HOME Ken & Mary's Second Life

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Ken&Maryの日曜名画座
K&Mセカンドライフ名画鑑賞録
毎日が日曜日SecondLife
『一日一膳』 『一日一名画』 日曜名画座
汚れなき悪戯 1955年(スペイン) ★★★★★   敬愛なるベートーベン 2006年(イギリス)★★★
主演:パブリート・カルボ  ラファエル・リベリエス 主演:エド・ハリス   ダイアン・クルーガー
あらすじ あらすじ
聖マルセリーノ祭を迎えたスペインのある小さな村。楽しげに丘の上の教会へ村人達が向う頃、貧しい家で病床に伏す少女を訪れた一人の僧侶は、この日にまつわる、今は忘れられた美しい奇蹟の物語を話して聞かせる−−かつて戦争で荒れ果てたこの村が平和をとり戻し始めた頃、三人の老いた僧侶が訪れて来て丘の上の廃墟に僧院を建てたいと村長に頼んだ。やがて農夫たちの協力で僧院は建立、十年後、いつか十二人となった僧侶らは静かな生活を送っていた。ある朝、門前に幼い捨子を発見。彼等は赤児の両親が今は亡いと知ると、その日が聖マルセリーノの日であったことからマルセリーノ(パブリート・カルボ)と名付け世話を始めた。僧侶らは心をこめた愛憎を注いだが、将来を考えた僧院長は子供を引取ってくれる家庭を探した。だが結局は失敗。それは彼等が心秘かに願っていたことだった。五年の後、マルセリーノは天使のように無垢な悪戯っ子になっていた。少年は僧侶らを見たままそれぞれ仇名をつけて呼んでいたが、いつか天国にいると思われる母親のことを想う日が多くなった。ある日、野原で出逢った農家の若妻に母の姿を見た少年は、同じ年頃のマヌエルという男の子がいると知って、彼を空想の友達と考えて、一人ぼっちの遊びも楽しいものにした。祭の日、村に行った少年の僅かな悪戯は思いがけぬ混乱に発展、負傷者まで出た。村長の後を継いでいた鍛冶屋は、これを僧侶らに対する攻撃の口実とし、一ヵ月以内に僧院退去を命じた。僧侶たちは失望。何も知らぬ少年は一人、空想のマヌエルと遊ぶ中、納屋で十字架のキリスト像を発見、飢えと寒さで悩むように思われるキリストの許へパンや酒を運ぶ。ある嵐の晩、やって来た少年にキリストは好意に報いようとその願いを尋ねた。少年は天国のお母さんに会いたいと答え、古椅子に寄ったまま永遠の眠りに就いた。そのまわりには、どこからともなく光が輝く。奇蹟は村中に伝わり、葬式には鍛冶屋始め総ての村人が参加した。−−話し終った僧侶が僧院へ戻る頃、教会から村人は帰途に就き、マルセリーノの祭も暮れようとしていた。 1824年のウィーン、『第九』の初演4日前。ベートーヴェン(エド・ハリス)は、まだ合唱パートを完成させていなかった。途方に暮れていたベートーヴェンの音楽出版社シュレンマー(ラルフ・ライアック)は、音楽学校にベートーヴェンのコピスト(写譜師:作曲家が書いた楽譜を清書する職業)として一番優秀な生徒を依頼していた。そこに現れたのは作曲家を志す若き女性アンナ(ダイアン・クルーガー)だった。期待に反し、女性のコピストが来たことに激怒するベートーヴェンだが、彼女の才能や自分の音楽への深い理解が分かると、仕事を任せることにする。ついに迎えた”第九”初演の日。劇場へやって来たアンナはシュレンマーに、指揮棒を振るベートーヴェンにテンポの合図を送る役目を代わってほしいと懇願される。そのアンナが舞台裏で見たのは、耳の不自由さで満足に指揮棒を触れない不安と恐怖に駆られたベートーヴェンの姿だった。アンナは、そっと手を取って励ます。こうして二人三脚の指揮による歴史に残る『第九』の演奏が始まった。第4楽章『歓喜の歌』の演奏終了と共に大歓声があがる。翌日、署名入りの『第九』の譜面を贈られ、感激するアンナ。そこで作曲した曲をベートーヴェンに見せるが、彼の無神経な反応に心を傷めアパートを飛び出してしまう。自分の過ちに気づいたベートーヴェンは、アンナの下宿先を訪ね、この曲を一緒に完成させようと許しを請うた。それ以来、アンナはベートーヴェンの指導のもとで曲作りに没頭する。そんな中完成した”大フーガ”の演奏会は、散々な結果に終わってしまう。そのショックは思いのほか大きく、ベートーヴェンは無人の客席に倒れる。アンナは彼を献身的に看病し、二人の間には師弟を超えた危うい感情と、互いへの尊敬の思いがあふれるのだった。
出典:goo映画
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ゲッタウェイ 1972年(アメリカ) ★★★   消された記憶 2003年 (アメリカ) ★★★
主演:スティーヴ・マックイーン 主演:ベン・アフレック、アーロン・エッカート
あらすじ あらすじ
テキサスのサンダースン刑務所からドク・マッコイ(スティーヴ・マックィーン)が出所した。銀行強盗の罪で10年の刑に服していたのだが、4年間服役したところで突然釈放になったのだ。この釈放はドクにとって1つの取引でもあった。彼は、地方政界の実力者ベニヨン(ベン・ジョンソン)を相手取り、出所と引き換えに町銀行を襲い、奪った金を山分けして保釈金代わりに払おうというのだ。ドクを、愛する妻キャロル(アリ・マックグロー)が待っていた。4年ぶりに味わう自由のうまさ!やがて銀行襲撃の綿密な計画が立てられ、用心深いベニヨンは2人の殺し屋、ルディ(アル・レッティエリ)とジャクソン(ボー・ホプキンズ)を送り込んできた。決行の朝、ドクはキャロルの運転する小型トラックに乗り込み、銀行前のマンホールの真上に停めると、地下にもぐり銀行に通じる電力源を切断した。ルディとジャクソンが拳銃を携えドクが金庫から札束をバッグにつめ込んでいく。襲撃計画は成功したかのように思えたとき、ジャクソンが守衛の1人を射殺してしまった。タイミングよく、ドクの仕掛けた時限爆弾が爆発し、混乱に乗じてドクとキャロル、ルディとジャクソンは別々に逃走した。その途中、ルディは足手まといのジャクソンを射殺し、車から放り出すと、落ち合いの場所に急行した。ドクは、ルディが金を1人じめしようとしていることを知り、一瞬早く彼の胸板をぶち抜いた。ドクはルディが動かなくなったのを見届けると、ベニヨンが待つ農場に向かった。その場でベニヨンは、自分のような政界のボスがたかだか一介の囚人の出所にわざわざ手を貸したのは、魅力的なキャロルがいたればこそ、といい、暗に彼女との情事をほのめかした。その時、車で待っていたはずのキャロルがいつの間にか近づき、やにわにベニヨンを射殺した。ダガ、ベニヨンの言葉がドクに与えたショックは大きかった。怒りと屈辱--しかしいまのドクにはここを立ち去るしかなかった。車から列車に乗りついだ2人は駅のロッカーに金の入ったバッグを預けたが、鍵をすりかえられ、盗まれるというよきせぬアクシデントが起き、ドクの必死の探索で取り戻したものの、この1件でドクは指名手配の身となってしまう。一方、ドクに撃たれたルディは防弾チョッキのおかげで1命を取りとめ付近の獣医クリトンを脅迫して彼を追うためエル・パソに向かった。その頃“経理士"とあだ名されるベニヨンの弟(ジョン・ブライソン)もドクの行方を追っていた。指名手配になっていることを知ったドクはショットガンを買い求め、パトカーの追撃をかわしながらエル・パソのホテルに到着した。しかしホテルには一足先に着いたルディが見張っており、さらに“経理士"にも連絡がいき渡っていた。そんなことは知らないドクとキャロルは高飛びの用意もすませ、しばしの安らぎをみいだしていた。だがいつもと違うホテルの雰囲気に敏感に反応したドクは廊下にひそんでいたルディを殴り倒した。折しも“経理士"らがホテルに到着し、ドクのショットガンが火を吹くのを皮切りに、凄まじい銃撃戦が始まった。1人、1人、ベニヨンの一味が倒れていく。エレベーターからドクを狙った“経理士"も、逆にケーブルを切断され、床に叩きつけられた。窓伝いに逃げるドクとキャロルを、意識の回復したルディが狙った。だがドクは今度こそ止めの1発をルディに見舞った。無事落ちのびた2人は通りがかりの老人から小型トラックを3万ドルで買い取ると、国境を超えて南へ向かった。

