HOME Ken & Mary's Second Life

海外紀行 日本紀行   札所紀行 温泉紀行 Archives HIT-PRADE 日曜名画座 MAMI SITE-MAP RETIREMENT
Ken&Maryの日曜名画座
K&Mセカンドライフ名画鑑賞録
毎日が日曜日SecondLife
『一日一膳』 『一日一名画』 日曜名画座
≪資料:
goo映画から≫
太陽がいっぱい   1960年(フランス)★★★★★ 黄昏 1981年(アメリカ) ★★★★★
主演:アラン・ドロン  マリー・ラフォレ 主演:  キャサリン・ヘップバーン  ヘンリー・フォンダ
主演男優賞/主演女優賞/脚色賞受賞
あらすじ あらすじ
トム・リプレイ(アラン・ドロン)は、フィリップ(モーリス・ロネ)と酔っぱらってナポリに遊びにきた。近くの漁村モンジベロからだ。−−トムは貧乏なアメリカ青年だ。中学時代の友人・金持のドラ息子フィリップを、父親から頼まれて連れ戻しにきたのだ。五千ドルの約束で。フィリップにはパリ生れのマルジェ(マリー・ラフォレ)という美しい婚約者がいた。−−ナポリから帰った時、アメリカから契約をやめる手紙が来ていた。フィリップが約束の手紙を出さなかったからだ。トムが邪魔になっていた。友人のパーティーに向うヨットの上で、トムはますます彼からさげすまれた。裸でボートに放り出され、全身が火傷のように日焼けした。−−彼は決意し、まず小細工をして、マルジュとフィリップに大喧嘩をさせた。彼女が船から下りたあと、フィリップに向い、刺し殺した。死体はロープで縛り、海へ捨てた。陸へ上ると、彼はフィリップになりすました。ホテルに泊り、身分証明書を偽造し、サインを真似、声まで真似た。金も衣類も使った。ヨットを売り払う交渉も、親元からの送金
を引き出す仕事もうまくいった。マルジュあてのフィリップの手紙をタイプし、送った。彼女は彼を忘れられずにいた。ホテルにフィリップの叔母が現れたが、姿をくらますことができ、別の下宿に移った。 そこに、フィリップの友人が訪ねてきて、何かを察したようだった。トムは平生から憎んでいたその男を殺し、死体を捨てた。それは発見され、刑事が調べにきた。死体確認に集った時、トムはマルジェにフィリップはモンシベロに戻ったと告げた。女刑事が盗み聞いていた。トムはモンジベロの家にその夜いくと、遺書を書き、送金を全部ひき出したのをマルジェに残し、自殺したことにした。警官もマルジュも駈けつけたが、彼は逃げおおせた。彼は元のトムに戻り、傷心のマルジェをいたわり、愛を告げた。彼女もついに彼を受け入れ、結婚することになった。遺産も手に入るだろう。彼が海水浴のあと、極上の酒に酔っていた時、フィリップのヨットが売られるために陸に引きあげられていた。スクリューにからまったロープの先からフィリップの死体が現われた。
初夏のニューイングランド地方。「ゴールデン・ポンド」と呼ばれる湖のほとりに、サイヤー一家の別荘があった。引退した大学教授ノーマン(ヘンリー・フォンダ)と妻エセル(キャサリン・へッブバーン)が、今年も夏をこの別荘で過ごそうとやってきた。もうすぐ80歳をむかえるノーマンは心臓が悪く、物忘れもひどくなっており、死への恐怖は増すばかりであったが、エセルはおだやかな愛情をもってノーマンを支えていた。ある日、彼らの1人娘チェルシー(ジェーン・フォンダ)から手紙が届く。ノーマンの誕生日を祝いにこの別荘に来るという知らせだった。チェルシーは離婚経験がある。13歳になるビリー(ダブ・マッケオン)という息子がいるボーイフレンドの歯医者ビル(ダブニー・コールマン)を伴ってやってきたチェルシーは、エセルには心から接すことができるが、父ノーマンとは相変わらずかみ合わない。さらに悪いことには、ノーマンはビルにまで皮肉を言い、激しい感情のぶつかり合いを展開する。