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 2002年4月9日〜4月17日
マルセイユ・ファロ宮 結婚式
2002.4.13(土)
5日目
マルセイユ
結婚式

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ホテル前から車で式場のファロ宮へ

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着物を着るので気をもんでいた昨夜からの雨もほとんど上がり、3階レストランでブッフェスタイルの朝食。

食事が終わり部屋に戻ると早起きして、花嫁さんが来る。
早速部屋で
MMiに着物の着付けを始める。
日本で着付けを猛特訓してきたが上手く出来るかすごい不安だったようだ。 その成果はどうだろうか、二人が着付けをしている間、邪魔してはいけないので他の一行を引きつれマルセイユの町を散策する。
しばらくして帰ると着付けがほぼ終わりかけている。
みんな静かに見守る中着付けが終わる。 見事に着付けられていた。
『奇跡のようなできだわ!』と
Mは責任を果たして微笑み大きく安堵のため息。 休むまもなく自分自身も着物に着替えて出発準備が出来た。


スーツ姿でお婿さんのエマ君がホテルに迎えに来る。
お嫁さんの着物姿をはにかみながら眩しそうに優しい笑顔で見つめている。  『さあ行こう!』と気合をいれて、みんなに声をかけエレベーターからホテルのロビーへ降りて表に出る。
車に行くまで通りすがりの人々が立ち止まって着物姿の一行の珍しい光景に見とれている。
雨上がりの通りから迎えのアニエスの車に乗り込む。
アニエスも初めて見る着物姿にやや緊張した顔で車をスタートさせる。


Mi着物

婚式場のファロ宮には10分位で着くとすでに沢山の招待客が広い庭に集合していた、Miの着物姿はフランス人には特別のもののようで歓声で迎えられる。
還暦の叔母、
Mも着物で参列したがそちらもなかなかの注目度。
こんなに喜ばれるとは想像していなかったので苦労して着物にして本当によかったと心から嬉しそう。
更に招待客も集まり始め、日本からも以前の勤務先の方々、同級生やフランス語学校の友人など日本人も合計17名にもなった。
遠路はるばるありがたく丁寧にお礼を言いながらあいさつする。
エマ君のほうは親戚、友人などで100名ほど。
フランスで最初に厄介になったエクサンプロヴァンス下宿先のシュミナーデさんもお嬢さんと来てくれた。




丁重にお礼を言うと涙ぐんで『エマ君は真面目でいい青年ですよ、娘さんの事、しっかり見届けていますから安心してください』(Mi訳)と嬉しい言葉。

ファロ宮は広場から旧港を見下ろし大変眺めのいい場所にあるマルセイユの公営施設で、結婚式は役人の前で証人を立てて、式をする場所でこの日も何組もの結婚式が行われていた。
教会での結婚式は信徒としての教育を受けたりして、日数もかかり手続きが大変なので、この形式で式を挙げることになる。



前の組の式が終わりいよいよ列席者全員宮殿内に入り始める。
部屋はシンプルな造りの大広間で正面壇上にトリコロール(国旗)を肩からたすきがけにした女性と両側に2人計3名のマルセイユ市の役人が立って参列者を迎える。
一同揃って着席すると、たすきがけの女性が話し始める。
マルセイユの歴史とか結婚の心構えなどの話だったようだ。
話の続く中、時には笑いに包まれたり、うなづいたりフランスの方々は反応しているがこっちは全く内容が解からない。



話が終わると、結婚する二人とそれぞれ友人の証人が前に進み出て、本人、証人と交互に署名をした後指輪の交換、そして又たすきがけの役人の話しがあり、市からシャンパンのプレゼントを受け儀式の後、エマ君と
Miが列席者にむかって簡単なお礼の挨拶をして式は無事終了した。


式が終わると外庭で歓談したり、写真撮影をしたり、花嫁の花束投げなどがあり、19時からの『披露宴』まで、ひとまず解散する。
アニエスの車に送られホテルに戻り一休みする。

『披露宴』会場は、マルセイユ郊外エスタック村の海上レストランを貸しきりで行われる。18時頃ジョバンニの車で会場へむかう。
レストランの前海はヨットハーバーになっていて係留されたヨットと真っ青な地中海が窓いっぱいに広がっている。 式の参列者の方々が三々五々到着すると中ではワインが用意され飲みながら時間まで歓談したり写真を撮ったりする。20時頃、全員着席。






アニエスと私のスピーチでパーティーが始まった。スピーチはお母さんはフランス語、自分は日本語で、エマ君と
Miがおのおの翻訳する。
 
パーティーは始めは順々に運ばれてくる料理をお喋りしながら食べ、ワインを飲んで、あっちこっち席を移動したりして演歌のない日本の宴会のようだ。








22時頃になって突如、花嫁花婿が前のフロアに出てジルバを踊り始めると、場内拍手喝さいが起こり、これが合図で待ってましたとばかり、小さな子供からお年寄りまで正に老若男女がフロアに出て踊り始める。


フランス人の印象は物静かで明らかに陽気なアメリカ人とは違うと思っていたがこんなに皆踊り上手とは...  夢中で踊り楽しんでいる。









パーティーは延々と続き深夜1時頃になって還暦の姉たちは踊る気配もなく疲れてきた様子なのでわが一行は末娘をおいて引き上げる事にする。
このパーティーはその後夜明けまで続いていた。

Mi


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