HOME Ken & Mary's Second Life

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Ken&Maryの日曜名画座
K&Mセカンドライフ名画鑑賞録
毎日が日曜日SecondLife
『一日一膳』 『一日一名画』 日曜名画座
≪資料:
goo映画から≫
ブルク劇場  1936年(ドイツ)★★★
ブレイブハート  1995年(アメリカ)★★★★
主演:ヴェルナー・クラウス 主演: メル・ギブソン アカデミー作品賞・音響効果賞・メイクアップ賞
監督賞・アカデミー撮影賞受賞
あらすじ あらすじ
十九世紀末のウィーンに歴史と伝統を誇るブルグ劇場の名優フリードリッヒ・ミッテラーは、舞台の名声に引換え家庭ではプロムプターのゼードルマイヤーと二人で淋しく暮らしていた。劇場の支配人から聞いて、ミッテラーの秘かに帰る馬車へ乗り込んだのは社交界に名高いゼーバッハ男爵夫人である。彼女はあらゆる宴席に顔を見せないミッテラーを、自分の夜会に呼び寄せようと招待券を送った。次の日、珍しく町を散歩していたミッテラーは、鐘の声に誘われて這入った教会の中で若く美しい娘を見た。彼はその面影を忘れかねた。この娘はゼードルマイヤーの知り合いである仕立屋の娘レニだった。ミッテラーはこの日から、不用の服を注文して幾度もこの家を訪れた。レニには燃えるような情熱で舞台を夢みている二十三才の恋人ヨゼフ・ライナーがあった。或日ミッテラーの許へ服を届けに行ったレニは、机の上にゼーバッハ夫人からの招待状があるのを見た。夫人のお声掛かりがなければ、当時ウィーンの劇壇で役につく事は容易でない。レニはそれを盗んでライナー当てに書き換えて投函した。訳を知らぬライナーは有頂天になって男爵夫人の家へ行った。ミッテラーの来る事を予想していた夫人は、見知らぬ青年を見て狼狽したが、それを押し隠して客に向かい、有望な新進俳優として一同に紹介した。こうしてライナーはブルグ劇場の桧舞台で次第に地位を得て行った。夫人も何時しかこの青年に心を惹かれて行くのだった。ミッテラーは父に甘えるようなレニの心を自分に好意を持つのだと誤解した。彼は舞台を退いてレニと家庭を持とうと考えた。そして次の芝居でライナーが主役に選ばれたが、彼と夫人の噂を嫉妬した男爵は、遂に酒場でライナーと争いを起こし、その為に彼は劇場から馘首された。レニは楽屋に最後の舞台と決心して演技を終わったミッテラーを訪れ、ライナーを救ってくれと泣いて頼んだ。ミッテラーは初めてレニの本心を知った。彼は重い足取りで暗い舞台を横切って帰ろうとした時、舞台に投身して自殺しようとするライナーを救った。その夜限りライナーは劇場から姿を消した。ミッテラーは引退を取り消して、再び舞台で十八番の「ファウスト」を熱演した。遥かに遠い大衆席から、彼の名演技を見つめているのは、レニとライナーであった。  出典:goo映画
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残酷な王エドワード1世(パトリック・マクグーハン)が率いるイングランドの侵略で家族を皆殺しにされたウィリアム・ウォレス(メル・ギブソン)は、故郷から遠く離れた異郷の叔父の下で成長し、懐かしい故郷に戻ってきた。幼なじみのミューロン(キャサリン・マッコーマック)は美しく成長し、再会した2人は恋に落ちる。そんな折り、イングランドはスコットラドの貴族を支配するため、“初夜権”なる悪法を復活。それは領地内で結婚の決まった花嫁を略奪し、初夜の権利を貴族の男たちに与えるという非人間的なものだった。花嫁を奪われるのを恐れたウォレスは2人きりで結婚式を挙げるが、ミューロンは彼の目の前でイングランド兵に殺される。復讐を誓うウォレスは、悪政に苦しむ人々と共に自由と解放を目指す抵抗軍を組織、彼のカリスマ性と指導力に魅かれ人々が続々と集まってきた。エドワード1世は抵抗軍を封じ込めるため、数千の大軍を送る。3倍もの兵を相手に、ウォレスたちは敵の騎馬隊が接近した時にハリネズミのように槍で人馬もろとも突き刺す“シルトン戦法”という奇抜な戦略で圧勝した。ウォレスはスコットランドの貴族からサーの称号を与えられ、さらに国境の南でも勝利を収め、国民的なヒーローとなる。予期せぬ強敵の出現にエドワード1世は、息子エドワード王子(ピーター・ハンリー)の妃イザベル(ソフィー・マルソー)を停戦交渉の使者としてウォレスの元に送る。彼女は政略結婚によりフランスから嫁がされるが、王子は同性愛者で夫婦は愛のない生活を送っていた。たくましいウォレスにひと目で魅了されたイザベルは彼の命を救うため、エドワード1世が密かに北に向かっているとの情報を伝える。四方八方から囲まれ、窮地に陥ったウォレスは、スコットランドの貴族たちに援軍を求め、特に若い貴族ロバート・ザ・ブルース(アンガス・マクファーデン)を信頼し協力を頼んだ。だが、ハンセン病に苦しむ彼の父は、息子を国王にしたいがため、陰謀を巡らす。エドワード1世は総攻撃をかけてくるが、私利私欲に走ったスコットランドの貴族たちは敵に買収され、ロバートさえも戦場に現れずウォレス軍は大敗を喫する。しかし、ウォレスは裏切り者を暗殺し、ゲリラ戦を繰り返しながら再起に備えた。エドワード1世は停戦交渉に再びイザベルを送るが、ウォレスをより愛するようになっていた彼女は、彼と一夜を共にする。一方、ロバートは裏切った罪の意識に苦しんでいたが、彼の父の仕掛けた罠により、ウォレスは捕らえられ、反逆児として裁かれることに。彼は群衆の前で、最後まで自由を求め続けながら極刑に処せられた。10年後の1314年、ウォレスの遺志を継いだロバート率いる軍が戦いに勝利し、スコットランドに自由と平和が訪れた。



フランダースの犬  1998年(アメリカ)★★★ ブラス  1996年(イギリス)★★★★
主演:ジェレミー・ジェームズ・キスナー 主演:ピート・ポスルスウェイト
あらすじ あらすじ

ネロ(ジェレミー・ジェームズ・キスナー、ジェシー・ジェイムズ)はおじいさん(ジャック・ウォーデン)と二人で牛乳配達をしながら貧しく暮していた。画家を目指していた亡き母親の血を受け、絵を描くのが好きなネロの夢は地元出身のルーベンスの絵を一目見ることだった。ある日、ネロは傷だらけになって捨てられた犬を見つける。彼はパトラッシュと名づけ、飼うことにした。兄弟のように仲良しのネロとパトラッシュは、おじいさんが仕事に出られなくなってから二人で配達に行くようになる。また、町で知り合った画家ミシェル(ジョン・ヴォイト)に才能を見出され、少年絵画コンクールに出品するよう勧められる。一方ネロは幼なじみアロア(ファレン・モネット)ども仲良しだが、小麦粉の取引で財をなした彼女の父親は二人の仲をよしとしない。そんな中、アロアの家の納屋が火事になり、ネロに放火の濡れ衣が着せられてしまう。その上おじいさんも亡くなり、家賃が払えず住む家も追われる。ネロに残された一縷の望みは絵画コンクールで優勝することだけだったが、それすら有力者の息子に奪われてしまう。失意に打ちひしがれ、雪の中を歩いていると、アロアの父親が落とした財布を拾う。アロアの家に届け、家族から感謝されるネロ。だが彼はクリスマスのもてなしを断り、吹雪の中ルーベンスの絵のある教会へ。憧れの画家の絵を前に、ネロはパトラッシュとともに絵の中の天使に迎えられるのだった。






出典:goo映画
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1992年。イングランド北部ヨークシャー地方、炭坑の町グリムリー。町は炭坑閉鎖問題で揺れていた。結成百年の伝統を誇る名門ブラスバンド、グリムリー・コリアリー・バンドでも、メンバーそれぞれが苦境に陥っていた。バンドに全情熱を傾けるリーダー兼指揮者、ダニー(ピート・ポスルスウェイト)は、全英選手権に出場し、ロイヤル・アルバート・ホールで演奏して優勝することを夢見てメンバーにゲキを飛ばすが、炭坑夫である彼らは不安ゆえに気もそぞろだ。そんな折り、グロリア(タラ・フィッツジェラルド)は生まれ故郷のグリムリーに戻ってきた。彼女はかつてのダニーの親友の孫娘で、フリューゲル・ホーン持参で練習場に現れ、いきなり難曲の「アランフェス協奏曲」をバンドと巧みに奏でて一同を感心させた。メンバーの一員になった若く美しい彼女に、チューバ奏者のジム(フィリップ・ジャクソン)をはじめ男所帯のメンバーは色めきたつが、それを知ったかみさん二人が乗り込んできて収まった。メンバーのアルト・ホーン奏者の若者アンディ(ユアン・マクレガー)は気が気でない。実は二人は、ほんの子供時代、一時恋仲だったのだ。アンディはグロリアが実は会社側が炭坑の調査に呼んだ人間だと知るが、ほどなく一夜を共にする。だが、それが一徹な組合員でもあるユーフォニアム奏者のハリー(ジム・カーター)らに知られて、グロリアは冷たくあしらわれ、アンディとの仲もうまくいかなくなる。ハリファックスでの全英選手権の日は、炭坑存廃を決定する投票の開票日だった。メンバーが決勝進出を決めて帰ってくると、町の空気は沈んでいた。炭坑閉鎖が決定し、炭坑夫の解雇が決定したのだった。メンバーのほとんどが失業者になったのだ。さらにダニーが持病の肺の病をこじらせて倒れて入院。メンバーは病院の外で「ダニー・ボーイ」を演奏して、瀕死の彼を元気づけたが、資金不足で決勝に行くことができない彼らは、炭坑閉鎖とともにバンド解散を決心していた。ほどなく、84年の大規模ストに参加したおかげで借金苦の毎日を送っていた、ダニーの息子でトロンボーン奏者のフィル(スティーヴン・トンプキンソン)は、家財道具が差し押さえられ、妻が子供を連れて出ていったことにショックを受けて自殺を図る。運良く助かった彼は父にメンバーの決意を伝え、ダニーは絶望してまた床につく。だが、その矢先、グロリアが決勝出場のための資金を提供を申し出た。会社の腹黒いやり口に怒った彼女は、辞職して退職金をもらったのだ。ここにメンバーはまたひとつになり、いざ優勝を目指す。決勝当日。あこがれのロイヤル・アルバート・ホールに立ったメンバーは、「ウィリアム・テル序曲」を力強く演奏。背後には病院を抜け出したダニーとフィルの妻子の姿もあった。かくしてバンドは見事優勝を勝ち取り、ダニーが感動的なスピーチを聞かせ、喜びの帰路へとつくのだった。



ブルー・ハワイ  1961年(アメリカ)★★★★
フリーダ 2002年(アメリカ)★★★
主演:エルヴィス・プレスリー 主演:サルマ・ハエック
あらすじ あらすじ
2年間の兵役を終えて帰国したチャド・ゲイツ(エルヴィス・プレスリー)は、パイナップル商の家業を手伝い、良家の娘と結婚して欲しいという母親サラ(アンジェラ・ランズベリー)の願いを聞かず、ハワイとフランスの混血の恋人メイル(ジョーン・ブラックマン)の勧める観光会社に就職した。最初の仕事は美人の女教師アビゲール(ナンシー・ウォルターズ)と4人の女学生をハワイ一週間旅行に連れて行くことだった。旅行前夜、チャドの家で開かれた彼の帰国を祝うパーティーに恋人メイルを連れていったが、母親は歓迎しなかった。翌日、チャドは女学生たちをドライブに連れ出したが、その中の1人エリー(ジェニー・マックスウェル)は、わがままな娘で事毎にチャドを困らせた。ルアウで酔客がエリーをからかったことから観光客と大乱闘を演じてブタ箱に入れられた。観光会社もくびになったチャドは両親にメイルとの交際をやめるように言われたが反抗して家を出た。チャドはアビゲールに雇われることになり、一行をカウアイ島へ連れてきた。その夜、エリーがチャドの部屋へ来て誘惑しようとした時、チャドの後を追ってきたメイルがホテルに着いた。あわてたチャドはエリーを追い出したが、今度はアビゲールが入ってきた。チャドの父親の友人ジャックと婚約したことを知らせにきたのだったが、窓の外から見ていたエリーは早合点して失望し、ジープを暴走させた。翌日、誤解はとけ、仕事も終えたチャドは、ジャックが機転をきかして呼んだ父に会い、来年はハワイで販売会議を開くこと、そして観光会社を作ることを承諾させ、メイルとも晴れて結婚できるようになった。
1922年、家族に囲まれて幸せに暮らす少女フリーダ・カーロ(サルマ・ハエック)は、天才画家ディエゴ・リヴェラ(アルフレッド・モリーナ)と出会う。しかし3年後、18歳のフリーダは事故で瀕死の重傷に。両親に絵の具とキャンパスをもらった彼女は、初めて描いた絵をディエゴに見せにいく。その才能を確信した彼は、フリーダに魅せられていった。やがて二人は結婚。ディエゴは浮気癖が直らなかったが、フリーダは彼の先妻ルペ(ヴァレリア・ゴリノ)とも良き友となる。まもなくディエゴはアメリカで壁画の仕事を任されるようになるが、雇い主のロックフェラー(エドワード・ノートン)ともめて帰国。そして彼は、フリーダの妹クリスティーナ(ミア・マエストロ)と浮気し、フリーダを苦しませる。37年には、実家に匿った革命家トロツキー(ジェフリー・ラッシュ)とフリーダが浮気。ついに彼女とディエゴは別れる。フリーダは壊疽にかかった足を切断。苦痛と闘いながら生きる彼女に、再びディエゴは結婚を申し込んだ。そして54年、フリーダは永遠の眠りにつくのだった。
出典:goo映画
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フィラデルフィア 1993年(アメリカ)★★★
ブリット  1968年(アメリカ)★★★
主演:トム・ハンクス 第66回アカデミー賞主演男優賞・歌曲賞受賞. 主演:スティーヴ・マックイーン
あらすじ あらすじ
フィラデルフィアの一流法律会社に務めるアンドリュー・ベケット(トム・ハンクス)は、ある日突然エイズと宣告され、ウィラー社長(ジェイソン・ロバーズ)に解雇される。不当な差別に怒ったベケットは、損害賠償と地位の保全を求めて訴訟を決意。だが、次々と弁護を断わられた彼は、以前敵同士として渡り合ったやり手の弁護士ジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン)を訪ねる。ミラーはエイズに対して、抜きがたい恐怖を感じていた。しかし、世間の冷たい視線に対しても毅然と対処し、熱心に資料を漁るべケットの姿に、ミラーの心は動かされる。ミラーは弁護を引き受け、母のサラ(ジョアン・ウッドワード)をはじめ、ベケットの肉親たちは彼に熱い支援を約束する。解雇から7カ月後、〈自由と兄弟愛の街〉フィラデルフィアで注目の裁判が開廷した。ミラーは解雇が明らかな法律違反だと主張したが、対する会社側の主任弁護士ベリンダ(メアリー・スティーンバージェン)は、彼の弁護士としての不適格性を激しく突く。予断を許さぬ裁断の行方と並行して、ベケットの症状は次第に悪化していく。裁判を優先させて本格的治療を先に延ばそうとする彼に、恋人でライフパートナーのミゲール(アントニオ・バンデラス)は苛立つ。ベケットは恋人のため、自分のためにパーティを開く。遂にベケットは裁判中に倒れ、病院に運ばれた。ミラーは原告側の勝訴の報を、ベッドの上のベケットに告げる。数日後、大勢の人々に見守られながらベケットは静かに息を引き取り、ミラーはかけがいのない友の死を実感した。