情報化社会が進んだ近未来。フリーで仕事しているコンピューター・エンジニアのマイケル・ジェニングス(ベン・アフレック)は、数々のハイテク企業の極秘プロジェクトに参加して、高い報酬を受け取っては、毎回、その参加期間の記憶を消されていた。そして彼は、オールコム社のビッグ・プロジェクトに関わり、3年間もの記憶を消される。しかしそのあとに受け取った封筒には、ガラクタのような19個のアイテムと、確かに自分のサインが入った報酬辞退の誓約書が入っているだけだった。衝撃と不安に苛まれたジェニングスだったが、それに追い討ちをかけるように、FBIとオールコム社に雇われたエージェントが彼を追いかけ始める。窮地に陥ったジェニングスは、元雇い主である起業家ジミー・レスリック(アーロン・エッカート)に殺される前に、同僚であり恋人だったレイチェル(ユマ・サーマン)の助けを借りて、すべての謎を解くために奔走し始める。やがて封筒の中のアイテムは、ジェニングス自身が開発した未来予知マシンを破壊するよう誘導するために、任務終了の直前に自ら自分宛てに送ったものだと判明する。レスリックがそれを悪用するために、世界が滅亡してしまうからだった。かくしてジェニングスとレイチェルは、追っ手の攻撃をかわして命懸けで突き進み、ついにマシンを破壊することに成功するのだった。




