ではNHKが『頑固じいさん孫3人』のタイトルで放送)がよく知られている。
翌年2005年7月4日 - 8月1日には、月曜劇場・シリーズドラマとして続編・『ジイジ2〜孫といた夏〜』が全5回で放映された。

膠原病を患ったことでキャリアウーマンとしての未来を諦めて会社も辞め、週4日しか働けなくなった麦巻さとこは、出費を抑えるため新しい住居を探す羽目に。そして見つけた築45年、家賃5万円の団地への引っ越しを決める。出会ったのは隣に住む大家さんと、薬膳料理が得意な料理番の青年。興味を持ったさとこは、おいしそうな薬膳ご飯を学びながら、団地やパートの職場の人たちに囲まれ心身を徐々に癒やされていく。




 少年と犬 年(年) ★★★   年(年) ★★★
出演:高橋文哉 西野七瀬 伊藤健太郎 伊原六花 出演:
あらすじ あらすじ
震災から半年後の宮城県仙台市。職を失った青年・和正は、震災で飼い主を亡くした犬の多聞と出会う。聡明な多聞は和正とその家族にとって大切な存在となるが、多聞は常に西の方角を気にしていた。やがて家族を助けるため危険な仕事に手を染めた和正は事件に巻き込まれ、その混乱の中で多聞は姿を消してしまう。時が流れ、多聞は滋賀県で暮らす女性・美羽のもとで過ごしていた。悲しい秘密を抱える美羽は、多聞と過ごすことで平和な日常を取り戻していく。そんな彼女の前に多聞を追ってきた和正が現れ、2人と1匹の新たな生活が始まる。傷ついた人々に寄り添いながらも、たった1匹で西を目指して歩く多聞には、ある少年との約束があった。
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  年(年) ★★★   年(年) ★★★
出演: 出演:
あらすじ あらすじ
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