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追想 1956年(アメリカ) ★★★★ |
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翼よあれが巴里の灯だ 1957年(アメリカ) ★★★★
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主演:イングリッド・バーグマン アカデミー主演女優賞 |
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主演:ジェームズ・ステュアート |
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あらすじ |
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あらすじ |
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1928年。パリ在住のボーニン(ユル・ブリンナー)を首謀者とするチェルノフ(エイキム・タミロフ)ら4人の白系ロシア人は、ロシア革命のとき独り逃れたという大公女アナスタシアが生存していると宣伝、彼女を敵から救出する名目で旧貴族から資金を集め出した。そして4人は、セーヌ河に身を投げようとしたアンナ・コレフ(イングリッド・バーグマン)をアナスタシアに仕立て、ロシア皇帝ニコラス2世が生前、大公女のために英国銀行に預金した1000万ポンド、利子も含めて3600万ドルの金を引き出そうと企む。アンナは、前に病院に入っていたとき自分はアナスタシアと打ち明けたことがあり、自分の過去を殆ど記憶していないという謎の女だった。ボーニンらの巧みな演出で、アンナはアナスタシアとして在パリの旧ロシア宮廷の要人たちに引き合わされた。しかし要人の1人は彼女の真実性を認めず、狼狽したボーニンは最後の切札として彼女を、デンマークで甥のポール公と余生を送るアナスタシアの祖母・大皇妃(ヘレン・ヘイズ)と対面させようとする。ポール公は革命前、アナスタシアと許婚であった。だがボーニンの試みは失敗、そこで彼は大皇妃の侍女を買収して劇場でポール公とアンナの対面を計った。これは成功し、ポール公も信じはしなかったがアンナの美しさに打たれた。ところが翌晩、ポール公に再び会ったアンナは、自分を偽物のアナスタシアでなく唯の女として扱って欲しいと打ち明けた。一方、ボーニンも、ポール公に自分の欲しいのはアナスタシアの金だけだと明けすけに話した。経済力の足りぬポール公は、この話に乗り、大皇妃とアンナの対面に手を貸す。大皇妃と会ったアンナは少女時代のことを聞かれ、ドギマギして帰ろうとするが、大皇妃はアンナが時々する妙な咳に気づき、彼女が本物のアナスタシアと知った。かくてアンナはアナスタシア大公女として認められ、数週間後には、彼女の金目当てのポール公と婚約披露をすることになった。だが、この時になって、アンナとボーニンは互いに愛し合っていることを知った。しかしすべてを諦めたボーニンは想いを秘めて大皇妃に暇乞いに行った。ところが大皇妃は、ボーニンの心中を鋭いカンで悟り、2人を結ぶ労をとる。アナスタシア大公女婚約披露の席に2人の姿はなく、「芝居は終わった」という大皇妃の声だけが静かに響いていた。
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1926年、ニューヨーク〜パリ無着陸飛行の最初の成功者に与える25000ドルのオーテエイグ賞の設定が発表される。若きリンドバーグ(ジェームズ・スチュアート)はそれを目指し、セントルイス飛行クラブ会長ナイト氏とともに、町の実業家を訪ねて資金の寄付をあおぐ。銀行の頭取など町の有力者たちは経済上の支援者となり、飛行機の名は郷土の名をとって「セントルイス魂号」と名づけられた。が、肝心の飛行機は、これから買わなければない。まず見つけたニューヨーク、コロンビア航空会社のベランカ機は、操縦者のリンドバーグが無名だという理由で、買取を拒絶される。失意のリンドバーグは次に後援者の紹介で、カリフォルニア州サン・ディエゴの小工場ライアン航空会社を訪れる。工場長マホニーと設計主任ホールは、幸い彼の申し出を快諾する。時に1927年3月、ラジオは、バード中佐ら数名のアメリカ側、ナンジェッセとコリーラのフランス側の飛行家たちが、多発機で横断飛行準備中と伝えていた。ぐずぐずしていれば、誰かに先を越される。リンドバーグの頼みで、マホニーらは大急ぎで飛行機を完成させる。それに乗ったリンドバーグは直ちにセントルイスへ戻る。が折も折、パリを発ったナンジェッセとコリーが、大洋上で行方不明となる。この不祥事に後援者たちはリンドバーグの身を心配し、横断飛行を中止しようとする。しかし固い決意のリンドバーグは、発進地ニューヨークのルーズヴェルト飛行場に向かう。5月19日、その日は天候が乱れていた。いよいよ20日、午前7時52分、雨で荒れた飛行場から多くの人の声援に送られ、リンドバーグは3600万マイル彼方のパリを目指して飛び立った。大圏コースをたどり正午までにノヴァ・スコティアの上空を通過、濃霧に悩まされながらも「セントルイス魂号」は、好調の飛行を続けた。だが前夜一睡もできなかったリンドバーグは、度々睡魔に襲われる。睡魔と戦う彼の頭には、最初の単独飛行のこと、空中サーカスで曲乗師をやっていたことなどが、走馬燈の絵のように続く。アメリカ大陸を後に、機は大西洋上にかかった。夜になりニューファウンドランド東方に来たとき雷雲層に入り、突然、機は凍結し始める。ようやく大迂回して機の氷を叩き落としたが、リンドバーグは完全に疲れ切った。しかし夜が明け2日目、遂にアイルランドの緑の海岸を発見、彼は最後の力を振い起した。そして不休51時間の末、遂に機は日没のパリに近づき、サーチライトの煌々と光るル・ブールジェ飛行場に、世紀の着陸を遂げる。所要時間33時間39分20秒。リンドバーグは何十万の観衆の歓呼に迎えられた。そしてニューヨークに帰った彼は、400万の市民に迎えられて輝かしい壮挙を讃えられた。
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追憶 1973年(アメリカ) ★★★ |
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罪と罰−白夜のラスコーリニコフ−1983年(フィンランド) ★★★
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主演:バーブラ・ストライサンド, ロバート・レッドフォード アカデミー主題歌賞 |
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監督:アキ・カウリスマキ 出演: マルック・トイッカ アイノ・セッポ |
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あらすじ |
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あらすじ |
