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Ken&Maryの日曜名画座
K&Mセカンドライフ名画鑑賞録
毎日が日曜日SecondLife
『一日一膳』 『一日一名画』 日曜名画座
≪資料:
goo映画から≫
旅情  1955年(イギリス)  ★★★★  リオ・ブラボー  1959年(アメリカ) ★★★
主演:キャサリン・ヘップバーン  ロッサノ・ブラッツィ 
アカデミー主演女優賞・監督賞受賞作品
主演:ジョン・ウェイン  ディーン・マーティン  リッキー・ネルソン
あらすじ あらすじ

アメリカの地方都市で秘書をしていた三十八歳のジェイン・ハドスン(キャサリン・ヘップバーン)は、欧洲見物の夢を実現し、ヴェニスまでやって来た。フィオリナ夫人(イザ・ミランダ)の経営するホテルに落着いた彼女は、相手もなくたった一人で見物に出かけ、サン・マルコ広場に来て、喫茶店のテイブルに腰を下した。しかし、背後からじっと彼女をみつめる中年の男(ロッサノ・ブラッツィ)に気づくと、あたふたとそこを去るのであった。翌日、彼女は浮浪児マウロの案内で名所見物をして歩いた。通りすがりの骨董店に入ると、そこの主人は昨日サン・マルコ広場で会った男だった。うろたえた彼女は十八世紀の品だというゴブレットを買い、そうそうに店を出た。その日の夕方、ジェインはまたサン・マルコ広場へ行った。例の男も来たが、彼女に先約があると感ちがいし、会釈して去って行った。翌日、彼女はまた骨董店へ行ったが、十七八の青年から主人は留守だといわれた。ジェインはこの店を記念に16ミリ・キャメラに収めようとして運河に落ち、みじめな恰好でホテルへ帰った。骨董店の主人レナートは、その彼女のホテルを訪れ、夜、広場で会おうと約束した。その夜の広場でジェインは初めて幸福感に浸り、思い出にくちなしの花を買った。別れるとき、レナートは彼女に接吻し、明夜八時に会う約束をした。翌日、彼女は美しく装って広場へ出かけたが、彼の店にいた青年がやって来て、彼が用事でおそくなることを告げた。青年がレナートの息子であることを聞いたジェインは、妻もいると知って失望し、広場を去った。ホテルへ追って来たレナートは妻とは別居しているといい、男女が愛し合うのに理屈をつけることはないと強くいった。ジェインはその夜、レナートと夢のような夜を過した。そしてそれから数日間、二人はブラノの漁村で楽しい日を送った。ヴェニスへ戻ったジェインは、このまま別れられなくなりそうな自分の気持を恐れ、急に旅立つことにきめた。発車のベルがなったときかけつけたレナートの手にはくちなしの花が握られていた。プラットフォームに立ちつくすレナートに、ジェインはいつまでも手をふりつづけた。

メキシコとの国境に近いテキサスの町リオ・ブラボ--保安官のチャンス(ジョン・ウェイン)は、殺人犯ジョーを捕えた。しかし、ジョーの兄バーデットはこの地方の勢力家で、彼の部下に命じて町を封鎖したため、チャンスは窮地に陥った。チャンスはジョーを町から連れ出すことも、応援を頼むことも出来なかった。チャンスの味方は、身体の不自由なスタンピイ老人(ウォルター・ブレナン)と早射ちの名人デュード(ディーン・マーティン)の2人だった。町を封鎖されたため、若い美人のフェザース(アンジー・ディッキンソン)や、チャンスの親友パットも外へ出られなかった。パットは燃料やダイナマイトを輸送する馬車隊を、護衛のコロラドと一緒に指揮していた。チャンスはフェザースがホテル・カシノでイカサマ賭博をしていると知らされ、彼女を尋問した。が、コロラドの証言で、フェザースは無罪だった。パットはパーデットの雇った殺し屋に射ち殺された。チャンスはフェザースの不幸な身の上を知り、なにかと世話をしてやった。これを機会に、2人の仲は接近した。ある日、デュードはバーデッドの配下に、不意をつかれて捕まった。バーデットはチャンスに、ジョーとデュードを交換しようと申し込んだ。チャンスは周囲の状況から、それを承諾せねばならなかった。翌朝、2人を交換することになった。デュードはスキをみてジョーに飛びかかった。これを機に両者の凄烈な射ち合いとなった。チャンスたちが苦戦していると、スタンピイ老人がパットの残していったダイナマイトを、バーデットのたてこもる倉庫に投げつけた。それをチャンスがピストルで射った。さしものバーデットも、遂に降服した。バーデットはジョーと共に監禁された。そして、チャンスとフェザースはめでたく結ばれることになった。