出典:goo映画
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下宿人 1927年(イギリス) 無声映画  ★★★  刑事 1959年(イタリア) ★★★★
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:アイヴァー・ノヴェロ マリー・オールト 監督ピエトロ・ジェルミ出演ピエトロ・ジェルミ クラウディア・カルディナーレ
あらすじ あらすじ
ヒッチコックのサイレント時代の最高傑作。電光掲示板で速報される連続殺人事件、早速印刷された新聞の号外に群がる人々、事件の犠牲者がブロンドの若い女性ばかりであるために、ブロンドの髪を帽子や黒いかもじで隠すレヴューガール(演目は何と「ゴールデン・カール」)などが、霧深いロンドンの夜景と共に活写される。 主人公の下宿人は如何にも挙動不審で、周囲の人々は彼が犯人なのではないかと疑うが、実は彼は被害者の1人の兄で、犯人を自らの手で捕らえようとしていた。それが判明するまでのスリリングな描写の数々も見応えがある。特に下宿人の部屋の階下の居間の電灯が揺れ、歩き回る彼の足が透けて見えるというシーンは、不安に駆られた人々の心理状態を浮き彫りにしていた。ヒッチコックはサスペンスの基本形をしっかりと把握し、テンポよくまとめ上げた。若き日の彼の才気溢れる作品。 ローマの古いアパートに雨の午後、強盗が入った。機動隊警部イングラバロ(ピエトロ・ジェルミ)は部長刑事サーロ(サーロ・ウルツィ)やオレステ刑事とともに乗りこんだ。被害者は一人で住む勲三等というアンザローニだった。盗難品は大したことはない、新聞に出さないでくれと非協力的だ。女中のアッスンタ(クラウディア・カルディナーレ)は隣室のバンドゥッチ家の女中でもある。事件の時、バンドゥッチ家にいたという。警部は女中の許婚者の電気屋・ディオメデを捕え、取調べた。アリバイはなかったが、泥をはかなかった。が、追いつめられ、アリバイを出した。その時間にアメリカ女のガイドとして遊びたわむれていた。アッスンタに聞かれたくなかったのだ。--一週間たった時、バンドゥッチ夫人のリリアーナ(エレオノーラ・ロッシ・ドラゴ)が惨殺された。遠縁の、医者バルダレーナ(フランコ・ファブリッツィ)が発見者だ。リリアーナには子供がなかった。警部もそれをなげかれたことがある。二度流産し、バルダレーナに世話になった。毎月彼に金を援助していた。その金をとりにきて、発見したのだ。リリアーナの夫は旅行中だった。誰かに殺させたのか。--警部は医者と夫君の二人に目をつけた。が、何もきめ手はなかった。リリアーナの遺言状が開かれ、前の女中二人と、アッスンタ、バルダレーナの四人と孤児院に巨額の遺産が贈られ、夫には一銭も残されなかった。夫のろうばいぶりが警部らの尾行・張込みを強めさせた。一方、前の強盗事件は聞き込みで解決した。レッタリという前科者を捕え、主犯がパタータだと白状させた。テヴェーレ河畔の小屋から、真珠やダイヤの盗品が出てきたのだ。警部はホテルに住むバンドゥッチを事件の部屋に連れこみ、彼が電話と、人の所在を示すことを恐れるのを確かめた。あとは徹底的な尾行。海岸のバンガローで逢引の相手も聞いた。牧師のところでバンドゥッチは白状した。前の女中ビルジニアと関係ができ、妻に知られると、よそに囲った。今、逃げているのはその女からだと。ビルジニアのところを襲うと、ベッドにバルダレーナがいた。--彼らはだれもリリアーナ殺しに関係がなかった。互いに相手が殺ったと思っていた。迷宮入りだ。が、警部はアッスンタから渡された鍵が合鍵であるのに気づき新婚の彼女の家を訪ね、ディオメデを逮捕した。彼女の手引きで結婚の金を目当てに侵入した彼が、誤って夫人を殺してしまったのだった。



 決断の3時10分 1957年(アメリカ)★★★ ケイン号の叛乱 1954年(アメリカ) ★★★
出演:グレン・フォード ヴァン・ヘフリン フェリシア・ファー 出演:ハンフリー・ボガート ホセ・フェラー ヴァン・ジョンソン  
あらすじ あらすじ
広々としたアリゾナ荒原−−そこを行く駅馬車が今日も襲われた。襲ったのはウェード(グレン・フォード)一味。彼らは家畜の群を使って駅馬車を止め兇行を働くのが常だった。折しもこの光景を目撃したのは貧乏牧場主のダン(ヴィン・ヘフリン)であった。しかもかの家畜が兇行に使われていた。だが悪漢一味に手出しはできない。ダンの一家にはもっと切実な問題が控えていた。旱魃のため大事な家畜が死に瀕している。ウェード一味はビスビイに到着していた。一方ウェードは酒場の女エミイ(フェリシア・ファー)に一目でひかれた。そのころ保安官はダンと出会い、ウェードが駅馬車強盗の首領であることを知った。彼はまずダンを町にやってウェードと話合わせ、そのすきに難なく逮捕した。が、牢獄のあるユマまでウェードを護送するには、彼の子分たちの眼を逃れなければならない。そこで保安官の代りにダンともう1人が護送の役目を買って出た。2人はまずウェードを町まで連行、ホテルの1室に監禁した。この町の停車場からユマ行の汽車が出るのは3時10分、発車までまだ2時間もあった。いらいらするダン。しかもその間にウェードの子分プリンスが仲間を集めてダンの前に現れた。ダンは襲ったらウェードの命はないと一味に警告した。ウェードはまた逃がしてくれたら1万ドルやろうという。その上、妻がここへ訪ねてきて、危険なこの仕事から手を引いてくれと哀願する。さすがのダンもこれには動揺した。が、仲間がプリンスに殺されるやダンの心は決まった。ダンはウェードの背に拳銃を擬しつつ遂に汽車に乗せることに成功した。ユマへの列車が速度を増すころ大粒の雨が降り出した。ダンの顔に喜びの笑みが浮んだ。 1943年、プリンストン大学を卒業したウィリー・キース(ロバート・フランシス)は、ナイトクラブの歌手をしている恋人メイ・ウィン(メイ・ウィン)に別れを告げ、海軍少尉候補生として駆逐艦ケイン号に乗りこんだ。ケイン号では艦を切り回しているのは艦長デヴリースではなく、むしろ副官のマリク大尉(ヴァン・ジョンソン)であったが、間もなく艦長更迭が行われ、新艦長のクィーグ中佐(ハンフリー・ボガート)が着任した。ウィリーはクィーグのデヴリースとは正反対なキビキビした態度に感心した。魚雷の曳航演習中、クィーグが1人の水兵を叱責することに夢中になって指揮を忘れたため魚雷の曳航綱が切れてしまうという事件が起きた。この事故の説明のため、ケイン号はサンフランシスコに入港し、ウィリーはメイとともに休暇を過ごした。休暇が終わって艦に帰った乗組員たちは艦長が事件の責任を部下一同になすりつけたことを知った。クィーグへの信頼は一挙に失われた。ケイン号は直ちに機動部隊に加ってクェゼリン群島に向かったが、この上陸作戦でクィーグは満足に任務が遂行できず、大変な臆病者であることを暴露してしまった。インテリのキーファー大尉(フレッド・マクマレイ)は彼を偏執狂だといった。事実、クィーグは冷蔵庫の苺が紛失したといって乗り組員の身体検査をする有様だった。そんな矢先、艦は猛烈な颱風に遭遇し、艦長に指揮を委せていたら沈没も免れぬと思ったマリクは決然クィーグに反抗して艦の指揮をとり、皆の応援を得て艦を救った。艦はサンフランシスコに帰港し、マリクとウィリーは反逆罪で軍法会議に附されることになった。体勢は明らかにマリクたちに不利だったが、弁護人バーニー・グリーンウォルド中尉(ホセ・フェラー)は巧妙な質問でクィーグが偏執狂であることを証明し、2人は無罪の判決を受けた。ウィリーはメイと結婚し、颯爽と新しい艦に乗りこんだ。その艦長はケイン号の前艦長デヴリースであった。