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1937年の春、ケイティー(バーブラ・ストライサンド)とハベル(ロバート・レッドフォード)の2人は、大学の創作クラスで机をならべて勉強していたが、政治活動に熱中するケイティーとそれに興味を示さないハベルの生き方はまったく違っていた。やがて、学生たちは卒業し、各方面に散っていった。第2次世界大戦中のニューヨークで、ケイティーとハベルは偶然、再会した。ハベルは海軍大尉だった。2人は急速に親しくなり、アパートの1室で愛の生活を始めるようになったが、ケイティーの政治への興味は尽きず、積極的な活動家として活躍し、ハベルはそんなことに興味を持たなかった。除隊したハベルとケイティーは結婚した。彼女はハベルに創作を促し、著作に多くの助言を与えた。だが、ケイティーはハベルの大学時代の友人たち、キャロル・アン(ロイス・チャイルズ)、J.J(ブラッドフォード・ディルマン)夫婦を好きになれなかった。ケイティーとハベルは40年代の終わりハリウッドに移った。ようやくハベルの脚本が売れ出し、映画脚本家・小説家として有名になっていった。そして、ハベルの小説をプロデューサーのJ.Jが映画化する。収入も安定してきて、ケイティーが妊娠した。生活は平和そのものだったが、それは永くは続かなかった。ハリウッドにも共産主義者狩のマッカーシズムが荒れ狂い始めたのだ。ケイティーは反マッカーシズム運動に力を入れたが、創作に自信を喪失したハベルはマッカーシズムの嵐から身を避けようと考えた。そのためにはケイティーと離れ、元恋人のキャロルと近づくことが有利だった。ケイティーはハベルとキャロルの関係を知って別れることを考え始めた。別れることによって、ハベルがブラック・リストからはずされるかもしれない。ケイティーは離婚を申し出た。そして、2人は子供が生まれた後、離婚した。50年代初め、ケイティーがニューヨークで“原爆禁止”の署名を集めているとき、ハベルに離婚以来初めて会った。彼女はなつかしさのあまり、ハベルに近づいた。だが、1度切れた絆はつながらない。ケイティーは再婚していたし、ハベルは脚本家として一応の成功を収めていた。2人は、お互いの元気な姿を確かめ、いたわるように抱き合った。過ぎ去った愛の時が2人の胸に去来した。
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食肉解体工場で働く青年ラヒカイネン(マルック・トイッカ)は、仕事が終わった後に突然一人の中年男を射殺する。彼は唯一の目撃者であり第一発見者の女、エーヴァ(アイノ・セッポ)の働く店を訪ね、自分を警察に売ってもかまわないと告げる。部屋に帰った彼を待ち受けていたのは、スネマン警部(オッリ・トゥオミネン)。巧みな論理で捜査を難航させるラヒカイネンだが、事件の起こった時間にアリバイがないため、エーヴァによる面通しが行なわれた。ところが彼女は、彼は犯人ではないと証言。エーヴァはラヒカイネンに自首を勧め、愛を告げるが、彼は拒否。やがてラヒカイネンが罠を仕掛けて警察に逮捕させた浮浪者が、警察の取り調べに疲れて偽りの自白をしてしまう。高飛びしようとするラヒカイネンだったが、突然引き返し、警察に自首。8年の刑となったラヒカイネンのもとに、エーヴァが面会にやってくる。ずっと待つと告げるエーヴァの愛を、ラヒカイネンはまたも拒否。彼女はただ彼の背中を見送るだけであった。
『 罪と罰−白夜のラスコーリニコフ−』はカウリスマキの幻の長篇処女作である。
原作はロシアの文豪ドストエフスキーの代表作「罪と罰」。カウリスマキは難解と言われる不朽の古典文学に果敢に挑み、舞台をペテルブルグからフィンランドの首都ヘルシンキに移して見事に現代化させている。ドストエフスキーを処女作に選んだ理由について「ヒッチコックが彼の小説を映画化するのは難しすぎるといったので、私はあえてデビュー作にしようとした。フィンランドで映画を撮るのは大変なことだし、自分の能力も未知数だから、どうせ失敗するなら高いところから落ちたほうがましだと思った」と語っている。 |
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ツーリスト 2010年(アメリカ) ★★★ |
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つぐない 2007年(イギリス)★★★
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主演:アンジェリーナ・ジョリー ジョニー・デップ |
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出演: |
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あらすじ |
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あらすじ |
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傷心を癒すためイタリアを訪れたアメリカ人旅行者フランク(ジョニー・デップ)は、ベネチアに向かう車中で見知らぬ上流階級の美女エリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)に声をかけられる。妖艶な彼女に誘われるまま、アバンチュールに酔いしれるフランク。しかし、すべては仕組まれた罠だった……。謎の美女エリーズに翻弄され、知らないうちに巨大な事件・陰謀に巻き込まれていくフランクの運命は……?
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1935年のイングランド。政府官僚の娘セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、屋敷で働く使用人のロビー(ジェームズ・マカヴォイ)に密かな恋心を抱いていた。ある昼下がり。2人の些細な諍いから、噴水に落ちた花瓶を拾おうとセシーリアは服を脱いで水に飛び込むが、その結果ロビーに下着姿を見られてしまう。気まずくなったロビーは謝罪の手紙を書くが、彼女に対する思いがこみ上げ、猥雑な文面になってしまう。彼は書き直した手紙を彼女に手渡すよう、セシーリアの妹ブライオニー(シアーシャ・ローナン)に依頼。しかし、ブライオニーが受け取ったのは最初の手紙。噴水の一件も密かに目撃していた彼女は、好奇心からその手紙を読んでしまう。手紙の間違いに気付いたロビーは、セシーリアに謝ろうとするが、却って互いの正直な気持ちを伝えることになる。暗がりで愛し合う2人。だが、その現場を目にしたブライオニーはロビーに対する嫌悪と恐怖を募らせていく。その夜、従姉妹のローラ(ジュノー・テンプル)が何者かに襲われる。現場から逃走する人影を見たブライオニーは、それがロビーだったと警察に証言。連行されるロビーの耳元でセシーリアは囁く。“戻ってきて。私のところへ。”4年後。刑務所から出征したロビーはドイツとの戦争の最前線にいた。セシーリアとの再会を夢見ていた彼だったが、負傷して意識を失ってしまう。一方、セシーリアとロビーに詫びる機会を窺っていたブライオニー(ロモーラ・ガライ)は、ついに姉に真実を語る。ローラを襲ったのは、ロビーではなかったと。口論になる2人の前に姿を現したのはロビー。彼はブライオニーに詰め寄ると“真相を書面に残してくれ。そして、二度と姿を見せるな”と告げる。1999年。作家となりテレビ局でインタビューを受けていた77歳のブライオニー(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)の口から、もう一つの真実が語られるのだった。 |
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劔岳 2009年(平成21年) ★★★★
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椿三十郎 1962年(昭和47年) ★★★ |
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主演:浅野忠信 香川照之 |