やがて、チェルシーがビリーをおいてビルと共にヨーロッパへと旅立った。1人残されたビリーは、しかし、だんだんとノーマンになついていき、2人はウォルターと呼ばれる魚を探しに岩だらけの入江へと釣りに出かけた。夕暮れになっても戻らない2人を心配するエセル。彼女の心配をよそに、2人はその後も釣りに熱中し入江を訪れた。一方、ブリュッセルでビルとの結婚式を済ませて帰ってきたチェルシーは、エセルにノーマンの気持ちがわからないと告げ、逆に「あなたは彼の愛情深い人柄をまだわからないの」と責められる。ウォルターを釣って意気揚々と帰ってきたノーマンに、チェルシーは初めて素直な気持ちで口を開いた。「普通の父と娘のような関係になりたい。パパと仲良くなりたい」と…。



タクシードライバー 1976年(アメリカ) ★★★★ タワーリングインフェルノ 1974年 ★★★★ 
主演:ロバート・デ・ニーロ  
26回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品。
主演:スティーヴ・マックイーン  ポール・ニューマン
撮影賞/編集賞/歌曲賞
あらすじ あらすじ
ニューヨーク。毒々しい夜の色彩と光の洪水に飾りたてられたその『闇』をじっと見つめる虚ろな、しかし熱っぽい感情をこめた視線があった。彼の名はトラビス・ビックル(ロバート・デ・ニーロ)、タクシーの運転手である。彼は他の運転手のように仕事場をきめていない。客の命令するまま、高級地区だろうと黒人街だろうと、どんなところへも行く。そんなトラビスを、仲間たちは守銭奴と仇名した。ある日、トラビスは大統領候補パランタインの選挙事務所に勤める美しい選挙運動員ベッツィ(シビル・シェパード)に目をつけた。数日後、彼は事務所をたずね、選挙運動に参加したいとベッツィに申し込み、デートに誘うことに成功した。だが、デートの日、トラビスはこともあろうに、ベッツィをポルノ映画館に連れて行き、彼女を怒らせてしまったのだ。以来、トラビスはベッツィに花を贈ったり、電話をかけても、なしのつぶてだった。毎日、街をタクシーで流すトラビスは、「この世の中は堕落し、汚れきっている。自分がクリーンにしてやる」という思いにとりつかれ、それはいつしか確信に近いものにまでなった。そんなある日、麻薬患者、ポン引き、娼婦たちがたむろするイースト・ビレッジで、ポン引きのスポート(ハーヴェイ・カイテル)に追われた13歳の売春婦アイリス(ジョディ・フォスター)が、トラビスの車に逃げ込んできた。トラビスはスポートに連れ去られるアイリスをいつまでも見送っていた。やがて、トラビスは闇のルートで、マグナム、ウェッソン、ワルサーなどの強力な拳銃を買った。そして射撃の訓練にはげみ、やがて4丁の拳銃と軍用ナイフを身体に携帯し、それらを手足のように使いこなせるまでになった。ある夜、トラビスは食料品店を襲った黒人の強盗を射殺した。この頃から、彼はタクシー仲間から『キラー』と呼ばれるようになった。そしてアイリスとの再会。泥沼から足を洗うように説得するトラビスは、運命的な使命を信じるようになった。大統領候補パランタインの大集会。サングラスをかけモヒカン刈りにしたトラビスが現われ、拳銃を抜こうとしてシークレット・サービスに発見され、トラビスは人ごみを利用して逃げた。ダウンタウン。
トラビスはスポートの売春アパートを襲撃、重傷を負いながらもスポートをはじめ、用心棒、アイリスの客を射殺した。アイリスは救われ、新聞はトラビスを英雄扱いにした。やがて、トラビスは何事もなかったように、またタクシー稼業に戻るのだった。










出典:goo映画
goo 映画