やくざ者のジョニーは仲間を裏切り、200万ドルを持ち逃げした。その彼が目ざすはサンフランシスコ。少壮政治家チャルマース(ロバート・ヴォーン)が、もしジョニーが上院で証言台に立ってくれれば身柄を保護してやろうと確約してくれたからだ。しかしサンフランシスコにやって来たジョニーはニセ者だった。彼の本名はレニック。夫婦そろってのヨーロッパ旅行を報酬に身替わりになったのだ。そうとは知らず敏腕刑事ブリット(スティーブ・マックィーン)は、彼の護衛役をつとめた。だが、ある夜ブリットが恋人キャシー(ジャクリーン・ビゼット)に会いに行っている最中、ニセのジョニーは2人の男に射たれ重傷を負った。病院にかつぎこまれたが、そこでも、あやしげな男たちが、常につきまとう。チャルマースはブリットの失態を責めるが、何故かブリットはチャルマースの行動に疑問を抱く。政治的野心のためのなにかを……。医師の努力もむなしくニセのジョニーは死んだ。だがブリットは、彼がまだ生きていると見せかけて病院の外に運び出した。2人の殺し屋がブリットを追い、サンフランシスコの急坂道で、すさまじい追跡が展開。一方、チャルマースは、ブリットをこの事件から手をひかせようと懸命だった。だがブリットはひるまず事件の究明を続け、死んだジョニーはニセ者だったことを知った。そしてヨーロッパ旅行を楽しみにしていた彼の妻も殺されていた。彼女のカバンの中にはトラベル・チェックが入っていた。ブリットの勘がひらめく。本物のジョニーはヨーロッパへ行く!空港だ!広い夜の空港を逃走するジョニー。追うブリット。ついにロビーに追いつめ、拳銃が火を吹き、彼を捕まえたのである。やくざ者ジョニーの背後にあった巨大な権力に、ブリットは自分の職務のすべてを賭けたのである。




フレンジー 1972年(アメリカ)★★★★
フラッシュダンス 1983年(アメリカ)★★★
監督アルフレッド・ヒッチコック 主演:ジョン・フィンチ 主演:ジェニファー・ビールス
あらすじ あらすじ
ロンドンを流れるテムズ河岸に、首に縞柄のネクタイをまきつけた全裸の女の死体が打ちあげられた。その頃、リチャード・ブラニー(ジョン・フィンチ)は勤め先の酒場をクビになり、友人のラスク(バリー・フォスター)のところにやってきた。それから2年前に離婚したブレンダ(バーバラ・リー・ハント)の経営する結婚相談所にきて、自分の不遇を訴えた。翌日、ブレンダのオフィスにロビンソンという偽名を使ってラスクがやってきてブレンダを凌辱し、ネクタイで絞殺した。ラスクが帰って数分後、ブラニーが訪れたが、鍵がかかっていたため引き返そうとする姿をブレンダの秘書が目撃した。そのために彼は殺人犯として追われる身になった。ブラニーは酒場で一緒に働いていたバブスを誘ってホテルに泊まったが、支配人に通報され危機一髪で脱出した。その途中、戦友のポーターに会いパリ行きを持ちかけられ、翌日ビクトリア駅で落ちあうことにした。酒場をやめたバブスは、ラスクに自分の部屋があくから自由に使えと勧められ、彼女もラスクの手によってネクタイで絞殺された。彼は、バブスの死体をジャガイモ袋につめてトラックに投げ込んだが、殺す間際にネクタイピンをもぎとられたことを知り、発車したトラックに飛び乗った。かろうじてトラックを脱すると、開かれた袋からジャガイモが続々ころがり、深夜の路上にバブスの裸の死体が転がり落ちた。オックスフォード警察は続々証拠固めを進め、ブラニーを追っていた。バブスが殺されたことを知り、戦友からも見はなされたブラニーは救いをラスクに求め、青果市場へやってくる。ラスクはブラニーを自分の部屋にかくまい、彼のバッグにバブスの服をつめ、警察に密告した。ブラニーの無罪は立証できず判決を受けるが、オックスフォード警部は、最後まで“覚えていろラスク"とわめき続けるブラニーを思いだし、何かしっくりこなかった。刑務所内で頭を打って病院に送られたブラニーは、ラスクに復讐するために病院を脱走。この頃ラスクを調べ、証拠をつかみ始めた警部は、ブラニーの脱走を聞きラスクのアパートに向かった。ブラニーは、ラスクのベッドを鉄棒でなぐりつけた。しかし毛布の下には全裸の女の死体があるだけだった。警部が部屋に足をふみ入れる。その時、死体をつめ込むために箱を持ってきたラスクが部屋に入ってくる……。これでやっとブラニーは無罪が立証され、晴れて自由の身になった。


出典:goo映画
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ペンシルヴェニア州の工業都市ピッツバーグ。19歳のアレックス・オウエンス(ジェニファー・ビールス)は女だてらに、溶接工として男たちと混じって働いている。夜はモービーズ・バーのフロア・ダンサーとして、ロック・リズムにのって激しい踊りを披露する。彼女には本格的なプロのダンサーになるという夢があった。だから、倉庫を改造した家にもどると、汗だくになってダンスの訓練を続けている゜ピッツバーグ・ダンス・アンド・レパートリー・カンパニーにオーディションの応募用紙をもらいに行ったものの、他の応募者がみなバレエの勉強を長年続けていること、それにひきかえ自分にオーソドックスな基礎のないことを知ると、そのまま帰ってくる。モービーズで彼女を見た社長のニック・ハーリー(マイケル・ヌーリー)が食事に誘うが、「ボスとは食事をしない主義なの」と相手にしない。そして彼女が訪れたのは、ダンスの恩師ハンナ・ロング(リリア・スカラ)の家だった。かつてジーグフリード・フォリーズで活躍したハンナは、「夢を捨てては駄目よ」と忠告する。モービーズでウェイトレスをやっているジェニー(サニー・ジョンソン)はアレックスの親友で、プロのスケーターになることを夢みている。料理人のリッチーはジェニーの恋人で、LAに行つて、リチャード・プライヤーやエディ・マーフィーのようなコメディアンになるのが希望だった。近くでトップレス・ショーをやっているジョニー・Cは、アレックスを引き抜こうと何度も声をかけてくる。ある夜、駐車場でゾョニー・Cに襲われようとするところを、ニックに救われた。ジェニーのスケートのオーディションの日、アレックスはニックと一緒に応援に行く。だが、仮女は二度も転倒してしまう。涙を流すジェニー。その夜、アレックスとニックは彼女の家で結ばれた。やがて、2人は互いに欠かせぬ存在になる。しかしアレックスとハンナがバレエ公演を見に行った夜、ニックが美しい女性と車で去るところを目撃。怒ったアレックスはニックの家の窓ガラスに石をなげつける。家へもどったアレックスにリッチーが会いに来て、LAへ行くと告げる。ジェニーを愛しているが、今はどうしようもないという。次の朝、ニックを責めたアレックスは例の女性が離婚した妻であること、自分はピッツバーグ・ダンス・アンド・レパートリー・カンパニーの理事だから、どうしても昨晩は出席しなければならなかったと聞かされ、怒りもおさまった。その夜、2人がレストランで食事をしているところに、ニックの元妻ケティ(ベリンダ・バウアー)がやって来たが、心は平静だった。ニックの励ましで、オーディションを受けることを決意。モービーズで仮装パーティが開かれている時、リッチーがもどって来た。しかし、ジェニーはジョニー・Cと一緒に出て行く。オーディションの通知が来て有頂天になったが、ニックが裏で手をまわしたことを知るとカンカンになる。ジェニーがトップレス・ダンサーになっているのを見ると表へつれ出す。「何故とめるの?」と叫ぶジェニーに、「友達だから」とアレックスは答える。ハンナが死んだ。もう一度、やり直すことにしたアレックスはオーディションを受けることにした。当日、独創的な彼女のダンスに目をみはる審査員たち。外へ出ると、赤い薔薇を手にニックがたっていた。2人は抱きあう。



フォレスト・ガンプ  1994年(アメリカ)★★★★
プラトーン 1986年(アメリカ)★★★
主演:トム・ハンクス 主演:チャーリー・シーン
あらすじ あらすじ
アラバマ州グリンボウで、幼い日のフォレスト・ガンプ(少年時代/マイケル・C・ハンフリーズ)は、母(サリー・フィールド)の女手一つで育てられた。母親は息子のIQが人並みに至らないと告げられた時も、背骨が曲がっていることがわかった時も少しも動ぜずに普通の子供として育てた。小学校に入ったが、友達は最初の登校日にスクールバスで席を譲ってくれた美しく優しい少女、ジェニー(少女時代/ハンナ・R・ホール)だけだった。ある日、同級生たちにいじめられたフォレストは、ジェニーの「走って!」という声で猛然と駆け出し、どこまでも走り続けた。その駿足が買われ、数年後、フォレスト(トム・ハンクス)はアメリカン・フットボールの選手として大学に入学。ついに全米代表選手に選ばれ、ケネディ大統領から激励される。ジェニー(ロビン・ライト)は彼の存在が邪魔になる時もあったが、なぜか憎みきれず、ある雨の降りしきる夜、すぶ濡れの彼を女子大の寮にこっそり招き入れ、裸の胸にそっと抱いた。大学を中退したジェニーはヌード劇場で歌っていたが、会いに来たフォレストの前から去る。5年後、彼はベトナム戦争に出征する。従順なフォレストは過酷な状況下でも言われるままに行軍する。戦局は日々悪化し、彼の小隊はジャングルで敵の一斉攻撃を受ける。激しい銃声を背にフォレストは走ったが、あまりに走りすぎたため隊を見失う。彼はジャングルに戻り、傷ついて倒れた仲間たちを安全な場所に運び出す。親友のババ(ミケル・T・ウィリアムソン)と尊敬するダン小隊長(ゲイリー・シニーズ)も助けるが、ババは彼の腕の中で息絶えた。両足を失ったダンは、なまじ命を救われたことを恨み、彼をなじった。フォレストが首都ワシントンで大統領から栄誉勲章を送られた日、首都では平和大集会が開かれていた。見物に行った彼がいつのまにかステージでスピーチをさせられた時、何十万人もの観衆の中からジェニーが飛び出し、フォレストは駆け寄って抱き合う。だが、反戦運動にのめり込みヒッピー生活を送っていたジェニー(ロビン・ライト)は彼の一途な愛を受け入れることなく、同志たちと去って行った。尻のケガの治療中に病院で卓球を覚えた彼はたちまち腕を上げ、中国で開かれた世界選手権大会に出場。ジョン・レノンとテレビで共演するなど、たちまち有名人となったフォレストは、エビ漁船を買う。それは亡きババとの約束だった。フォレストは、すっかりすさんだ生活を送っていたダンを呼び寄せ、海に繰り出す。最初は全くダメだったエビもやがて大漁となり、2人は大金持ちとなる。ダンも、今では彼のお蔭で生き延びたことを感謝していた。母の死をきっかけに故郷に帰ったフォレストの前にジェニーが現れたが、彼女は彼の愛を受け入れた翌朝、また1人で去って行った。残されたフォレストはある日、やみくもに駆け出し、それから3年余り走り続けた。いつしか彼の行動は神格化され、またもや彼は時代のヒーローとなっていた。走り終えた彼の元に届いた手紙を読んで、フォレストはジェニーの家を訪ねる。そこにはフォレストの息子がおり、彼女は父親と同じフォレストと名付けていた。エイズで死期が近づいたのを知った彼女は、やっと探していたものが何だったのかに気づき、2人は結婚する。やがて彼女は世を去り、フォレストはかつて母親がそうしたように息子を育て、学校に通うのを見送るのだった。
クリス(チャーリー・シーン)が、ベトナムへやって来たのは1967年。大学を中退してまでベトナムを志願したのは、次々と徴兵されていく同年代の若者たちのほとんどが、少数民族や貧しい者たちだった事に対する義憤からだった。だが、いきなり最前線の戦闘小隊(プラトーン)に配属されたクリスにとって、戦争の現実は彼の想像をはるかに超えた苛酷なものだった。その小隊の隊長バーンズ(トム・ベレンジャー)は冷酷非情、顔の深い傷痕が証明するように過去何度も死線をくぐりぬけてきた強者だ。班長のエリアス(ウィレム・デフォー)は戦場にありながらも無益な殺人を犯してはならないという信念の持ち主。その他、様々な個性を持つ兵士たち13人の小隊は、人間の最大の罪悪といえる戦争の真っ只中に放り込まれる。ある日、ベトコンの基地と思われる小さな村を発見した。バーンズは真実を吐かない村民を銃殺した。バーンズの非情さに怒りを爆発させたエリアスは殴りかかった。「軍法会議にかけてやる」と叫ぶエリアスと、彼の平和主義的言動に心良く思っていなかったバーンズの対立は決定的となった。そして--大規模なベトコンの大部隊との戦闘が間近かに迫ったある日。エリアスが単身、斥候に出た時、後を追ったバーンズが卑劣にも射殺してしまう。やがて、ベトコンの大部隊と凄まじい接近戦が始まった。圧倒的な人海戦術の前に次々と倒れていく戦友たち。悪夢のような一夜が明けた。傷つきボロボロになったクリスの前に、バーンズが息も絶え絶えに倒れていた。エリアス射殺のことを気づいていたテイラーは、バーンズに向けて怒りの引金を引いた。