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主演:三船敏郎 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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明治39年。日露戦争を終えた陸軍は、国防のため日本地図の完成を急いでいた。最後の空白地点である雪山・剣岳への初登頂と測量は、陸軍参謀本部の測量手である柴崎芳太郎(浅野忠信)に任された。立山連峰に屹立する剣岳は、多くの優秀な測量部員にも未踏峰なほどの険しさで知られていた。しかし、ここでの測量を終えなければ、日本地図は未完成のままである。一方、創設から間もない日本山岳会の小島(仲村トオル)らは、ヨーロッパ製の最新道具を備えて、剣岳への初登頂の名誉を狙っていた。民間に先駆けられることは、国家の威信に賭けても避けねばならない。重い使命を背負った柴崎は、妻の葉津よ(宮崎あおい)から励まされながら、案内人の宇治長次郎(香川照之)と前人未到の剣岳へと調査に向かう。そこで出会ったのは、行者(夏八木勲)だった。「雪を背負って登り、雪を背負って降りよ」という彼の謎の言葉だけを胸に、登頂への手掛かりすら掴めないまま柴崎たちは下山した。翌年、測夫の生田信(松田龍平)ら7名とともに測量本番の登山へ向かう柴崎たち。しかし、立山連峰の過酷な雪と暴風雨、そして雪崩は、柴崎たちの行く手を厳しく阻む。絶望的な状況の中、前任の測量手である古田盛作(役所広司)からの手紙も苦悩する柴崎の心の慰めとなった。日本山岳会の小島たちも、剣岳の困難さを身をもって体験して、あらためて柴崎への敬意を深める。自分たちは登ることが目的でも、彼らは登ってからが仕事なのだ。もういちど仲間たちと連帯し、そびえ立つ剣岳に柴崎たちは挑む。そこでヒントになったのは、いつかの行者の言葉だった。ようやく頂上へと到達できた柴崎は、地図づくりの測量を果たすことに成功した。しかし、そこで彼が目にしたのは、古代の行者が残していた痕跡だった。剣岳に初登頂したのは柴崎ではなく、彼らだったのだ。柴崎の複雑な感慨も、無言のまま山は包み込む。
出典:goo映画
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ある城下町の夜、薄暗い社殿で九人の若侍が密議をこらしていた。城代家老睦田に、次席家老黒藤と国許用人竹林の汚職粛清の意見書をさし出して入れられず、大目付菊井に諭されてこの社殿に集っていたのだ。その真中へよれよれの紋付袴の浪人者が現れて、九人をびっくりさせた。その上、その浪人者は、城代家老が本物で、大目付の菊井が黒幕だといって皆を仰天させた。その言葉の通り、社殿は大目付輩下の手の者によって取りまかれていた。あおくなった一同を制してその浪人者は、九人を床下へかくし一人でこの急場を救った。その時、敵方の用心棒室戸半兵衛はその浪人者の腕に舌をまいた。かしこまる若待をみた浪人者は、急に可哀そうになり力をかすことにした。城代家老は屋敷からはすでにどこかへ連れていかれた後であり、夫人と娘の千鳥が監禁されていた。浪人者はこの二人を救い出し、若侍の一人寺田の家にかくまった、寺田の家は黒幕の一人黒藤の隣だ。黒藤の屋敷は別名を椿屋敷と言われるくらい、椿の花が咲いていた。夫人の言葉にその浪人者は名を椿三十郎と名乗った。皆は、城代家老の居場所を探すに躍起だ。黒藤か菊井か竹林の家のどこかに監禁されているはずだ。三十郎は敵状を探るため、室戸を訪ねていった。室戸は三十郎の腕を買っているので、即座に味方につけようと、菊井、黒藤の汚職のことを話し、自分の相棒になれとすすめた。三十郎を信用しない保川、河原は、三十郎に裏切られたら大変だと、三十郎の動向をうかがうことになった。三十郎を支持する井坂、河原も、あの二人には任せておけないと三十郎の後をつけた。しかし室戸と三十郎に見つけられた四人は当見をくって捕えられた。三十郎は室戸の隙をみて、番人を斬り倒し、自分をしばらせて四人を逃がした。三十郎はこれで室戸から用心棒稼業を馘になってしまった。寺田の家に帰って来た三十郎は若侍をどなりつけた。その時、夫人が椿屋敷から流れてくる川の中から意見書の紙片を拾って来た。この川は寺田の庭の隅を通っているのだ。家老は黒藤の家に監禁されていると決った。三十郎は、黒藤の警固を解かせるため、むほん人の一味が光明寺に集っていると知らせに行くことになった。その留守になった合図に椿の花を川に流すというのだ。計略は図に当った。警固の一隊は光明寺に向った。だが、光明寺の門の上に寝ていたという三十郎の言葉に嘘がばれてしまった。光明寺には門がないのである。三十郎は捕えられた。しかし、臆病な竹林は三十郎の罠にかかって、川に椿の花を流した。若待必死の斬込みで城代家老は救われた。三十郎と半兵衛の一騎打は−−。三十郎は若侍九人の見送りをうけて静かに去っていった。
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ツゥゴイネルワイゼン 1980年(昭和55年) ★★★ |
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綴方教室 1938年(昭和13年) ★★★★ |
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主演:原田芳雄 |
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主演:高峰秀子 徳川夢声 清川虹子 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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ドイツ語学者、青地豊二郎と友人の中砂糺の二人が海辺の町を旅していた。二人の周囲を、老人と若い男女二人の盲目の乞食が通り過ぎる。老人と若い女は夫婦で、若い男は弟子だそうだ。青地と中砂は宿をとると、小稲という芸者を呼んだ。中砂は旅を続け、青地は湘南の家に戻る。歳月が流れ、青地のもとへ中砂の結婚の知らせが届いた。中砂家を訪れた青地は、新妻、園を見て驚かされた。彼女は、あの旅で呼んだ芸者の小稲と瓜二つなのである。その晩、青地は作曲家サラサーテが自ら演奏している一九〇四年盤の「ツィゴイネルワイゼン」のレコードを中砂に聴かされた。この盤には演奏者のサラサーテが伴奏者に喋っているのがそのまま録音されている珍品だそうだ。中砂は青地にその話の内容を訊ねるが、青地にも、それは理解出来なかった。中砂は再び旅に出る。その間に、妻の園は豊子という女の子を産んだ。中砂は旅の間、しばしば青地家を訪ね、青地の留守のときも、妻・周子と談笑していく。そして、周子の妹で入院中の妙子を見舞うこともある。ある日、青地に、中砂から、園の死とうばを雇ったという報せが伝えられた。中砂家を訪れた青地は、うばを見てまたしても驚かされた。うばは死んだ園にソックリなのだ。そう、何と彼女は、あの芸者の小稲だった。その晩は昔を想い出し、三人は愉快に飲んだ。中砂は三人の盲目の乞食の話などをする。数日後、中砂は旅に出た。そして暫くすると、麻酔薬のようなものを吸過ぎて、中砂が旅の途中で事故死したという連絡が入った。その後、中砂家と青地家の交流も途絶えがちになっていく。ある晩、小稲が青地を訪ね、生前に中砂が貸した本を返して欲しいと言う。二〜三日すると、また小稲が別に貸した本を返して欲しいとやって来た。それらの書名は難解なドイツ語の原書で、青地は芸者あがりの小稲が何故そんな本の名をスラスラ読めるのが訝しがった。そして二〜三日するとまた彼女がやって来て、「ツィゴイネルワイゼン」のレコードを返して欲しいと言う。青地はそれを借りた記憶はなかった。小稲が帰ったあと、周子が中砂からそのレコードを借りて穏していたことが分り、数日後、青地はそれを持って小稲を訪ねた。そして、どうして本を貸していたのが分ったのかを訊ねわ。それは、豊子が夢の中で中砂と話すときに出て来たという。中砂を憶えていない筈の豊子が毎夜彼と話をするという。家を出た青地は豊子に出会った。「おじさんいらっしゃい、生きている人間は本当は死んでいて、死んでいる人が生きているのよ。おとうさんが待ってるわ、早く、早く……」と青地を迎える……。