理由なき反抗 1955年(アメリカ) ★★★★  リトアニアへの旅の追憶  1972年(アメリカ) ★★★
主演:ジェームズ・ディーン  ナタリー・ウッド 監督:ジョナス・メカス 出演:ジョナス・メカス Mekas's Mother
あらすじ あらすじ

17歳の少年ジム(ジェームズ・ディーン)は泥酔のため、集団暴行事件の容疑者として警察に連行された。彼は、そこで夜間外出で保護を受けた少女ジュディ(ナタリー・ウッド)や、仔犬を射って注意されたプレイトウ少年(サル・ミネオ)と知り合った。3人は説諭の末帰宅を許された。ジムの一家は転居続きで、つい最近この街へ来たばかりだった。彼の父親(ジム・バッカス)は意志薄弱で、家庭は男まさりの母親(アン・ドーラン)が、きりまわしていた。翌朝、新しい学校であるドウスン・ハイ・スクールへ登校の途中、ジムはジュディに会ったが、彼女は不良学生のバズ(コリー・アレン)、ムーズ(ニック・アダムス)、クランチ(F・マゾーラ)等と一緒であった。その日の午後、学生たちはプラネタリウム館へ星の勉強に出掛けたが、不良仲間の反感を買ったジムは彼等のボスのバズに喧嘩を売られた。2人はプラネタリウム館の外でナイフを手に決闘したが守衛の仲裁を受け、その夜“チッキイ・ラン”と称する度胸試しをやることになった。吹き曝しの高台でジムとバズは、それぞれボロ自動車を崖の端にフル・スピードで走らせた。ジュディやバズの不良仲間が見守る中で、ジムは巧く崖際で車から脱出したが、飛び出しそこねたバズは、そのまま谷底へ落ち込んだ。呆然としたジムはプレイトウとジュディに助けられて帰宅し、警察へ届けようとしたが、事なかれ主義の両親は許可しなかった。強いて警察に出向いたジムは少年保護係レイ(エドワード・プラット)の不在を知り、釈然とせぬまま警察を出て、秘かに空家でジュディと会った。ムーズとクランチはジムが警察に届けるのを恐れ、プレイトウを脅してジムの住居を知った。プレイトウは怒りのあまり、父親の拳銃を持ち出すと闇の中に駈け出していった。空邸のジムとジュディは、跡を追ってきたプレイトウを1室に残し、激しい抱擁を重ねた。数刻後、ジムを追い求めるムーズたちが空家をみつけ、プレイトウは発見された。彼は家から持ち出した拳銃を追手に放ち、クランチを倒した。間もなく附近には大掛りな警備網が張られジムやプレイトウの家族や、少年保護係のレイも駈けつけた。ジムは近くのプラネタリウム館に駈け込んだプレイトウを制止しようとした。半狂乱のプレイトウはジムに拳銃を向け、警官に射殺された。ジムの両親は死体に寄りすがって泣き叫ぶ我が子を心から慰め、この悲劇にもお互いの理解によって、ついに終止符が打たれた。