出典:goo映画
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冬のソナタ(NHK) 2002年(韓国)★★★★★ 冬のソナタ(NHK) 2002年(韓国)★★★★★
主演:チェ・ジウ ぺ・ヨンジュン 主演:チェ・ジウ ぺ・ヨンジュン
あらすじ あらすじ
第1話「出会い」
チョン・ユジンは春川(チュンチョン)の高校2年生。放送部に所属し、遅刻常習犯だが成績はいい。クラスメートの放送部員は、ユジンの幼なじみでクラス委員長のキム・サンヒョク、ドジだが愛嬌のあるコン・ジンスク<チンスク>、お調子もののコン・ヨングク、美貌が自慢のオ・チェリン。ユジンのクラスにソウルから転校生カン・ジュンサン<チュンサン>が来る。チュンサンは、国際的ピアニストのカン・ミヒを母に持ち、自分は数学の天才。父親を知らないチュンサンは、母の高校時代の写真の切れ端を手がかりに、父親を探すため春川にやってきたのだった。しかし、寡黙なチュンサンの本意を知るものは誰もいない。夜の繁華街で酔っ払いに絡まれたユジンをチュンサンが助けたことから、2人の仲は急接近。チュンサンはユジンを誘って、授業を抜け出し湖畔へ出かける。
第2話 「はかない恋」 
一緒に授業をサボったチュンサンとユジンの仲はクラス中の噂となり、サンヒョクとチェリンは苛立ちを隠せない。特にサンヒョクは、チュンサンが自分の父キム・ジヌとも親しげな様子を見、怒りは頂点に達する。サンヒョクは自分への嫌がらせのためにユジンも利用したのかとチュンサンを責めたて、その話を聞いたユジンは深く傷つく。週末のクリスマス。放送部の6人は山小屋へキャンプに出かける。チュンサンへの誤解を抱いたまま、ユジンは1人山の中へ入り迷子になってしまう。ユジンを探すサンヒョクとチュンサン。しかし、ユジンを探し出したのはチュンサンだった。わだかまりの解けたユジンとチュンサンに笑顔が戻り、2人はデートを約束する。が、ユジンの家で昔のアルバムを見たチュンサンは、突然姿を消す。そして大晦日の夜、待ちぼうけのユジンの上に1992年の到来を祝う花火が打ちあがる。
第3話 「運命の人」
学校へ行ったユジンはチュンサンの事故死を知らされる。呆然としたまま帰宅するユジンの元に小包が届いていた。 それはチュンサンから送られた遅いクリスマス・プレゼントだった。10年後、ユジンはチョンア、スンリョンの2人の仲間と設計事務所「ポラリス」で働いている。ラジオ局のディレクターになったサンヒョクと婚約していたが、その婚約パーティの当日、ユジンは街でチュンサンそっくりの男性を見かけ、姿を追って街中をさまよいパーティをすっぽかしてしまう。 激しく動揺しているユジンを見て、10年前の心の傷が癒えていないことを知ったサンヒョクは、それでも優しくユジンを支えようとする。ヨングクとチンスクの、婚約パーティのやり直しが故郷の母校で行われる事なり、フランス帰りのチェリンが恋人を連れて登場する。 イ・ミニョンと名乗るその恋人はまさにユジンが街で見かけ後を追った男性だった。 チュンサンとは別人と自分に言い聞かせるユジン。 しかしミニョンとの出会いは、それで終わりではなかった。
第4話 「忘れえぬ恋」
ユジンの担当する仕事先「マルシアン」の新しい責任者がミニョンと分かり、担当を降りるユジン。しかしユジンに興味をもったミニョンは、契約の条件に、ユジンを担当者に指名する。アメリカ育ちのミニョンは明るく社交的な性格でチュンサンとは正反対。しかし、ユジンは、ミニョンの挙動にチュンサンを思い出さずにはいられないのだった。混乱するユジンは、心配するサンヒョクに本当のことが告げられない。ある日、ミニョンとユジンは改装するスキー場の視察へ出かけることに。2人きりになったとき、ユジンはこらえきれずミニョンに質問を浴びせ掛けるが、そこへミニョンを追ってチェリンがやって来る。一方その頃サンヒョクは、ユジンと一緒のはずのチョンアを見かけ、ユジンの嘘を知るのだった。
第5話 「罠」 
ユジンと自分の恋人ミニョンとの仲が心配なチェリン。ユジンがミニョンと一緒に仕事をしていることをサンヒョクに話していなかったことを利用し、チェリンはミニョンに、ユジンのことをいろいろと吹き込む。ユジンは昔から何でも自分の真似をし、好きな人も横取りする、とミニョンの前で涙ぐむチェリン。一方、ユジンの気持ちが揺れていることを感じたサンヒョク。いったんは仕事を辞めろとユジンに迫るが、思い直し、今まで準備してきた仕事を継続するよう、理解を示しユジンを励ます。思い通りにことが運ばないチェリンは、ユジンのルームメイトでちょうど今仕事を探しているチンスクに、自分のブティックを手伝ってくれるよう頼む。ミニョンの会社マルシアンの創立記念パーティに招待されたユジン。着ていくドレスがないと困っていることをチンスクから聞いたチェリンは、あることを思いつく。

第6話 「忘却」 
酔っ払ったユジンは眼鏡を外したミニョンをチュンサンと勘違いし、抱きつく。チェリンから聞いていたとおりの言動に、男を誘惑する安っぽい手管とユジンを嘲笑するミニョン。酔いのさめたユジンはミニョンの発言に激怒する。スキー場での工事が始まった。お互いに失望したユジンとミニョンは、仕事と割り切った付き合いを。しかし、職人たちやチョンアから聞かされたユジンの人柄は、チェリンから聞かされたユジン像とかけ離れており、どちらがユジンの真の姿かミニョンは混乱する。
妻の命日の晩に酒を飲んで外で寝てしまい、凍死寸前となった職人を、自己管理が足りないと解雇するミニョン。死んだ人のことは忘れるのが一番だというミニョンに対し、人を愛したことがないからそんな冷酷なことが言えるのだとユジンは反論し、解雇の取り下げを迫る。圧倒されるミニョン。ソウルに戻ったミニョンはチェリンのブティックを訪れ、チェリンとチンスクの会話を立ち聞きしてしまう。
第7話 「冬の嵐」 
工事現場でミニョンをかばい、資材の下敷きになったユジン。ユジンは幸い軽傷ですんだものの、駆けつけたサンヒョク、チェリンの思いは乱れる。特にサンヒョクはユジンの心の揺れを再び感じ、いら立ちを隠しきれない。一方チェリンの嘘を知ったミニョンは、チェリンに別れ話を切り出す。焦るチェリンはサンヒョクにユジンとの結婚を急かし、サンヒョクも同調する。またミニョンはユジンに今までの誤解を謝り、もう一度、初めからやり直そうと提案。ユジンも受け入れる。ミニョンは、ユジンのチュンサンに対する想いを知るにつれますますユジンに惹かれ、一方のユジンも、押し隠していたチュンサンとの思い出を、ミニョンとなら楽しく思い出すことができるのだった。山頂のレストラン改装の下見に出かけたユジンとミニョン、しかし、吹雪が強まり山頂へのロープウェイは運転を停止、二人は山頂に取り残される……。
第8話 「疑惑」
山頂で一夜を過ごしたユジンとミニョン。翌朝、心配して駆けつけたサンヒョクの前で、ミニョンはユジンに誰を愛しているのかと問い詰める。即答できないユジン。いら立つサンヒョク。一人ソウルへ戻ったサンヒョクとの仲を修復しようと、ユジンは後を追う。が、疑念の晴れないサンヒョクは取り合おうとしない。ユジンは仕事のため再びミニョンのいるスキー場へ戻り、ミニョンはユジンを優しく出迎える。一方、チェリンはサンヒョクの母チヨンの元を訪ね、自分の恋人ミニョンとユジンの仲が疑わしいと告げる。チヨンの誕生日。以前よりユジンを快く思っていなかったチヨンは、皆の前でチェリンから聞いた話をユジンに直接聞き正す。激怒したサンヒョクはユジンを連れ家を飛びだし、そのままユジンをホテルに連れ込む。抵抗するユジンに、ミニョンとは泊まったじゃないか、と言い放つサンヒョク。
第9話 「揺れる心」
10年ぶりの帰国でソロリサイタルを開くことになったピアニストのカン・ミヒは、リサイタル前に春川にあるジュンサンの家に向かう。 そこで過去の思い出にふけっていた。 ユジンはサンヒョクにあなたとは結婚できないと伝え、ミンヒョンにも自分たちは好きになってはいけない仲だと言う。 自分が一人になれるように助けてほしいと頼むのだが。。。ユジンの言葉にショックを受けたサンヒョクは、どんな事をしてでもユジンを手放すまいと必死になる。。。ラジオの公開放送のためにスキー場を訪れたサンヒョクは、ユジンを惑わせないでほしいとミンヒョンに警告する。 そして自分の両親とユジンの母親、友人たちを呼んで、独りで勝手に婚約発表を計画する。
第10話 「決断」
ミンヒョンとの愛を確認したユジンはサンヒョクと別れることに。。。母親や親友のジンスクなど皆に反対を受けるが、ただひたすらに自分は幸せになれると繰り返すユジンであった。 一方ユジンに別れを告げられたサンヒョクはショックで廃人同然となり、彼がかわいそうになった友人たちはユジンに帰ってくるように言うのだが。。。
ユジンはサンヒョクのことが心配でたまらないが、サンヒョクの辛そうな姿を見ると自分がまた迷ってしまう事が分かっている為、決して彼に逢おうとしない。しかしユジンがサンヒョクのせいで苦しんでいる事を知ったミンヒョンは、ユジンを手放す決心をするのだが。。。
第11話 「偽り」
ミンヒョンに真実の愛を告げつつも、彼と別れてサンヒョクとの結婚を選んだユジン。サンヒョクはショックからすっかり立ち直り、結婚の準備を進める。カン・ミヒのピアノリサイタルの日、取材を申し込むためにミヒの元を訪れたサンヒョクは、父親がミヒと高校の同級生だったことを知る。さらに、サンヒョクはユジンからミンヒョンがミヒの子供だということを聞く。驚いた彼は昔の記録を確認するために母校に向かう。
第12話 「10年前の真実」
ミンヒョンはジュンサンが住んでいた家に向かう。 そこで母親と偶然逢ってしまう。。。ミンヒョンは自分がジュンサンであった事を確認させられる。過去の記憶が消えてしまい苦しんでいるミンヒョンに会ったサンヒョク。 彼をジュンサンと呼びつつも、ユジンに近づくなと告げる。チェリンに連れられて友人たちの集まりに参加したミンヒョンは、ユジンを車に乗せ山の別荘に連れ出す。 自分がジュンサンだという彼。 ユジンは彼の言葉を信じようとせず、悲しい目でミンヒョンを見つめるしかなかった。 そしてミンヒョンは絶望しアメリカに帰る事を決心する。
第13話 「追憶」
ミニョンはユジンに自分がカン・ジュンサンであることを告げるが、ユジンは信じない。それどころか、ユジンはミニョンとチュンサンの違いを挙げ連ね、サンヒョクと生きる決心をミニョンに告げる。 ミニョンの母ミヒは、事故で記憶を失ったチュンサンにミニョンとしての記憶を植え替えたいきさつを話し、ミニョンも母の苦渋を知る。ミニョンはチュンチョンの家でチュンサンの足跡をたどるが、チュンサンとしての記憶は戻らない。  ユジンはミンヒョンが自分を諦められずにそのような事を言っているのだと思い込む。 サンヒョクと生きる決心をミンヒョンに告げ、彼を避けるようになる。 過去の記憶を失ってしまったミンヒョンは春川の家でジュンサンの記憶を呼び戻そうとするが、残念な事に記憶は戻らない。 そしてユジンを離れ、ミンヒョンとして生きる決心をする。  サンヒョクやミニョンの最近の挙動を不審に思っていたチェリンは探偵を雇い、カン・ジュンサンとイ・ミニョンが同一人物であることを突き止める。
第14話 「2度目の事故」
韓国を去ろうとするミンヒョンから届いたプレゼントから、彼がジュンサンだという事実をついに悟ったユジン。 ミンヒョンを追いかけて空港へ向かう。ジュンサンに語りかけるユジンだったが、ミンヒョンにはもうジュンサンの記憶がない。 自分の存在に苦しんだミンヒョンは、今度こそ韓国を去ってアメリカに向かう決心をするのだが。。。ミンヒョンを追いかけるユジンは、交差点の向こうに彼の姿を見つけ、思わず道に飛び出してしまう。。。
第15話 「過去への旅路」
昔の記憶を取り戻し始めたジュンサン。 サンヒョクはジュンサンが記憶を取り戻したことを知り、ユジンを手放す決心をする。ユジンとジュンサンは10年の年月を経てやっと幸せな時間を手にしつつも、傷つけてしまったサンヒョクとチェリンのことを思うと心穏やかでない。 そんな中、高校の恩師が上京することになる。 ジュンサンが記憶を取り戻すきっかけになるかも知れないと二人で先生に会いに行くのだが、そこで友人たちと逢ってしまう。
第16話 「父の陰」
友人たちと仲直りして幸せいっぱいのユジンとジュンサンであったが、ところがジュンサンは時折浮かび上がる暗い影の記憶に苦しめられている事を、ユジンに言えないでいた。そんなある日、ジュンサンは自分の記憶の中で父親に対する記憶が抜けていることに気付くのである。 自分の父親が誰なのか気になりながらも、あまりにも幸せな今を壊したくないために父親の記憶をあえて思い出そうとはしなかった。一方サンヒョクを通じてミンヒョンとジュンサンが同一人物だったということを聞いたサンヒョクの父は、ジュンサンがまさか自分の息子では無いかと考えジュンサンに逢いに行くのだった。
第17話 「障害」
結婚の意志を固めたユジンとジュンサンは、ユジンの母親に許しを得るため春川へ向かう。しかしジュンサンの母親が夫と婚約までした仲だった事を知っているユジンの母は、この結婚に反対する。 親たちの心の傷に触れたユジンとジュンサンは、悲しみながらも許しを得るその日まで待ち続ける事を互いの心に誓う。一方、異母兄弟であるユジンとジュンサンが付き合っている事を知り、一人苦しんでいたサンヒョクの父は、ジュンサンにその事を知らせる。 ジュンサンも自分の父親がユジンの父親かもしれないと思い悩む様になる。
第18話 「運命のいたずら」
ユジンとジュンサンは二人きりで結婚式を挙げる事に。。。 誓いの言葉を述べていたその瞬間、二人が異母兄弟であることを知ったサンヒョクが止めに入る。 そしてユジンを連れ出す。ソウルに戻ったサンヒョクとユジン。ユジンを傷つけたく無い為に、サンヒョクはジュンサンと結ばれてはいけないその理由を彼女に告げられ無いのである。 ユジンはジュンサンと探して回るが、彼の所在はつかめない。だが、ようやく逢えた二人は海へ旅に出る。 そうそれは二人にとって初めての海だった。
第19話 「父と子」
ジュンサンと兄弟である事を知ってしまったユジン。 ジュンサンの家に駆けつけるのだが、そこでカン・ミヒに逢ってしまう。 そして自分たちが兄弟であることを確認させられる。 ジュンサンにも冷たくされたユジンだったが、その理由を知っているから、なおさら苦しいのであった。自分を傷つけまいと何があっても兄弟であることを隠し通そうと苦しんでいるジュンサンの姿に、自分も彼と別れる事を決心するのだった。サンヒョクの父がジュンサンのアパートを訪れるが、しかしジュンサンはその場で倒れてしまう。
第20話 「冬の終わりに」
病院でジュンサンが自分の息子だという結果を聞かされたサンヒョクの父は、すぐにミヒに逢いに真偽を確かめにいった。 そしてミヒはジュンサンが彼の息子である事を認めるのだった。事実を聞かされたジュンサンは、ユジンとやり直そうとするが、そんな矢先に交通事故の後遺症で自分の生命が危機にさらされている事を知ったジュンサンは、ユジンにサンヒョクとやり直すように言い、一人アメリカへと旅立つ決心をする。 しかしジュンサンの病状を知ったサンヒョクは、急ぎユジンを連れて空港へとむかう。。。



 ブレードランナー・ファイナルカット 2007年(アメリカ)★★★ ブリジット・ジョーンズの日記  2001年(アメリカ)★★★
主演:ハリソン・フォード, ルトガー・ハウアー, ショーン・ヤング 主演:レニー・ゼルウィガー ヒュー・グラント コリン・ファース
あらすじ あらすじ

2019年。この頃、地球人は宇宙へ進出し、残された人々は高層ビルの林立する都市に住んでいた。絶え間なく酸性雨が降っているロサンゼルスでは、東洋系を始めとして、さまざまな人々がうごめいていた。その1人デッカード(ハリソン・フォード)は、ガフ(エドワード・ジェームズ・オルモス)と名乗る男に本署へ連れてこられる。そこで彼は元上司のブライアント(M・エメット・ウォルシュ)に、レプリカント4名が地球に侵入し人間を殺して逃亡、解体処分が決定したので、彼らを見つけ出せと命じられる。レプリカントとは、遺伝子工学の新技術によって生産された人造人間で、宇宙探索や植民地惑星での危険な労働に従事するよう強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、あらかじめ死期もセットされている。ブレードランナーとは、レプカリントの犯罪や叛逆にそなえ彼らを識別し抹殺する刑事のことで、デッカードは中でも一流だった。彼はレプカリント製造の最大手タイレル社に行き、そこでタイレル博士(ジョー・ターケル)と謎の美女レイチェル(ショーン・ヤング)に出会う。彼はレイチェルをテストし、彼女がレプカリントであることを知るが、彼女自身はそれを知らなかった。デッカードはスネーク・ダンスを踊っていたレプリカントの1人ゾラ(ジョアンナ・キャシディ)を射殺。レプリカントのレオン(ブライオン・ジェームス)に襲われるが、危ういところをレイチェルに救われた。その後、2人はアパートで結ばれる。レプリカントのリーダーであるバッティ(ルトガー・ハウアー)は、自分の死期を知ろうとしてタイレル社長と対面し、タイレルを惨殺。デッカードは、レプリカントのプリス(ダリル・ハンナ)を倒した。そして、デッカードとバッティが対決する…。

