HOME Ken & Mary's Second Life

海外紀行 日本紀行   札所紀行 温泉紀行 Archives HIT-PRADE 日曜名画座 MAMI SITE-MAP RETIREMENT
Ken&Maryの日曜名画座
K&Mセカンドライフ名画鑑賞録
毎日が日曜日SecondLife
『一日一膳』 『一日一名画』 日曜名画座
≪資料:
goo映画から≫
我が命つきるとも  1966年(イギリス) ★★★★ 
わが谷は緑なりき  1941年(アメリカ) ★★★★ 
主演:ポール・スコフィールド  アカデミー賞作品賞他6部門受賞作品 主演:ウォルター・ピジョン  モーリーン・オハラ
アカデミー作品賞:監督賞:助演男優賞:美術賞:撮影賞
あらすじ あらすじ
1528年、英国。当時の王はヘンリー8世(ロバート・ショウ)で、彼は若く精力旺盛であった。彼は女王カテリーヌと離婚し、アン・ボーリンと結婚しようとしていた。英国はローマ・カソリックの国であったから、離婚にはローマ法王の許しを得なければならなかった。王の2度目の結婚を法王に弁護出来る者は、英国中にただ1人しかいなかった。サー・トマス・モア(ポール・スコフィールド)彼は王の高等評議会の一員で信仰心あつく、ヨーロッパ中の人々から愛されている人であった。モアはチェルシーの領地で家族と楽しんでいた。妻のアリス(ウェンディ・ヒラー)、娘のマーガレット(スザンナ・ヨーク)や友人たちである。その時、ウォルジー枢機卿(オーソン・ウエルズ)からの使いが来て、モアはハンプトン宮殿へ召喚された。枢機卿はモアに、ヘンリー8世と女王の離婚を法王が承認するよう取りはからってくれと頼んだ。しかしモアはそれを拒否した。館に帰った彼はその夜、妻のアリスからノーフォーク卿がモアを大法官に推せんしていると告げた。1年後、ウォルジー枢機卿は王の離婚実現に失敗し、大寺院で寂しく死んだ。そしてサー・トマス・モアが大法官となった。ある夜ヘンリー8世がモアの館を訪れた。モアは王に忠誠を誓ったがローマ・カソリックの信者であるため、王の離婚には賛成しなかった。間もなく評議会がカンタベリー大寺院で招集され、国王はローマ法王に対する忠誠を放棄し、自ら英国教会の主となる、と発表された。モアはちゅうちょなく大法官の地位をすて、一市井人として静かな生活に入った。やがて王はカテリーヌと離婚し、アン・ボーリンと結婚した。ある日モアは大法官の秘書クロムウェル(レオ・マッカーン)に呼ばれた。彼はモアから王とその離婚についての言質をとって、罪におとしいれようとした。遂にモアは逮捕され、ロンドン塔に閉じこめられた。反逆の罪で彼はウエストミン・ホールの裁判に引き出された。死刑の宣告。モアは沈黙を破って言った。「私は王の忠実な召使いとして死にます。だが王より神のために死ぬのです!」と。
ギリム・モーガンの一家は、10歳の末っ子のヒューをのぞいて、すべて炭坑で働いていた。彼等はみな応分の収入があり、平和だった。家族の受ける給料は家長のモーガン老によって保管され、家庭のために決められた使途にあてられていた。長男のイヴォーは、新任の村の教会の牧師グラフィードの手でブロンウェンと結婚して、家を出て一家を構えた。だが平和な鉱山町も、経営者が労賃値下げを断行してから波乱が生ずる。モーガンの息子たちは組合を組織して戦おうとしたが、ギリム老は反対だった。息子たちはヒューとアンハラドをのこして、両親の元を去ってしまった。鉱夫たちはストライキにはいった。鉱山の管理人はモーガン老に、鉱夫のストライキを中止するような説得方を依頼したが、老人は断る。彼が事務所から出てくるところを見た鉱夫たちは、モーガン老が管理側についていると判断し快くおもわなかった。モーガン夫人は森の中で行われた鉱夫の秘密会議にゆき、夫を傷つけないように頼んだがその帰途凍った河におちた。が、動向のヒューに辛うじて救われた。ヒューは足にひどい凍傷をうけ、医者から再び歩行はできまいといわれるが、グラフィードはヒューを力ずけ、少年は再び元気をとりもどすことができた。こうしてモーガン家に親しくなったグラフィードはアンハラドに愛情を感じてゆくようになるが、彼女の幸福をおもい、鉱山主の息子との結婚をすすめた。ストライキは終わったが、鉱夫の収入は依然として低かったので、モーガンの息子たちは渓谷の鉱山を去る決意をしていた。ヒューは学校に通うようになり、毎日みじめな日をおくっていたが、拳闘家だったデイ・ブランドとそのマネジャーのサイファーサと仲よくなり、拳闘を教わるようになってから昔のヒューに戻ってきた。モーガン家は昔のように楽しくなろうとしていたが、ブロンウェンの出産の日、イヴォーは坑内で事故のため死に、ヒューは学校をやめ、兄にかわって働くことになった。夫と南米に行っていたアンハラドも戻って夫の実家に暮らすようになったが、心ない召使いの口からグラフィードとの噂をたてられるがグラフィードの人格はその噂にも傷つけられることはなかった。やがてモーガン老も鉱山で死んだ。かつてはモーガン家の幸福を象徴するかにみえた緑の渓谷は、もはや昔の色を止めてはいない。