戦後アメリカのインディペンデント映画運動の旗手である映画作家・詩人・映画評論家のジョナス・メカスが、戦後27年ぶりに故郷リトワニアに帰郷したときの心の震えを捉えた、日記映画にして映像による散文詩。メカスは50年頃からボレックスの手巻き式携帯カメラで日々少しずつ心に残った光景を映像に収めていく“日記映画”の手法を実践している。本作は長編作品としてまとめられた、“日記映画”としては67年に最初のバージョンが発表された『日記、ノート、スケッチ』に続く第二作で、特にメカスの最高傑作として広く親しまれている。これまで日本でも何度か自主上映の形で上映されてきたが、オリジナルの16ミリから、35ミリ・プリントを起こし、初めて字幕を打っての一般劇場公開になる。本作はまずメカスが最初に撮影した50年頃のブルックリン、71年のメカス兄弟の帰郷の模様、そしてその帰途ドイツやオーストリアに立ち寄った際の映像から構成されている。画面に登場する人々は、メカスとその母、兄弟や親類たちのほか(うち弟アドルファス・メカスは映画作家、ジョナスと共同監督した『営舎』でヴェネツィア映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞)、オーストリアの部分ではオーストリアの実験映画作家ペーター・クーベルカ、彫刻家ヘルマン・ニッチ、フェミニスト芸術理論家のアネット・マイケルソン、アメリカの実験映画作家ケン・ジェイコブスら。



リンカーン暗殺者の日記 2007年(アメリカ)★★  リトル・ミス・サンシャイン 2006年(アメリカ)★★★
主演:ニコラス・ケイジ ヘレン・ミレン ダイアン・クルーガー    出演:アビゲイル・ブレスリン グレッグ・キニア ポール・ダノ   
あらすじ あらすじ
歴史学者でありトレジャー・ハンターでもあるベンジャミン・ゲイツ(ニコラス・ケイジ)の祖父に、リンカーン大統領暗殺事件の真犯人という汚名が着せられた。それを唱えるのは、リンカーン暗殺者の日記を持つウィルキンソン(エド・ハリス)だった。先祖が被った汚名を雪ぐために、ベンは真相の究明を決意する。相棒の天才ハッカーのラリー(ジャスティン・バーサ)と破局寸前の恋人アビゲイル(ダイアン・クルーガー)、さらには離婚して険悪な関係にある父のパトリック(ジョン・ボイド)と母のエミリー(ヘレン・ミレン)の協力も得て、ウィルキンソンが博物館に寄贈した日記に隠された暗号を次々に解いていくベン。そしてたどり着いたのは、アメリカ合衆国の大統領に代々伝えられる“大統領秘密文書”の存在だった。大統領だけが読むことが許されているその書には、JFK暗殺の黒幕やウォーターゲート事件の真相など、アメリカの秘密のすべてが記されているという伝説の一冊だった。その存在を確認するため、ベンは大統領と対面する。彼の熱意を認めた大統領は“大統領秘密文書”の保管場所を教えるが、同時にベンたちは大統領誘拐犯として国防省、FBI、CIAとあらゆる機関から追われる身となる。“大統領秘密文書”を解析し、アメリカ先住民が残した最大の遺産のありかをベンたちは発見する。そこに現れるウィルキンソン。実は彼は日記の暗号を解くためにベンを利用したのだった。実在した黄金都市に驚喜するウィルキンソンだが、仕掛けられた罠に嵌って一命を落とす。彼もまた、ひとりの優れたトレジャー・ハンターだった。莫大な財宝をアメリカに納めたベンの愛国心を、大統領は讃える。そして祖父の汚名も晴らされるのであった。 アリゾナ州に住むオリーヴ・フーヴァー(アビゲイル・ブレスリン)の夢は、小太りの眼鏡っ子にもかかわらずビューティー・クィーンになることだ。兄ドウェーン(ポール・ダノ)は、自室にこもって、筋肉トレーニングに余念がない。一家と同居するグランパ(アラン・アーキン)はバスルームに閉じこもり、ヘロイン吸引で夢見心地となっている。フーヴァー家の主婦シェリル(トニ・コレット)は、夫リチャード(グレッグ・キニア)の反対にもかかわらず、自殺未遂で病院に入院していた兄フランク(スティーヴ・カレル)を自宅に連れ帰る。大学で研究するフランクは、ライバルに恋人を奪われたことにショックを受け、手首を切った挙句、仕事を失っていた。ゲイであるフランクをグランパが「ホモ野郎」と呼び、“負けを拒否する!”をモットーとするモチベーション・スピーカー(成功論提唱者)のリチャードは、フランクを「負け犬」と決めつける。そんな中、「リトル・ミス・サンシャイン」コンテスト地方予選の優勝者が失格となり、繰り上げ優勝となったオリーヴがカリフォルニアで行われる決勝出場資格を得たという知らせが入る。狂気乱舞するオリーヴだが、フーヴァー家にシェリルとグランパの分の飛行機代を捻出する経済的余裕はない。自殺傾向のあるフランクを高校生のドウェーンとともに残しておくこともできず、一家全員がおんぼろのフォルクス・ワーゲン・ミニバスに乗り込んで一路、カリフォルニアを目指す。ただでさえギクシャクする家族なので、狭苦しいミニバスのなかで早速、口論がスタートする。しかも車が故障する始末だ。前途多難なフーヴァー一家は果たしてカリフォルニアまで無傷でたどりつけるのか? そしてオリーヴはビューティー・クィーンの栄冠をゲットすることができるのか?