厳重に監視された列車 1966年(チェコ) ★★★ 消されたヘッドライト 2008年(アメリカ)★★★
出演:ヴァーツラフ・ネッカージ ブラスティミール・ブロドスキー ウラジミール・ヴァレンタ    出演:ラッセル・クロウ   ベン・アフレック   レイチェル・マクアダムス 
あらすじ あらすじ
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ保護領下にあったチェコスロバキアの小さな村コストムラティ。そこの田舎駅に青年ミロシュ・フルマ(ヴァーツラフ・ネッカージ)が操車係見習いとして着任する。駅にはハトの飼育に血道をあげる駅長のマックス(ウラジミール・ヴァレンタ)、ミロシュの先輩操車係で女癖の悪いフビチカ(ヨゼフ・ソムル)たちがいた。また、ミロシュの恋人マーシャ(イトカ・ベンドヴァー)が時折、駅を通過する列車の車掌としてやって来る。ミロシュとマーシャは駅に列車が停車しているわずかなあいだ、プラットホームで立ち話をする程度でプラトニックな交際を続けていた。とある晩、いまだ童貞のミロシュがマーシャと一夜を共にしようとするが、ミロシュがことに失敗して別々のベッドで床に就く。自己嫌悪に陥ったミロシュは自殺をはかるも一命を取り留め、医師(イジー・メンツェル)から、「君の年頃で早漏は普通のこと。経験豊かな女性にセックスを教わればいい」とアドバイスを受ける。さらに悩むミロシュは、駅長の妻(リブシェ・ハベルコバー)にセックスを教えてほしいと請うが、あっさりとかわされて断られる。一方、夜勤中のフビチカは駅の女性電信係ズデニチカ(イトカ・ゼレノホルスカー)といちゃつきながら、ズデニチカの尻に駅の公印を押して遊んでいた。また別の晩、若く美しいパルチザンのヴィクトリア・フライエ(ナジャ・ウルバーンコヴァー)が駅に現れる。ヴィクトリアは、夜勤中のミロシュとフビチカに、明日ここの駅を通過するナチスの列車にこれを仕掛けて欲しいと、ひとつの起爆装置を手渡す。そして、誰もいない駅長室でヴィクトリアが休もうとするところに、気を利かせたフビチカがその駅長室にミロシュを押し込める。翌朝、ヴィクトリアにセックスがいかなるものかを教わったミロシュが、自信にあふれた面持ちで勤務に就く。そこへナチス幹部であるツェドニツェク参事官(ブラスティミル・ブロドスキー)が現れて、ズデニチカの尻に公印を押した疑いで、フビチカの査問会をこれから駅舎でひらくと言う。爆破すべきナチスの列車が刻一刻と駅に近づいてくるが、査問にかけられている当のフビチカは駅舎を離れられない。その成り行きからミロシュが起爆装置を持って線路に向かい、ナチスの列車に起爆装置を投げ込むことに成功する。しかしその直後、ミロシュは、列車に潜んでいたナチスの狙撃兵に撃たれ、列車の爆破に巻き込まれて命を落とす。 キャル(ラッセル・クロウ)はワシントン・グローブ紙のベテラン記者。ある日、1人の女性の死亡記事が紙面に掲載される。その被害者女性と将来有望な国会議員コリンズ(ベン・アフレック)のスキャンダルを追っていたワシントン・グローブは、前夜に起こった別の殺人事件との奇妙な関連に気づく。豪腕の女編集長キャメロン(ヘレン・ミレン)の指示で、渦中のコリンズに接触するキャル。旧友であり取材対象でもあるコリンズとのやりとりをきっかけに、彼は相棒のデラ(レイチェル・マクアダムス)とともに、警察の捜査とは別に独自の調査を開始。持ち前の知恵と行動力を駆使して、次第に事件の裏側に迫っていく。ライバル紙のスッパ抜き、クールな上司のプレッシャー、警察との腹の探り合い。困難な状況を乗り越え、ベテランならではの鋭い嗅覚で真相に迫るキャルだが、そこに待ち受けていたのは、想像を絶するアメリカ最大の闇。やがて、自ら紙面で国家権力に挑戦状を叩きつけることになったワシントン・グローブの記者たちに危機が訪れる。迫りくる暗殺の恐怖、幾多の社会的圧力。はたして彼らは、真実を暴くことができるのか……?