若草物語  1949年(アメリカ) ★★ 私は告白する  1953年(アメリカ)  ★★★★
主演: ジューン・アリソン  マーガレット・オブライエン
 エリザベス・テイラー  ジャネット・リー
監督アルフレッド・ヒッチコック  主演:モンゴメリー・クリフト  アン・バクスター
あらすじ あらすじ
アメリカ東北部の町コンコードのマーチ家には、メグ、ジョー、エミイ、ベスの4人の姉妹があった。父は南北戦争に出征していて留守宅は貧しかったが、やさしい母と平和に暮らしている。マーチ家の隣は大金持ちのロウレンス家だが、姉妹たちにとっては、こわそうなおじいさんの独り暮らしゆえ、交際はしなかった。クリスマスの朝、ジョーは門口で2人の青年に会った。先日から来ていたロウレンス老の孫ロウリイと、その友人ブルックだった。姉妹の中でも一番快活なジョーが、ある朝ロウリイの部屋の窓に雪だまを投げ彼と友達になったことから、マーチ家とロウレンス家の親交は急速に深まった。1日ロウレンス家で開かれたパーティーに姉妹は招かれ、楽しい時を過ごしたが、ジョーがロウリイと踊ったことが来客の嫉妬の的になり、清い友情を信じていたジョーの心は傷つけられた。やさしいベスは気むずかしやのロウレンス老と仲好しになり、好きなピアノを弾くことができるようになった。出征中の父が負傷し、ワシントンで入院したので、母が看護にゆかねばならなくなった時、ジョーは旅費調達のため自分の金髪を惜しげもなく切って金に変えた。母の留守中、ベスは貧しい近所の娘の病気を看護したことから猩紅熱に冒され、命はとり止めたものの彼女の小さな体は胸を蝕まれていた。ベスの病中ロウレンス家との交際はますます深まり、長女メグはブルックと結婚することになった。結婚式の日、ジョーはロウリイに愛を打ちあけられたが承諾することはできなかった。心に空虚を抱いてジョーは、かねての希望の作家としての勉強のためニューヨークへゆき、カーク夫人の家に家庭教師となった。夫人の家でドイツ人の音楽教授バールと知り合い、共に学び共に遊ぶうち、2人の友情は清い愛へと成長していた。叔母の家に引きとられていたエミイは欧州へ旅立つことになった。欧州にはロウリイもいると聞いて、ジョーは何となしにさびしい気持ちになった。ベスが病篤くなったと知らせてきたが春を待たずに他界した。ジョーは楽しかった4人姉妹の生活をなつかしみ「私のベス」と題する小説を書き、ニューヨークのバールの元へ送った。春が来て去り、初夏の候となった1日、マーチ家には欧州で結婚して帰って来たエミイとロウリイを中心にメグの一家、それに退院して来たパパも集まっていた。その夜バール教授はマーチ家を訪れて「私のベス」の成功を告げた。バールの姿を見て、ジョーの心は愛に満たされ、今までの索漠とした孤独感はすっかり消え去っていた。
カナダの都市ケベックの教会。ここの神父館で働くオットー・ケラー(O・E・ハッセ)は、ある夜、神父マイケル・ローガン(モンゴメリー・クリフト)に重大な告白をした。ケラーは生活苦の末、強盗を働いて弁護士ヴィレットを殺害したのだ。この事件はラルー警視(カール・マルデン)が捜査に乗り出した。ケラーは犯行のとき僧衣をまとっていたので、マイケルに疑いがかかって来た。だが聖職にある彼は、告白の内容を洩らそうとはしなかった。そのうえ、兇行の夜、マイケルが国会議員グランドフォードの妻ルース(アン・バクスター)と逢っていたこともわかって、彼への心証は益々悪くなった。ルースは無実を明かすために良人、検事、警視、マイケルらの前で、マイケルとの過ぎし日の恋を打ちあけた。2人の仲は大戦勃発で割かれ、出征したマイケルは、牧師志望の弟が戦死したので、その志をついで神父になる決心をした。そのためルースは恋をあきらめ、グランドフォードと結婚したのだが、想いはマイケルにあった。マイケルの帰還後、ルースと彼は郊外の小島へ遊びに出かけ、お互に2人の過去を清く水に流そうとしたが、折悪しく突然の嵐のため、空家で一夜を明かさねばならなくなった。翌朝、2人の前にあらわれたのは、その家の持主ヴィレット弁護士で、彼はこの逢曳き現場をネタに、以来2人を脅喝しつづけた。マイケルとルースは堪りかねて、丁度ヴィレットが殺害された晩に、その対策を相談していたのである。ーだがルースの真実の陳述も却ってマイケルを不利にした。死体を調べた結果、ヴィレット殺害の時刻は、マイケルがルースとわかれて30分後だった。マイケルは起訴され公判に附されたが、確証がないため無罪の判決を受けた。だが大衆は承知せず、マイケルにあらゆる罵声をあびせかけた。事件の真実を知るケラーの妻は、この様に堪りかねて、真相を曝露しようとしたが、ケラーに殺された。ラルー警視はケラーがこの事件に関係していることを悟り、マイケルらとともにケラーの逃げ込んだホテルへ向った。マイケルはケラーを説得しようとしたが、逆上したケラーは自らの罪をラルーの前でぶちまけ、マイケルに拳銃を射ちかけて来た。だが、ラルーの命令で、ケラーは包囲する警官の銃弾に倒れた。




若き日のリンカン  1939年(アメリカ) ★★★★  罠にかかったパパとママ  1961年(アメリカ)★★★★  
主演:ヘンリー・フォンダ 主演:ヘイリー・ミルズ モーリン・オハラ .
あらすじ あらすじ
イリノイ州ニュー・セレムでささやかな雑貨屋を営んでいたエイブラハム・リンカンは、人々にすすめられて州議会選挙に立候補したが、愛し合っていたアン・ルトレッジに先立たれた後、彼女の生前の期待に応えるため、法律家として立つ決心をかためた。彼はスプリング・フィルドに出て、友人のジョン・スチュアートと法律事務所を開いたが、彼の機智とユーモアに富んだ弁護士振りは次第に人の注目をひいた。独立祭の夜、警吏のスクラブ・ホワイト殺害事件が起こり、犯人として寡夫アバゲイル・クレイの息子、マットとアダムが逮捕された。激昂した群衆は兄弟をリンチにかけようとしたが、リンカンの沈着冷静な説得によって、騒ぎはしずまった。リンカンがクレイ一家に深い愛情を注いでいるうち、事件の公判が始まった。目撃者キャスの証言で兄弟の有罪は決定的になったが、最後に立ち上がったリンカンは、抜きさしならぬ反証と推理でキャスこそ真犯人であることを指摘し、クレイ一家を救ったのだった。


湖畔のキャンプで知り合ったシャロン(ヘイリー・ミルズ)とスージー(ヘイリー・ミルズ)は、自分たちがあまりにもよく似ているので驚いた。ふとしたことで大喧嘩をした後、隔離キャンプへ入れられた2人は自分たちが双子の姉妹であることを知って大喜び。両親は2人が幼い時離婚してボストンとカリフォルニアに別れてしまったのだ。両親を和解させるために一計を案じた2人は、それぞれ入れ替わって帰宅した。パパ(ブライアン・キース)の方へ乗り込んだシャロンは、パパにヴィッキーという恋人があることを発見、電話でスージーに連絡した。弱ったスージーはママ(モーリン・オハラ)に本当のことを打ち明け、協力を要請した。祖父の力添えでママもモダンなニューヨーク・スタイルに着替えパパを訪ねた。姉妹の涙ぐましい努力にもかかわらずパパとママは意地の張り比べ。パパとヴィッキーの結婚も間近に迫った。困った姉妹はまったく同じ格好で両親の前に現れ、パパとママが一緒にキャンプへ行ってくれなければどちらがどちらか教えないと言い出した。これには両親も降参したようだがおさまらないのはヴィッキーである。姉妹は彼女をキャンプへひき出して“ヴィッキー退治"の大いたずらをやってのけた。心配して駆けつけたパパとママもどうやら仲直りしたようである。姉妹はようやく一緒に楽しく生活できるようになったのだった。




 若者のすべて 1960年(イタリア) ★★★★  
 ワーロック 1959年(アメリカ)
主演: アラン・ドロン クラウディア・カルディナーレ                   
ヴェネツィア国際映画祭審査員特別賞受賞    
主演:リチャード・ウィドマーク ヘンリー・フォンダ アンソニー・クイン .
あらすじ あらすじ