サンフランシスコの空にそびえ立つ138階建ての世界一高い超高層ビル“グラス・タワー”が落成の日を迎えた。設計者のダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)とオーナーのジム・ダンカン(ウィリアム・ホールデン)は、屋上に立って眼下にひろがる市の光景を見下ろしていた。ロバーツは疲れていた。一刻も早くコンクリートの大都会からのがれ出て、大自然のふところに飛び込みたかった。工事主任のギディングス(ノーマン・バートン)と打合わせをすませたロバーツは婚約者のスーザン・フランクリン(フェイ・ダナウェイ)と久しぶりに二人だけの時間をもった。惨事は、そのときすでに始まっていた。“グラス・タワー”の地下室にある発電機が故障したため主任技師のキャラハンが予備の発電機を始動させたとたんショートし、81階にある物置室の配線盤のヒューズが火を発し、燃えながら床に落ちた絶縁体の破片が発動機のマットをくすぶらせ始めたのだ。保安主任ハリー・ジャーニガン(O・J・シンプソン)の緊急報告を受けたロバーツは配線工事が自分の設計通りに行われていないのに憤然として、落成式の一時中止をダンカン企業の広報部長ダン・ビグロー(ロバート・ワグナー)に申し入れたが、ダンカンは拒絶した。しかしそのとき81階では火が大きく拡がりはじめていたのだ。ロバーツはダンカンの義理の息子であるロジャー・シモンズ(リチャード・チェンバレン)に会い、ビルの配線工事を担当した彼の配慮不足を責めたが、あとの祭りだった。一方、火災の発生をまだ知らない“グラス・タワー”の借間人たちは落成式パーティの準備に浮き足立っていた。1階から80階までがオフィス用、それから上は住宅用に作られたこのビルには、すでにさまざまな人が住みついて、たとえば90階のハーリー・クレイボーン(フレッド・アステア)の職業は株専門のサギ師だ。彼はおなじ階に住む富豪未亡人リゾレット・ミューラー(ジェニファー・ジョーンス)に早くも眼をつけ、今夜のパーティにエスコートし、うまく話をまとめて一儲けしようとしていた。外部からの招待客もそうそうたる顔ぶれで、上院議員ゲイリー・パーカー(ロバート・ヴォーン)、サンフランシスコ市長ロバート・ラムゼイなどがいた。入口のリボンが市長の手によって切られると、人々は135階のプロムナード・ルームへ直行し、ビルの全てのライトがともされ“グラス・タワー”の全容は夜空にクッキリとあらわれた。だが81階の物置室から出火した火は拡がり、ロバーツは消防署に急報した。連絡を受けた消火隊は隊長のマイケル・オハラハン(スティーヴ・マックィーン)の統率のもと、ほどなくビルに到着した。彼はただちにロバーツと“グラス・タワー”の設計図を検討した上、79階に司令センターを設置、ダンカンに緊急避難を令じた。81階の火が他に移り始めてエレベーターにも危険が迫っていることを察知したオハラハンは展望エレベーターを利用するよう令じたがすでに大混乱が始まっていた。地上からの救援だけでは間に合わぬことを知ると、オハラハンは海軍のヘリコプターに空からの救援を依頼したが、強風のためビルに近づくことができず、かろうじて近づいた一機もビルに激突して炎上した。“グラス・タワー”は今や完全にひとつの巨大な溶鉱炉と化した。隣りのビルからのワイヤーの救命籠作戦もロジャー・シモンズやパーカー上院議員の犠牲者を出し、いきずまっていた。あと15分で火がプロムナード・ルームに届くというとき、耐火服に身をかためたオハラハンはヘリで屋上にたどりつくと、ロバーツと協力してプロムナード・ルームのちょうど真上にある巨大な貯水槽を一挙に爆破、放水させることにした。百万ガロンに近い水の奔流で、執拗に攻めのぼってくる炎を消しさろうというのだ。ほとばしる水力に押し流されて死ぬ者も出たが、猛威をふるっていた炎はついにおさまった。