ロンドン。出版社に勤める32歳の独身女性ブリジット(レニー・ゼルウィガー)は、ダイエットと恋愛が目下の関心事。そんな彼女が出版記念パーティーの夜、セクシーな上司ダニエル(ヒュー・グラント)と急接近。しかし、彼はとんだ浮気男で、その浮気相手であるアメリカ人の同僚と婚約してしまった。傷心のブリジットは会社をやめ、リポーターに転職する。やがて友人夫妻に呼ばれた夕食会で、ブリジットは以前紹介されたバツイチの弁護士マーク(コリン・ファース)に再会。彼は恋人連れだったが、ブリジットに好意を示した。そしてブリジットの33歳の誕生日の夜、彼女の家に祝いに来てくれたマークといいムードになるが、そこへ突然ダニエルがやってきて、彼女に許しを乞い、熱烈に愛を告白する。それに激怒したマークは、ダニエルと大ゲンカを繰り広げる。やがてクリスマス。マークの実家のパーティーで、彼の父親が息子の渡米と婚約を発表したが、それを聞いたブリジットは、思わず異議を申し立てる。それをきっかけにブリジットとマークは急接近、めでたく結ばれるのだった。



ブラザーグリム 2005年(アメリカ) ★★★ プリティウーマン 1990年(アメリカ) ★★★★ 
  
主演:マット・デイモン, ヒース・レジャー, モニカ・ベルッチ 主演:リチャード・ギア ジュリア・ロバーツ ラルフ・ベラミー  
あらすじ あらすじ
19世紀、フランス占領下のドイツの街カールシュタッド。ウィル(マット・デイモン)とジェイコブ(ヒース・レジャー)のグリム兄弟は、各地で魔物退治をしながら賞金を稼ぐ日々を送っていた。そんな中、フランスの将軍ドゥラトンブ(ジョナサン・プライス)の部下カヴァルディ(ピーター・ストーメア)に逮捕されてしまった兄弟。そして彼らに、森で少女たちが失踪するという奇怪な事件の謎解きを要求される。さっそく調査に行った兄弟は、村人から敬遠されている猟師の娘アンジェリカ(レナ・ヘディ)をガイド役に、森の奥へ入っていく。やがて兄弟は、かつて女王が住んでいたという伝説の高い塔を発見。そこには今も鏡の女王(モニカ・ベルッチ)が住んでおり、失踪事件は彼女の仕業だった。鏡の女王はかつて魔力で永遠の命を手に入れたが、若さは失われ、それを取り戻すために12人の若い命を必要としていたのだ。その運命の儀式は、月食の今夜、行なわれようとしていた。やがてジェイコブに続き、ウィルが女王の魔力に取り込まれそうになるが、ジェイコブが鏡を壊すと、女王の体は粉々に爆発。そして眠らされていたアンジェリカに、ジェイコブがキスをすると、魔力が解けて彼女は目を覚ました。そして他の少女たちも解放され、事件は解決するのだった。 企業買収を繰り返す実業界の一匹狼エドワード・ルイス(リチャード・ギア)。ふとした言葉の行き違いから恋人と別れた夜、ハリウッドの路上で道案内を頼んだストリート・ガール、ビビアン・ウォード(ジュリア・ロバーツ)を気まぐれ半分で高級ホテルの自分の部屋に呼ぶ。ビビアンにとってそれは見たこともないような眩い世界であった。そしてエドワードにとっても無邪気さの中に知性を隠し持つビビアンとの出会いは新鮮なものだった。翌朝、エドワードはビビアンに1週間の間、自分のアシスタントとしてそばにいてくれと頼む。エドワードに命ぜられるまま華麗なドレスに着替えた彼女は生まれ変わったようにエレガントに見えた。そしてビビアンとの生活はエドワードにも変化を持たらす。彼はモース(ライフ・ベラミー)の経営する造船会社を買収しバラ売りすることによって莫大な利益を手にする計画を進めていたが、土壇場になって相棒の弁護士スタッキー(ジェイソン・アレクサンダー)の反対を押し切って、友好的な提携へと計画を変更する。1週間が終わり、エドワードがニューヨークに帰る日がやってくる。彼はビビアンにまた会いたいと、生活できるだけの金を渡そうとするが、プライドの高い彼女はそれを断り、部屋を去る。自分に目覚めたビビアンは新しい生活を始めようと旅立つことを決意するが、そんな彼女を迎えに来るエドワードの姿があった。



 ブーリン家の姉妹  2008年(イギリス・アメリカ) ★★★ 冬のライオン 1968年(アメリカ) ★★★★  
  
主演:ナタリー・ポートマン スカーレット・ヨハンソン エリック・バナ 主演:ピーター・オトゥール キャサリン・ヘップバーン ジェーン・メロウ
アカデミー賞主演女優賞受賞 
あらすじ あらすじ
16世紀、王族間において政略結婚が常識だった時代のイングランド。新興貴族のトーマス・ブーリン卿(マーク・ライアンス)には、アン(ナタリー・ポートマン)とメアリー(スカーレット・ヨハンソン)という二人の姉妹がいた。ブーリン家にとって、娘たちは一族の経済的、社会的繁栄をもたらすための大切な道具であった。その頃、世継ぎの男子を得られない王ヘンリー8世(エリック・バナ)は、世継ぎを生むための愛人を探していた。それを聞きつけたブーリン卿は、娘のアンをその座に据えようと画策。アンを王に引き合わせる。ところが、王が興味を示したのは妹のメアリーだった。既に結婚していたメアリーだったが、一族の繁栄のため、王の申し出を受け入れる。一方、深く傷ついたアンは秘密裏に結婚。だが、王の許可なく貴族が結婚することは認められていない時代。両親によって、アンはフランスへ送られてしまう。やがて、メアリーは王の子供を身篭る。それに合わせてブーリン一族は次々と出世してゆく。だが、メアリーが体調を悪化させ、ベッドで過ごす時間が多くなると、王は次第に興味を失ってゆく。危機感を抱いたブーリン卿は、王を繋ぎ止めるためにアンを呼び戻す。王との結婚を奪われたアンにとって、それは待ちに待った妹への復讐の機会だった。宮中に出入りするようになったアンは、洗練された振る舞いでたちまち王の心を捉える。王に迫られたアンは、男子を出産したメアリーを田舎へ送り、王妃との離婚を要求。離婚を認めないカトリック信徒の王は躊躇するが、姉との和解を願うメアリーが説得。遂にアンはイングランド王妃となる。だが、それは大きなスキャンダルに。アンが男子を出産しさえすれば丸く収まると考える王だったが、生まれたのは女子だった。そして二人目を流産すると、王はアンを反逆罪で捕らえる。死刑宣告されたアンを救うため、姉を信じるメアリーは自らの危険も顧みず王の下へ向かうが……。 1183年のクリスマスも近い日。後継者問題で落着かぬ日々を送っているイギリス国王ヘンリー2 世(ピーター・オトゥール)は、忠臣マーシャル(ナイジェル・ストック)に命じ、例年のごとく一族−−幽閉の身の王妃アキテーヌのエレナー(キャサリン・ヘップバーン)、長子リチャード(アンソニー・ホプキンズ)、次男ジェフリー(ジョン・キャッスル)、末子ジョン(ナイジェル・テリー)−−を集めさせた。それぞれの野望に燃えるこの4人に加えて今年は、フランス国王フィリップ(ティモシー・ダルトン)とその姉で、王の愛人であるアレース(ジェーン・メロウ)が加わっていた。全員が集まるやいなや、ジョンを溺愛するヘンリーと、リチャードを嫡子であると主張するエレナーは口先の言葉にかくして互いの憎しみをぶつけあった。また、ジェフリーとフィリップはこの葛藤を利用して、漁夫の利を狙うべく、ひかえていた。そしてこの一族の有様に心悩ますアレースをよそに、王室一族の策謀はめまぐるしく変転。リチャードに愛情を押し売りし、それを盾にアキテーヌの領地返還をヘンリーに迫るエレナー。フィリップと組んで、王と王妃の排撃を計るジェフリーは、ジョンをも仲間に誘い込んでしまった。この茶番劇に失望したアレースは、皆をはげしくののしるが、そんな言葉が、ますます内紛に油をそそぐことになってしまった。問題解決の鍵を、フィリップとの同盟に求めたエレナーは、リチャードを彼の部屋に行かせた。政治家としての術策にたけるフィリップは、先にやって来ていたジェフリーとジョンをカーテンの陰にかくし、リチャードの背徳を二人に示した。そこへ現れたヘンリーは、フィリップの底意を知って、これをなじった。だが逆にフィリップは、リチャードの堕落ぶり、ジェフリーの裏切り、ジョンの不実をことごとく王の眼前に並べたてた。傷心の王は冬の冷気につつまれた屋上に出て、孤独をかみしめ、やがて、3人の息子を地下牢に閉じ込めてしまった。そして、求婚したアレースの求めで、ヘンリーは3人の息子を処刑するため、自ら地下牢へ入っていった。そこには、3人の息子の他に、危機を知って短剣をしのばせ3人を助けに来たエレナーがいた。剣を手にして向い合った親子。ヘンリーはリチャードを斬ろうと剣をふりかぶる。だが、ついにわが子を斬ることはできない。くず折れるヘンリーを残し、3人の息子はそれぞれの領地へもどって行った。そして、宮廷のクリスマスは終った。アレースが去り、再びソールズベリー塔に幽閉されるエレナーも、ヘンリーと、2人の奇妙な愛のかたちを確かめ合いながら。去っていった。あとには人生の冬を迎えたヘンリーが、ほえることを忘れたライオンのように、ひとり川辺にたたずんでいるのみであった。川面をそよ風が渡っていった。



 ブロンコ・ビリー  1980年(アメリカ) ★★★ プリティ・ブライド 1999年(アメリカ) ★★★  
  
主演:クリント・イーストウッド ソンドラ・ロック ジョフリー・ルイス 主演:ジュリア・ロバーツ リチャード・ギア ジョーン・キューザック 
あらすじ あらすじ
ブロンコ・ビリー(クリント・イーストウッド)は、“ワイルド・ウエスト・ショー”のリーダーだ。これは、西部男たちの向う見ずの荒っぽさを活劇ショーに仕立てて披露する旅まわりのショーだ。花形スターの彼の他には、司会役のドック・リンチ(スキャットマン・クロザース)、インディアン混血の中年美人ロレーン(シェラ・ペシャー)、彼女の夫でインディアン・ダンスや曲芸をこなすチーフ・ビック・イーグル(ダン・バディス)、投げ縄の名人レオナード(サム・ボトムス)、左きき2丁拳銃のル・バウ(ビル・マッキニー)、それに愛馬バスターなどがメンバーのメインだ。彼らはアメリカの中南部を巡業し、時には慈善公演もかって出るが、経済的にはいつも苦しかった。一座の移動は車で行なわれ、その日もカンサス州のジャンクション・シティに意気盛んに乗り込むと、ビリーは早速興業の許可をもらうために市の役所に出かけた。窓口で、ビリーはジョン・アーリントン(ジョフリー・ルイス)とリリー(ソンドラ・ロック)という金持ちのカップルを見かけた。彼らは結婚許可書をもらいに来ていたのだが、遺産相続のためにいやいやジョンと結婚するリリーは、欲ばりの母親をうらみつつも、はるばるニューヨークからカンサスに結婚式をあげる為に来ていたのだ。結婚式を済ませて、あるモーテルで初夜を迎えることになったリリーは、しかしどうしてもジョンに抱かれる気になれず、拒み通した。怒ったジョンは、リリーの持ちもの全てを奪い、町から姿を消してしまった。翌朝目ざめて、仰天したリリーはニューヨークの母親に連絡するために隣りのガソリン・スタンドにとびこむが、1セントのお金もない。困っているところに出くわしたのがビリーだ。彼に10セントを借りることにしたリリーは、その金を返すために、ビリーの一座に加わり危険なナイフ投げの的などの役をひきうけるはめになる。一方、ニューヨークでは、行方知れずになったリリーに、アイリンは大あわて。殺されたのかも知れないと思った彼女は、弁護士に相談した。それから間もなくジョンは警官につかまりニューヨークヘ護送されてきた。弁護士は、ジョンのところへやってきて、ある相談をもちかけた。ジョンがリリーを殺したことにすれば、アイリンに入り込んでくる遺産のうち、50万ドルは分け前としてジョンにあげるというものだった。弁護士の甘い言葉に乗ったジョンはすぐにその計画に賛成した。一方、リリーは、生れも育ちも違うビリーと何かにつけて衝突していた。しかし、時がたつうちにビリーのみんなに対するやさしさや、子供達から英雄視されている姿に少しずつ惹かれるものを感じるようになっていった。そして、ビリーが、かつて浮気をした妻を殺して投獄された過去を持っていること、それでも今は過去を忘れて、団員を家族のように愛していることをメンバーから聞き、深い感動を覚えた。ある夜、リリーは地元のカウボーイたちにつかまり暴行されそうになるが、そこへ現われたビリーやレナートに助けられる。しかし、レナートが保安官につかまり、その釈放のために、ビリーはせっかくためた貯金を悪徳保安官の前にさし出した。さらに突然の火事で残りの貯金や道具を失ったビリーは、やけになり列車強盗を計画するが、それも惨めな結果に終った。ある鉱泉サナトリュームで何とか幕をあけることが可能になった頃、リリー殺しの罪を引き受けて精神病院送りになっていたジョンがそのサナトリュームに来ていた。彼の口からアイリンらの陰謀の全てを知ったリリーは、事実を明白にするためニューヨークヘ帰っていった。リリーを失ったビリーの芸は精彩に欠け、一座のメンバーたちを心配させた。そんなある夜、アビリーンの町でショーの幕を開いたビリーは演技者入場口で衣裳をまとい艶然と微笑むリリーの姿を目にするのだった。( コラムニストのアイク(リチャード・ギア)は不思議な女性の話を酒場で聞きつけ、それを新聞記事にした。それは何度も婚約を繰り返しては、結婚式の当日花婿を置き去りにして逃げてしまうというもの。ところがその張本人から抗議の手紙が寄せられ、編集者は事実をでっちあげたとアイクをクビにする。アイクは名誉挽回すべく、女性の住む田舎町へ取材に向かう。その女性、実家の工具店を手伝うマギー(ジュリア・ロバーツ)は4度目の結婚を控えていた。彼女はアイクを見るにつけ嫌悪感をあらわにする。一方アイクは4度目の逃走を目撃するまでは帰らないと意地になって取材を始める。だが元カレを取材してみるとそれぞれ全くタイプが違う。彼女が好きな卵料理を訊ねても、なぜかバラバラな答えが返ってくるのだった。彼女は周囲に合わせすぎて、自分が何を望んでいるのかわからなくなっているのだ。そう思ったアイクはいつしか彼女に好意を抱くようになる。結婚式の予行演習で花婿役を務めたアイクはマギーと熱いキスを交わす。おかげで婚約は破棄、4度目の結婚相手が急きょアイクとなった。だが式の最中マギーは逃げ出し、アイクも犠牲者に。失意の中町を去るアイク。その後、マギーはアイクの家を訪れ、改めて恋の告白をする。これまでのハデ婚でなく、草原で二人だけの式を済ませるのだった。