陸軍中野学校 1966年(昭和41年) ★★★  利休  1989年 (平成元年) ★★★ 
主演:市川雷蔵 主演:三國連太郎 山崎努 三田佳子
あらすじ あらすじ

昭和十三年十月、三好次郎以下十八名の陸軍少尉が九段の靖国神社に集合した。草薙中佐の極秘命令だった。次郎は母と許婚の雪子に行先不明の出張だといって家を出てきたのだ。草薙中佐の目的は次郎らを優秀なスパイに教育することだった。中佐は任務の重要さを力説した。幹部候補生たちはとまどう暇もなく、外部との連絡を一切絶って訓練を受けることになった。彼らは軍服を背広に着換え、変名を使い、軍隊用語は話さないようにしなければならなかった。訓練は柔道から飛行機の操縦までわたり、政治、経済、外交問題については大学教授の講義を受けた。やがて、中野電信隊跡に移住した次郎らはさらに実地の訓練を受けた。変装、ダンス、更に女の肉体を喜ばせる方法まで。だが、スパイになり切れず、落伍する者もいた。気の弱い中西は自殺し、手塚は女に貢ぐ金を得るため窃盗を働らき、強引に自殺させられた。一方、雪子は音信不通の次郎の手掛りを得ようとベントリー商会を退社して参謀本部のタイピストになっていた。一年間のスパイ教育を終えようとしていた次郎は、杉本と久保田と共に、卒業試験として英国外交電報の暗号コードブックを英国領事館から盗んだ。勿論、盗まれたことがわからないように写真撮影したのだが、英国の暗号は変えられ、次郎らの働らきは無駄になった。次郎は参謀本部から秘密が洩れたのではないかと考えて行ってみると、雪子の姿を目にした。次郎が訝って尾行してみると、雪子はかっての上司ラルフと連絡をとっていた。二人とも英国側のスパイだったのだ。次郎は雪子を憲兵隊に任せず、自分の手で殺した。そして身も心もスパイになりきった次郎たち十六名は、陸軍中野学校第一期生として世界各地にちらばっていった。ちょうど欧州では第二次大戦か始まっていた。

天正10年、利休は茶頭として信長に仕えていたが、6月の本能寺の変で信長は明智光秀に殺された。数年後利休は信長の後継者として力を伸ばしてきた秀吉の茶頭となった。利休は茶の湯を通して全国の武将を魅了し、わびの極致と言われる京都・山崎の待庵など贅の限りを尽くし自分の世界を築いていった。しかし、石田三成が台頭してきてから、秀吉と利休の関係が狂い始めた。まず利休の愛弟子でかつて秀吉の逆鱗に触れて所払いになった宗二が殺された。さらに三成は秀吉に「利休が朝鮮出兵に疑義を抱いている」ともちかけた。利休は茶室で秀吉と顔を合わせたが、朝鮮出兵に口を出したため、ますます秀吉を怒らせてしまった。利休は京を退き、堺屋敷内に閉居するよう命じられた。秀吉の正妻、北政所・ゆらから利休の妻・りきに便りが届き、詫びれば自分からも許しを乞うとあった。しかし、りきからゆらへの便りには丁重な礼の言葉があるだけで、秀吉はさらに腹をたて、利休に切腹を命じたのだった。

