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10月7日 日(12日目)晴れ後曇り ストックホルム~ノルウェー・オスロへ移動日 |
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ストックホルム中央駅 |
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7時朝食後 7:50分チェックアウト 今日はオスロへ移動。 ホテル前がストックホルム中央駅、2階入口の回転扉を入りアーケードを進みエスカレーターで、降りながら右に体育館のように中央駅待合室がある。出発時間・列車は8:25分発・12aホームでリフト乗りホームへ。8時過ぎて寒いホームは列車を待つ乗客でいっぱい。 |
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予約席は2号車22・23席ストックホルム~オスロ6時間の列車料金は一等車で430SEK約3200円と物価高の北欧だが格安で購入。列車料金は毎日のように変動していて出発前何度もチェックしながら最安料金で予約できた。まもなく入線し乗車、トランク置き場は直ぐいっぱいになったので、乗車口近くの席の後ろのスペースに置く。座席は3列でゆったり。 |
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8:25発車する。例のごとく発車ベルも案内も何もなくいきなり動き出す。静かな車内で車窓を眺めなたり、うとうとしたり、あっという間の6時間で午後2時半ノルウェーの首都オスロ中央駅に到着。国際列車だがパスポートチェックもなく入国。 |
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オスロ中央駅はこじんまりした駅だが構内はすごい人の波。駅前の大通りをまっすぐ歩いて行くのだが、方角がつかめずどこが市内への入口なのか少し迷う。地図で見るのと実際が方向感覚が麻痺してるのか、冷静でないからか、いつも混乱してしまう。 |
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ノルウェー首都・オスロ中央駅 |
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少し落ち着いてから中央口を出ると、正面に歴史的建造物が目に入る。オスロ大聖堂だ。石畳の道でとらんくは転がりにくいがゆっくりひきながら大聖堂よこへ。そこを左に折れると一番の繁華街「カールヨハン通り」だろう。地図を見る。そうだ間違いない。右に折れて「グランドホテル」が見えたら左に曲がるのだ。しばらく人混み通りを歩く。本当にこの通りなのかなと疑心が涌く頃やっとクラシックなグランドホテルの建物。ほっとして斜め前に国立劇場(ナショナルシアター)でその向かいがホテルだ。 |
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オスロ一番の大通り カール・ヨハン通り国会議事堂前あたり |
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コンチネンタルホテルは石造りのホテルでクラシカルなロビー。 チェックインする。 フロントは感じのいい青年で527号室を案内。直ぐ横のリフトで527号室は入ると右前が国立劇場、左が王宮公園で最高の眺望。いい部屋に入れてもらった。こうしたいい部屋に通されたときは、予約時ホテルへ「60代の夫婦です。初めて...オスロをとても楽しみにしています。よろしくお願いします」と英文でメッセージを送信しているが事実その通りなのだが、好意的に迎えてもらえるのはそのメッセージのおかげもあるのかなとも思う。とにかく最高にいい部屋でノルウェーは幸先がいい。 |
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オスロ・コンチネンタルホテル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
すでに時計は午後3時、国立美術館の閉館時間は4時だ、大急ぎで着替えて出かける。 国立美術館は明日(月曜日)休みになるので今日中に行かなければ… 急ぎ足で ホテルからは10分くらいで入口に到着。 オスロに来た人は間違いなく全員見るであろう、エドヴァルド・ムンクの『叫び』『マドンナ』が展示されている。 |
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国立美術館 |
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受付でチケットを求めようとすると「日曜日は無料です」とレシートのような用紙を手渡される。 入場者数をカウントしているのだろうか? カバンはロッカーに預けるように指示されたので左奥のロッカールームへ。 コイン式(1ユーロ又は5NOK)だがコインの持ち合わせがなく困っていると、鑑賞を終え帰り際の若い日本人カップルが「どうぞ使って下さい」と1ユーロコインを差し出してくれる。ありがとうとよくお礼を言って拝借しバッグをロッカーに預け館内へ入る。とにかく、ムンクの『叫び』『マドンナ』を先に観なければ。 展示室は人の多さですぐにわかった。 あった!『叫び』『マドンナ』が並んで展示されている。 絵は世界的に評価の高いもので、何度も写真や雑誌では見たことがるが、名画を目の前にするのは感動的。 |
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ノルウェーを代表する画家エドヴァルド・ムンクの作品は入場者の誰もが一番のお目当て。 代表作『叫び』『マドンナ』の実物を前するとムンクの心の内の壮絶な人生が伝わってくるようだ。 5歳で母を亡くし、10年後にまた姉を結核で失い、ムンク自身も喘息、リュウマチ熱など発症し冬はほとんど家の中で過ごし、いつも死や不安を意識する若年時代だった。そして37歳の時とうとう父親まで亡くなり、それをきっかけに孤独で鬱に陥った毎日の中、描かれた代表作『叫び』は39歳の時にベルリンの個展で発表された。45歳の時には精神を病み入院。晩年はオスロ郊外に住み闇が大部分を占めていた作風も光のある明るい作品に変化していって1944年81歳でなくなるまで2万点を越す作品を残しその全てをオスロ市に寄贈した。 |
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こじんまりした美術館だがゴッホ、モネ、モディリアーニ、ドガ、ルノワール、ピカソ、ロダンなど数多く収蔵されている。 |