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綴り方(作文)の得意な少女と両親の貧しいながらも幸福な日常のスケッチ。原作は1937年に出版されベストセラーとなった豊田正子による作文集。14歳の高峰秀子が主人公を演じる。正子(高峰)は優しい母(清川)、ブリキ職人の父(徳川)と長屋に住んでいる。貧しさ故に生活は苦しいが、正子は綴り方に日常を生き生きと記す。大木先生(滝沢修)は正子の才能を励まし、作文は文集に掲載されるがそれが元で一家は長屋にいられなくなってしまう。
「綴方教室」は、昭和初期、教育運動として盛んになりつつあった生活綴方運動の中で、東京の小学校教師、大木顕一郎の指導・編集・解説にて出版当時、葛飾小学校4年の豊田正子の26篇の「綴方」を収め、昭和12年に出版せられた本の題名。
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昭和12年ラジオ放送で綴方教室を朗読する豊田正子さん |
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ツレがうつになりまして 2011年(平成23年) ★★★
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角筈にて(短編集・鉄道員より)1999年(平成11年)テレビ東京★★★★ |
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主演:宮アあおい、堺 雅人 |
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主演:西田敏行 竹下景子 柄本明 橋爪功 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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高崎晴子(宮崎あおい)の家族は、夫・幹男(堺雅人)、そしてイグアナのイグ。幹男は仕事をバリバリこなし、毎朝お弁当まで作るスーパーサラリーマンであった。そんな幹男がある朝、真顔で「死にたい」と呟く。病院での診断結果は、うつ病(心因性うつ病)。仕事の激務とストレスが原因らしい。結婚5年目。幹男の変化に気付かなかった晴子は、幹男に謝りながら、「会社を辞めないなら離婚する」と告げる。そして会社を辞めた幹男が主夫になり、家事嫌いの晴子は内心嬉しく思っていた。だが、幹男のバカ真面目で完璧主義な一面もクローズアップ、時々イラッとすることもあるが、晴子は以前より明るい性格になり、グチグチ文句を言わなくなった。ところが収入源がなくなり、高崎家は貧困街道まっしぐら。そこで晴子は編集部へ行き、「ツレがうつになりまして、仕事をください」と大胆発言。晴子は新しい仕事をもらい、幹男の体調も徐々に回復していく。もう二度とあの元気な幹男に会えないのか、と不安になったこともあるが、考え方次第で人生はハッピーになると知った晴子。そして、小さなつまづきのその先には、ある奇跡のような出来事が待っていた……。
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貫井恭一(49才)は、東京大学を卒業し、一流企業でエリート社員として出世してきた。しかし、役員昇進を前にブラジルへの左遷となった。それは人生ではじめての挫折だった。2番になることは敗北だった。常にトップを歩いてきた人生だった。
しかし、その時に、彼ははじめて自分の人生を振り返りはじめた。そして「気づき」はじめた。小学生の時、母が亡くなり、事業に失敗した父は、彼を捨てて、別の女のもとにいった。父と角筈のバス停で分かれ、彼は親戚の家にあずけられた。それから二度と父と会えなかった。自分は父に捨てられた。親がいない子だからだめなんだと言われないように、自分の能力以上に一生懸命、一番になって生きてきた。自分の生きかたが、幼い時に父に捨てられたということに左右されていることに気付く。
妊娠した妻に「海外転勤があるから、すまんが子どもはいならない」と中絶させたことも、実は、自分は子を捨てた父の子であり、自分が親になる自信がなかったことが、心の奥の本当の理由であることに気付く。
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釣りバカ日誌3 1990年(平成2年) ★★★
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釣りバカ日誌1 1988年(昭和63年)★★★★
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主演: 西田敏行 三國連太郎 石田えり 谷啓 |
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主演: 西田敏行 三國連太郎 石田えり 谷啓 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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出世よりも釣りが大事という鈴木建設のグータラ社員・浜田伝助こと浜ちゃんは愛妻・みち子との間に子供ができないことに悩んでいた。その相談を受けた浜ちゃんの釣り仲間である社長・鈴木一之助ことスーさんは、浜ちゃんが真剣に悩んでいると思わず大笑い。怒る浜ちゃんにスーさんは週末の釣りに誘う。浜ちゃんは伊豆・星ヶ浦へヒラメを釣りに行こうと言う。それを聞いてスーさんはビックリ、そこはスーさんがかつて兵隊として半年ほど駐在していた思い出深い土地。そこで雪子という旅館の女将と出会ったスーさんはさらにビックリ、雪子は兵隊時代の恋人・妙子の娘だったのだ。そこで初めて妙子が既に死んでいることを知ったスーさんは、雪子に墓を建てるお金を贈る。それによって浜ちゃんは、雪子がスーさんの隠し子ではないか!? と早とちりし大騒ぎ。そんな時、星ケ浦リゾート開発の反対運動が起こり、雪子や浜ちゃんまでもそれに参加。ところがその開発を進めていたのは鈴木建設だった。とりあえず開発計画の方はスーさんの取り計らいで中止になるが、社員にもかかわらず運動に参加した浜ちゃんは就業規則違反として二週間の出社停止。しかし浜ちゃんはその二週間をスーさんと共に釣りを楽しむのだった。 |
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釣りキチのサラリーマン・浜崎伝助は、ある日高松から東京本社へ転勤を命じられた。伝助が愛妻みち子と共に引っ越したのは北品川の釣り宿の2階だった。伝助を迎えた鈴木建設の営業三課では、なんとなく彼の怠慢病が蔓延してきている。昼に伝助は食堂で社長の鈴木一之助と知り合ったが、お互いに素姓は知らない。二人は意気投合し、釣りに行く約束をした。釣りの日一之助は伝助の家でもてなしを受けた。伝肋もみち子も一之助を孤独であまり裕福ではない老人と錯覚したのだ。一之助は教えてもらった電話番号から伝助が自分の会社の社員であることを知る。ある日、みち子は伝肋の忘れ物を会社へ届けに行き一之助の正体を知った。伝助とみち子は複雑な気持だった。やがてまた転勤の季節になり伝助は高松へ戻ることになった。伝助は車中から一之助に電話を入れて友情を誓うのだった。
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つりばか日誌(2)1989年(平成元年) ★★
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つりばか日誌(5) 1992年(平成4年) ★★★
