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2011年11月28日〜30日   尾道〜広島〜宮島
飛行機 列車・電車 バス・タクシー 徒歩 宿
2011年11月28日(月)
尾道
広島
宮島
三井ガーデンホテル
11月28日(月)晴れ時々曇り 
   
尾道を早の電車に乗って9:45分に広島駅に到着。広島は昔三年ほど暮らした町で20年ぶりくらいの来訪だ。尾道で朝ごはん無しだったので、まず初めに目指すのは懐かしい広島お好み焼き。
インターネットで調べておいたお店は「HOPE」「電光石火」の2店。
店の雰囲気を見てから決めようとエレベーターに乗る。2店が入る駅前のビル6階が全てがお好み焼店でぐるーっと見て周りフロア奥のほうにある「電光石火」に決める。
この店は地元の広島経済新聞で広島県民が選ぶお好み焼き第一位にランクされた店だ。
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10時少し過ぎて開店早々なのでどの店もまだ準備中の様子だ。
声をかけると「どうぞ」と促され椅子に掛ける。メニューから肉たま焼きにトッピングでもち入り(Kはうどん・Mはそば)そして、焼き牡蠣を注文。

てっぱんの向こうで焼いてくれている若者と話していると、壁に張られたポスターの中央に彼が写っているので聞くと「あれは自分でこの店は自分がやっている」と言う。
なんと彼はこの店の店主だった。


彼は普段この時間に店にはいないそうだが、今日はたまたま居合わせたていたということだった。
独立開店して6年目で他に数件開店していて、ぐるナビの評価も高く若いのに感心しながら目の前で焼きあがるのを待つ。
「若い時お金が沢山はいるとつい有頂天になって大判振る舞いして使いたくなるけど、その時しっかり貯金する人としない人ではすごく差が広がってしまうから今はお金を溜めるチャンスと思ってしっかり貯金しなさいよ」などとついわが子に言うような話をすると苦笑いしながらうなずいていた。

≪焼きあがった「電光石火」ふっくらお好み焼≫

しかし彼の焼いたお好み焼はふっくらしてソフトでいままで食べたことのないくらい美味しいお好み焼きだった。焼き牡蠣も一緒にいただく。


お好み焼・電光石火 カキ焼き

駅に戻って広電宮島フリーパス(2日間有効)を買って市の中心へ八丁堀で下車。アーケードの商店街を抜けて今夜の宿、三井ガーデンホテルに荷物を預ける。広島は20代前半三年暮らした町なのでどこも懐かしい。
昔住んでいた袋町公園からお好み村〜本通りを抜けて、広電・八丁堀停留所で宮島行きの電車に乗る。


山陽本線の方が早いが、やはりゆっくり街を眺めながらと広電で行く。電車は観光以外の地元住民の大事な足になっていて宮島口までの停留所では沢山の乗降客がありかなり車内は賑やかだ。市内から約1時間、宮島口に着いて駅前からすぐのところにフェリー乗り場がある。


宮島口⇔宮島フェリーは頻発している様子で停船中の船に乗るとまもなく出航する。
約10分で厳島・宮島に到着。
昔広島にいたころ先輩に誘われ、宮島口近くのヨットハーバーに繋留していた先輩のヨットで操縦を教えてもらいながら厳島神社の鳥居下をこぐったことがあったが、今はそんなこと許されるのだろうか。のどかな時代だったなと思う。


1996年宮島は世界文化遺産に登録された、日本三景「安芸の宮島」についた。
フェリーをおりて人の波について行く。
東北大震災後どこも元気のない日本ばかりが報道されたりするが、広島に来て活気ある町や宮島のこの賑やかさにほっとした。地図を見ながら海寄りの道を歩くと厳島神社にぶつかるので真っ直ぐ進む。


人の流れに沿って歩いて行くと石の大鳥居でここをごぐると厳島神社境内だ。


表参道商店街の一角に厳島名物大杓子の展示。
杓子発祥の地宮島のシンボルとして昭和58年に2年10ヶ月の歳月をかけて制作された、平成8年嚴島神社が世界遺産に登録されたことを記念して現在の場所に展示された。長さ : 7.7m 幅 : 2.7m 重さ : 2.5t

表参道商店街では沢山の土産物屋さんや、焼き牡蠣、もみじまんじゅう、あなご飯、など名物がそれぞれ香りを漂わせている。


宮島・表参道商店街

厳島神社に着く。宮島にきたら全ての人はここを訪ねる。
神社入口で入場料を支払い中へ足を踏み入れると、独特の雰囲気。 古代から神の宿る島として名をはせ、平安時代平清盛によって社殿が造営され平家の守り神として崇められたが、その社殿は何度か火災で焼失し、現在のものは仁治年間(1240年頃)再建されたものであるという。


世界遺産「厳島神社」へ

朱色の回廊は幅4b、長さは約275b。 床板の間に目透しという隙間があり、高潮の時に下から押しあがってくる海水の圧力を弱め、海水や雨水を海へ流す役目を果たしている。