ブラディ・サンデー 2002年(イギリス・アイルランド)★★★  フライド・グリーン・トマト 1991年(アメリカ)★★★★  
  
主演:ジェームズ・ネスビット ティム・ピゴット=スミス ニコラス・ファレル   主演:キャシー・ベイツ スチュアート・マスターソン ルイーズ・パーカー   
あらすじ あらすじ
1972年1月30日、北アイルランドのデリーでデモ隊と軍隊が衝突し、13人の死者を出した「血の日曜日事件」をドキュメンタリータッチで再現した社会派ドラマ。2002年・第52回ベルリン国際映画祭で、「千と千尋の神隠し」とともに金熊賞を受賞した。北アイルランドで公民権運動のリーダーを務める下院議員アイバン・クーパーは、カトリック系住民に対する差別や政府による裁判なしの拘禁に反対するデモを計画。デモはあくまで平和的に行われるはずだったが、イギリス軍も過剰に警備を強化し、デモ隊を刺激する。やがて一部の若者が投石を始めたことから現場は混乱し、銃撃戦へと発展。一般市民13人が死亡、14人が負傷するという最悪の事態を招く。エンドロールには同事件を題材にしたU2の「Sunday Bloody Sunday」が流れる。




エヴリン・カウチ(キャシー・ベイツ)は40代の太りぎみの専業主婦。夫のエド(ゲイラード・サーティン)は彼女よりもテレビに夢中で夫婦仲は倦怠期そのもの。エヴリンは自己啓発セミナーに通ったりして何とかしようとしていたが効果がなく、殆どチョコレート中毒で情けない毎日を送っていた。ある日エヴリンは夫と出かけたローズヒル・ホームで、そこに暮らす老女ニニー・スレッドグッド(ジェシカ・タンディ)と出会う。彼女が始めた昔話は不思議に魅力的で、エヴリンはニニーの話を聞きに頻繁にホームを訪れるようになる。その物語は今から50年も前のアラバマ州。まるで男の子のような少女イジー・スレッドグッド(メアリー・スチュアート・マスターソン)は、大好きな兄バディの突然の事故死によって、心を堅く閉ざしていた。そのイジーに唯一近づき、心を開いてくれたのはバディのガールフレンドだったルース(メアリー・ルイーズ・パーカー)。愛する者を失った傷を共有する2人は、お互いになくてはならない存在になっていた。やがてルースは結婚するが、夫フランクは彼女に暴力をふるい、イジーは身重のルースを婚家から連れ帰る。2人は大衆食堂ホイッスル・ストップ・カフェを開店、明るく気丈なイジーと女らしく心優しいルースの人柄で、店は繁盛する。そこへフランクが「子供に会わせろ」と押しかけてくる。だが村祭りの夜、フランクは車ごと姿を消し、イジーは犯人として裁判にかけられるが、無罪となり、事件は迷宮入り。まるで夫婦のように助け合って暮らすイジーとルースと仲間たち、皆に見とられてルースはわが子を気づかいながら、眠るように息を引き取る。そんな物語を聞くうち、エヴリンは触発され、生きる意味を見つけ出し、夫もエブリンを見直し始める。やがてニニーがホームを出た日、エヴリンは一緒に暮らそうとニニーを迎えにいき、ニニーはルースの夫は召使のシプシー(シシリー・タイソン)が皆を守るために殺してしまったこと、そしてイジーは実はニニー自身であることを、いたずらっぽい目をしてそっと打ちあけたのだった。



 フォー・ウェディング  1994年(イギリス)★★★  フィールド・ドリーム 1989(アメリカ) ★★★  
  
主演:ヒュー・グラント アンディ・マクドウェル クリスティン・スコット・トーマス   主演:ケヴィン・コスナー エイミー・マディガン ギャビー・ホフマン    
あらすじ あらすじ
チャールズ(ヒュー・グラント)は生粋のイギリス人気質が災いして、自分の気持ちを素直に表現することの苦手な32歳の独身男性。ハンサムでリッチで、女性にもモテるのに、隣にいる女性が本当に生涯を共にする相手なのか自信が持てず、結婚となると逃げ腰になってしまう。ある日、友人の結婚式に招かれた彼は、アメリカ人女性キャリー(アンディ・マクドウェル)と出会う。才色兼美でチャーミングな彼女の魅力にまいった彼は、ひと目で恋に落ちる。さっそく果敢にアタックし、幸運にも彼女とベッドを共にした。翌日、彼女は帰国する。チャールズは再び友人の結婚式でキャリーと再会したのを喜んだのも束の間、彼女からフィアンセを紹介される。愕然とする彼に追い打ちをかけるように、結婚を迫られて別れたばかりのヘンリエッタ(アンナ・チャンセラー)に泣きつかれたのをはじめ、パーティは悪夢と化す。キャリーの誘いでパーティを抜け出した彼は、再び彼女とベッドインする。しばらく後、街で偶然、キャリーに再会した彼は、彼女のウェディングドレス選びに付き合わされる。2人はお互いの恋愛観を語り、チャールズは初めて彼女に愛を告白するが、全ては手遅れだった。キャリーの結婚式の当日、年長の友人ガレス(サイモン・カラウ)が突如倒れた。葬式の席で、同性愛の恋人マシュー(ジョン・ハンナ)の弔辞が響く。それはこの世で結婚を許されなかった彼の、愛の誓いだった。チャールズは、結婚とは何だろうと思い悩む。彼は迷いを捨てて、ヘンリエッタとの結婚を選んだ。ところが、式の当日5分前に現われたキャリーが、彼に離婚したと告げた事から、チャールズの心は再び激しく惑わされる。とうとう彼は式の席上で、結婚の誓いを破棄してしまい、チャールズはヘンリエッタに殴られて式は閉幕。彼はキャリーに今度こそ結婚を申込むと彼女も承諾し、2人の結婚式が執り行われた。 ある春の夕暮れ、アイオワ州のとうもろこし畑で働いていたレイ・キンセラ(ケヴィン・コスナー)は、突然「それを建てれば彼がくる」という幻の声を聞き、畑をつぶして野球場を建てる決心をする。妻のアニー(エイミー・マディガン)は夫の思いを遂げさせようとレイを温かく見守るが、町の人々の反応は冷やかだった。1年が過ぎたある日、娘のカリン(ギャビィー・ホフマン)が野球場に19年のワールド・シリーズで八百長試合のかどで球界を追放されたシューレス・ジョー(レイ・リオッタ)が現われるのを発見する。その日を境に、シューレス・ジョーとともに球界を追放されたシカゴ・ホワイトソックスの8人のメンバーが次々と姿を現わした。その時レイはまたしても「彼の苦痛を癒せ」という幻の声を聞き、彼は60年代の作家テレンス・マン(ジェームズ・アール・ジョーンズ)を訪ねてシカゴヘ向かう。そしてフェンウェイ・パークで野球を観戦中、レイとマンは電光掲示板に映ったメッセージを読みとり、今度はムーンライト・グラハムという野球選手を探すことになった。2人はミネソタ州チゾムに彼を訪ねるが、すでにグラハムは亡く、その夜レイはなぜか60年代のムーンライト・グラハム(バート・ランカスター)と出会った。しかしその頃アイオワでは、レイの野球場が人手に渡る危機を迎えようとしていた。アニーからそれを聞いたレイは、マンとともに帰途につくが、道中ひとりの若き野球選手(フランク・ウェイリー)を車に乗せる。実は彼こそが若き日のグラハム、その人であった。アイオワに戻ったレイは、野球場売却を勧めるアニーの兄マーク(ティモシー・バスフィールド)と口論するが、その最中カリンがケガをする。そんなカリンを助けたのが、ドク“ムーンライト”グラハムであった。そしてその時初めて、マークにもこの土地の持つ夢の大きさを知り、売却を撤回した。そしてその夢は、限りない未来への希望で包まれてゆく−−。



 プリティ・プリンセス 2001年(アメリカ) ★★  プリティ・プリンセスU 2004年(アメリカ) ★★ 
  
主演:ジュリー・アンドリュース  アン・ハサウェイ  ヘクター・エリゾンド   主演: アン・ハサウェイ ジュリー・アンドリュース  ヘクター・エリゾンド  
あらすじ あらすじ
サンフランシスコ。赤ちゃんの時に両親が離婚し、芸術家の母ヘレン(キャロライン・グッドール)と暮らす高校生ミア(アン・ハサウェイ)は、内気でドジのためクラスの笑い者。ある日、会ったことのない父方の祖母クラリス(ジュリー・アンドリュース)がヨーロッパから会いに来た。クラリスはなんとジェノヴィア国の女王陛下で、ミアは王位継承者だと告げられる。ミアは王位継承を放棄しようとするが、父への想いから3週間後の舞踏会までプリンセス教育を受け、それから決断を下すことにする。父は離婚後も誕生日にプレゼントと手紙を送ってくれていたが、先月事故で急死した。美しく磨かれ身のこなしや挨拶を学ぶうち、女王とミアは祖母と孫としての絆も深める。憧れのジョシュ(エリック・フォン・デッセン)にも誘われ浮かれるが、彼の目的はミアを利用して有名になることだった。傷つくミアを本当に愛してくれていたのは、親友の兄マイケル(ロバート・シュワルツマン)であるとやっと気付くミアは、父からの最後の手紙を見つけ、自分自身と真剣に向き合う。そして彼女が選んだ道は普通の女の子ではなく、ジェノヴィア国の運命を担う責任あるプリンセスであった。 ロサンゼルス在住の冴えない女子高生から、祖国ジェノヴィアのプリンセスへと運命が一変したミア(アン・ハサウェイ)。あれから5年。大学を卒業した彼女は、年末には祖母クラリス(ジュリー・アンドリュース)に代わって女王に即位することになっていた。到着したミアは彼女の21歳を祝う誕生パーティーに出席し、そこで出会った青年ニコラス(クリス・パイン)の魅力に心奪われる。だがそんなミアの前に障害が立ちはだかった。ジェノヴィア国の法律では、女性は王位に就く前に結婚しなければならない。そして権力を狙うメイブリー子爵(ジョン=リス・デイヴィス)が、自分の甥のデヴロー卿にも王位継承権があると名乗り出る。そこで議員たちは、ミアが30日以内に結婚しなければ、王位はデヴロー卿に譲らなければならないことを決定。しかもその王位継承のライバルとなったデヴロー卿は、なんとニコラスのことだった。かくしてミアのお婿探しが始まる。候補者リストの中からミアとクラリスが選び出したのは、英国空軍のパイロットであるアンドリュー公爵(カラム・ブルー)。だが彼との結婚を目前に控えたミアは、本当にこれでいいのかと悩み始める。そんな彼女を理解して、心から慰めてくれたのはニコラスだった。しかしメイブリー子爵の仕掛けた罠により、マスコミがミアとニコラスの関係を面白おかしく騒ぎ立て、ミアは深く傷つく。そして結婚式の日。やはり心の真実に目覚めたミアは、式の途中で結婚の中止を宣言。そこにニコラスが現われ、自分は王位を辞退すると告げる。王位に結婚が必要という法律は、その場で改正。そしてクラリスがジョー(ヘクター・エリゾンド)にプロポーズし、式は彼らの結婚式となった。やがて戴冠式を前にしたミアは、ニコラスと愛を確認し合ってから、新しい女王となるのだった。



 ファイナル・カウントダウン1980年(アメリカ) ★★★   ★★ 
  
主演:カーク・ダグラス   マーティン・シーン  キャサリン・ロス      主演:  
あらすじ あらすじ
1980年、ハワイ沖200マイルの海上を航行する原子力攻撃空母ニミッツ。ニミッツ号艦長イーランド大佐(カーク・ダグラス)は、国防省から派遣されて来艦して来た若い男ラスキー(マーティン・シーン)を紹介された。やがて、気象係より竜巻の襲来を知らされた艦長は、真珠湾へ引き返すことを指令した。その時、突然雲間を稲妻が走り、ニミッツは青白い光に包まれ、高周波音に襲われた。異常な嵐が吹き荒れ、再び穏やかさを取り戻した時、無線士が奇妙な声をとらえた。“ドイツ軍がロシアの侵攻で最初の障害にぶつかった模様”“北アフリカではロンメル将軍の大攻撃にも拘らずトブルクは陥落していない”などで、さらには偵察機による航空写真には、1941年当時のアメリカ太平洋艦隊“アリゾナ”の勇姿が写っていたのだ。信じられぬ表情のオーウエンス中佐(ジェームズ・ファレンチーノ)らに、ラスキーは、時間が逆戻りしたのだと告げた。その時、ニミッツの先をヨットで走っていた3人の人間が、突然現われた2機のゼロ戦の攻撃をうけた。一命を取りとめたそのうちの2人、チャップマン上院議員(チャールズ・ダーニング)、と秘書のローレル(キャサリン・ロス)、それにゼロ戦パイロットのシムラ(スーン=テック・オー)らは艦内に収容されるが、第2次大戦史の研究家でもあるオーウェンスは、チャップマンを見て目を疑った。彼は40年当時の上院国防委員会の副議長を務めると同時に、真珠湾奇襲の前日、謎の失踪をしなければ44年の大統領選でトルーマンを倒し大統領になったであろう人物だった。ニミッツ号の現代的な艦内に驚くチャップマン、ローレル、捕虜のシムラ。世界が大変動を遂げようとしている時期に直面してしまったニミッツ号。日本の攻撃方針を知っているイーランド大佐は、自国を守らなければならないという強い任務を感じ、オーウエンスに艦長命令を下した。しかし、チャップマンがパイロットに銃をつきつけ真珠湾へと向かわせたため、途中、もみ合いが起りヘリが爆発。オーウエンスとローレルは島に置き去りにされてしまった。ゼロ戦などの日本の大編成隊を前に、真珠湾攻撃を阻止すべく超最新鋭戦闘機を出撃させようとするイーランド大佐。しかし、その瞬間、再び竜巻状の暗雲が彼らを襲った。2度目の稲妻が走り去った時、ニミッツ号は、現在に戻っているのだった



冬構え(NHKドラマ)   1985年(昭和60年)★★★★★ 不毛地帯 1976年(昭和51年)★★★ 
  
主演:笠智衆  岸本加世子  金田賢
第22回プラハ国際テレビ祭最優秀演出賞受賞作品
主演:仲代達矢
あらすじ あらすじ
年老いた老人(笠智衆)は全財産を現金化して、晩秋の東北地方へと旅に出る。途中、死の床にある友人(小沢栄太郎)を見舞ったり、知り合った上品な老女(沢村貞子)に仄かな愛情を抱いたりするが、旅の目的は実は死に場所探し。貧しいけれど将来に夢を持つ若い板前のカップルに高額の現金を渡して、海に身を投げようとする。妻に先立たれ、子供たちにも迷惑をかけたくないと考える老人の孤独を描く。

近畿商事社長・大門一三は、元陸軍中佐・壱岐正を、嘱託として社に迎え入れた。壱岐の、かつて大本営参謀としての作戦力、組織力を高く評価したからである。総合商社の上位にランクされる近畿商事は、総予算一兆円を越すといわれる二次防主力戦闘機選定をめぐって、自社の推すラッキード社のF104、東京商事の推すグラント社のスーバードラゴンF11、五井物産の推すコンバー社F106、丸藤商事の推すサウズロップS156を相手に、血みどろの商戦を展開していた。大門は壱岐を同行して渡米した。壱岐にとっては目的のない旅のはずだったがスケジュールの中に、ラッキード社F104見学が含まれていた。基地ではすでに自衛隊がテストを続行しており、その中に防衛部長・川又空将補の顔もあった。壱岐の渡米は、川又空将補と逢わせるために大門が仕組んだものだった。




フラガール  2006年(平成18年)★★★★★ ふたり  1991年(平成3年) ★★★
監督: 李相日. 出演: 松雪泰子, 豊川悦司, 蒼井優.
日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品 
監督: 大林宣彦. 出演: 石田ひかり, 中嶋朋子, 富司純子.
あらすじ あらすじ