大統領の陰謀  1976年(アメリカ) ★★★★  ダヴィンチ・コード 2005年(アメリカ)  ★★★ 
主演:ダスティン・ホフマン  ロバート・レッドフォード
アカデミー賞・助演男優賞/脚色賞/美術賞/録音賞4部門受賞
主演:トム・ハンクス
あらすじ あらすじ
1972年6月17日土曜日の午前2時30分。ワシントンのウォーターゲート・オフィス・ビルの5階にある民主党全国委員会本部に5人の男たちが侵入した。彼らは来るべき秋の大統領選挙にそなえて必勝を期する民主党のキャンペーンを攪乱するために、秘かに雇われた者たちだった。この5人は元CIAの情報部員と大統領再選本部の現役の対策員で固められていた。仕事は手抜かりなくおこなわれる筈であったが、ビルの警備員に見咎められ、たちまち警察に通報された。そして不法侵入の現行犯で逮捕された。まだ入社して9カ月になったばかりのワシントン・ポスト紙の記者ボブ・ウッドワード(ロバート・レッドフォード)は、ウォーターゲート事件が起きてから7時間後に、上司のハワード・ローゼンフェルド(ジャック・ウォーデン)に呼ばれた。一方、同じポスト紙のベテラン記者カール・バーンスタイン(ダスティン・ホフマン)も、この事件に興味を示していた。その朝、彼は現場にいってきた記者たちのメモをコピーし、局長のハワード・サイモンズ(マーティン・バルサム)や主幹のブン・ブラッドリー(ジェイソン・ロバーズ)に、もう少しチェックしてみたいと伝えた。そしてバーンスタインは、ウォーターゲート・ビルのあらゆる人たち--事務員はもとより、夜警、掃除婦など--に片っ端から電話をかけ始めていた。政府上層部のスポークスマンたちはこの不正侵入行為に非難を集中させた。はじめのうちはこの侵入事件は狂信者たちの単独犯によるもので,リチャード・M・ニクソン大統領の公式の選挙運動本部から認められたものでも、援助を受けているものでもないと思われ、ホワイト・ハウスの人間とはまったく無関係と思われていたのだ。その日の午後、裁判所では保釈が認められるかどうかを決定する予審が行われたが、ウッドワードはその場に刑事犯の弁護士ではない政府筋の弁護士たちが来ているのに好奇心をそそられた。さらに、侵入者の1人、ジェームズ・W・マッコード・ジュニアが、最近CIAを辞めたことを認めたとき、ウッドワードはこの事件がホワイト・ハウスから発表されているような政治狂信者の仕わざとか単なる三流の侵入事件にとどまるものではないことを感じた。この犯行ははじめ、刑事事件と考えられていたが、この侵入事件が国家の自由な選挙制度とプライバシーに対する市民権を破壊しようとする網の目のように張られた巧妙な犯罪の氷山の一角にすぎないことがわかると、ワシントン・ポスト社内では調査を続けるというウッドワードとバーンスタインの主張も認められた。2人の取材活動が開始された。最初のうちは政治の厚い壁にはさまれて試行錯誤のくり返しだったが、謎の人物ディープ・スロート(ハル・ホルブルック)の、『金を追え』という示唆に従ってニクソン再選委員会の選挙資金を追求するうちに、その裏に隠された陰謀が次第に鮮明になっていった。裏付け調査を終わった2人の暴露記事が全世界に報道される日がやってきた。それは大統領をはじめとするホワイト・ハウスの幕僚たちに大きな衝撃を与えた。ワシントン・ポスト紙は権力からの激しい否認にあい、ニクソン大統領の報道担当官たちからは激しい非難と嘲笑を浴びせられた。しかし、不吉な警告にも屈せず、ウッドワードとバーンスタイン、それにワシントン・ポスト紙の同僚たちは、長いあいだ疑っていた侵入犯と政府の関連を立証してみせた。岐路に立たされたホワイト・ハウスの強い圧力にも屈せず、両記者の徹底的な調査は半信半疑で当惑する市民たちに、政府の高官たちの犯罪的な裏切り行為を納得させるに充分だった。たとえどんな大統領でも、大統領とあろう者がそのような陰謀に加担したり見逃したりしたことを、初めは信じたがらなかった国民も疑いの目を向け始めた。次から次へと発表される2人の記事は国会で真相を究明することを促し、さらにそれは政府や陰謀者たちの不安をつのらせ、ある場合にはパニック状態に陥らせた。ウッドワードとバーンスタインのタイプをたたく手に力がこもり、それは近い日、必ず訪れるであろうニクソン大統領失脚を物語っているようだった。
パリのルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエールが、レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模した他殺体で発見された。しかしその形は、瀕死の傷を負った身でソニエール自らが作り上げたものだった。さらに死体の周りには、不可解な暗号が残されていた。講演会のためパリを訪れていたハーヴァード大学の教授ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、深夜にもかかわらず現場に呼ばれる。フランス司法警察のベズ・ファーシュ警部(ジャン・レノ)は、表向きはラングドンの専門知識を駆使して捜査に協力してほしいと求めてきたが、実は彼は第一容疑者なのだった。ラングドンはその夜、ソニエールと面会の約束をしていた上に、暗号の中に彼の名前が記されていたのだ。ファーシュ警部が巧みな誘導尋問で、ラングドンから証拠となる発言を引き出そうとしていた時、暗号解読官のソフィー・ヌヴー(オドレイ・トトゥ)が現れる。ソニエールの孫娘であるソフィーは、現場の写真を見て祖父が自分だけにわかる暗号を残したことに気付く。ソフィーはファーシュ警部を巧みに欺き、ラングドンを連れてルーヴルから逃走する。ソニエールが暗号で隠し場所を示した、秘密結社の紋章が刻まれた鍵を持って……。














出典:goo映画
goo 映画



第三の男 1949年(イギリス) ★★★★★  ダンボ  1941年(アメリカ) ★★★ 
主演:ジョゼフ・コットン  アカデミー賞・撮影賞(白黒部門) アニメ
あらすじ あらすじ
  米国の西部作家ホリイ・マーティンス(ジョゼフ・コットン)は、旧友ハリー・ライムに呼ばれて、四国管理下にある戦後のウィーンにやって来たが、ハリーは自動車事故で死亡し、まさにその葬式が行われていた。マーティンスは墓場で英国のMPキャロウェー少佐(トレヴァー・ハワード)と連れになり、ハリーが闇屋であったときかされたが、信ずる気になれなかった。ハリーは生前女優のアンナ(アリダ・ヴァリ)と恋仲であったが、彼女と知り合ったマーティンスは、彼女に対する関心も手伝ってハリーの死の真相を探ろうと決意、ハリーの宿の門衛(パウル・ヘルビガー)などに訊ねた結果、彼の死を目撃した男が三人いることをつきとめた。そのうち二人はようやく判ったが、“第三の男”だけはどうしても判明しないまま、マーティンスは何者かに脅かされはじめ、門衛も殺されてしまった。一方アンナは偽の旅券を所持する廉でソ連MPに粒致されることになり、それとも知らずに彼女の家から出て来たマーティンスは、街の物蔭に死んだ筈のハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)をみつけた。ハリーがペニシリンの大闇で多数の人々を害した悪漢であることを聞かされていたマーティンスはこれをMPに急報し、アンナの釈放と引きかえに彼の逮捕の助力をするようキャロウェイから要請された。マーティンスはハリーとメリイゴウラウンドの上で逢い、改めて彼の兇悪振りを悟って、親友を売るもやむを得ずと決意したが、釈放されたアンナはマーティンスを烈しく罵った。