目透かしのある廊下

本社火焼前(ひたさき)より88間の海面にそびえる朱塗りの大鳥居は、奈良の大仏とほぼ同じ高さの16m、重量は約60t。主柱は樹齢500〜600年のクスノキの自然木で作られており、8代目にあたる現在の鳥居を建立するにあたっては、巨木探しに20年近い歳月を要したといいます。また根元は海底に埋められているわけではなく、松材の杭を打って地盤を強化し、箱型の島木の中に石を詰めて加重するなど、先人の知恵と工夫によって鳥居の重みだけで立っています。


厳島神社:高舞台
高舞台と平舞台

本社祓殿前にある、黒漆塗りの基壇に朱塗りの高欄をめぐらし前後に階段をつけた舞台で、平清盛が大阪・四天王寺から移したという舞楽がここで演じられます。舞楽の舞台としては最小のもの。現在の舞台は天文15年(1546年)、棚守房顕によって作られたもので、当初は組立て式だったものが江戸時代初期に現在のような作り付け構造になったと考えられてる。高舞台の先にあるのが平舞台


厳島神社の裏側、旅館・岩惣の脇でロープウェイ紅葉谷駅への無料送迎バスに乗る。


紅葉谷ロープウェイ駅から乗って中間駅で一度乗換え5分程で終点獅子岩駅に到着。
終点駅を出て広場から見える遥か彼方の正面山頂が弥山山頂らしい。約30分と案内書にはあるがあそこまで本当に30分で行けるのか疑問。下から一緒だったご夫人の3人連れはここで登頂を残念して引き返して行った。


とにかく歩こう。と気合を入れて山道を歩き始める。
まさか今日こんなハイキングをするとは思わなかったが、前の人のうしろを一緒について登る。
険しいところはほとんどないのでよほど脚の弱い人でない限り登れるだろう。
せまい山道を上がり下がりしながら歩く。汗をいっぱいかきながらほんとうに30分位で弥山本堂前広場に到着する。


弥山・霊火堂

小さな広場を挟んで弥山本堂と霊火堂が建っている。
本堂にお参りした後霊火堂に入ると806年弘法大師が修行してからずっと燃え続けている「消えずの火」の炎が見える。
周りの小さなたきぎを炎の中に入れ「消えずの火」に加え燃え続ける火の歴史の中に参加してくる。



広場から更に10分くらい登ると弥山展望台で二階建ての建物があり上からは瀬戸内海が360度一望できる。


帰りの山道で背の高いハイヒールを履いた若い女性から声をかけられ一緒に下山しながら話しはじめると、彼女は上海から一人で日本に観光に来ている「コウさん」という長身の美人で、現代の中国女性はとてもお洒落になったものだ。コウさんは下から山頂までハイヒールで登って来て、下山するところだったのだ。
それを聞いて今の日本の女性にない強い精神力とパワーを感じた。獅子岩駅から彼女とケーブルカーに乗って下り、帰りは紅葉岩駅から厳島神社まで歩いて降りていく。


12月なのにまだ一面紅葉でとても綺麗だ。
帰りは厳島神社の後ろ側に回り込んで大願寺の境内から神社の戻る。


大鳥居まで歩けたら行ってみるつもりで宮島の干潮時間を(17時頃)調べておいたが、少し海水が残って泥の状態で歩くのには少し無理で諦める。世界遺産・日本三景安芸の宮島を満喫して帰りのフェリーに乗る。


帰りのフェリーも沢山の乗客で、これでは土日の人出はさぞすごいだろうなと思う。
フェリー宮島口に戻り、やはり調べておいた「うえの」というあなごで評判の店を探す。JR宮島口駅直ぐ近くに店はみつかり、いつも行列の出きるような店と聞いていたのだが幸い並ばずに直ぐかけられすこし拍子抜け。
メニューは、あなごめし(赤だし付き)1470円 白焼き 1050円 弁当1470円の3つだけ、もちろん「あなごめし」を注文。少し待って出されたあなごめしは、こしがあって風味があり、うなぎなどより美味しいと思った。


帰りは又宮島口から広電の電車に乗る。原爆ドーム前駅で下車して夜のドームを見る。ライトアップされた原爆ドームの横を通り本通りアーケードを通りそごうに寄って夕食に生カキやお寿司を買ってホテルに帰る。