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主演:西田敏行 石田えり 三國連太郎 原田美枝子 |
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主演:西田敏行 石田えり 三國連太郎 原田美枝子 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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鈴木建設のグータラ社員浜崎伝助は、社内では内緒だが社長の鈴木一之助と大変親しい釣り仲間であった。ある日、自らの老いと会社の問題に悩んだ一之助は、ふらっと旅に出てそこで弥生という女と出会い愛しさをつのらせていった。一方一之助の身を案じて居所を探し当てた伝助は女連れの一之助に腹を立てる。困った一之助は弥生を自分の娘だとごまかしてしまった。東京に帰った一之助は思わぬ所で弥生と再会した。弥生が一之助の娘だと信じ込んでいる伝助は、二人を釣りに誘い親子みずいらずの姿に満足するのだった。ところが、そのことが一之助の妻の耳に入ったため一之助の嘘を知った伝助は再びカンカン。そしてそんな時、弥生は他の人との結婚を決意していたのだった。すっかりさめきった一之助は、なんとか伝助とも仲直りし、また二人で釣りを楽しむのだった。 |
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浜崎家の長男・鯉太郎もそろそろ満1歳、ヨチヨチ歩きを始め、みち子さんは目を離すひまもない。浜チャンこと伝助も今や釣りよりも鯉太郎というほどで、鈴(スー)サンこと鈴木一之助も困惑気味。おまけに浜チャンの母親たきが上京して来て、しばらく滞在することになった。数日後、みち子さんはたきに鯉太郎を預け、同窓会に出かけたが、たきがぎっくり腰で動けなくなり、浜チャンが鯉太郎を背負って会社へ行くはめになる。だがふとした隙に鯉太郎がいなくなってしまい、会社内は上へ下への大騒ぎ。ようやく鯉太郎は鈴サンのいる社長室で無事見つかるが、浜チャンはこの責任をとって左遷され、丹後半島でひとりすっぽん養殖場を担当することに。ひとりきりになり意気消沈する浜チャンだが、鈴サンに連れられてみち子さんと鯉太郎がやって来るとたちまち元気になり、早速鈴サンとブリ釣りに夢中になる。そしてみち子さんと鯉太郎も呼んで3人で暮らすことにする。今度は鈴サンが意気消沈するが、まさに引っ越しという日、養殖していたすっぽんが全部死んでしまったと浜チャンが戻って来た。こうしてまた浜チャンは本社に戻ることになり、釣りバカコンビは復活するのだった。
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つぐみ 1990年(平成2年) ★★★★
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つりばか日誌(4) 1991年(平成3年) ★★★
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監督市川準 出演:牧瀬里穂 中嶋朋子 |
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主演:西田敏行 石田えり 三國連太郎 原田美枝子 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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生まれつき身体が弱く、甘やかされて育ったつぐみはわがままな18才の少女。いつも死の恐怖と背中会わせの日常を送っているせいか、従姉妹のまりあはそんなつぐみに心を引きつけられていた。東京で大学生活を送るまりあは、つぐみとその姉の陽子に招かれ、高校まで過ごした西伊豆へ渡る。なつかしい思い出さながらに穏やかな日々を送る彼女らの前に、恭一という青年があらわれる。運命の出会いのように巡り会ったつぐみと恭一は自然に惹かれ合うが、つぐみに横恋慕する不良少年たちは、恭一に暴行を加え、さらにつぐみの愛犬を殺してしまう。不良達に復讐を考えるつぐみはすべての力を振り絞って大きな落とし穴を掘った。しかしそれによってつぐみは倒れてしまう。こうして夏も終わり、東京に戻ったまりあの元に、つぐみから遺書めいた手紙が届く。つぐみのことを心配するまりあ、そんな彼女のバイト先に電話が掛かってきた。不安そうに電話に出るまりあに受話器の向こうから「よう、ブス!」とつぐみが明るく語りかけてくるのだった。 |
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仕事よりも釣りが大好きという気楽なサラリーマン、浜ちゃんこと浜崎伝助。子宝に恵まれないのが唯一の悩みだったが、愛妻・みち子が待望の懐妊を果たして大喜び。一方、浜ちゃんと釣り仲間でもあるスーさんこと社長の鈴木一之助は、甥の和彦の積極性のなさに頭を悩ませていた。そんなある日、浜ちゃんの家に招待された和彦は、そこで釣り船屋の八郎の妹、町子と出会い、彼女に一目ボレ。何とか町子のハートをつかむものの、周囲は二人の結婚に大反対。遂に二人は和歌山のとある漁師町に駆け落ち。浜ちゃんは、これはチャンスとばかりに二人を連れ戻すという口実で会社から特別休暇をもらい、釣りを楽しむ始末。しかしそれを見越していたスーさんも和歌山へ。そこで和彦と町子の堅い決意に脱帽してしまう。数日後、二人の結婚式が盛大に開かれた。そんな時、浜ちゃんのもとへみち子出産の知らせが届き、式をほっぽりだして病院に駆け込む。そして、みち子は元気な男の子を産んだのだった。 |
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つ |
つりばか日誌(6) 1993年(平成5年) ★★★
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つりばか日誌(11) 2000年(平成12年) ★★★
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出演: 西田敏行, 石田えり, 喜多嶋舞. |
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出演:西田敏行 三國連太郎 余貴美子 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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鈴木建設・営業三課の浜崎は相変わらず釣りに明け暮れる毎日を過ごしていた。一方、社長の鈴木は、バブル崩壊などの影響で諸問題に囲まれ釣りを楽しむ暇もない。その上、妻の海外旅行でやもめ生活を余儀なくされていた。そんな鈴木を家に招待した浜崎は、釜石に行ってアイナメを釣ろうと提案した。奇遇にも週末、釜石で講演会を行うことになった鈴木は喜び勇んで、浜崎を半ば誘拐するように連れ、岩手県へと出掛けた。釣りざんまいの一日を過ごした鈴木は大満足。疲れ切った浜崎を車の後部座席に乗せて講演会のために用意された宿へ向かった。しかし、出迎えた市職員は浜崎を社長と間違えてしまい、逆に運転手と間違えられた鈴木は、美しい仲居の澄子に世話をやかれることになるのであった。澄子が結婚間近の一人娘を持つ未亡人なのを知った鈴木は、彼女にほのかな恋心を抱く。一方社長に仕立てられた浜崎は、無事講演会を努め、市職員たちや澄子を騙し通した。東京に帰ってくると、娘の結婚式のために東京にやってきた澄子が、鈴木を訪ねてきた。結婚式にも身分を偽って出るつもりであった二人だが、ちょうど居合わせた記者の橘が浜崎の身分を暴露してしまい、鈴木はついに自分が社長であることを白状した。