一九五五年のある晩、ロッコ(アラン・ドロン)とその兄弟は、母親ロザリアとともにミラノ駅についた。父親を失った一家は故郷ルカニアから、ここに働いている長男ヴィンチェンツォを尋ねてきたのだ。彼には美しいジネッタ(クラウディア・カルディナーレ)という婚約者がいた。一家は翌日から家と職探しに奔走した。ヴィンチェンツォはプロ・ボクサーを志し、次男シモーネ(レナート・サルヴァトーリ)と三男ロッコもクラブに出入りするようになった。シモーネは貧困と不遇の青春のうっぷんをグローブに賭けた。これにボクサーくずれの男モリーニが目をつけ、たちまち悪の世界にひきずりこんだ。その頃、彼はナディア(アニー・ジラルド)という女に溺れていた。素質のあるロッコは気立てが優しく、ボクサーを嫌ってクリーニング店で働いた。が、シモーネが店の主人のブローチを盗みそこをやめさせられた。そこへ徴兵の通知がきた。一年二カ月の時が流れた−−兵役を終え帰郷する途上、ロッコは刑務所を出所したナディアに会った。彼女はロッコを好きになった。シモーネの堕落ぶりに愛想をつかしたマネージャーのチェッキは、ロッコに目をつけたが彼はその手に乗らなかった。シモーネはナディアの更生を聞き、ロッコを嫉妬した。ある晩、橋の上でロッコとナディアを待伏せしたシモーネ一味が二人を襲った。仲間にロッコを押えさせ、シモーネは彼女を暴力で犯した。二人の兄弟は血まみれになって争った。数日後、ナディアはロッコに求婚した。興奮のさめたロッコは、シモーネを救える者は彼女だけだとさとり、身をひいた。絶望したナディアはまた悪の世界に戻り、シモーネも借金のために告発された。ロッコは兄を助けるため、気のすすまぬボクサーの契約をした。ミラノに着いて五年、シモーネ以外はそれぞれ幸福に暮らしていた。ロッコも着々と腕を上げた。彼の夢は生まれ故郷のルカニアに帰ることだった。一家がロッコの勝利を祝っている席上に、落ちぶれたシモーネが帰ってきた。彼はナディアを殺してきたのだ。ロッコだけは彼を暖く迎えた。二人の兄弟は男泣きに泣き、いつまでも抱きあっていた。

為を嫌っていた。ポニーは散髪屋に難癖をつけて殺した。マックオウンはワーロックの法律は、自分が作るのだと豪語した。翌日、町の人々は集会を開いた。町を自衛するために保安官クライ(ヘンリー・フォンダ)を呼ぶ協議をした。しかし、ジェシー(ドロレス・マイケルズ)はクライが行くところ、かならず賭博師モーガン(アンソニー・クイン)がついてくるので、町に新しい騒動が起こるといって反対した。クライとモーガンがやって来た。モーガンはさっそく酒場を開いた。クライはモーガンは悪人ではないと強調した。マックオウンが町に現われた。クライは彼の前に立ちふさがった。マックオウンは去ったが、家畜は盗まれ、駅馬車は襲われつづけた。ある日、リリー(ドロシー・マローン)が夫でありボブの兄であるベンを殺したクライへの復讐にやって来た。モーガンは山かげに待伏せて、リリーとボブの駅馬車を襲い、マックオウン一味のしわざとみせかけ、ボブを射殺した。モーガンとリリーはかつて恋仲だった。モーガンは今でも彼女を愛していたが、彼女は冷たかった。ギャノンは町の仕事をするようになった。クライは裁判の結果、ギャノンの弟ビリーらを町から追放した。リリーはギャノンを利用してクライを殺そうとした。ギャノンはリリーを愛した。彼女は自分を愛した男はみな無惨な死をとげているので悩んだ。クライとジェシーも相思相愛の仲になっていた。ビリーはクライに決闘を求めた。ビリーの仲間がクライの後方から狙った。が、モーガンの援護でクライは傷つきながら、ビリーを倒した。ビリーはギャノンに抱かれながら死んだ。ギャノンはマックオウンに町から去ってくれと頼んだが、反対に袋だたきにされた。町につくす彼に対する信頼は増していった。ある日、嫉妬に狂ったモーガンはクライにギャノンを殺せといった。その時、ギャノンはマックオウンと対決し、彼を射殺した。ギャノンは町の実権を握った。モーガンはギャノンを狙った。クライはギャノンを牢に入れ、モーガンに退去を命じた。命令をきかぬモーガンはクライに射殺された。クライは町の平和のために、ワーロックを去ることにした。彼を見送るリリーの手から拳銃が落ちた。クライの後を追うジェシーの声が聞えてきた。クライは1度ふりむいただけで、荒野の彼方に姿を消した。