出典:goo映画
goo 映画




旅情  1959年(昭和34年) ラピュタ阿佐ヶ谷 ★★★  流転の王妃  1960年(昭和35年) ★★★ 
主演:山本富士子 川崎敬三 主演:京マチ子 船越英二
あらすじ あらすじ
杉田真弓はアメリカ本土からの帰途ハワイに立ち寄った。ハワイにはかつての彼女の恋人、三上俊一がいた。双葉流の家元として生花の海外紹介が目的で海を渡った彼女ではあったが、三上をたずねて立ち寄ったハワイがむしろ主なる目的地であったかも知れなかった。彼女のすべてを捨てた努力で双葉流は勢を得て来た。しかし今は、かつて彼女を失い失意のままにハワイに来た三上に会うことにただ心を傾けていた。報道陣の出迎えはにぎやかだった。しかしその夜三上は彼女の前に現われなかった。ハワイでの彼女の一週間が始まった。生花展を開くことになったデパートの社長が彼女に三世の日本娘浦辺純子を紹介した。純子の案内で行った酒場で真弓は酔った三上に会った。しかし三上は冷たかった。が、三日目、三上は真弓をホテルに訪れた。真珠湾、ハナウマビーチ、ヨットハーバーに二人の恋は激しく燃えた。翌日真弓は純子の生家を訪れた。しかし三上が純子の婚約者であることを知った時、真弓はどれ程驚いたろう。翌日、何も知らない純子が三上を紹介した。三上は真弓との恋を成就しようと言った。しかし純子をどうして裏切られよう。三上の告白を聞いて純子は声をあげて泣いた。生花展は成功だった。しかし真弓は淋しかった。真弓の深い恋を知った純子の苦しみも深かった。ハワイでの一週間は過ぎた。八日目の朝真弓の一人旅の姿がホノルル空港に見られた。誰にも知られず発とうという彼女の心に背いて、天候の急変で飛行機は出港をのばした。三上との別れの時間が残された。純子もかけつけた。純子の暖い心と俊一の激しい想いをあとに、真弓をのせた飛行機は静かに飛び立った。「さようなら、ハワイ、わたしの恋」ホノルルの灯が遠くかすんでいった−−。 元気な姿で登校した英生が行方不明になって数日目、白木の箱となって帰ってきた。英生は竜子と夫・溥哲の愛のしるしであり、清朝を嗣ぐ唯一人の子だった。--日支両国に暗雲ただようころ竜子は関東軍の朝吹大将の訪問を受けた。朝吹は、竜子と日本・満州両国親善のために、満州国皇帝の弟・溥哲の妃にと言った。意外な話に驚く竜子にかまわず話は進められ、建国十年を迎えた満州国首都の新京で中国風の結婚式が行われた。学校を終えて間もなく異郷に嫁いだ竜子は、慣れない風習と、夫の兄・溥文らの冷い眼に苦しんだが、夫の溥哲の愛情に慰められた。子どもの英生が生れた。家庭に明るさがました。しかし、昭和二十年八月、ソ連の対日戦開始とともに平和の夢は破られた。新京にソ連軍が侵入、竜子は幼い英生の手を引き、夫や皇帝の一行とともに満鮮国境へ避難の道を歩んだ。汽車、徒歩、馬車という強行軍の退却行動の末、山間の寒村・大栗子に来たとき日本は降伏した。皇帝は退位と満州国の解体を宣言した。皇帝と溥哲は軍の計いで家族より一足先に通化から空路日本へ旅立った。しかし、竜子や英生らの残された通化には暴動が起きて、ついに一行は無蓋車につめられて北満・延吉の刑務所へ送られた。それから数年、病弱の義姉皇后は刑務所で息を引取り、竜子と英生はやっと釈放された。無一文で、あるときは徒歩で大陸を流転した母娘は辛うじて佐世保へ上陸できた。が、待っているはずの夫・溥哲は中国の刑務所にいると知り竜子は茫然とした。--そして今、英生の不慮の死、冷い運命に竜子の頬から涙が流れた。