今朝の秋(NHKドラマ)  1987年(昭和62年) ★★★★★  けものみち(NHKドラマ)   1982年(昭和57年) ★★★★
山田太一脚本  主演:笠 智衆 杉村春子 主演:名取裕子  山崎努
あらすじ あらすじ
作: 山田太一
演 出: 深町幸男
出 演: 笠 智衆/杉村春子/杉浦直樹/倍賞美津子/加藤 嘉/樹木希林


蓼科の山荘で隠居生活を送っていた老人(笠智衆)は、ある日、一人息子(杉浦直樹)が、がんに侵されて余命いくばくもないことを知る。息子の入院する病院に駆けつけるが、気の利いた言葉も見つからず迷う中、二十年前に別れた妻(杉村春子)と再会する。












出典:goo映画
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中風で寝たきりの夫寛次を、女中勤めで養っている成沢民子は、客のホテル支配人小滝に誘われ、事故死をよそおい、夫の寛次を焼き殺した。そして民子は翌日、小滝の紹介で弁護士秦野と共に鬼頭洪太の邸を訪れた。中風で身体の不自由な老人鬼頭の世話をするため民子は選ばれたのだ。金にまかせた華美な生活、民子は鬼頭に身体をまかせながら、いつか小滝が忘れられない人となった。一方焼死事件に不審を抱いた警視庁捜査一課の久恒刑事は、当日現場付近に民子らしい女がいたことを聞きこみながら、民子のアリバイを崩せず、次第に民子の美しさに職業を逸脱したみだらな行為を迫るのだった。久恒の調査で、鬼頭は元満州浪人で、戦後莫大な金を手にし、政治を裏から動かし、右翼団体を握っている人物であり秦野とは、かつて鬼頭のもとで働いていた鉱夫の偽名で、本物の弁護士秦野は満州で行方不明となっていた。また小滝は左翼くずれで、満州から古美術を盗み秦野らに近づいて、一つのラインを形成していることが判明した。その頃政界では、ある殺人事件にまきこれた高速道路公団総裁香川が辞職し、新しい総裁が椅子についた。鬼頭のさしがねであることは当然ながら、確証がつかめず久恒はいらだった。だが鬼頭の手は久恒のうえにものびた。知りすぎた久恒は退職を勧告され呆然とした。そして数日後、久恒は鬼頭の用心棒黒部に殺害された。事件は複雑な人間関係を見せた頃、鬼頭が死亡、通夜の鬼頭邸で秦野が殺害された。民子は今さらながら、自分の置かれた立場に恐怖を感じた。小滝を訪ねた民子は、ある安宿に逢瀬を楽しんだが、入浴中、不意に乱入した黒部の手で石油をかぶり火だるまとなって死んだ。だがその黒部も、浴室の戸をいち早く閉めてニヒルな笑いを浮かべる小滝の策に、自ら滅んでゆくのだった。



結婚できない男(2006年(平成18年)フジTVドラマ ★★★★ 警察日記 1955年(昭和30年) ★★★★
主演:阿部寛 夏川結衣 ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞   監督: 久松静児. 出演: 三島雅夫, 森繁久彌
あらすじ あらすじ

(第1話)
建築家・桑野信介は、仕事の評価は高く、ルックスも悪くない。しかし、皮肉屋で偏屈な性格から、女性や結婚に対して嫌悪感を示し、40歳になるまで独身の「結婚できない男」であった。高級マンションに一人暮らし、一人きりで食事をして買い物をするという、気ままな独身生活を楽しんではいるが、どこか空しさも感じ始めていた。ある日、激しい腹痛を起こした桑野は、隣に住むOL・みちるに助けられ、義弟で友人の副院長を務める病院に搬送される。桑野は大腸の検査を嫌い、腹痛が治まると女医の早坂夏美が止めるのも聞かず帰宅してしまう。その数日後、40歳の誕生日に痛みが再発し、またも病院に搬送された桑野は、夏美に服を剥ぎ取られ検査を受ける。ベッドの上で悶える桑野に、夏美は「誕生日おめでとうございます」と声をかける。自分に素直になれず、仕事が忙しい夏美も、独身で恋人はいない。互いに辛らつな言葉を交わしあうようになる二人であったが、次第にお互いに気になる存在になっていく。