 わんわん物語 1955年(アメリカ) ★★★★ アニメ  
 若草の萌えるころ 1968年(フランス) ★★★ 
監督ハミルトン・S・ラスク クライド・ジェロニミ ウィルフレッド・ジャクソン 主演:ジョアンナ・シムカス カティーナ・パクシー シュザンヌ・フロン     
あらすじ あらすじ
今から50年前、アメリカ中部のある都会の物語。クリスマスの夜。ジム・ディアは新妻ダーリングにかわいい牡の子犬をプレゼント。ダーリングにレディ(淑女)と名付けられた子犬は家族の一員となり、春には一人前のお嬢さん犬に成長。りこうなレディはよく御主人の言うことをきき、鑑札のついた立派な首輪も貰った。同じ都会の片隅に野良犬ノラ公が住んでいた。元気一杯で頭の良い雑種のノラ公は勝手気ままに暮らしていたが、犬殺しに捕った仲間を逃したとき、追いかけられて住宅街に迷いこみ、レディに対面。レディはダーリングに赤ちゃんが産まれるために急に冷淡な扱いを受けるようになったのを悲観、近所のお爺さん犬ジョックとトラスティに慰められていた。ノラ公はレディに「人間の心に愛情の入る広さは限られているんだよ」と教える。翌年の4月、かわいい男の子が誕生。だが3カ月ほど経ち、ジムとダーリングは旅行することになる。赤ちゃんと留守宅の世話はセイラ叔母さんの役目。彼女が連れてきた二匹の猫は家中を飛び廻り、レディはその責を追わされて叔母さんに口輪をはめられてしまう。レディは遂に家をとび出し下町をさまよう中、不良犬に襲われるが、そこにノラ公が出現。ノラ公はレディを動物園に伴い、歯の強いビーヴァーに口輪をかみ切って貰う。ノラ公のお馴染トニーの食堂では大ごちそう。美しい夏の夜、レディはノラ公を恋するようになる。だがノラ公がさそった鶏殺しのいたずらでレディは野犬に収容所へ。そこで沢山の野良犬に会ったレディは、ノラ公に女友達が大勢いると知り大ふんがい。セイラ叔母さんの迎えで家に戻っても、鎖につながれたレディの不機嫌は直らない。ノラ公の弁解も上の空。ジョックとトラスティの慰めも無駄となる。だが大ネズミが赤ちゃんの部屋に忍びこむのを見たレディはノラ公に急報。ノラ公はネズミをかみ殺すが叔母さんの誤解でレディは幽閉、ノラ公は犬殺しの手に。その直後、ジム夫妻が戻り、ネズミの死体を発見、万事めでたく解決した。それから数か月、クリスマスの夜。ジム家にはダーリングの赤ちゃんの他、レディと、今は立派な鑑札をつけたノラ公の赤ちゃん犬が楽しそうに騒いでいた。 アニー(J・シムカス)にとってジタ伯母さん(K・パクシー)は、実の母のイベットよりも親しく、そしてやさしい存在だった。父はスペイン戦争の闘士だったが、アニーが二歳の時、消息をたち、以後、女ばかり三人で暮している。そのジタ伯母さんが倒れた。かけつけた医師ベルナールは回復はむずかしいという。翌日になっても、伯母さんの意識は回復しない。−−あんなに私を愛してくれた、ジタ伯母さんが死んでしまうかも知れない−−アニーは眠れなかった。そして、眠れぬままに、夜の街にさまよい出た。初めて、一人歩くパリの夜の裏街はまるで別世界のよう。やがてチェロをかついで行く青年の後を、意味もなくついて行く。そして若者たちの集まる酒場へ入って行った。そのチェロの青年は、シモン(J・M・フロタス)といい、モデル・カーのレースに夢中。再び彼女は街にとび出した。そこで出逢った浮浪者のような男。彼は、のら猫を追いまわしている。ジタ伯母さんの死を前にしたアニーにとっては、猫一匹殺すことも許せない。悲鳴をあげるアニー。そして、浮浪者ともども警察に保護されてしまった。その浮浪者はスペイン人だった。自分の父も自由スペインのために身をていした闘士。何か心の通うものがあった。やがてベルナールが身柄を引きうけにやってきた。そして彼女を慰めようとナイトクラブにつれて行く。そこで、先の酒場で知りあった黒人青年と、ピレネー山地の羊飼いボニーと再会。アニーはボニーに送られて家へ。彼には心惹かれるものがあったが何事もなく別れた。しかし彼女は家の中に入ることが出来ない。また一人で街へそして再びチェロを持った青年シモンと出逢った。彼の車で郊外へ。夜が白々と明けてくる。一度は、シモンから逃げだしたアニーだったが道の真ん中で、チェロを弾いて待ち伏せている彼の姿。何故か彼女は感動する。そして二人は、かつてアニーたち一家が住んでいた郊外の邸へ行ってみた。住む人もなく、荒れはてていたが、アニーはそこに無限の幸福の幻影をみる。元気だった、ジタ伯母さん!翌朝目がさめるとアニーはシモンの下宿のベッドに横たわっていた。彼を起こさないように、そっと身支度をするアニー。家にもどった時、ジタ伯母さんは死んでいた。アニーが、初めての愛の一夜を過したその同じ夜、ジタ伯母さんは息をひきとったのだ。アニーは再び幻影をみる。それはまだ幼い日の頃、邸の庭で遊ぶ自分とジタ伯母さんの姿だった。まるで、かくれんぼのように姿を消してしまった伯母さん。“ジタ、ジタ”と探し求める、幼い日のアニーの声が聞えてくる。



 私の中のあなた 2009年(アメリカ) ★★★  
 若草物語 1994年(アメリカ) ★★★ 
出演:アビゲイル・ブレスリン ソフィア・ヴァジリーヴァ キャメロン・ディアス     主演:ウィノナ・ライダー スーザン・サランドン ガブリエル・バーン    
あらすじ あらすじ
弁護士のサラ・フィッツジェラルド(キャメロン・ディアス)は、夫・ブライアン(ジェイソン・パトリック)と長男ジェシー、長女ケイトとの4人暮らし。だが、2歳のケイトが白血病に侵されていることが分かり、家族の生活は一変してしまう。両親に残された希望はただひとつ。ケイトの生命を救う、ドナーにぴったりの新たな子供を遺伝子操作で作ることだった。そうして次女のアナは生まれてきた……。抜群の成功率を誇る弁護士キャンベル・アレグザンダー(アレック・ボールドウィン)の事務所に、ある日、意外な客が訪れる。テレビのコマーシャルを見て彼を知ったというその11歳の少女アナ(アビゲイル・ブレスリン)は、真剣な表情で両親を訴えたいと言う。白血病の姉ケイト(ソフィア・ヴァジリーヴァ)の治療のために、腎臓をひとつ提供することを要求されているというのだ。しかも彼女にとって、これは初めてではなく、これまでにアナは何度も姉のために手術台の上に乗ってきた。自分の体は自分で守りたい、とアナはアレグザンダーに告白をする。アナの突然の起訴に驚きを隠せないサラとブライアン。サラは激怒してアナを叱り飛ばすが、アナの意思は固く変わらなかった。そんなアナの身勝手な行動を理解できないサラは、裁判所へと自ら出向きアナと戦うことを決意する。しかし、法廷での裁判が続くにつれ、サラはアナの様子がどこかおかしいことに気付く。アナは何を隠しているのか。何故、アナは突然自分の役目を降りて、大好きな姉を見殺しにするような選択をしたのか。やがて、アナの口から真実が告げられ、アナの家族は衝撃の事実を耳にすることとなる……。 19世紀半ば、アメリカは南北戦争下に突入。マサチューセッツ州のマーチ家も父が従軍し、母のマーチ夫人(スーザン・サランドン)、16歳の長女メグ(トリーニ・アルヴァラード)、15歳の次女ジョー(ウィノナ・ライダー)、13歳の三女ベス(クレア・デインズ)、12歳の末っ子エミー(キルスティン・ダンスト)が留守宅を守っていた。一家は豊かではないが、明るい日々を送っていた。クリスマス・イヴ。戦場の父からの手紙は姉妹にとって最高の贈り物になった。隣家の富豪ローレンス氏は、娘の忘れ形見のローリー(クリスチャン・ベール)と二人暮らし。舞踏会に出掛けたメグとジョーは、会場にいたローリーとすっかり意気投合して友達になる。ある晩、メグとジョーはローリーに観劇に誘われた。メグとローリーの家庭教師ジョン・ブルック(エリック・ストルツ)の仲を取り持つデートだったのだが、ローリーに憧れるエミーは腹いせに、ジョーの書きためた原稿を暖炉にくべてしまう。数日後、ローリーとスケートに出掛けた時、氷が割れてエミーが川に落ちた。ジョーはローリーと必死に妹を救出。その晩、2人は仲直りした。メグが社交界にデビューしたが、自分で縫ったドレスがそぐわず、金持ちの友人のドレスを着ることに。惨めな気持ちで帰宅した彼女に、母は「心の優しさは永遠に輝くのよ」と諭す。戦場の父が負傷して入院し、母が現地に向かった。さらに悪いことに、母の代わりに貧しい移民一家の面倒を見ていたベスが病気に感染。しかし、何とか一命は取り止めた。クリスマス、ベスを娘のように思うローレンス氏がピアノをブレゼントしてくれた。そして何よりうれしい父の帰還。それから4年後、メグがジョンと結婚。ローリーもジョーに結婚を申し込むが、彼女には夢があった。単身ニューヨークへ向かった彼女は、出版社回りを始めるが、なかなかうまくいかない。そんな折、ジョーは同宿のドイツ人哲学教授フレデリック・ベア(ガブリエル・バーン)と出会い、やがて憧れは愛に変わった。その頃、エミーは絵の勉強のために行ったパリでローリーと再会し、二人は愛を育む。ジョーは長編小説に挑戦するが、ベアから厳しく批評される。傷つくジョーにベスの危篤の知らせが。ベスの葬儀の夜、ジョーは懐かしい思い出にふけり、いつしかそれは、『若草物語』という一編の小説になった。やがてメグが双子のママになり、エミーとローリーがアメリカに帰ってきた。ジョーだけ幸せから取り残されように見えた。そんなある日、ベアはジョーにプロポーズした。