 陸軍 1944年(昭和19年) ★★★★  ★★★ 
主演:笠智衆 田中絹代 星野和正  主演: 
あらすじ あらすじ
「慶応二年 九州小倉の城下は 長州藩の奇兵隊に攻めこまれた その頃下関海峡には 米英蘭仏の軍艦が眈々と日本攻撃の機を窺っていた かかる折も折 国内には兵火があがり 兄弟牆に閲げの有様はまことに日本の危機ではあった。戦火に下にあった小倉城下で質屋「高木屋」を営む友助は、避難のための荷造りに家人をせかしていた。そこに藩士の竹内喜左衛門が傷ついて駆け込んできた。介抱してくれた家人に「ワシは藩のために忠義を尽くすが、これからはもっと大きなものに忠義を尽くす時代がやって来る」と言い、預けていた水戸光圀『大日本史』を高木家に寄贈すると息子の友之丞に言い残して戦陣に散った。日清戦争のあと、『大日本史』を虫干ししながらその話をする友之丞に、三国干渉の話がもたらされる。理不尽な干渉と怒りをもった友之丞は、昵懇(じっこん)にしてもらっている山縣有朋に直談判に上京する。まもなく友之丞がキトクとの電報が高木家にもたらされた。上京した息子の友彦に、山縣から聞かされた話をして「天子様が一番苦労しなさっている。それを小賢しくも口を出して恥ずかしい」と説く。天子様が下さった「五ケ条」はありがたいという。そして宮城に行っていない友彦を叱りつけ、一番に行くところだと諭す。友彦が宮城から帰ると父は「軍人になれ」と遺言して狭心症で死んでいた。日露戦争に大尉として出征した友彦だったが、病気で前線に立つことは出来なかった。その悔しさを負傷した戦友の仁科に愚痴るが、身体は何もならなかった。またそのことがいっそうお国のため、天子様のために尽くす気持ちを強くする。それから10年。まじめ一徹な友彦は、周囲の人たちとことあるごとに衝突する。傾いた家業の立て直しに助力してくれた「小松屋」との雑談で徳川好敏日野熊蔵両大尉の初飛行の話が出て「飛行機など戦争に役立つか」と言うのに腹を立て、「軍のやることに間違いはない」とケンカして話はご破算。妻も賛成してくれて、質屋をたたんで雑貨商に商売替えをした。工場で教官をする話は意固地な性格が邪魔をするが、櫻木のやさしさに触れて引き受ける。友彦の息子・伸太郎は大人しく優しい性格の男の子で橋から飛び降りることもできないと虐められる。それでも母・わかに厳しく育てられ、小倉連隊に入隊した。友彦が戦えずに終わった負い目から、わかは「男の子は天子様からの預かりもの」と二人で喜ぶ。元寇から神風の話を工員たちに話した後、神風が吹かなかったら敗れていたという櫻木を卑屈だといって喧嘩別れしてしまう。やがて満州事変。上等兵になった伸太郎が帰宅して息子と戦友なので櫻木と和解してくれという。櫻木は上海での激戦を聞かされ、息子を心配すると、仁科に激怒される。慎太郎が和解に現れ、櫻木から「戦友はいいな」といわれると「日本中が戦友だ」と諭される。電話で伸太郎たちにも出陣の命が下ったことが知らされる。肩を叩いてもらいながら「ひたすら大君に捧げたてまつらなければならない」「五ケ条」が大切と励ます。翌朝、近所の人に「泣くから見送りに行かない」という。店に一人で五ケ条(軍人勅諭)を復唱する。わかの耳に軍隊ラッパが響いてくる。いてもたってもいられなくなったわかは、ラッパのする方向をめざして走り出し、大行進の中で息子の姿を探し、群衆をかき分け、涙ながらに伸太郎の姿を追い続ける[4]。「父母の慈愛に抱かれて/男子となりて幾年ぞ…」という歌が重なる。




  
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