しかし病院を視察してハリーの流した害毒を目のあたり見たマーティンスは結局ハリー狩りに参加、囮となって彼をカフェに侍った。現れたハリーは警戒を知るや下水道に飛込み、ここに地下の拳銃戦が開始され、追いつめられた彼はついにマーティンスの一弾に倒れた。かくて改めてこの“第三男”の埋葬が行われた日、マーティンスは墓地でアンナを待ったが、彼女は表情をかたくしたまま彼の前を歩み去って行った。 サーカス団の象ジャンボ夫人が授かった赤ちゃん象は、耳が舟のように大きかったが、ジャンボ夫人にとっては大切な坊や。ダンボと名付けて可愛がった。だが、仲間の象たちや見物の悪童連はみんなダンボの大きな耳を馬鹿にしたので、堪りかねたジャンボ夫人はカッとなって思わず大暴れをしてしまい、鉄の牢屋に気狂い象として押しこめられた。ひとりぼっちになったダンボに、すっかり同情したのは鼠のティモシーである。ティモシーはダンボの大きな耳を見て、ふと思いついた。この耳を羽根がわりにして飛べないものか?カラスたちの応援でダンボはみごと空を飛ぶことが出来た。そして、満員の見物や団長の驚きを尻目に、ダンボは悠々とサーカス小屋の中を飛んで見せ、忽ち人気者になった。早速ハリウッドがダンボと契約し、ダンボは牢から出してもらったお母さんと一緒に美しい専用車でハリウッドに向かった。




出典:goo映画
goo 映画



タイタニック 1997年(アメリカ)  ★★★★ 大脱走 1963年(アメリカ) ★★★★ 
主演:レオナルド・ディカプリオ アカデミー作品賞受賞作品 主演:スティーヴ・マックイーン
あらすじ あらすじ
現代。1500人の乗客とともに北大西洋3773メートルの深海に眠るタイタニック号の引き上げ作業が行われていた。作業を指揮しているのは行方不明となった宝石「碧洋のハート」を発見し、一攫千金を狙うラベット(ビル・パクストン)。海底の金庫から見つかったのは、若い女性を描いた一枚の絵だけだった。その女性の裸の胸に身につけていたのが「碧洋のハート」。この模様をテレビで見た101歳の女性ローズ・カルバート(グロリア・スチュアート)が孫娘のリジー(スージー・エイミス)とともにラベットに会いに来る。彼女はタイタニック号事故の生存者で、問題の絵のモデルだという。悲劇の航海の模様が、ローズの口から語られていく。1912年。イギリスのサウサンプトン港から処女航海に出ようとするタイタニック号に、賭けで勝ってチケットを手に入れて三等に乗り込んだ画家志望の青年ジャック(レオナルド・ディカプリオ)がいた。17歳のローズ(ケイト・ウィンスレット)は上流階級のアメリカ人で、大資産家で婚約者のキャル(ビリー・ゼーン)、ローズの結婚を強引に決めた母親ルース(フランシス・フィッシャー)、コロラドの富豪夫人モリー・ブラウン(キャシー・ベイツ)と一緒に一等船室に乗る。ローズがジャックとの婚約に疑問を挟んで、船の舳先から飛び降りようとしたのを助けたのがジャックだった。ジャックはローズの家族から食事の招待を受け、上流階級の生活を垣間見る。同時に二人は激しい恋に落ちた。4月14日、ローズは家族から逃れてジャックと二人だけで過ごし、ジャックはローズをモデルにデッサン画を描く。その後追手から逃れながら船の中で二人は結ばれた。ローズの心が自分から離れたのを知ったキャルは、ジャックに「碧洋のハート」を盗んだと濡れ衣を着せ、彼に手錠をかけて船室に閉じこめる。深夜、船は氷山に船体を傷つけられ、停止する。浸水が始まり、沈没が確実となり、救命ボートが降ろされるが、ボートは全乗客分はなかった。女と子供が優先してボートに乗せられるが、ローズは船底のジャック救出を優先し、結局ジャックや多くの乗客、乗員とともに最後まで船に取り残される。二人は船の残骸の木切れにつかまったまま冷たい海の中、救出を待つ。