東北地方の田舎町の警察署。署には頑固な石割署長、金子主任、赤沼主任、人情家の吉井巡査、純情な花川巡査、剣道自慢の署長の相手役藪田巡査、倉持巡査等がいる。刑事部屋は毎日様々の人で大にぎわいで、今も窃盗容疑の桃代、神社荒しの容疑者お人好の岩太が取調べを受けている。駅前では戦争で子供達を失くしてから頭の変な村田老人が交通整理中である。ある日吉井巡査は六つ位のユキコと赤ん坊の姉弟の捨子を発見した。預ける所もないので、赤ん坊は料亭の内儀ヒデが、ユキコは自分が引きとった。花川巡査はもぐり周旋屋杉田モヨに身売りされかけた二田アヤを保護したがアヤはお金のためにまた町を抜け出そうとしたので、彼は給料をさいてお金をやった。モヨは人身売買の件で検挙されたが平然としていた。セイと息子の竹雄が万引で捕って来たが彼女は亭主に逃げられたのだった。通産大臣が帰郷し、町長や署長等役人は大騒ぎであった。交通安全週間中だというのに大臣一行の傍若無人な振舞に町の人々は唖然とした。その夜母親シズが二人を引き取りに署へ来たが子供達が幸せと知ると安心し子供の顔を一目見て東京へ去った。セイと竹雄が無銭飲食で挙げられ、セイの夫重四郎も取調べをうけていたが、金子主任にさとされ一緒に帰って行った。花川巡査はアヤから手紙を受け取ったが、中には彼に返す為のお金と真赤な紅葉が入っていた。