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ノルウェー・オスロ王宮 |
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1時間程で閉館時間間際まで名画を鑑賞して国立美術館を出る。 夕方は人気の少ない王宮前広場を通り港に行ってみる。 |
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港公園まえに「オスロ市庁舎」があり12月10日ノーベル平和賞の授与式が行われる。 |
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オスロ市庁舎 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
港側から見たオスロ市庁舎、その横に旧オスロ西駅舎を改造したノーベル平和センターがあり平和賞の歴史や受賞者の功績などの資料がある。 |
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オスロについて僅かな時間だったが名所をほとんど見ることが出来た。 ホテルに帰り夕食。 |
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部屋の窓からの夜景。・ 右は国立劇場、左は王宮前広場。 今日の歩行数 10494歩 6.8km |
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朝食後ホテルから5分、地下鉄ナショナルシアター駅から次のマヨルストゥーエン駅下車。 大通りを真っ直ぐ進むとすぐにヴィーゲラン公園入口だ。 |
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ヴィーゲラン公園は菩提樹の並木道やヴィーゲランの彫刻が212点も陳列され、その中でも人造湖脇のモノリッテンという650体の人間像を組み合わせてものと、怒りんぼうの像が特に有名。 |
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ヴィーゲラン公園のシンボル『モノリッテン』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
橋の上にある『怒りんぼう』の像 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヴィーゲラン公園は市民の憩いの場所と間単にいうことの出来ない壮大さ。 静かで広く都心に近い場所にこんな素晴らしい公園を造ったオスロ市民には敬服する。 日本でもひろい公園・庭園はあるがこんなに自然と調和した場所があるのだろうか。 これからはただ物質的な豊かさや経済力でなく、心の豊かさを求めていける国になってほしいとこの公園を歩きながら感じた。 |
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ヴィーゲラン公園の最寄りのマヨルストゥーエン駅に戻って更に地下鉄1号線でホルメンコレン・スキー場へ向かう。 地下鉄といっても地上を走り更にスキー場に向かって山をどんどんあがって、まるで登山電車のようだ。 駅もリゾート地らしい風情で車窓からはオスロの街を見下ろす絶景列車だ。 |
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ホルメンコルン駅は海抜400㍍。 駅前のマンション群はオスロ市内への通勤圏でもあり別荘もかねた贅沢な立地条件。 |
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山の中腹にある ホルメンコレン パーク ホテル・リカ |
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ホテル庭からの眺望 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
地下鉄駅から15分ほど山を登ったところに、ホルメンコレンジャンプ台 海抜417メートルに建つジャンプ台は2500年前にし湯されたスキーの破片やら、ナンセン、アムンゼンが北極で使用した装備などを展示している。 ノルウェーはクロスカントリースキーやスラロームスキーの発祥地でもある |
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ジャンプ台から見下ろす眺めは雄大で、帰り脇の観覧席をゆっくり下って降りるのも一苦労だった。 |
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ジャンプ台からホルメンコレン駅に戻り地下鉄でオスロ中央駅へ帰る。 |
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オスロ中央駅から大聖堂~国会議事堂~国立劇場と歩いてホテルに戻る。 |
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ノルウェー国会議事堂 |
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ナショナルシアター(ノルウェー国立劇場) |
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オスロの2日間もあっという間に過ぎて明日からは今度の旅行のハイライト。 北極圏を目指し3日間の船旅が始まる。ホテルで荷造りして休む。 今日の歩行数 17546歩 11.4km |
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10月9日今日からいよいよ3日間の船旅でヨーロッパ最北端を目指す。 5:30起床。8:00チェックアウトしてオスロでは何度も来ているナショナルシアター駅へ。 8:25分のリレハンメル行きに乗車オスロ・ガーデモエン国際空港へ向かう。 |
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ノルウェー鉄道でオスロガーデモエン国際空港へ。 |
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フッティ・ルーティン(北極圏の船旅)⇒ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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