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釣り三昧の日々を送っている万年ヒラリーマンの浜ちゃん。ある日、同じ営業三課に勤めるOL・志乃から縁日でもらったウサギが育ちすぎて困っているとの相談を受けた彼は、真面目だけが取り柄の後輩で釣りの弟子でもある・宇佐美っを引き取り手として彼女に紹介した。ところが、宇佐美の故郷ではウサギを食べる風習があったのだ!それを知った志乃は、ショックのあまり入院。志乃に秘かな思いを寄せていた宇佐美も、二度と彼女に合わせる顔がないと沖縄営業所に転勤してしまう。同じ頃、平成不況の真っ直中で大量リストラをすべきか頭を悩ませていたスーさんに、風力発電所視察の為の沖縄主張の話が決定していた。浜ちゃんをお供に沖縄へ飛ぶスーさん。だが、会社のことで頭が一杯に彼は、釣りを楽しむどころではない。そんなスーさんをよそに、宇佐美と仕事そっちのけで釣りを楽しむ浜ちゃんだったが、宇佐美の小型の釣り舟・サバニが故障したふたりは無人島に漂着してしまう。一方、そんなこととは露知らず、タクシー会社の女社長・玉恵から会社や社員に対する健気な話を聞いて、社員こそが会社の財産であることを改めて痛感したスーさんは、東京へ戻るとリストラ案の廃止を決断するのであった。通りかかった釣り舟に助けられ、浜ちゃんが東京に戻ってきたのはそれから4日後のことだった。4日間の無断欠勤に、遂にスーさんもブチギレ。しかし、彼に下す適切な懲罰は見つからないとして処分保留となる。そんな浜ちゃんに、志乃と宇佐美の結婚話が届く。ふたりは、ウサギが取り持った縁で秘かな交際を続けていたのだ。それから数日後、釣り客で賑わう埠頭に、仲直りした浜ちゃんとスーさんの姿があった。 |
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つる・鶴 1998年(平成10年) ★★★
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妻は、くノ一 2013年(平成25年)NHKドラマ ★★★
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出演:吉永小百合 野田秀樹 樹木希林 |
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出演:市川染五郎、瀧本美織、若村麻由美、田中泯 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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ある雪の夜、貧しい百姓・大寿の家に美しい女が訪ねて来た。名前はつるといい、大寿の嫁になるのだという。大寿には中風で寝たきりの母・由良がいたが、つるは実に働き者だった。つるはある日、由良が使っていた機織り道具を見つけて機を織ってみたいと言った。ただし、織っている時、決して覗かないでくれという。つるは食事も取らずに機を織り、翌朝、素晴らしい布を見せてくれた。大寿はさっそくその布を鼻把の長者に売りに行ったが、つるのやつれた姿には気がつかなかった。悪知恵の働く馬右衛門は自分もひと儲けしようと、もう一度つるに機を織るよう大寿に勧めた。由良はつるの素性が気になっていたが、彼女は山育ちの孤児と答えるだけで多くを語ろうとしなかった。つるの織った機のおかげで、大寿の家は次第に潤ってきた。ある日大寿は長者に呼ばれて、もう一枚布を織れと命令される。つるは「あの布は一生に一度しか織れない」と言ったが、大寿のために身を削る思いで織ることにした。そして今度も絶対に織っている姿を見ないことを約束させた。しかし、夜が明けても納戸から出てこないので、大寿はとうとう中を覗いてしまう。そこで大寿が見たものは、機を織る一羽の鶴の姿だった。つるは以前、大寿に命を助けられた鶴の化身だった。つるは束の間の幸せに感謝すると、鶴の姿になって大空へ去っていった。 |
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平戸藩の御船手方(おふなてかた)書物天文係の雙星彦馬(ふたぼし ひこま)は三度の飯より星が好きで、先祖伝来の田畑を売ってまで望遠鏡を手に入れた、藩内きっての変わり者だった。そんな彦馬の下に、上司の紹介で美しい妻・織江(おりえ)が嫁いでくる。彼女を一生涯大切にしようと心に誓う彦馬だったが、幸せな生活は織江の失踪によってわずか1か月で終わってしまう。織江は平戸藩の密貿易疑惑を探る幕府の密偵だったのではないかとの情報が寄せられながらも、もう一度織江に会いたいと強く願う彦馬は隠居し、商家の養子となり江戸店を取り仕切っている親友を頼って江戸で暮らし始める。
星好きで変わり者とされていた彦馬だったが、鎖国を解き国を開きたいとの開明的な思想を持つ元平戸藩主の松浦静山(まつら せいざん)にその知識の広さを見込まれ、彦馬もまた静山の考えに同調していく。自身が経験したことや人から聞いた不思議な出来事や怪奇事件について『甲子夜話』という書物を執筆中の静山は、彦馬に謎解きを求めるようになり、広く深い知識を有する彦馬は、織江探しと並行して巷間に起こる謎を解いていく。一方、織江もまた彦馬のことを忘れられずにいた。彦馬が江戸へ出てきたことを知った織江は、時に手助けをしながら密かに彦馬の暮らしを見守る。やがて平戸藩下屋敷への潜入に成功し、静山の密貿易と野心の証拠を掴んだ織江だったが、提出すれば彦馬の人生をも奪いかねず、妻の立場とくノ一の立場の間で葛藤する。母の後押しもあり、彦馬と生きる道を選び抜け忍となった織江の下へ、次々と刺客が送り込まれる。 |
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翼は心につけて 1978年(昭和53年)★★★
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花のお江戸の釣りバカ日誌 1998年(平成10年) ★★★ |
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出演: フランキー堺 香川京子 石田えり |
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出演: 西田敏行 酒井法子 山田純大 三國連太郎 黒木瞳 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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鈴木亜里、十五歳。共働きの両親、弟と団地に住む平凡な女の子。ある日、テニスの練習中、突然襲った激痛にラケットを落とす亜里。検査の結果骨肉腫とわかり、医師から他への転移をふせぐため、右腕の切断の同意を求められた父母は生きる可能性があればと、病名をかくして、亜里に話した。涙もこぼさずうけ入れる亜里は、その腕にマニキュアをし、指輪をはめてみた。「学校へなんか戻らない。テニスも出来ないし、勉強なんかしたくない」と手術後の回復訓練も、友人の見舞いも拒絶する亜里。だが、そんな亜里も、生命をまもるためにつくす病院に働く人々の姿に次第に心を開く。「ケースワーカーなら片腕がなくてもできる」と生きる目標をつかんだ亜里は、今までの遅れを取り戻そうと勉強、機能訓練に猛然といどむ。あちこちの病室で彼女の明るい笑い声が聞こえた。だが、医師は両親に「ガンが転移し、治療法はワクチンだけ、それが効かない時は来春まで……」とつげるのだった。ケースワーカーになるには、どうしても大学へ行かねばと、永和高校を志望したが、今の偏差値では無理と言われた亜里。しかし、亜里の熱意に、教師は出来る限りの応援を送り、級友も彼女を励まし、ささえるのだった。努力はむくわれ、亜里は高校入試合格の喜びを手にしたが、亜里の残された僅かな生命も燃えつきようとしていた。 |