化身 1986年(昭和61年) ★★★ 激流・私を憶えていますか 2013年(平成25年)NHKドラマ ★★★
主演:藤竜也 黒木瞳 梅宮辰夫   出演:田中麗奈 桐谷健太 国仲涼子  
あらすじ あらすじ
京都から帰京した文芸評論家の秋葉大三郎は、東京駅に降りた時、「鯖の味噌煮が食べたい」と珍しいことを言っていた銀座のホステスを想いだした。里美というそのホステスのいるバー「魔呑」へ友人、能村と出かけた秋葉は彼女をデートに誘った。デートの日、泥臭さが抜けきらないが素朴なところに魅かれた秋葉は、里美を抱いた。里美は本名を八島霧子といった。霧子は不思議な魅力を持っていた。髪形やファッションを変えると見違えるように変身した。秋葉には編集者で38歳の田部史子という愛人がいたが、霧子と付合うようになってから、仲が遠のいていた。たちまち「魔呑」の売れっ子となった霧子を別荘に連れて行った秋葉は、そこで史子と出くわす。史子は秋葉の心変わりを知った。霧子は「魔呑」を辞め、秋葉は彼女のために高級マンションを与えた。彼は日毎に容姿も肉体もいい女になっていく霧子に充足感を覚えていた。霧子が代官山に洋服のリサイクルの店を出したいと言ってきた。二千万近い資金は秋葉が都合し、霧子は店の名を秋葉のアと霧子のキから「アンティック・阿木」と名付けた。新しい情報と品物の仕入れの為に霧子がニューヨークに発った。秋葉も同行するはずだったが、母の久子が脳血栓で倒れたため、仕方なくニューヨーク在住の商社員、室井達彦に霧子の世話を頼む。ある日、秋葉は「阿木」から出て来た史子と会った。彼女とは一年近くも会っていなかったが、昔のことにはふれず逆にサバサバした様子だった。霧子が帰国した。出迎えた秋葉は別人のように美しくなった霧子を見て呆然とする。霧子の身辺は急に多忙になった。マスコミの付合いなどで秋葉が介入する余地がないほどだ。霧子は自立する女に変りかけていた。ある夜、別れ話をきりだした霧子はマンションを飛びだした。追いかけた秋葉は史子の部屋に入って行く霧子を見て呆然とした。二人は半年前からの知り合いだと言う。久子の葬儀の日、霧子が焼香に現われ、秋葉に別れの理由を語る。霧子はまだ秋葉を愛していたが、史子と彼の関係を知り愛の不確さを感じたのだ。そして、男に去られる前に生甲斐を見つけて去って行くことを考えたのだった。 学級崩壊寸前だったK中学3年A組の中でも、2班はまだまとまっている方だった。しかし京都での修学旅行での班別の自由行動中、バスに乗り込んだ時には確かに7人いたにも関わらず、一人の少女がバスから忽然と姿を消した。同じバスに乗っていた同じ班のクラスメイトたちは、彼女・小野寺冬葉がいなくなったことにしばらくして気が付き、引率の教師らに連絡する。突然の単独行動に驚き戸惑いつつも、いずれ宿に戻ってくるだろうと楽観視した他のメンバー達。しかし警察の捜索でも見つからず、思春期という多感な時期ということもあり、悩みを抱えた冬葉の自発的な家出ではとの大方の見方をよそに、冬葉はその日、戻って来なかった。そして東京にも学校にも家にも戻って来なかった。その日以来、冬葉の姿を見た者は誰もいない。同じ班だった三隅圭子、秋芳美弥、御堂原貴子、東萩耕司、鯖島豊、長門悠樹ら6人は冬葉をいじめていたのではないかと学校中から白い目で見られ、マスコミにもあらぬ噂を書き立てられ、辛い思いをさせられた。 20年の時が過ぎ、あの時のメンバーは35歳となっていた。歌手や小説家として人気を得ながらも薬物に手を出してしまい落ちぶれていた秋芳美弥は、自身の小説が原作の映画の主演と主題歌担当という再起をかけた一大プロジェクトのために動き始めていた。誰からも美人と憧れられていた御堂原貴子は、ごく平凡なサラリーマンと結婚し家庭に入っていたが、夫がリストラされ、ローンの支払いや娘の学費に困り、主婦売春に手を染めていた。出版社で文芸雑誌の副編集長を務める井上圭子(旧姓:三隅)は、浮気をした夫との離婚調停が暗礁に乗り上げていた。東大を卒業し一流電機メーカーに就職した鯖島豊は、社内の派閥争いの影響で出世コースを外れ冷や飯を食わされていた。各々の人生を歩み、会うこともなかった6人だったが、美弥と貴子の元に「わたしを憶えていますか? 冬葉」というメールが届いた。冬葉は生きているのか?だとした ら、今頃になって何のためにこんなメールを送ってくるのか?バラバラだったあの時のメンバーが、再び連絡を取り合って集結し、運命という名の激流が再び流れ始める。ホームレス中学生  2008年(平成20年)小池徹平 西野亮廣 池脇千鶴大阪の中学校に通う田村裕(小池徹平)は、明るいクラスの人気者だった。中2の夏休みを迎えるにあたって、気になる同級生の女の子からデートにも誘われた。有頂天となる裕だが、集合住宅の自宅に帰って愕然とする。ドアの前には黄色いテープを張られて、放置された家具は押さえ物件となっていたのだ。兄の研一(西野亮廣)や姉の幸子(池脇千鶴)も帰宅して呆然とする中、自転車でやってきた父である一朗(イッセー尾形)が、家族の解散を宣言する。兄や姉の心配を振り切った裕は、ひとりで生きていこうと決意する。ホームレス中学生となった裕の住居は、公園の滑り台だった。空腹は水を飲んで凌ぐ。近所に住む子供たちとはバトルを繰り返す。時には研一がアルバイトしているコンビニエンスストアを訪ねて、弁当を御馳走になる夜もあった。ある日、裕は親友のよしや(柄本時生)と顔を合わせる。裕を気づかったよしやは、自宅に彼を連れて行った。よしやの母である道代(田中裕子)と父の正光(宇崎竜童)は、家族同然に裕を迎え入れた。その気持ちの温かさに、涙を堪えきれない裕。バラバラに暮らしていた裕と研一と幸子は、よしやの両親と民生委員のスミ子(いしだあゆみ)の配慮で、ボロアパートに三人で住むことになる。そんな心遣いに感謝しながら、新たな田村家の生活がスタートした。どんなに貧しくても、兄弟三人が団結すればやっていける。そう考えながらも、短期間でハードな経験を経てきた裕は疲れていた。家族って何なのだろう? 裕の疑問は止まらなかった。そのうち、裕たちのために援助を惜しまなかったスミ子が脳溢血で倒れて、急逝する。その悲しみの中で、裕は7年前に亡くなった母親・京子(古手川祐子)のことを思い出す。母がいたから、現在の自分もあるのだ。その真理に気がついた裕は、もういちど明日から生き直そうと心に誓った。ゆりちかへ ママからの伝言 2013年(平成25年)テレビ朝日常盤貴子 田辺誠一 中村ゆり「私、お母さんになりたいの」。そんな思いを抱いていた主人公の晃子だったが、残酷にも妊娠と同時にガンが発覚…。 我が子を産むか、母体を優先するか、無常すぎるほどの究極の選択──。晃子のことを想うが故に母・美津子は出産に反対し、激しい母娘喧嘩をしますが、晃子が選んだのは「お母さんになる」ということでした。それは反発し、喧嘩をしつつも、そんな母が大好きで、自分もそうなりたいと晃子が強く願ったからでした。美津子は娘のそんな思いを知り、「バカな娘だと」文句をいいつつ、娘を支えていきます。その一方で、妻の出産を止めなかった夫・亮太を許せず、姑と婿の仲はさらに険悪になり、晃子は二人の間を取り持とうと四苦八苦……。そして、無事女の子「ゆりあ」を出産した晃子を待ち受けていたのは余命宣告でした。そこで晃子は、残された時間で「娘への伝言」を残すことに…。それは少しも説教臭くない、母として、女性の先輩として、これから生きていく娘の背中をそっと押すようなメッセージ。「大人だって間違える」「おしゃれは大事よ」──等々、 気づけばそこにはかつて娘だった自分が母・美津子に言われた言葉がチラホラと並んでいて、あの頃の母の気持ちに思いを馳せ…娘への手紙は、知らぬ間に結ばれた美津子との絆を晃子に思い起こさせるのです。このノートを晃子は本として出版しようと、周囲の反対をきかず病をおして書き続けます。 手が動かないときにはテープに声を吹き込んでまで…。そうまでして、なぜ出版するのか。そこには自分が残していかなければならない娘・ゆりあへの、母親の切なく、深い愛情が──。