 私の愛した大統領 2012年(イギリス) ★★★  
  ワイド・アパッチ 1972年(アメリカ) ★★★ 
出演:ビル・マーレイ ローラ・リニー サミュエル・ウェスト     主演: バート・ランカスター  ブルース・デイヴィソン  ホルヘ・ルーク    
あらすじ あらすじ
1930年代のアメリカ。第32代大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト(ビル・マーレイ)が忙しい執務の合間に安らぎを覚えるのは、恋人のデイジー(ローラ・リニー)とドライブに出かける時間だけだった。ある日、英国王ジョージ6世(サミュエル・ウェスト)とその妻エリザベス(オリヴィア・コールマン)が、ニューヨーク州ハイドバークにあるルーズベルト邸を訪ねてくる。ルーズベルトとジョージ6世は、迫り来るドイツとの開戦危機に備え、大統領の執務室でトップ会談を行う。その深夜、衝撃的な事実が明らかになる。初めて大統領の秘密を知ったデイジーがとった行動とは……。 西部開拓時代の末期。アパッチ族の凶暴な戦士ウルザナが、息子や部下を引き連れ、居留地から逃亡。騎兵隊を率いる若き指揮官デブイン中尉と、その補佐役でアパッチ族に詳しいベテランの斥候マッキントッシュが討伐に向かう。マッキントッシュの予想通り、ウルザナ一味は先々で凄惨な殺戮を繰り返していくが……。



我が家の歴史 2010年(平成22年) ★★★ 私をスキーに連れてって  1987年(昭和62年)★★★
主演:柴咲コウ 佐藤浩市 西田敏行 主演:原田知世
あらすじ あらすじ
昭和20年、日本は終戦を迎えた。博多で暮らす7人家族の八女(やめ)家。長女・政子(柴咲コウ)17才が、甲斐性なしの父・時次郎(西田敏行)に代わって一家の生活を支えていた。弟・義男(松本潤)は東大を目指して勉強中、もう一人の弟・宗男(佐藤隆太)は中洲の街で働いていた。さらにその下には妹たち、大人びた性格の波子(堀北真希)と素直な房子(榮倉奈々)。母・マキ(富司純子)はそんな個性的な子供たちを見守っていた。父・時次郎と戦友・古賀巳代治(高田純次)との一攫千金をねらった事業が大失敗。一家は住む家を失い、おさななじみのつるちゃん(大泉洋)の親戚の六畳一間に居候することに。楽しいときはもちろん、つらいときにも皆でエノケンの「ベアトリ姐ちゃん」を歌って笑顔を忘れないのが八女家流。極貧生活の中でも一家は底抜けに明るく仲良くたくましく…政子はなによりもそんな家族を大切に思っていた。中洲のクラブ「長い夜」で働き始めた政子は、店の経営者である、やり手の新進実業家・鬼塚大造(佐藤浩市)と知り合う。大造は、空襲で焼け果てた博多の街の復興に心血を注いでいた。大造は、家族を思い前向きに生きる政子に惹かれた。政子も、大造への尊敬の念がいつしか愛に変わる。大造には仕事上のパートナーでもある妻・千晶(天海祐希)の存在があったが、政子に“結婚”を申し込む。「ご家族の面倒は私がみる」という大造の誓いに後押しされ、大造との愛を貫く決意する政子。義男が東大に合格し、一家は大喜び。上京した義男は大学の構内で政子の親友・一之瀬ゆかり(長澤まさみ)と再会する。それが運命の再会であるとは気づかずに…。そんなとき、父・時次郎がまたしても一攫千金をねらって企てた「象の輸入」が失敗、一家は博多中の人から後ろ指を指されることに。大造は東京への進出を機に、政子に家族全員での上京を提案する。もう博多でつらい思いをさせないために。その時はまだ知らない。これは家族の歴史のはじまりでしかないことを。この家族が出会うのは、30人余りの昭和の偉人・有名人、40余りの事件。小さな家族の大きな歴史に向けて一家を乗せた列車は新天地・東京に向かう。 矢野文男はある商社に勤める26歳のサラリーマン。仕事ぶりも恋もいまひとつパッとしない都会人だが、大学時代からスキー選手として鳴らしてそちらのほうはプロ級の腕前、ゲレンデではいつもスターなのだ。会社ではスキーの名門ブランド“サロット”の販売を、元ワールドカッブ選手・田山のプロジェクトで行なっていたが、矢野も部外者ながら手伝っていた。クリスマス、奥志賀のスキーツアーで矢野はOLの池上優と知り合い、一目ぼれ。矢野の高校時代からのスキー仲間、正明、真理子、和彦、ヒロコの四人もなんとか二人をくっつけようとするが、オクテな矢野はなかなかアプローチすることができない。ようやく電話番号を教えてもらったが、それはデタラメの番号だった。東京へ戻ったが優と連絡が取れずに落ち込んでいた。ある日、彼は仕事のミスで常務に呼び出され、なんと社内で優とバッタリ。彼女は同じ会社の常務秘書だったのだ。田山が企画したサロットの新しいウエアの発表会が、バレンタインデーに万座のスキー場で行われることになった。矢野もその準備に忙しく、せっかくの優とのデートにも遅れたり、行けなかったり。矢野は優のためにバレンタインの日は、スキーツアーに参加することにした。当日、矢野は優や仲間たちと志賀でスキーを楽しむ。ところが、万座では田山に反発する所崎らの陰謀により発表用のウエアが一着も届いていなかった。頼みは矢野たちの身に着けている6着のみ。矢野がつかまらないので、真理子とヒロコが車で万座へ向かった。しかし、それでは間に合わないと思い、優はウエアを着込みスキーで万座を目指したが、志賀・万座間は難所が多くスキー歴の浅い彼女には自殺行為だった。トラブルに気づき、矢野は優の後を追った。一方、真理子らの車は途中で横転。夜になり矢野と優もスキーでは走れなくなったが、運よく正明と和彦がライトを背負い応援に来た。4人は万座へ急ぐが、発表会場はすでにガランとしていた。間に合わなかったかに見えたが先に着いた真理子とヒロコがモデルとなり野外では撮影会が始まっていた。サロットのペアルックの文男と優も舞台に上がり写真撮影に応じる。その場で優は文男にバレンタインのチョコレートを渡した。