昭和40年、福島県いわき市の炭鉱町。“求む、ハワイアンダンサー”の貼り紙を見せながら、ここから抜け出す最初で最後のチャンスだと、早苗(徳永えり)は紀美子(蒼井優)を誘う。男たちは、数世代前から炭坑夫として、女たちも選炭婦として鉱山で働いてきた。だが今や石炭から石油へとエネルギー革命が押し寄せ、閉山が相次いでいる。この危機を救うために炭鉱会社が構想したのが、レジャー施設「常磐ハワイアンセンター」だった。紀美子の母・千代(富司純子)も兄・洋二朗(豊川悦司)も、炭鉱で働いている。父は落盤事故で亡くなった。千代は炭鉱を閉じて“ハワイ”を作る話に大反対だが、紀美子と早苗はフラダンサーの説明会に出かける。二人のほかに集まったのは、会社の庶務係で子持ちの初子、一際大柄な女の子、小百合(山崎静代)だけだ。そんな中、娘たちにフラダンスを仕込むために、ハワイアンセンターの吉本部長は、東京から平山まどか先生(松雪泰子)を招く。本場ハワイでフラダンスを習い、SKD(松竹歌劇団)で踊っていたダンサーだったまどかは、ど素人の娘たちに踊りを教える意欲などなかった。また、まどかは母親の借金を背負い、半ば自暴自棄になってもいた。しかし紀美子たちの熱意に次第に心動かされ、ひたむきな娘たちと接するうちに夢を持つ大切さを思い出していた。だが、世間の風当たりは依然強く、さらに予期せぬ出来事が次から次へと起こる。早苗は一家で北海道へ移住することになり、小百合の父親は小百合が遠征で留守をしている時に亡くなる。数々の困難を乗り越えて、いよいよ「常磐ハワイアンセンター」は初日を迎えた。フラガールたちはみごとなダンスを披露して、大歓声を浴びるのだった。

ドジでのろまな夢見る14歳の実加(石田ひかり)は、優しい両親と自分とは正反対のしっかり者の姉・千津子(中嶋朋子)に囲まれて幸せな日々を送っていた。ところがある朝、学校へ行く途中、忘れ物を取りに戻ろうとした千津子は、突然動き出したトラックの下敷きになって死んでしまい、その事故のショックで母・治子(富司純子)はノイローゼ気味になってしまう。実加はけなげにも姉の代わりを演じようと、ひとり明るく振る舞うが、ある日、変質者に襲われかけた実加は、死んだ千津子の幽霊に助けられる。その日以来、実加が難関にぶつかると千津子が現れ、“ふたり"で次々と難関を突破してゆく。そして千津子に見守られながら、日に日に美しく素敵な少女に成長していく実加は、第九のコンサート会場で、姉の知り合いだったという青年・智也(尾美としのり)に出会い、ほのかな想いを抱くようになる。やがて16歳になった実加は、千津子と同じ高校へ進学。演劇部へ入部し、千津子が生前演じたミュージカルの主役に抜てきされるが、そんな実加をやっかむいたずら電話により、治子は倒れて再び入院する。それと同時に北海道へ単身赴任していた父・雄一(岸部一徳)の浮気が発覚する。崩れかける家族の絆を必死に守ろうとする実加と、それを見守る千津子。そして、実加がそんな事態を乗り越えた時、それは千津子との別れの時でもあった。こうして自立していく実加は、この出来事を本に書き残そうと心に決めるのだった。




 故郷 1999年(平成11年)   ★★ フジコ・ヘミングの軌跡  2003年(平成15年) ★★★
出演:淡島千景 大滝秀治 尾美としのり 主演:菅野美穂 十朱幸代
あらすじ あらすじ

沖縄・名護に暮らす76歳の南風原時子は、毎年恒例の市民マラソン大会・沖縄ドリーム・マラソン・の名物おばあちゃんだ。ところが今年、親友のトカを亡くした彼女はショックの為か大会に出場しなかった。そんな時子が帰省中の孫の恵に何も告げず失踪したのは、それから数日後のことだった。実は、恵の心配をよそに時子は日本縦断マラソンに出たのだ。フェリーで鹿児島に渡った彼女は、特攻隊員たちの慰霊碑を詣でた後、途中、親友のタミからの救援物資を受けながら大分、熊本と北上を続ける。一方、偶然テレビに映っていた時子を見つけた恵は、急いでその後を追った。また、マラソンおばあちゃんの話を聞きつけたペガサス沖縄テレビのディレクター・本田も、ビデオ・カメラを担いで時子の取材に出た。ひとまず時子の無事を知った恵は、時子のやりたいようにさせることを決めるが、本田をはじめとした連日のテレビ報道のお陰ですっかり時の人となってしまった時子は取材攻勢を受けるハメに。だがその一方で、テレビを通し時子の姿に励まされる老人たちも少なくなかった。しかし、さすがの時子の健脚も寄る年波には勝てなかった。京都の病院で小休止の時子。彼女は、そこで本田に自分が生まれ故郷である北の果てに向かっていることを告白する。「死ぬ前にもう一度故郷を見ておきたい」トカの死に際してそう思った彼女は、こうして今回のマラソン行脚に出たのだった。また、本田はライヴァルの沖縄新報の記者・渡嘉敷から、時子が時局柄中止を余儀なくされた昭和15年の東京オリンピックのマラソンの代表選手だったことを聞かされる。やがて、本田をはじめ、様々な人たちに励まされ北海道へ上陸した時子は、かつてオリンピックの代表選手として一緒に練習に励んだ國澤トヨと再会。更に、根室の岬から本当の生まれ故郷である国後島を望むことが叶うのであった。



フジ子・へミングについて
本名Ingrid Fuzjko v.Georgii-Hemmingは、東京音楽学校(現・東京芸術大学)出身のピアニスト大月投網子と、ロシア系スウェーデン人画家にして建築家でもあったジョスタ・ゲオルギー・ヘミングの2人の間の子としてベルリンに生まれた。5歳から母親の手ほどきによりピアノを弾き始め、天才少女と呼ばれる。東京芸大卒業後より本格的な演奏活動に入り、28歳でドイツに留学。その後ヨーロッパに在住し演奏活動を続け、“リストとショパンを弾くために生まれてきたピアニスト”と称される。
だがここで過酷な運命が彼女を襲う。風邪をこじらせ、聴力を失ってしまうのだ。その後の演奏会はすべてキャンセルを余儀なくされ、次第に音楽界から忘れ去られていった(2年間ほど全く聞こえなかった耳は、現在は左耳のみが多少回復している)。以降はピアノ教師として生活していたが、95年に帰国し、日本国内での音楽活動を再開する。99年にはテレビのドキュメンタリー番組が放映され、彼女の数奇な運命とその音楽が紹介されるやいなや大反響を巻き起こし、フジ子ブームが起こる。
99年8月発売の1stアルバム『奇蹟のカンパネラ』は、彼女が得意とするリストやショパンのスタジオ演奏を収録。特に世界中で“難曲中の難曲”と評されるリストの「ラ・カンパネッラ」では、彼女のピアノ演奏の真骨頂が聴ける。スタジオ録音作としては2ndアルバムに当たる『憂愁のノクターン』では、ショパンの作品の中からノクターン、プレリュード等8曲を収録。
『永久"とわ"への響き』は、99年10月に行われた彼女の30数年振りの本格的再デビューリサイタルを完全収録したもの。そしてわずか1年8ヶ月後の01年6月に行われたニューヨーク・カーネギーホールでのリサイタルを収録したのが『カーネギー・ホール・ライヴ フジ子・ヘミング 2001』。世界の桧舞台での彼女の堂々とした演奏が聴ける記念碑的タイトルである。
『リスト:ピアノ協奏曲 第1番』は、彼女初の協奏曲アルバム。リストのみならずグリーグからも取り上げられており、これまでのピアノ・ソロ演奏とはまた一味違った音楽を楽しめる。以上5タイトル、いずれもCDの売り上げはクラシックとしては異例の販売数を誇る強力作。



 深い河  1995年(平成7年) ★★★ 風速40米 1958年(昭和33年) ★★★
出演:秋吉久美子   奥田瑛二
主演:石原裕次郎 北原三枝  
あらすじ あらすじ
成瀬美津子は満たされぬ心を埋める“何か"を求めて、インドツアーに参加した。観光客を乗せたバスは聖地ベナレスを目指し、大平原の中を疾走する。美津子は自由奔放な学生生活を送りながら、耐え難い空しさに心を支配されていた10年前を回想した。秋のある日、美津子はクリスチャンの大津と出会い、彼を誘惑して、「神を捨てろ」と迫った。彼女にとっては全てがゲームだったが、真剣に揺れ動く大津を眺めて、美津子は「自分は神に勝ったのだ」と思った。たが心の空虚さは広がるばかりであり、結局彼女は大津を捨てた。傷心の中で大津は神学を志し、フランスへと旅立っていく。数年を経て、ふたりはリヨンで再会した。美津子は実業家と結婚し、何不自由ない生活を送っていたが、心の空しさは満たされることはなかった。神学校で学ぶ大津は「日本に戻ったら、日本人の心に合う基督教を考えたいんです」と夢を語る。美津子は大津との再会で、かつて紙屑のように捨てた彼が自分の心に少なからぬ痕跡を残していることを意識し始めた。満たされない心が癒えぬまま美津子は夫と別れ、病院でのボランティアを続けていた。そんな彼女の下にインドのベナレスに行くことになったというイスラエルの大津から手紙が届く。ベナレスへ向かう車中には美津子のほかにも、苦悩を抱き“何か"を求めるためにツアーに参加した日本人たちがいた。家庭を顧みることなく一途に働き続けてきた壮年の男・磯辺の目的は、死んだ妻の生まれ変わりと思われる少女を探すことであった。またビルマ戦線での命の恩人である戦友が、死の床で打ち明けた衝撃の事実に苦悩する老人・木口もいた。一行はベナレスの街に到着。美津子はガンジス河とガートで一心に祈る人々に圧倒される。彼女は磯辺や木口との交流を通じて、それぞれが人生の苦悩を背負い、ツアーに参加してきていることを知った。ベナレスの街で大津を探す美津子は、突然背後から呼び止められる。そこには薄汚れた身なりの大津が立っていた。彼はベナレスの街で教会を離れ、今はヒンドゥー教徒たちと生活を共にしているという。彼の心は昔と少しも変わっていなかった。美津子は大津との再会の後、意を決したようにガンジス河に身を浸した。自分が欲しかったものが何であったか、少しだけ解ったような気がすると、美津子は自らに語りかけた。やがて美津子は、あらゆる人間の哀しみや苦悩、死までも包み込んで流れる“深い河"に、いつしか自分自身が溶け込んでいくような安らぎを憶えていくのだった。 北アルプスの山小屋で、滝今日子は滝颯夫と知り合った。不良学生に襲われたのを、彼が救ってくれたのだ。颯夫は工科の大学生で、父は羽根田工務店の技師長だった。彼は父の会社に就職したかったが、父は何故か敵会社の和泉建設をすすめた。羽根田工務店の士門技師が墜落死した。父が結婚し、相手の連れ子が今日子だった。颯夫は和泉建設の試験の日、友人根津の姉・シャンソン歌手踏絵がパリから帰って来るのを知ると、羽田に迎えに行った。彼女の車に和泉建設社長・早田が同乗していたのを、彼は知らなかった。その夜、根津が訪ねて来て、早田と踏絵が関係あることを話した。士門技師が死んで以来、新ビル建設工事は遅れていた。資金も乏しかった。それなのに、羽根田工務店の株が昇り始めた。誰かが会社乗っ取りを策しているらしい。颯夫は和泉建設の就職を断りに踏絵のところへ行ったとき、父と早田社長とのつながりを知った。父は重役の椅子と引きかえに、羽根田の工事を遅らせ、会社乗っ取りの片捧を早田にかつがされていたのだ。踏絵も早田とグルだった。父は颯夫の言葉に耳を貸さなかった。今日子は踏絵に会い、颯夫を誘惑するなと頼んだ。工事はますます遅れた。父・敬次郎は颯夫に自分の立場を知らせようと、彼を伴って早田に会った。そのとき、敬次郎は自分が完全に利用されたことを知った。工事は期限に間に合わぬだろうし、株の買占めはほとんど終ったのだ。敬次郎は悪夢から醒め、突貫工事を始めた。颯夫、根津らも手伝った。踏絵は根津から颯夫と今日子のことを聞き、身を引いた。何も言わずに今日子の家へ風呂敷包みを置いて行った。中には早田の買占めた株式譲渡証が入っていた。−−夜半から風が強まり、ついに風速四十米を越した。突貫工事を続ける颯夫たちを暴徒が襲った。が、颯夫らはビルを守り切った。新東京ビルは落成した。乱闘事件の黒幕・早田が逮捕され、士門技師暗殺事件も明るみに出た。踏絵は早田と手を切り、地方公演に旅立った。夏休みの最後の日を、颯夫は今日子と湘南で過した。嵐はもう過ぎたのだ。



復活の朝 1992年(平成4年)★★★ 豚と軍艦 1961年(昭和36年) ★★★
出演:大竹しのぶ 和久井映見  
監督:今村昌平  出演:門裕之  吉村実子
あらすじ あらすじ
城華大学付属病院外科東病棟では、婦長の清原レイ以下10数名の看護婦が昼夜をわかたぬ過重勤務をこなしていた。そんななか清原は、初めて担当した19歳の少年洋介が脳腫瘍で死亡して号泣する新人看護婦・高樹亜沙子を励ましたり、恋人とうまくいかず、睡眠薬を常用してイライラを患者の家族にぶつけてしまっているヴェテランの新川章子にそっと忠告したりするが、新川は「このままでは私は駄目になってしまう」と退職していく。だが、そんなことに気落ちする暇もなく連日重症患者が入院してきた。バリバリの企業戦士、加東もそのひとりだが、告知主義者として知られる胸部外科の第一人者、植村教授は清原の反対にもかかわらず加東にガンを告知する。そのため、手術でガンは縮小したものの、告知のショックで体力のもたなくなった加東は死んでしまった。そんな植村がある日倒れた。検査の結果は肺ガンの中でも最も悪性の細胞ガン。清原は慎重な対処を望むが、植村はすぐに自分の病気を見抜いた。初めて患者の不安と恐怖を身をもって知った彼は、ホスピス(病名告知を前提に、末期ガン患者の身体的精神的苦痛緩和を専門とする病棟)転院を決意する。植村をホスピスへ送る途中、清原は「闘って下さい! 私が支えます」とありったけの想いをこめて言う。それは激しい愛の告白でもあった。


米海軍基地。遂に軍艦が入ると、水兵相手のキャバレーが立ちならぶ町の中心地ドブ板通りは俄然活気を呈してくる。ところが、そんな鼻息をよそに青息吐息の一群があった。当局の取締りで根こそぎやられてしまったモグリ売春ハウスの連中、日森一家だ。ゆきづまった日森一家は、豚肉の払底から大量の豚の飼育を考えついた。ハワイからきた崎山が基地の残飯を提供するという耳よりな話もある。ゆすり、たかり、押し売りからスト破りまでやってのけて金をつくり、彼らの“日米畜産協会”もメドがつき始めた。流れやくざの春駒がタカリに来た。応待に出た幹部格で胃病もちの鉄次の目が光った。たたき起されたチンピラの欣太は春駒の死体を沖合まで捨てにいった。「欣太、万一の場合には代人に立つんだ。くせえ飯を食ってくりゃすぐ兄貴分だ」という星野の言葉に、単純な欣太はすぐその気になった。彼は恋人の春子と暮したい気持でいっぱいなのだ。春子の家は、姉の弘美のオンリー生活で左うちわだったが、彼女はこの町のみにくさを憎悪し、欣太には地道に生きようと言って喧嘩した。ある夜、豚を食った一家の連中は、春駒の死体をその豚に食わせたと聞き、口をおさえてとび出した。鉄次は血まで吐いた。鉄次の入院で日森一家の屋台骨はグラグラになった。会計係の星野が有金をさらってドロンし、崎山も残飯代を前金でしぼり取るとハワイに逃げてしまった。鉄次の見立ての結果は、ひどい胃癌で三日ももたないという。鉄次は殺し屋の王に殺してくれとすがりついた。欣太とはげしく口喧嘩をした春子は町にとび出し、酔った水兵になぶりものにされた。日森一家は組長の日森と、軍治・大八とに分裂してしまった。両者とも勝手に豚を売りとばそうと企み、軍治たちは夜にまぎれての運搬を欣太に命じた。鉄次の診断はあやまりで、単なる胃潰瘍だったが、それを知る前に王に殺されるのを知って血を吐いて倒れた。欣太は豚をつみこむ寸前に先まわりした日森らにつかまってしまった。豚をのせ走り出す日森のトラック群。それを追う軍治らのトラック。六分四分で手を打とうという日森だったが、欣太はもうだまされないと小型機関銃をぶっ放した。ドブ板通りには何百頭という豚の大群があれ狂った。誰もかも、豚の暴走にまきこまれ、踏みつぶされた。−−数日後、一人になった春子は家出した。基地の町では、相変らず水兵と女と客引きがごったがえしていた。