月光の夏 1993年(平成5年)  ★★★★ 経世済民の男 高橋是清 2015年(平成27年) NHKTV ★★★★
主演:渡辺美佐子 若村麻由美 仲代達矢  出演:オダギリジョー 谷原章介 壇蜜 ミムラ      
あらすじ あらすじ
吉岡公子はかつて教師として勤めた鳥栖小学校の古いグランドピアノについて忘れられない思い出を持っていた。昭和二〇年初夏、当時ピアノ係をしていた公子のところに、目達原基地から二人の青年特攻隊員が訪れた。生きては帰れぬ出撃を前にどうしてもピアノが弾きたいと、一人の青年はベートーベンのピアノソナタ『月光』を、もう一方の青年は『海ゆかば』を弾いて基地に帰っていった。二か月後に戦争は終わった。公子が語るその思い出は新聞やラジオで報道され、平和の記念碑としてピアノは保存されることになった。地元ラジオ局の石田りえはドキュメンタリー作家の三池安文と共にピアノを弾いたと思われる元少尉風間森介を訪ねるが、風間は何も語ろうとしない。石田たちは生き残った特攻隊員に取材を重ね、特攻出撃を途中で放棄した隊員を幽閉していた“振武寮”の存在を知り、特攻平和記念館で『月光』を弾いた海野光彦少尉の遺影を発見する。それをきっかけに風間の閉ざされた心は徐々に開き、エンジンの不調で特攻から引き返したこと、“振武寮”に入れられた屈辱と絶望の日々のことを語り始めた。半世紀を経て思い出のピアノと再会した風間は、当時を振り返りながら『月光』を奏でるのだった。 高橋是清(オダギリジョー)がアメリカ留学から帰国すると、日本は明治維新、時代が大きく変わっていた。初代文部大臣・森有礼(谷原章介)の書生となり、得意の英語を活かし大学南校三等教授手伝いとなるが、芸者遊びに熱中し辞職。そのまま芸妓の桝吉(壇蜜)に養われる。借金返済のため、九州の唐津に英語教師として18歳で単身赴任。しかし、東京に戻った時、桝吉の姿は消えていた。その後、東京英語学校や文部省の通訳など役職に恵まれた是清だが、好奇心からさまざまな事業や投資に手を出し失敗を繰り返す。しかし、その経験が後の是清を培っていく。森有礼の薦めで官職に就いた是清は、33歳の時、特許局の初代局長となる。ところが、その直後、前田正名(藤本隆宏)に請われ日本の未来のためと職を辞し、ペルーの銀山経営に向かうのだが…。
ペルーの失敗の責任をとって、職も財産も失った是清だが、日銀新庁舎の工事責任者として採用される。さまざまな無駄を指摘し、工期短縮を実現すると、その手腕を認められ、日銀に正式採用される。明治37年(1904)、49歳の是清は、日銀副総裁。日露戦争の戦費調達のためロンドンに派遣される。失敗すれば日本の敗戦が決定的に。是清は米国の富豪、ジェイコブ・シフと出会い、見事難局を乗り切ってみせる。その後、政治家に転身、7度の大蔵大臣、総理大臣を務める。田中義一内閣の時、昭和金融恐慌処理。犬養毅内閣では、世界恐慌により混乱する日本経済に大ナタを振るい、世界最速でデフレから脱却させる。しかし、財政を預かる是清と軍費拡大を要求する軍部との間に大きな軋轢が生じてくる…。



ゲゲゲの女房 2010年(平成22年) ★★★ ゲゲゲの女房 2010年(平成22年) NHKTV ★★★★
主演:吹石一恵  宮藤官九郎 坂井真紀 平岩紙   出演:松下奈緒 向井理 風間杜夫 竹下景子   
あらすじ あらすじ
風情豊かな島根県能義郡(現・安来市)で育った布枝は、周囲の男性よりも高い背丈が災いして嫁に行きそびれていた。昭和36年、布枝に見合い話が舞い込んだ。同郷の見合い相手は武良茂といい、太平洋戦争で左腕を失いながら、『水木しげる』というペンネームで貸本漫画を描く漫画家だった。漫画の締め切りがあると茂に急かされた布枝は、たった5日で結婚式を挙げ、お互いを良く知らぬまま東京での新婚生活を始めることになった。茂の家は一戸建てだが、電話は止められ、嫁入り道具は質に入れられ、二階には間貸り人の男がいるという貧乏所帯だった。見よう見まねで茂の漫画を手伝う布枝。だが、茂の妖怪漫画は暗くて返品が多く、原稿料は半分しか支払われなかった。ついに電気も止められて、ロウソクで漫画を描く茂と布枝。茂の周りには、見えない妖怪が実際にうごめいているようだった。妊娠し、貧乏でも産むと言い張って女の子の母となる布枝。茂には一流誌の『少年マガジン』から仕事の依頼が来た。だが、苦手な宇宙ものの注文を断ってしまう茂。茂は妖怪漫画と心中する覚悟で作品を生み出していたのだ。やがて『少年マガジン』の編集方針が変わり、茂は妖怪漫画を描けることになった。苦労続きの布枝も、ようやく一息つけそうな結婚4年目の夏だった。
島根県安来市の飯田家の三女・布美枝(ふみえ)は、小さい頃からおとなしく内気な性格で、背の高さにコンプレックスを持つ少女だった。何度かの縁談があったが「背の高さ」から良縁に恵まれず、29歳になった布美枝は、実家の酒屋で家事手伝いの日々を送っていたが、肩身の狭さも感じ始めていた。ある日、鳥取県境港市の出身で、東京都調布市に住んでいる39歳の貸本漫画家・村井茂(ペンネーム・水木しげる)との縁談が持ち上がった。少し破天荒でマイペースな村井は、戦争で所属した部隊のうち、ただ一人の生還を果たしていたが、戦地で左腕を失っていたのだ。1961年(昭和36年)、見合いから5日後に結婚式を挙げて新婚生活が始まったものの、暮らしはとても貧しく先の見えない苦しいものであった。それでも貸本漫画を書きつづける茂のひたむきな姿勢に、心を打たれた布美枝は漫画のアシスタントも務めるなど、「何があっても、この人と一緒に生きよう」と決意する。その後、出産・プロダクション立ち上げなどの数々の試練を乗りこえて、商業誌デビューした水木は、「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの妖怪をモチーフにした人気作品を発表し、ついに漫画家として日の目をみる茂……。結婚から5年、それらの大ヒットを境にして、二人の生活が激変していくのであった。 

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