若者たち  1967年(昭和42年) ★★★★ 若親分 1965年(昭和40年) ★★★
主演:田中邦衛 橋本功 山本圭 佐藤オリエ 主演:市川雷蔵
あらすじ あらすじ
太郎、次郎、三郎、オリエ、末吉の佐藤きょうだいは早くから両親を失い、設計技師である長男の太郎が、弟妹たちの面倒を見てきた。ある日、雑用一切を背負わされてきた高校生のオリエが、堪え切れずに家出してしまったことからいろいろな問題が露呈してきた。末吉の大学受験問題、食費の分担金のこと、運転手次郎の事故等々、それらは、長い間、堅く団結してきたきょうだいの間を、気まずくさせるほど、現実的な問題だった。オリエはしばらく友だちのアパートに身を寄せたが、勤め先が倒産して行商をやっているマチ子を見て、生活のきびしさを知った。そんな時、オリエは原爆孤児の戸坂と知り合い、次第に惹かれて行った。一方、太郎は会社とある事故の処理をめぐって対立し、学歴を持たぬ下積み労務者の悲運を痛感していた。大学生の三郎は授業料値上げ反対の学園闘争の中で、学友の河田靖子や小川の、積極的な生き方に共鳴するものを覚えるのだった。ある日、次郎は行商中のマチ子と会い、彼女を励ました。ところが、数日後、そのマチ子が信頼してすべてを許した争議団の指導者に裏切られ、自暴自棄になって酒場の女給になっているのをみた次郎は、激しい言葉で説得して再び働く仲間に引き戻した。また、生活の厳しさを知ったオリエは、家に戻ってくると、自分も兄たちと同じように働きに出ると主張した。兄たちは反対したが、オリエの決心は堅かった。やがて大学の入学試験が始ったが、末吉は不合格の憂目にあい、大学へ行く気はないと言って、学歴の社会的価値を知る太郎に叱られ、喧嘩になった。また、オリエも、兄たちの反対を受けながらも、戸坂と結婚したい旨、自分の決心を述べた。翌朝、太郎の仕事場に来た末吉は、働きながら勉強をつづけると言って、兄を喜ばした。しかし、彼らきょうだいの苦闘は、まだこれからが本番だった。
日露戦争で戦勝気分に酔っていた頃、南条組の親分辰五郎は、将棋帰りに殺され、車曳きの三吉の証言で下手人は滝沢組のものらしいと噂された。葬儀は全国の親分が集って盛大に行われたが、その中には、滝沢組、組長巳之助の顔もあった。その日、辰五郎の一子武は海軍少尉の軍装のまま葬儀に参列して人目をひいた。数カ月後、南条組二代目武の襲名披露は華やかに開かれた。幼馴染みの“花菱”の若い女将京子は、武にヤクザになることの無暴さを説いた。だが武の披露宴は終りに近づいていた。お開きの頃、三吉が巳之助にとびかかるという惨事がもちあがった。だが助人に出た武が、海軍仕込みの抜刀術で巳之助の右手首を叩き落した。父の仇を討った武は、父がひいきにしていた桃中軒雲右衛門を招いて追善興業をうとうと計画した。武は、その打ち合せの帰り道、若い衆に足蹴にされている教師高瀬俊介を助けた。俊介は芸者千代梅と恋仲であったが、千代梅が太田黒組の親分伊蔵の持ち物であるため、ことがめんどうになったのだった。そこへ、先乗りの若い衆が伊蔵のインチキ賭博にひっかかり、雲右衛門の興行権を渡したと血だらけでころがりこんだ。かけつけた武は、バクチでけりをつけようと言われ、賭打場にのぞんだが、伊藤の卑劣なやり方に怒った武は、人質となっている雲右衛門を連れて出ていった。だがその夜、当の恵比須座がつけ火のため焼け落ち、焼け跡の雲右衛門独演会という奇妙な興行となった。その騒ぎが終らぬ内、京子の手引きで俊介と千代梅が武の許へ逃げこんで来た。ヤクザの世界ではこの種の行為に対する制裁は厳しかった。伊蔵の掛け会いにも、武の妙案でのがれた二人は、その夜西へ落ちのびた。見送りの帰り、武の車が父の殺されたガード下に近づいた時、長ドスを抜いて前に立った男がいた。親分を殺った男だ!三吉の叫びで追いかけた武は、その男の背後に伊蔵がいると聞き、巳之助を訪れて、父の仇と誤解したわびを入れた。そして、単身伊蔵一家の待つ決闘場へ乗りこんだ。街は、日露戦勝祝賀でわき返っていた。



私は二歳  1962年(昭和37年) ★★★
 吾輩は猫である 1936年版 (昭和11年) ★★★ 
主演:船越英二 山本富士子 主演: 丸山定夫 徳川夢声 北沢彪 英百合子 宇留木浩 清川虹子 
あらすじ あらすじ
太郎くん(〇歳→二歳)は都内の団地に住むサラリーマン夫婦、小川五郎と千代の一人息子として生まれました。両親は太郎くんを育てるのに毎日毎夜真剣でした。太郎くんが笑ったといっては喜び、蟹のように一歩一歩あるいたといっては歓声をあげ、団地の階段を高いところまで這い上がったといっては仰天する両親なのです。とにかく両親は太郎くんを眼の中へ入れても痛くないほどかわいくて仕方ありません。だが、両親のそんなかわいがり方は、太郎くんにとって嬉しいのかどうか……。案外、その小さな胸中で迷惑がっているかもしれないのです。大人たちに拘束されず、自分の体内に充満している生命の無限性を動作によって発散させたいのかも分らないのです。ある日、太郎くんは転居によって新しい家族に祖母をくわえ、郊外の平屋に住むことになりました。おいたに、怪我に、自家中毒、風邪等々、両親や祖母の神経が休まる暇もありません。それに母親と祖母のしつけ方のくい違いがあったり、父の勤務先のごたごたや、それらに起因して母親のいらいらが生じたりします。が、突然そんな太郎中心の生活に祖母の死がおとずれました。しかし、太郎は人間の死ということをしりません。おばあちゃんは遠い遠い所へ旅行に行ったと信じこんでいます。丸い大きな月の昇ったある夜、太郎は小さなバースディ・ケーキと二本のローソクの前に座っています。ローソクの小さな炎が太郎と両親の顔を柔らかく浮き上がらせています。太郎は心の中で呟いています。「ボクは二つになった。だからローソクも二つだ。ボクは二歳、ボクの名は太郎」。太郎くんは何やら満足そうにほおえんでいます。これからも太郎くんは、みんなの愛情と心づかいの中でぐんぐん大きくなってゆくことでしょう、両親の顔もはれやかです--。