プーサン 1953年(昭和28年) ★★★  不良少年 1961年(昭和36年) ★★★
監督: 市川崑. 出演: 伊藤雄之助, 越路吹雪, 藤原釜足   
監督:羽仁進 出演:山田幸男 吉武広和 山崎耕一郎
 第35回キネマ旬報ベストテン日本映画第1位作品
あらすじ あらすじ
三流どこの補習学校教師野呂は、税務署吏員金森風吉の家に間借りしている。独身者だ。久かたぶりに銀座へ出て目をまわし、トラックに轢かれそこなった。当分右腕が利かず、学生泡田に代って黒板に字をかいてもらうが、かき賃一時間百円也を請求され、びっくりする。学校経営者の土建屋から夜間担任に格下げされ、無体な時間外勤務を強いられても文句ひとついえぬ野呂が、心ひそかに想うのは金森の娘−−銀行事務員のカン子であった。カン子は無類のガンコ娘で、同僚とはりあい恋人とはりあい、張りのない野呂なんか念頭にもない。野呂と金森は散歩中、戦記物で売りだし今は時めく代議士の五津元大佐に会釈された、というので大感激、警官の甲賀をまじえ外食券食堂で五津礼讃の一くさりをはじめる。途中から一枚加わった学生泡田と甲賀が、話のはしばしに互いの身分を知り、掴みあいとなる。つられて食堂中が大格闘、野呂は丼をもってにげだした。この顛末にもこりず、野呂は学生ちの誘いにのってメーデーに参加宮城前の紛糾にまきこまれて拘置される。同じ署内に選挙違反で検挙された五津もいたが、前後して裟婆に出てからは、五津は「牢獄記」出版でまたまた大ヒット、野呂は学校もクビ、しごと探しに必死である。漸く金森の妻らんの世話でミシン会社荷造り係の口がみつかり、今や入社詮衡へでかけよう、というまぎわ、カン子自殺未遂の報がくる。恋人との結婚を反対されてカンシャクをおこしたのである。が、無我夢中の野呂は「人でなし!」と呼ばうらんの声を背に、とっととわき目もふらず詮衡場へかけつけた。 銀座を走る一台の護送車。東京地検の一室。浅井の二週間にわたるネリカン生活が始まった。思いはシャバに帰る。浅草は生きやすかった。安い飯や遊び、からかう女にもこと欠かない。彼は親分や兄貴分の下につけない性分だった。ある日の夕方、不良仲間と三人で真珠店を襲った。上品なウインドーとお高い店員が虫がすかなかったからだ。二十万円の強盗を働いた。浅井は明治少年院に収容された。海に近い男性的な風物にとり囲まれた岬の一角にある。やがてクリーニング科に編入された。ここにはやくざ的組織ができており、空手をやる班長江上と下に中幹部がいる。浅井にはことごとにアタマにきた。浅井にみせしめの私刑が加えられた。浅井は仕返ししてやると心に誓った。数日後、班長等が反則のパンを自分たちだけで噛っているのを種に、浅井は喧嘩を売って出た。まもなく、浅井は教官会議で木工科に編入された。班長の藤川、副リーダー格の木下はともに不良の苦労が身にしみて温かささえあった。出張と語りあった。彼はシャバ時代藤川の仲間で、四人組で恐喝行脚を続けていた。毎日善良なサラリーマンやアルバイト学生を襲った。回想する出張は被害者のことをくわしく話した。後味の悪さのためだろう。浅井の耳にこびりついた。運動会は楽しい思い出となった。浅井に退院の日がきた。一年働いた金三百二十円を受取って門を出た。



復讐するは我にあり) ★★★ 武士の家計簿  ★★★★
監督:今村昌平 出演: 緒形拳 三國連太郎 ミヤコ蝶々   
監督: 森田芳光 出演: 堺雅人 仲間由紀恵   
あらすじ あらすじ
日豊本線築橋駅近くで専売公社のタバコ集金に回っていた柴田種次郎、馬場大八の惨殺死体が発見され、現金四十一万円余が奪われていた。かつてタバコ配給に従事した運転手榎津厳が容疑者として浮かんだ。榎津は駅裏のバー「麻里」のママ千代子を強姦、アパートに連れこんで関係を強要し続けるなど、捜査員の聞き込んだ評判も悪い。二ヵ月前までは、ヌードダンサー上りで「金比羅食堂」をやっていた吉里幸子と同棲、母子家庭をガタガタにもした。数日後、宇高連絡船甲板に幸子と両親宛ての榎津の遺書と、一足のクツが見つかり、投身自殺の形跡があった。偽装と疑った警官が別府市・鉄論で旅館を営む榎津の実家を訪れると、老父鎮雄、病身の母かよ、妻加津子は泣きながら捜査の協力を誓う。一家は熱心なカトリック信者だが、戦争中、厳は、網元をしていた父が軍人に殴られ、無理矢理、舟を軍に供出させられた屈辱の現場を目撃して、神と父への信仰を失い、預けられた神学校で盗みを働いて少年刑務所へ送られ、その後も犯罪と服役を繰り返しその間に加津子と結婚した。結婚後、加津子も入信したが、榎津に愛想をつかし離婚、その後、尊敬する義父の懇望に従って再入籍。榎津は出所する度に父と加津子との仲を疑い、父に斧を振り上げるなど、一家の地獄は続いた。浜松に現われた榎津は貸席「あさの」に腰をすえ、大学教授と称して静岡大などに出没、警察をあざ笑うような行為を重ねる。千葉に飛んだ榎津は裁判所、弁護士会館を舞台に、老婆から息子の保釈金をだまし取り、知り合った河島老弁護士を殺して金品を奪った。この頃になると警察史上、最大といわれる捜査網が張りめぐらされ、浜松に戻った榎津の素姓に「あさの」の女あるじハルやその母のひさ乃も気づき始めた。しかし、榎津に抱かれるハルは「あんたの子を生みたい!」とその関係に溺れ、元殺人犯で競艇狂いのひさ乃も榎津を逃そうとする。だが、そんな母娘を榎津は絞め殺し、「あさの」の家財を売り飛ばし、電話まで入質して逃亡資金を貯え、七十八日後、九州で捕まるまで詐欺と女関係を繰り返した。絞首台に上がる直前、最後の面会に来た父に榎津は「おやじ……加津子を抱いてやれ……。人殺しをするならあんたを殺すべきだった」と毒づく。残された一家にも思い葛藤があった。死の床にある母は「私も女じゃけえ、お父さんを加津子に渡しとうなか」といい続けた。父も地獄のような家を守ってきた嫁が心底かわいく、信仰とのはざまに悩みぬく。そんな義父を加津子は無性に好きだった。榎津の処刑後、別府湾を望む丘に、骨壷から、榎津の骨片を空に向って投げる、鎮雄と加津子の姿があった。 古書店で偶然発見された幕末のとある下級武士一家の詳細な“家計簿”を丹念に読み解き、彼らの暮らしぶりを鮮やかに甦らせた磯田道史の同名ベストセラーを、「阿修羅のごとく」「わたし出すわ」の森田芳光監督が映画化。代々加賀藩の御算用者(経理係)を務める武家に生まれた主人公が、逼迫する家計を立て直し激動の時代を乗り切るべく、家業のそろばんを武器に、懸命に質素倹約に励む姿を、家族の絆を軸に描き出す。主演は「ゴールデンスランバー」の堺雅人、共演に仲間由紀恵、松坂慶子、中村雅俊。
 江戸時代後半。御算用者として代々加賀藩に仕える猪山家。その八代目、直之もまた幼い頃より算術を仕込まれ、そろばんの腕を磨いてきた。そして、いつしか“そろばんバカ”と揶揄されながらもその実直な働きぶりが周囲に認められていく。やがて、町同心の娘お駒を嫁にもらい、めでたく出世も果たした直之。しかし昇進に伴って出費も膨らみ、家計は苦しくなる一方。そこで直之が父母に代わり猪山家の財政状況を調べ直してみると、なんと借金の総額は年収の2倍にも膨れあがっていた。お家存亡の危機と悟った直之は、家財一式を売り払い借金返済に充てることを決断する。そして、自らこまかく家計簿をつけるとともに、世間体を顧みることなく創意工夫を凝らしながら倹約生活を実践していくのだった。





プラチナ・データ 2012年(平成25年) ★★★ フレフレ少女  2008年(平成20年) ★★★
出演:二宮和也 鈴木保奈美 豊川悦司    出演: 新垣結衣 永山絢斗 柄本時生   
あらすじ あらすじ
それは明日かもしれない、近い将来の日本。国策として、極秘裏に収集した全国民のDNAデータ“プラチナデータ”を利用した高度なDNA捜査が導入され、検挙率100%、冤罪率0%の社会が完成していた。皮肉屋で自信家の天才科学者、神楽龍平(二宮和也)は、警察庁に新設された特殊捜査機関“特殊解析研究所”、通称“特解研”に所属する犯罪捜査の専門家。所長・志賀孝志(生瀬勝久)指揮の下で数々の難事件を解決してきた彼は、DNA 捜査が通用しない連続猟奇殺人事件“NF13(Not Found13)”を担当することになる。だが、同一犯人と思われる手口によって、DNA捜査システムを開発した天才数学者の蓼科早樹(水原希子)とその兄・耕作も殺されてしまう。遺伝子学教授の水上利江子(鈴木保奈美)が勤める新世紀大学病院から一歩も外に出なかった早樹。密室ともいえる状態で、犯行はどのように行われたのか?現場に残されていたわずかな皮膚片からDNA データの抽出に成功した神楽は分析を開始するが、適合率99.99%で容疑者として特定されたのは自分自身だった。一切身に覚えのない神楽は逃亡を決意。“追う者”だった神楽は、自ら手がけたDNA捜査によって“追われる者”となる。この事件の捜査担当となった警視庁捜査一課の浅間玲司(豊川悦司)は、現場叩き上げで豊富な経験を持つ敏腕刑事。DNA 捜査システムを掻い潜って逃走する神楽を追い詰めた浅間は、神楽の中に、もう1つの人格“リュウ”が存在していることに気付く。多重人格者であることを自覚していない神楽龍平とリュウ。永遠に出会うことのない2人にどんな秘密が隠されているのか?特解研の同僚、白鳥里沙(杏)のサポートを得て逃走を続ける神楽は、事件の裏に何かが存在していることを知る。神楽は白か黒か?真相は何なのか?全ての鍵を握るのは“プラチナデータ”。信じられるのは科学か、自分自身か……? 現実よりも小説の中の恋に夢中な文学少女、百山桃子(新垣結衣)は櫻木高校の2年生。ある日の下校中、暴投が直撃したことがきっかけで野球部のエース・大嶋に一目惚れしてしまう。だが、大嶋は学内のヒーロー。ライバルの数に怖気づく桃子の耳に、唯一の応援団員・龍太郎(永山絢斗)の絶叫が届く。“我々は、どんな困難にも諦めず立ち向かわなければならない!”。桃子はその天の声に従い、大嶋への想いを貫くことを決意する。大嶋を見守るため、廃部寸前の応援団に入部した桃子。部の維持には最低5人が必要と聞いて、団員探しに奔走する。集まったのは、金髪でパンク好きの元吹奏楽部員・譲二(柄本時生)、音痴な元合唱部員・晃(染谷将太)、軟派な元ウェイトリフティング部員・泰平(斉藤嘉樹)。そして、桃子は満場一致で団長に任命される。強豪・不知火学園との試合当日。意気込む桃子の思いとは反対に、散々な応援で好投する大嶋の足を引っ張ってしまう。惨敗にふさぎこむ桃子と龍太郎。そんな二人に、大嶋が不知火学園へ転校するというニュースが追い討ちをかける。すっかりやる気をなくした桃子たちの前に、OBの柳原源蔵(内藤剛志)が現れ、応援団伝統の合宿に連れ出す。軽い気持ちで参加したものの、想像を超えた猛特訓に音をあげる団員たち。だが、次第に彼らは柳原たちの想いを受け止めてゆく。そして迎えた合宿最終日。桃子たちは一致団結して、大団旗を掲げて険しい山道を練り歩く“団旗行軍(だんきこうぐん)”を成し遂げ、団員たちの中で何かが変わる。学校に戻った桃子は、学ランに身を包み、応援の精神を校内に広めようとするが、生徒たちの対応は冷ややか。“想いが通じれば奇跡は起きる”という決意のもと、毅然とふるまう桃子。そして、遂に甲子園予選が始まる。果たして、桃子率いる“へなちょこ応援団”は奇跡を起こすことができるのか?そして、桃子の恋の行方は……?