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釣り好きが元でお抱えの藩をクビになってしまった浜崎伝助は、妹の美津とふたり、長屋で浪人暮らしをしている。いつものように夜釣りに出かけた伝助は、そこでどこか寂しげな隠居・鈴木一之助と出会う。同好の士としてすっかり意気投合したふたりだったが、実は一之助は庄内藩の江戸家老であった。次の日、いつものように仕官の口を求めて面接へ出掛けた伝助だが、特技は夜目が効くことと釣りしかなく、当然ながら面接官たちから総スカンを食らう。しかし一之助の鶴の一声でめでたく採用となった。ところがやはり何をやっても全くダメな伝助。ついついさぼって庭の池で釣りに興じていて、危うく上司に見つかりそうになったところを小浪に助けてもらう。小浪の美しさと優しさに一目惚れしてしまう伝助。しかし、その後の庄内藩と一之助の危機を得意の釣りの腕と夜目が効くことを生かして救った伝助は、「欲しいものを褒美として与える」という一之助の言葉に後押しされて小浪に求婚、めでたく結ばれるのであった。 |
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つりばか日誌(7) 1994年(平成6年) ★★★ |
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つりばか日誌(8) 1996年(平成8年) ★★★ |
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出演: 西田敏行 三國連太郎 浅田美代子 名取裕子 |
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出演: 西田敏行 三國連太郎 浅田美代子 柄本明 室井滋 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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鈴木建設社長の通称スーさんこと鈴木一之助は、福井県へ出張の折り、釣りの師匠である営業三課のダメ社員、通称ハマちゃんこと浜崎伝助と連絡を取り合い若狭湾で豪快なチヌ釣りを楽しんだ。その時、偶然出会った美女・田上彩子を2人は釣りに誘い、すっかり仲良くなる。数日後、突然歯痛に見舞われた一之助はとっさに近くの歯医者に飛び込むが、そこに診察に現れた女医こそ彩子だった。一之助は本格的に釣りを始めようかという彩子の釣り具を選んでやり、週末、一緒に釣りに行く約束をする。その晩、伝助からも釣りの誘いがかかるが、その日は香港に出張だととっさに嘘をついてしまった。その週末、予定通り彩子と船釣りに出た一之助は、そこで彩子から彼女は離婚して母と娘の3人暮らしをしていること、福井を訪れたのは別れた亭主に会うためだと聞かされる。そんな時、運悪く伝助に出会ってしまった。一之助の嘘に伝助は怒り心頭に達し、家に帰ってからも、一之助がいくら謝っても愛妻・みち子がいくら説得しても腹の虫はおさまらず、一之助に絶交を言い渡す。売り言葉に買い言葉で一之助も開き直ってしまう。それからしばらくして、重役陣を前に会議中の一之助のもとに、一通のファックスが届いた。それは何と伝助からの辞表だった。驚く重役陣を前に釣り仲間に裏切られた思いを切々と説く伝助。とにかく社長として受理できないと一喝した一之助は、一計を案じ、メバル釣りの誘いをファックスで伝助宛てに送る……。こうして2人はまた仲良くなり、彩子も元の亭主とヨリを戻すことになり、一見落着となるのだった。 |
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ハマちゃんこと浜崎伝助とスーさんこと鈴木一之助のふたりは、相変わらずの釣り三昧の毎日を送っていた。ある日、一之助は亡き友人の娘で今は一之助の秘書である榊真理から、父親の三回忌が終わったことを知らされる。忙しさで法事に行けなかった一之助は休日に榊家を訪れ、真理の姉で外科医の和美と久々に再会した。和美は一之助の舌を見るなり大腸検査を勧め、しぶしぶ和美の病院に出向いた一之助は検査の結果、命に別状はなかったが、悪性のポリープと診断される。なんとかお礼をと思った一之助は、和美のデスクに釣り竿があるのに気づき、伝助と約束していた釣りに和美を誘うことにした。一方、伝助には博士と呼ばれる湯川省平という新しい弟子ができていた。省平を紹介された和美はその奇抜なキャラクターに初めは反発していたが、みんなで投げ釣りを楽しむうちに省平をすっかり気に入ってしまい、東京に戻ったふたりは早々に結婚を決めるのだった。ふたりの結婚式の後、伝助と一之助は渓流釣りを楽しんでいたが、一之助が足をくじいたために山道で迷子になってしまう。翌朝、山小屋に避難していたふたりは、タクシー会社から連絡を受けた秋山専務たちが探しにきていることを知って、ふたりの関係を隠すために伝助だけがこっそり山を降りることにした。一之助は無事救出されるが、変装して消防団に混じっていた伝助が佐々木課長に見破られてしまい、関係こそバレなかったものの会社をサボって釣りに出掛けていたことが問題となった。危うく会社を首になりかけた伝助は一之助の機転で危機を脱し、今日も元気に釣りに出掛けていった。 |
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つりばか日誌(9) 1997年(平成9年) ★★★ |
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つりばか日誌(10) 1998年(平成10年)★★★ |
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出演: 西田敏行 三國連太郎 浅田美代子 小林稔侍 風吹ジュン |
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出演: 西田敏行 三國連太郎 浅田美代子 金子賢 宝生舞 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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万年平社員の浜ちゃんこと浜崎伝助の所属する鈴木建設営業部に、同期の馬場が新任の部長として配属されてきた。スーさんこと鈴木社長からも一目置かれている仕事人間の馬場は、家庭生活では妻と別れ、息子・誠との関係もうまくいっていない。部長就任後、浜ちゃんと得意先への挨拶まわりに出かけることになった馬場は、どっちがお客か分からない浜ちゃんの態度に驚かされたり、釣りを通して繋がった取引先との太い信頼関係に感心させられたりした。そんなある日、会社の経営に関わる大口の取引を失う危機が鈴木建設を見舞う。上司から対処するように命じられた馬場は、浜ちゃんの人脈で救われ、お礼がしたいと彼を小さなバーへ連れていった。実は、馬場はそこのママ・茜に秘かな想いを寄せていたのだが、生来の生真面目さゆえに気持ちを告白できないでいる。浜ちゃんに励まされ、ようやく告白しようとした矢先、馬場は茜が店を畳んで田舎の仙台に帰ってしまうことを知って、ショックを受けた。数日後、鈴木建設が工事を請け負っている鹿児島県川内市の“まごころ文学館”の鍬入れ式に、馬場と浜ちゃんはスーさんのお供として同行することになる。傷心の馬場を気遣いながらも、浜ちゃんは仕事が終わった後の釣りに想いを馳せていた。ところが、そんな彼らの前になぜか茜が現れる。宮城県の仙台と思っていたのは間違いで、彼女の故郷は鹿児島県の川内だったのだ。この再会に最後のチャンスを賭けることにした馬場は、ついに茜に想いを告白する。そして、馬場と茜の婚礼の日、お祝いのために甑島に駆けつけたはずの浜ちゃんとスーさんは、婚礼そっちのけで釣りを楽しんでいた。 |