文明中学の英語教師、苦沙弥の家に一匹の猫が、半ば強引に住みついた。苦沙弥家は細君と三人の女の子、女中のおさんの六人暮しである。苦沙弥を除いて全員、猫は嫌いなのだが、苦沙弥は、追い出されてもすぐ戻るふてぶてしさに感心して飼うことにする。この家には、迷亭とか、苦沙弥の弟子の寒月が、主人の姪の雪江を目当てに、口実をつくってはよく顔を出す。迷亭は美学者だが、人に嘘をついては一人で喜こぶのが趣味で、寒月は奇妙な研究ばかりしている理学士である。さて堅物の寒月が、実業家、金田の娘、富子に恋をした。にわか成金の金田は落雲館中学の後援者だが、苦沙弥は出世と金儲けのために政治を利用している金田を許すことができなく、そのために家から目と鼻の先きにある落雲館をさけて、通勤に不便な文明中学に奉職しているのである。富子の母親・鼻子は寒月の素行調査を車屋のお内儀、二絃琴の師匠に依頼するかたわら、寒月の人物鑑定に苦沙弥の家に乗り込んだ。もともと寒月と富子の縁談に反対の苦沙弥と迷亭は、鼻子の自尊心を一蹴したために、鼻子は怒って帰っていった。苦沙弥が担任している生徒、古井武右衛門が富子に送ったラブレターのことが発覚するという事件が起きた。このラブレターは、実は古井が友人に名を貸しただけなのだ。その頃、野球が流行し始め、金田一派が落雲館の生徒たちをけしかけているのか、苦沙弥の庭や座敷にまでボールが飛び込んでくる。生来の胃弱がますますひどくなった苦沙弥は衝動的に家を出た。半月ばかり姿を見せなかった寒月が故郷で結婚して細君を連れて来た。また、苦沙弥の元書生で、金田家で働いていた多々良三平も富子と結婚することになった。俳句や絵画やヴァイオリンと、幅広く手をのばし何一つ上達しなかった苦沙弥は、今度は小説を書く決心をした。タイトルは「吾輩は猫である」。




わが心の銀河鉄道 1996年(平成8年)  ★★★
 わが青春に悔いなし  1946年(昭和21年)★★★ 
主演:緒形直人 渡哲也 水野真紀
監督:黒澤明  大河内傳次郎 原節子 藤田進
あらすじ あらすじ
大正6年、盛岡高等農学校に通う賢治は、質屋を生業とする父・政次郎とことごとく衝突していた。質入れに来た貧しい人に対しわずかな金額しか提示しない父に賢治は喰ってかかるが、政次郎は自分はいいことをしたと思っても人にとってそれがためにならないこともあると教える。ある日、賢治の親友・保阪嘉内が放校処分にされた。志を同じくする嘉内との別れに、賢治はいつか農業の専門学校を作ることを固く約束する。そんなおり、東京の女子大に在学中の妹・トシが肺炎を患って倒れたとの知らせが入った。母・イチと病院へ駆けつけた賢治は、トシを元気づけようと自作の童話を聞かせてやるのだった。大正9年、法華経を信仰する賢治は国柱会に入信するために上京し、印刷工場で働きながら布教運動と自らの執筆活動に力を注いでいた。しかし、久しぶりに再会した嘉内との意見の対立やトシの病気再発もあって、賢治は花巻へ帰郷することになる。故郷の農業学校の教諭になった賢治は、隣接する女学校の教師で詩人の藤原嘉藤治と意気投合し、生徒たちに芝居や音楽を通じて農業を教えるというユニークな授業を行っていた。しかし、療養中だったトシが他界し、出版した本の売れ行きの悪さや教室での農業と実際とのギャップから、賢治は悩み苦しむようになる。大正15年、政次郎が町議に当選して店を弟の清六が継ぐことになり、賢治は理想郷イーハトーブを作るため、下根子桜の別荘を羅須地人会と名づけて、地元の農民と農業改革に乗り出した。そんな賢治に感動した高瀬露という小学校教諭が地人会に参加し、何かと賢治の身の周りの世話をするようになるが、賢治は彼女の愛を受けとめられなかった。東北一帯を襲った冷害と大雨によって賢治の努力は水泡と化し、自分の無力さを感じた賢治は地人会を閉鎖する。このころから、もともと丈夫ではなかった賢治の体を病魔が蝕むようになり、肥料会社のセールスをしていた賢治は無理が祟って仕事先で倒れ、昭和8年9月21日、家族に見守られながら、息をひきとった。賢治の死後、彼の残した『雨ニモマケズ』の詩を見つけた政次郎とイチは、詩を朗読しながら元気だったころの賢治の姿を記憶の中に蘇らせる。
目のさめるような若葉の京都吉田山野毛、糸川達大学生七人組とその師八木原教授とその奥さん、そして一人娘の幸枝などにとって今日は楽しいピクニックであったのだが、折からの陸軍演習の機銃音にその自由の夢も奪い去られた。時、昭和八年、満州事変を契機に軍閥の帝國主義的侵略の野望強行のため、この自由学園京都帝国大学も、ファッショの強圧に敗れなければならなかった。八木原教授は象牙の塔を追放され、常識家の糸川は残留、野毛は大学を去って左翼運動へいつしか踏み込んでいた。幸枝は、秀才型で社交家の糸川より、熱烈な行動派の野毛に対して何かギラギラ眼の眩むような生活があるような気がしていたのであったが、刑を終えて出獄した野毛の転向ぶりには落胆せざるを得ない彼女だった。昭和十六年、学園を追われた八木原は今では民間無料法律事務所を開設していた。幸枝は東京に自活の道を求めて上京したが、計らずも今は検事となった糸川に逢い、野毛の出京していることを知らされた。野毛は中国研究に名を借りて反戦運動に没頭していた。自己の信念に悔いなしと改めて野毛に面会した幸枝はお互いに信じ合う仲となり楽しかるべき同棲も束の間、野毛は国際スパイの汚名のもと検挙された。幸枝も毒いちごと称する特高警察のあらゆる屈辱に堪え愛人野毛のために戦った。ある日、上京した八木原は野毛のために弁護人に立つことを請願したが野毛事件の担任検事糸川の口より野毛の獄死したことをもたらされ愕然とする。野毛は未決にあるうちスパイの汚名のもとに病死したのだ。この嘆きを包みかくして幸枝は良人亡きあと田舎で百姓をしている野毛の両親の下に走った。そこで目撃したものは何か?「スパイの家」と村民の罵倒と、迫害のなかに蹶つ気力もなく呻吟している野毛両親一家であった。それでも彼女は戦った。雨の日も大風の日も老母と共に野良に出て馴れぬ鍬を握った。が、無法な村の人は彼女等が折角植え終わった苗をむしり撤いた。それでも彼女は全身を只一つ野毛に対する誠のため打ち続けた。そして彼女は野毛の墓参りに尋ねに来た糸川を追い返す強さの女となっていた。そして、自由甦る日、昭和二十年の終戦となった。八木原教授は京大拍手のうちに、再び自由の学園に復帰した。この喜びに京都へ帰って来た幸枝は、父に、母に理解を求め地に足のついた野毛の農村へ未来を求めて再び去って行く。思い出の吉田山を通り過ぎた。野毛の真価も一般に認められて来た。現在、幸枝は数々の思い出を顧みつ我が青春に悔いなしと叫びたい気持ちでいつまでも思い出の吉田山に佇んでいた。