舟を編む 2013年(平成25年) ★★★★★ 故郷 1972年(昭和47年) ★★★
出演:松田龍平 宮崎あおい オダギリジョー
第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞/最優秀監督賞/最優秀主演男優賞/最優秀脚本賞/最優秀録音賞/最優秀編集賞  
出演: 井川比佐志 倍賞千恵子 伊藤千秋   
あらすじ あらすじ
玄武書房という出版社の営業部に勤める馬締光也(松田龍平)は、真面目すぎて職場で少々浮いている。しかし言葉に対する卓越したセンスを持ち合わせていることが評価され、新しい辞書『大渡海(だいとかい)』の編纂を進める辞書編集部に異動となる。今を生きる辞書を目指している『大渡海(だいとかい)』は見出し語が24万語という大規模なもの。曲者ぞろいの辞書編集部の中で、馬締は作業にのめり込む。ある日、ひょんなことから知り合った女性(宮崎あおい)に一目で恋に落ちた馬締。なんとかして自分の思いを彼女に伝えたいが、なかなかふさわしい言葉が出てこず苦悩する。そんな中、会社の方針が変わり、『大渡海』の完成に暗雲がたちこめる……。 瀬戸内海・倉橋島。精一、民子の夫婦は石船と呼ばれている小さな船で石を運び生活の糧を得てきた。民子もなれない勉強の末に船の機関士の資格をとった。決して豊かではないが、光子、剛の二人の子供、そして精一の父・仙造と平和な家庭を保っている精一に最近悩みができた。持船のエンジンの調子が良くないのである。精一はどうしても新しい船を手に入れたかった。そこで世話役に金策の相談を持ちかけたが、彼は困窮した様子を見せるだけだった。各集落を小型トラックで回り、陽気に野菜を売り歩いている松下は精一の友人で、精一の悩みを知って慰めるのだが、それ以上、松下には何の手助けもできない。精一は大工にエンジンを替えるにしても、老朽化して無駄だと言われるが、それでも、夫婦で海に出た。その日は、海が荒れ、ボロ船の航海は危険をきわめ、夫婦の帰りを待つ家族や、松下は心配で気が気ではなかった。数日後、万策尽きた精一夫婦は、弟健次の言葉に従い、尾道にある造船所を見学し、気が進まぬままに石船を捨てる決心をするのだった。最後の航海の日、夫婦は、息子の剛を連れて船に乗った。朝日を浴びた海が、かつて見たこともない程美しい。精一は思い出した。民子が機関士試験に合格した日のこと、新婚早々の弟健次夫婦と一家をあげて船で宮島の管弦祭に向った日のこと。楽しかった鳥での生活が精一のまぶたをよぎった。翌日。尾道へ出発の日である。別れの挨拶をする夫婦に近所の老婆は涙をこぼした。連絡船には大勢の見送りの人が集った。松下も駆けつけ、精一に餞別を渡し、山のようなテープを民子たちに配り陽気に振舞った。大人たちは涙をこらえたが、六つになる光子だけは泣きだすのだった。やがて、船が波止場を離れた。港を出て見送りの人がだんだん小さくなっていく。精一と民子は、島が見えなくなっても、いつまでも同じ姿勢で立ちつくしていた。



 風林火山 1969年(昭和45年) ★★★ 風林火山 2007年 NHK大河ドラマ ★★★★
出演: 三船敏郎   佐久間良子 大空真弓   萬屋錦之介   出演: 内野聖陽 市川亀治郎 Gackt、柴本幸  
あらすじ あらすじ
群雄割拠の戦国時代。一介の軍師に過ぎない山本勘助にはしかし、壮大な野望があった。名君武田晴信に仕官して、天下を平定しようというものだった。勘助は暗殺劇を仕組んで武田の家老板垣に恩を売り、計略通り晴信の家臣になったのだった。天文十三年三月、晴信は勘助の進言で信濃の諏訪頼茂を攻めた。やがて機を見た勘助は和議を唱えた。諏訪方が従属を誓うなら戦わない方が得だからだ。新参者勘助の進言に諸侯は激昂したが、晴信は勘助の言を入れ、和議の役目を勘助に任したのだった。無事に和議を整えた勘助は、三度目に頼茂が来城したさい部下に命じて頼茂を斬った。目的のためには冷酷非情な手段をいとわぬ勘助を、晴信は頼もしく思うと同時に、底知れぬ恐しさを感ずるのだった。主を失った諏訪高島城は難なく武田の手におちた。勘助は全滅の城内で自害を図る由布姫を救った。父を欺し討ちにした人でなしと罵られながらも、勘助は類いまれな美貌の由布姫を、秘かに愛し始めていたのだ。だが、由布姫は晴信の側室に迎えられたのだった。武田勢は破竹の勢いで周辺を勢力下において行った。残る当面の敵は更級郡を支配する村上義清のみとなった。天文十五年武田勢は勘助の奇略で、戦わずして義清の属城信州戸石城を手中に収めた。その年、由布姫は父の仇晴信の子を生んだ。天文二十年二月、晴信は出家し、名を信玄と改めた。その頃、同じく天下平定の野望を持つ越後の上杉憲政も名を謙信と改め、入道になった。天下を目指す二人は、相戦う宿命を自覚しながら、その機をうかがっていた。四年後、由布姫は二十七歳で世を去った。慟哭する勘助の生甲斐は、母布姫の子勝頼の成人を見ることだった。永禄四年八月十五日、上杉謙信は一万三千の大軍を率いて川中島に戦陣を布いた。一方の武田信玄は一万八千の軍勢を指揮して川中島の海津城に進出した。やがて戦いの火蓋が切って落とされた。勘助は謙信の背後の妻女山から攻撃し、敵を追い落とすという作戦をとったが、謙信はこの作戦を事前に察知し、前夜のうちに軍勢を移動し、一気に武田の本営に攻め込んできた。このため武田勢は防戦一方に追い込まれた。勘助はこの危機に、自ら決死隊を率いて、敵の本営を目がけて突撃した。決死の奮戦で敵の一陣を突破した時、雑兵の槍が勘助の脇腹に突きささった。アブミを踏張って立ち上る勘肋の目に、妻女山の背後に回っていた坂垣信里の軍勢がようやく到着、その一大集団がうつった。安心した勘助だったが、右から左から無数の刃が勘勘を襲いつづけていた……。
軍師としての仕官の口を求め諸国を流浪していた山本勘助は、甲斐国葛笠村で武田家家臣・赤部下野守に襲われた娘・ミツを助ける。やがて二人は恋仲となり、ミツは勘助の子を宿すが鹿狩りに出た甲斐国主・武田信虎に理不尽にも殺されてしまう。怒りに燃える勘助は謝意を表しに来た武田家宿老・板垣信方に襲い掛かるが、板垣に勘助の剣は通用せず、勘助は勢いに任せ武田家への仕官を請う。
武田家の内部に紛れてミツの敵を討たんとする勘助であったが、武田家の嫡男・晴信が信虎への謀反を志し、信虎の治世を改めようとしている事に気づく。やがて信虎の甲斐追放は叶い、勘助は正式に武田家へ仕官。「兵は詭道なり」の孫子の言葉を信条に持つ勘助の軍略は冴え渡り、数々の戦でその功を発揮。勘助に対する晴信の信頼はますます篤くなり、初めは勘助を疎んでいた武田家家臣団もやがて勘助を認めるようになる。また勘助の武田家への忠心は、晴信への復讐心に燃える晴信の側室・由布姫の心をも溶かしていった。
やがて軍師としての勘助の野望は、晴信に天下を平定させる事へと移った。その第一歩として晴信は信濃攻めに着手。信濃の強敵・村上義清を辛うじて打ち破った晴信と勘助であったが、その先の越後にはまだ見ぬ強敵がいた。越後の龍・長尾景虎その人である。越後の内乱を圧倒的な力で平定した景虎という人物に警戒心を抱く晴信と勘助。一方の景虎は他国を侵し続ける晴信に義憤を抱いていた。晴信と景虎という、二人の相容れぬイデオロギーはやがて川中島を舞台に激突する事となる。それはまた、勘助の軍師としての誇りを賭けた戦いの場でもあった。



フラガールと犬のチョコ2014年(平成26年)TVドラマ ★★★ フィッシュストーリー 2009年(平成21年)★★★
出演: 瀧本美織 波瑠 菊池桃子   出演: 多部未華子   大森南朋  高良健吾  濱田岳  
あらすじ あらすじ
福島県双葉町で暮らす少女・沙衣。ある日、家族や愛犬・チョコと一緒にスパリゾートハワイアンズを訪れた時、フラを踊る女性を見てすっかり夢中になる。時が流れ、2011年3月11日。スパリゾートハワイアンズに入社しフラガールになる夢を叶え日々を満喫していた沙衣(瀧本美織)。しかし、ショーが終わり、楽屋で休憩をしていた午後2時46分、東日本大震災が起こり、平穏だった日常は一変する。地震の影響で交通や通信が混乱するホテル内、支配人の長谷田武志(伊原剛志)は客の要望にできる限り応えるよう従業員に指示を出す。沙衣は同期の竹沢かすみ(波瑠)、や先輩の島野日佳理(笹本玲奈)らと家族からの連絡を待ち、家族や愛犬のチョコに思いを馳せる。そのころ、双葉町の森田家では、父・善光(田口浩正)、母・あや乃(中原果南)、姉の愛海(佐藤めぐみ)ともに無事だったが、“地震による二次被害警戒”のため、一時避難するよう警報が出される。やっと家族と連絡が取れた沙衣は、翌朝、家族が待つ避難所に駆け付けるが、そこにチョコの姿は無く取り残されたチョコを思い泣き崩れる。沙衣のそばにはいつも家族と愛犬のチョコがいた。入社したての頃、思うように踊れず、講師の吉本美那子(菊池桃子)に怒られ実家に帰った日や、辛いことがあるたびにチョコは励ましてくれたのだった。 2012年。彗星が地球に激突するまであと5時間。人々が方々へ避難し、静まり返った街で唯一つ営業を続けるレコード店があった。そこにいるのは、店長(大森南朋)と不気味な車椅子の客、谷口(石丸謙二郎)。“もうすぐ世界が終わる”と語る谷口に、店長は“正義の味方が世界を救う”と返す。店内には、70年代に解散したマイナーなパンクバンドの曲“FISH STORY”が流れていた。1982年。気の弱い大学生、雅史(濱田岳)は仲間と車で合コンに参加。その最中、1人が“FISH STORY”という曲にまつわる不気味な噂を語り始める。無音になる1分間の間奏の間に、女性の悲鳴が聞こえるという。合コンの後、1人淋しく帰宅する途中、カーステレオから流れてきたのは“FISH STORY”。その間奏で女性の悲鳴を耳にする雅史。1999年。“ノストラダムスの大予言”で世界が終わるとされている7の月。“明日、世界が終わる”という谷口の予言を信じて人々が集まる。だが、翌日も太陽は燦燦と輝いていた。人々に責められた谷口は“2012年に、世界の終わりが来る!”と叫ぶ。2009年。修学旅行の最中、フェリーに置いていかれた女子高生、麻美(多部未華子)。泣きじゃくっていた彼女に優しく語り掛けてきたのは、正義の味方になりたかったと語るコック(森山未來)。そのとき、フェリーがシージャックされる。1975年。解散直前のパンクバンド“逆鱗”。メンバーはベースでリーダーの繁樹(伊藤淳史)、ボーカルの五郎(高良健吾)、ギターの亮二(大川内利充)。彼らの最後のレコーディング曲は“FISH STORY”。再び2012年。彗星の衝突が迫る中、正義の味方、売れなかったレコード、世界の終わり。全く関連性のないように見えた全ての出来事が、“FISH STORY”を通して一つにつながったとき、世界を救う……?



プリンスメゾン 2017年(平成29年)TV ★★★  笛吹川 1960年(昭和25年)★★★★
出演:森川葵  高橋一生  陽月華  志尊淳   舞羽美海    出演:加藤嘉    田村高廣    高峰秀子    
あらすじ あらすじ
持井不動産が販売する大型タワーマンションに、沼越幸(森川葵)が現れる。年齢も若く、とても高価なマンションを買えそうもない幸を、販売チーフの伊達(高橋一生)や派遣の理子は不審に思う。幸は、居酒屋チェーン店勤務で、年は26で結婚の予定はなかったが、とりあえず自分の“家”を持つ目標を立て、いろいろな物件を見て回っていたのだ。そんなある日、彼女が勤める居酒屋に理子がやってくる。 自分の“家”を買うことを目標にしていた幸は、持井不動産の伊達、理子らが担当するタワーマンションの部屋を見に行き、その眺望のすばらしさに感動する。しかしそこは既に購入間近の客のいる部屋。だが、伊達はそう言った先客がいることを幸には告げない。それを不審に思う理子だったが、伊達には何やら思惑があるようだった。そんな矢先、幸は再びそのタワーマンションを見に来る。自分の住みたい家のイメージがつかめない幸は、持井不動産の伊達に「家を買えることと、本当に買うことは違う」と言われる。そんなある日、理子の勧めで、マリエとともに伊達が手がけた物件を見に行く。マリエも、同せいしていた彼氏と別れたばかりで、心機一転転居を考えていた。訪れたマンションには有名漫画家の井川流が住んでおり、彼女は伊達の最初の客であった。持井不動産の理子から、実際に家を買った先輩独身女性の家を見に行くことを勧められた幸は、伊達ら持井不動産のスタッフの案内で、勝木の家を訪ねる。広告代理店で働く勝木の部屋は都心からのアクセスも良く、インテリアも充実していて、内装も贅沢に手を加えられており、中古物件になっても値崩れしないものだった。しかしその部屋の充実ぶりとは裏腹に、勝木にはどこか陰があった。幸の物件探しを巡り、考え方が食い違う伊達と理子。なるべく新築を、という伊達と、ローンなどのことから中古を中心に、という理子。そこで二人は幸の兄弟という設定で他社の中古物件を見に行くのに付き添うが、そこでも伊達と理子は対立し、幸に感謝されながらも呆れられる。そのころ幸は落し物の携帯を拾うが、その持ち主こそ、最初に幸が見に行ったタワーマンションの住人・みずえだった。自分の家を探す幸のもとに、郷里からいとこのえつ子が訪ねてくる。旦那とけんかして出てきたというえつ子は、持井不動産のタワーマンションを見てみたいと言い出す。幸からえつ子の案内を頼まれた伊達と理子は、幸が高校一年まで月島に住んでおり、その後両親が死んで、えつ子の家に引き取られたことを知る。当時えつ子は、自分の居場所に割り込んできた幸に対して、苛立ちを覚えていた。再び振り出しに戻った幸の家探し。伊達たちのいるマンションギャラリーも、もうすぐ完売を達成して解散間近。それを知った幸はさみしさを感じるが、仕事の忙しさもあって、次第にギャラリーから足が遠のく。幸は近所にできた新築マンションに住む妊婦と出会うが、妊婦は日々の暮らしに疑問を持ち、幸せそうには見えなかった。そんなとき、幸は大家の藤堂紅の鬼気迫る姿を見かけ、後を追う。 戦国時代。甲斐国の笛吹橋の袂に一軒の貧しい家があった。敷居は土手と同じ高さだが、縁の下は四本の丸太棒で土手の下から支えられていて遠くからは吊られた虫籠のように見えるので、村ではギッチョン籠と呼ばれていた。この百姓家には、おじいと婿の半平、孫のタケ、ヒサ、半蔵が住んでいた。もう一人の孫は竹野原に嫁いでいた。おじいは、半蔵がお屋形様(武田信虎)の戦についていき、飯田河原の合戦で手柄をたてたのに大喜びである。お屋形様に生れた男の坊子(ボコ)の後産を埋める大役を半平が申しつかった。おじいがその役をひったくったが、御胞衣を地面に埋める時血で汚し、家来に斬られた。その同じ日、近くの家で赤ん坊が生まれ、その子はおじいの生れ代りと信じられた。やがて、半蔵もおじいと同じ左足に傷を受けてチンバになり、遂には討死してしまった。しかし、戦についていくと褒美が貰えたり、出世したりするので、村の若い者はみんな戦に行きたがっていた。年は移り、ミツの子・定平がおけいを嫁にした。おけいはビッコだったが、よく働いた。そのうち、半平は病死した。歳月は流れた。定平とおけいの間には長い間ボコが生れなかったが、双子嫁の万丈さんが死んだ日、惣蔵が生れた。一年を経て、次男の安蔵が生れた。タケとヒサが死んで惣蔵が三つになった時、ミツが後妻に行った山口屋が大金特になりすぎたためにお屋形に嫉まれて焼打をくった。ミツは殺され、子供タツは娘のノブを連れて甲府を逃げ出し、定平の世話でかくまわれた。タツはお屋形様に恨みを抱き、武田家を呪った。ノブは男に捨てられ、男のボコを生み落したが寺の門前に捨て、死んだ。やがて、定平とおけいの間には三男平吉が生れ、三人の男の子と末娘ウメを抱え、夫婦はオヤテット(手伝いに行くこと)に出て働いた。子供たちは成人し、惣蔵と安蔵は戦に行った。ウメまでも奉公に出てしまった。やがて、信州の高遠城が落ち、惣蔵たちは笛吹橋に敗走してきた。おけいはお屋形様の行列を追って、笛吹川の土手を駈けながら子供たちの名を呼び続けた。しかし、子供たちはふり返ろうともしなかった。涙を拭いながらおけいは行列についていった。行列は天目山をめざした。安蔵と平吉は甲府のお聖道様の許に馬を馳せたが、敵の囲みを破って引き返すのが精一杯だった。二人が戻った時には、惣蔵の子久蔵を抱えたおけいも、ウメも死んでいた。安蔵と平吉は、お屋形様の人たちがたてこもった恵林寺に向ったが、十重二十重にとり囲まれ、火をかけられていた。安蔵と平吉は刺しちがえて倒れた。ノブの子次郎を求めて駈けつけたタツも炎にまかれてしまった。定平がたった一人とり残された。笛吹橋の下で野菜を洗おうとしゃがんた定平の目前に、武田家の旗差物が流れていく。




  
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