広島・本通り

ホテルの部屋は平和大通り側だったので窓から広島ドリミネーション(イルミネーション)でライトアップされ
とてもがきれいだった。

2011年11月29日(火)
三井ガーデンホテル
平和公園
原爆ドーム
広電・横川
三條三丁目
三井ガーデンホテル
11月29日(火)  晴れ  広島      三井ガーデンホテル
8:15ホテルの朝食は225階の展望レストランのブッフェ。外人客も多く窓際の席からは瀬戸内海の島々が見える。隣のテーブルの老夫婦と話に花が咲く。お二人とも広島出身で今は実家もなくなり、逗子から来て毎年お墓参りの折このホテルに宿泊するのだそうだ。
原爆にあわれているが原爆症もなく80過ぎまで元気で過ごされているお幸せなご夫婦だった。
天気予報は小雨も降る予報だったが、朝から雲ひとつない好天。もう12月なのに外出はカーデーガンででかける。

広島平和記念資料館

         今の平和公園付近                     被爆当時の平和公園付近

ホテル前の平和大通りから資料館見学の為平和公園へ。資料館に入るのは2度目だった。最初は兄と来た時に入り、衝撃を受けた記憶がある。今回はMがどうしても広島に来て資料館を見ないわけにいかないといい一緒に入る。数々の展示は胸がしめつけられる。二人とも見終わるとしばらく言葉がない。
原爆の惨禍を永遠に伝える資料はここでしか世界に伝えられない貴重なもので、大切に大切に後世に伝えていって欲しいと願う。


ここから原爆ドームの向こうには広島球場のナイター照明塔が見えていたはずなのに、今は球場が広島駅近くに移転してしまい寂しい。


原爆死没者慰霊碑

原爆死没者慰霊碑には、投下された原子爆弾により死没した方の霊を慰め、恒久平和を祈念するため、死没した方の氏名・死没年月日・死没時年齢を、昭和27年から死没者名簿に記載し奉納している。石室前には≪安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから≫の文面が刻まれている。



昔 広島で暮した当時に思いをはせながら平和公園内をゆっくりまわる。


平和公園から次に、40数年前に過ごした三條三丁目のカープ合宿所のあったあたりを訪ねる。
原爆ドーム前から広電の横川行きに乗る。電車は宮島とは反対向きに走り終点の横川でおりる。

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昔なんども来た横川駅もすっかり様変わりして、どっちがどっちか分からない。しかし少しづつ記憶がよみがえり三條に向かう通りを見つけ三町目に向かって歩く。(広島市三條町3−16−12)
ここに永く住んでいそうなお年寄りに、カープの合宿所のあった場所を訪ねると直ぐに分かって、教えられたあたりに行くと、合宿所は当然すでに影も形もななくなって、今は更地になっていて、建築工事の真最中だった。合宿所の向かいの通りには駄菓子屋さんがあり、声も顔もやさしいおばさんが焼くお好み焼きをよく食べに行ったがその店も当然もうなかった。おばさんも被爆者で家族を皆亡くした方だった。
ただ、斜め前の大きな公園が風景は変わったもののその場所にあって唯一当時の面影を残していた。

昭和40年代の広島カープ合宿所「三省寮」

合宿は40数年前、寮長を兼ねていた鬼の藤村コーチに昼の練習が終わった後や雨の日、徹底的にしごかれた場所で汗と涙の当時の記憶がよみがえり懐かしかった。
合宿所跡地から帰りは、横川駅に向かう途中、マネージャーの山本さんの住んでいたマンション前を通るがどの建物か判らないまま駅に戻る。


広島東洋カープ合宿所
三篠練習場・三篠寮
■所在地
広島市西区三篠3丁目16番12号 TEL(082)237-0630
■合宿所/木造2階建、個室19室、大広間(客室用)、食堂、ユニホーム室、医務室、用具室他
■練習場
ピッチング練習場(2プレート)、バッティング練習場
2,133.89平方m

広島カープ合宿所跡地

懐かしさに心を残しながら電車に乗り紙屋町へ。そごうデパート中にあるバスセンターで明日 錦帯橋へ行くバスの時間を確認する。デパート食品売場は海の幸がとても新鮮そうで、生牡蠣・お寿司などを買う。本通りを歩いてホテルに帰る。夜はもう一度街に出る。天満屋デパートが閉店セール(来年閉店)していたので入ってみるが購買意欲のわかない物ばかりで閉店セールとは名ばかりで元気のないデパートで閉店も止む無しと感じた。ホテルに戻りお風呂に入り、ドリミネーションを眺めながら部屋で夕食にする。宇品港近くへ牡蠣を食べに行く予定にしていたが、デパートで買った牡蠣は安く新鮮で美味しかった。このホテルはウェルカムドリンクにワインを用意してくれたり、ロビーでビタミンドリンク剤をすきなだけ配布していたりサービスがいい。 


2011年11月30日(水)
三井ガーデンホテル
広島バスセンター
錦帯橋・山口

広島バスセンター

1月30日(水) 6:45分早起きして昨日と同じ三井ガーデンホテル25階のレストランで朝食。
今日は修学旅行の中学生がレストラン中央に多数かたまって賑やかだ。
8:00ホテルをチェックアウトしてそごう3階のバスセンターへ。 8:45分発の錦帯橋まで直通バス(900円)のチケットを買う。       

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