わが母の記 2011年(平成23年) ★★★★
 わたしのハワイの歩きかた 2014年(平成26年)★★★ 
主演: 役所広司 樹木希林 宮崎あおい
第36回日本アカデミー賞 優秀作品賞/最優秀主演女優賞
主演: 榮倉奈々 高梨臨 瀬戸康史  
あらすじ あらすじ
1959年。小説家の伊上洪作(役所広司)は、父・隼人(三國連太郎)の見舞いに行った湯ヶ島の両親の家から東京の自宅に帰ってくる。妻の美津(赤間麻里子)、長女の郁子(ミムラ)、二女の紀子(菊池亜希子)が、伊上の新作小説にせっせと検印を捺している。それはベストセラー作家の家族の大切な仕事であったが、三女の琴子(宮崎あおい)の姿はない。自室にこもって夕食にも降りて来ない琴子に不満を募らせる伊上。深夜、持ち直したかに見えた隼人の訃報が入る。1960年。父亡き後、伊上の妹・桑子(南果歩)が母・八重(樹木希林)の面倒を見ているが、八重の物忘れはますますひどくなっていく。1963年。八重の誕生日に、川奈ホテルに集まる一族。伊上のもうひとりの妹・志賀子(キムラ緑子)、夫の明夫(小宮孝泰)、運転手の瀬川(三浦貴大)、秘書の珠代(伊藤久美子)も参加しての盛大なお祝い会。だが、八重の記憶はさらに薄れていた。1966年。結婚した郁子が赤ん坊を抱いて里帰りした日、湯ヶ島は大騒ぎになっていた。八重が、交通事故に遭って家で療養している明夫を罵倒するというのだ。しばらく伊上が引きとることになるが、八重を冗談のタネにする家族に、琴子が突然怒り出す。さらに話は伊上の子育て批判に発展、紀子までもが初めて父に反抗する。日頃から家族を小説やエッセイのネタにする父への不満が一気に爆発したのだ。琴子の提案で、八重は軽井沢の別荘で暮らし、琴子と瀬川、手伝いの貞代(真野恵里菜)の3人で面倒を見ることに。1969年。伊上が5歳の時から8年間、伊豆の山奥の土蔵で彼を育てた曾祖父の妾・おぬいの五十回忌の法要で、顔を合わせる一族。琴子はプロの写真家になり、瀬川と付き合っている。紀子はハワイへの留学を父に許される。八重は夜に徘徊するようになり、もう誰が誰かも分からなくなっていた。ある朝、おぬいに息子を奪われたという八重の言葉に感情を抑えられなくなった伊上は、初めて母と対決しようと「息子さんを郷里に置き去りにしたんですよね」と問いつめる。しかし、八重の口からこぼれたのは、伊上が想像もしなかったある“想い”だった。こらえきれず、母の前で嗚咽する伊上。母との確執を乗り越え、晴れ晴れとした気持ちで紀子を送るハワイ行きの船に乗りこむ伊上。だが、伊上のもとに八重がいなくなったという知らせが届く……。 出版社で編集をしている26歳の小山田みのり(榮倉奈々)は日々仕事に追われ、人間関係にも疲れていた。ある日友人の愛子からハワイで挙式することを告げられ、その二次会のセッティングを頼まれる。面倒くささを感じつつも、仕事で特集を組んでその取材という名目でハワイで遊び倒そうと考える。ハワイの開放的な空気の中派手にパーティに行ったり飲んだりと満喫するが、どうも苛立ちを消すことができない。そんな中みのりは、ハワイで働きながら玉の輿を狙いパーティに出続ける茜(高梨臨)、事業を立ち上げては失敗を繰り返す勉(瀬戸康史)、自由気ままに生きる一見浮浪者みたいな知哉(加瀬亮)と知り合う。彼らと一緒に飲んで騒いでいたはずが、いつの間にか茜は本物の愛に目覚め、勉は新たな道を歩きはじめ、知哉は自分の人生と向かい合っていた。仕事からも恋からも逃げていたみのりは、ふと立ち止まる……。





わたしを離さないで 2016年(平成28年)TBSドラマ ★★★
主演: 綾瀬はるか 三浦春馬 水川あさみ   
あらすじ
#1
陽光学苑の寄宿舎で生活を共にする恭子(子ども時代・鈴木梨央/大人時代・綾瀬はるか)たちは、ある日、校長の神川(麻生祐未)から、とある使命を教えられる。
#2
校長から“特別な使命”を聞かされた恭子(鈴木梨央)たちは、それぞれに事実を受け止める。一方、現代の恭子は美和(水川あさみ)と再会する。
#3
陽光学苑を卒業しコテージに移ることになった恭子(綾瀬はるか)たちは、閉ざされた中で希望を夢見る。そんな中、龍子(伊藤歩)からショッキングな話を聞かされる。
#4
学苑を卒業しコテージへと移った恭子、友彦(三浦春馬)、美和の3人。そこで恭子たちは陽光出身者には知らされていなかったある事実を知る。
#5
恭子の支えとなっていた浩介(井上芳雄)がコテージを旅立った。そんな中、美和は自分の「ルーツ」かもしれない人を見かけたと聞く。
#6
友彦に好きだと言ってしまった恭子。そんな中、真実(中井ノエミ)が恭子のもとへやって来た。だが普段と様子が違うため、恭子は不安を覚える。
#7
美和に“3種同時提供”の知らせが来て、恭子は衝撃を受ける。一方、美和は最後に友彦と3人で陽光に行きたいと言い出す。
#8
美和の希望で、陽光があった場所を訪れた恭子たち3人。生気がない子どもを見かける中、昔の恭子とうり二つな女の子(鈴木梨央)を目撃する。
#9
唯一の希望“猶予”を目指して、恵美子の居場所を探す恭子と友彦。何とか探し出した2人は恵美子に猶予を願い出るが…。
#10
唯一の希望だった猶予がないと知り塞ぎ込んでしまった友彦に、3度目の提供通知が届く。恭子は、何とか友彦を鼓舞できないかと考えるが…。




  
海外紀行 日本紀行  札所紀行 温泉紀行 Archives HIT-PRADE 日曜名画座 MAMI RETIREMENT SITE-MAP




HOME Ken & Mary's Second Life

NO-SIDE  It aims at a happy retirement
Copyright c1998-2007 Ken&Mary. All rights reserved.