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仕事や家族の問題に追われ、忙しい日々を送っているスーさんこと鈴木一之助は、ある日の会議で役員たちと意見が対立。勢いで会社を辞めることを宣言すると、そのまま運転手の前原と西伊豆の駿河湾に釣りに行ってしまう。しかし、楽しい筈の隠居生活は退屈なだけで3日ともつことはなかった。東京へ舞い戻ってきたスーさんは万年ヒラリーマンの浜ちゃんこと浜崎伝助の家にやってくるが、そんなスーさんを見て浜ちゃんは、世の中には定年退職後も再就職して頑張っている人が大勢いるのだとたしなめる。そこで、再就職することになったスーさん。年齢不問のビルメンテナンスの会社に入社して、早速ある会社へ派遣されるのだが、なんとそこは辞めたばかりの鈴木建設だったのである! サングラスとマスクで変装し、元の職場の地下管理室に出勤したスーさんは、茶髪の青年・富田松五郎の助手として働くことになる。ビルのメンテナンスの仕事をして、オフィスを回って歩くスーさん。今まで最上階の社長室から見下ろしていた会社の風景は、地下から見上げるそれとは違って見えた。そんなスーさんの姿に、幸運にも浜ちゃん以外に気づく人はいない。そして休日ともなれば、実は浜ちゃんの釣り仲間であった松五郎や彼の恋人・みどりと釣りを楽しんだ。だが、そんな日々は長くは続かなかった。草森秘書室長に正体がバレてしまったスーさんは、社長の椅子に戻されるのだった。一方その頃、松五郎の子供を身ごもったみどりが、態度の煮えきらない彼に愛想を尽かして田舎へ帰ってしまうという事件が起こっていた。松五郎からその話を聞いた浜ちゃんは、みどりの故郷である北九州の八幡への出張のついでとばかり、松五郎の恋の指南役を買ってでてやることになる。そのお陰で、みどりの頑固な父親も説得することに成功し、松五郎とみどりはめでたく結納式をあげることができる。そして、その祝宴に出席した浜ちゃんとスーさんは、その後、八幡湾で釣りを楽しむのだった。 |
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つばさ 2009年(平成21年)NHKドラマ★★★ |
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終の信託 2012年(平成24年)★★★ |
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出演: 多部未華子 高畑淳子 中村梅雀 |
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出演: 草刈民代 役所広司 大沢たかお |
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あらすじ |
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あらすじ |
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玉木つばさ(多部未華子)は、川越に住む20歳の短大生。炊事洗濯から弟の母親代わりまですべての家事をこなし、「ハタチのおかん」と呼ばれている。
祭りを数日後に控えた老舗(しにせ)和菓子屋「甘玉堂」では、つばさの祖母・千代(吉行和子)や職人頭の父・竹雄(中村梅雀)が忙しく働いていた。
つばさが店に顔を出すと、10年前に家を出たつばさの母(高畑淳子)が戻ってくるかどうかを近所の人々が竹雄に問い詰めていた。 |
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「Shall we ダンス?」「それでもボクはやってない」の周防正行監督が、現役弁護士・朔立木の小説「終(つい)の信託」を自ら脚本化し、終末医療を題材に描くヒューマンドラマ。不倫関係にあった同僚の高井から捨てられ、失意のどん底にいた医師の折井綾乃は、重度のぜん息で入退院を繰り返す患者の江木秦三の優しさに触れ、次第に心の傷が癒されていく。綾乃と秦三は医師と患者という関係を超えて強い絆で結ばれていくが、秦三の病状は悪化し、心肺停止状態に陥ってしまう。自らの死期を悟っていた秦三に、「もしもの時は早く楽にしてほしい」と頼まれていた綾乃は、ある決断を下すが……。 |
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月は上りぬ 1955年(昭和30年年)★★★ |
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燕はもどってこない 年(年)★★★ |
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出演: 笠智衆 佐野周二 山根壽子 杉葉子 北原三枝 - |
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出演:石橋静河 稲垣吾郎 内田有紀 黒木瞳 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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戦争で奈良へ疎開したまま住みついた浅井家には、未亡人の千鶴、未婚の綾子、節子の三姉妹がある。千鶴の亡夫の弟昌二は失職して寺に間借りをしているが、節子は彼と愛しあっていた。昌二の旧友で電気技師の雨が出張して来たとき、節子は彼が綾子の少女時代をよく覚えているのを知り、二人を結びつけようとする。そして偽の電話で二人を呼び出して、月の出の公園で会わせたりする。こんな事から二人は愛情を抱き、帰京した雨宮は綾子と万葉集の恋歌を番号で記して電報のやりとりをするようになる。そして綾子は東京の叔母の勧める縁談を断る口実で上京した。そのころ昌二は大阪の会社の東京支社に就職できることになったが、彼は友人の田中が外地から引揚げて以来職がなく、母を抱えて困っているのを見て、仕事を譲ってやった。この事から節子は昌二を責め、彼に叱られて泣きながら帰った。それを知った住職は昌二に東京で坊主の学校の英語の先生の口を世話してやる。昌二はすぐ出発する事にしたが、それを知ったのは大阪で下宿しながら大学教師をしている高須であった。彼は千鶴に電話して節子を昌二の下宿へ行かせる。二人の心は融け、節子は貧乏を覚悟して昌二と一緒に上京した。後に残った茂吉は千鶴に向って、「お前も高須君と結婚したらどうだ」とすすめるのだった。 |
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、吉川英治文学賞・毎日芸術賞をW受賞した桐野夏生作品をドラマ化。連続テレビ小説「らんまん」の長田育恵が脚本、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のEvan Callが音楽を担当。
派遣社員として暮らすリキ(石橋静河)は悩んでいる。職場の同僚、テル(伊藤万理華)から「卵子提供」をして金を稼ごうと誘われたのだ。アメリカの生殖医療エージェント「プランテ」日本支社で面談を受けるリキ。そこで持ちかけられたのは「卵子提供」ではなく「代理出産」だった。元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)が、高額の謝礼と引き換えに二人の子を産んでくれる「代理母」を探していた―。 |
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