ローズはジャックの力添えで救出されるが、ついにジャックは力尽きる。ルース、モリー、キャル、タイタニック号を建造したホワイト・スター・ライン社の社長J・ブルース・イスメイ(ジョナサン・ハイド)は助かったが、船長のE・J・スミス(バーナード・ヒル)、設計者トーマス・アンドリュース(ヴィクター・ガーバー)らは海に消えた。現代。老いたローズはラベットには言わずに隠し持っていた「碧洋のハート」を海に沈める。彼女の心の中にいつまでもジャックの姿は残り、彼との結婚式の様子が胸に浮かんでいた。
新たに作られたドイツの北部第3捕虜収容所に、札つきの脱走常習者・連合軍空軍将校たちが運び込まれた。しかし早くも“心臓男”と異名をとったヒルツ(スティーブ・マックィーン)は鉄条網を調べ始めるし、ヘンドレー(ジェームズ・ガーナー)はベンチをトラックから盗み出す始末だ。まもなく、ビッグXと呼ばれる空軍中隊長シリル(リチャード・アッテンボー)が入ると、大規模な脱走計画が立てられた。まず、森へ抜ける数百フィートのトンネルが同時に掘り始められた。それはトム・ディックハリーと名付けられた。全員250名が逃げ出すという企みだ。アメリカ独立記念日トムが発覚してつぶされた。が、ほかの2本は掘り続けられた。しかし、あいにくなことに掘り出し口が看取小屋の近くだったため、脱走計画は水泡に帰し、逃げのびたのはクニー(チャールズ・ブロンソン)と、彼の相手ウィリイだけであった。
激怒した収容所ルーゲル大佐が、脱走者50名を射殺したと威嚇した。やがて、“勇ましい脱走者”の生存者を乗せたトラックが到着したとき、ゲシュタポの車が収容所の入口に止まり、ルーゲルは重大過失責任で逮捕された。かくてドイツ軍撹乱という彼らの大使命は果たされたが、幾多の尊い生命が失われていった。再び収容所に静けさが訪れたが、ヒルツやヘンドレイは相変わらず逃亡計画を練りあちらこちらでその調査が始まっていた。









出典:goo映画
goo 映画



ダーティハリー 1971年(アメリカ) ★★★★ 
ダーティハリーU 1973年 ★★★
主演:クリント・イーストウッド 主演:クリント・イーストウッド
あらすじ あらすじ
ビルの屋上からプールサイドの女が銃撃され、その後、犯人からの脅迫の手紙がサンフランシスコ警察に届いた。10万ドルの要求に応じなければ、次の犠牲者を同じ手口で殺す、狙うのは牧師か黒人だ、とあり“サソリ座の男”とサインされてあった。シスコ市警殺人課のハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)は、少し前に強盗との銃撃戦で脚に重傷を負っていたが、事件を知ると、上司のブレスラー(ハリー・ガーディノ)や市長(ジョン・ヴァーノン)らの意向を無視して、犯人追跡に向かった。ハリーの意志に反して付けられた相棒のチコ(レニ・サントーニ)は快活な青年で、何事にも反抗的なハリーをいぶかしく思ったりした。またしても第2の犠牲者に屋上から照準を合わせている犯人(アンディ・ロビンソン)を警察のヘリコプターが発見したが取り逃がし、ハリーとチコも犯人らしい男を尾行したが、逆に町の与太者たちに袋だたきにあってしまった。再び犠牲者が出た。“サソリ座の男”の予言どおり黒人であった。ハリーは、犯罪者心理から、犯人はもう一度現場に現れるとにらんで屋上で待ち伏せを開始した。案の定、現れた犯人と激しい銃弾の応酬となった、が、うまく逃げられてしまった。再び警察に脅迫状が舞い込んだ。14歳の少女を誘拐して生き埋めにし、少量の酸素を送り込んでいる。すぐ20万ドルの身代金をよこさないと殺す、としたためてあった。ハリーは20万ドルを持って、犯人の指定したマリーナへ急ぎ、ひそかにチコを背後につけさせた。突然、毛糸のマスクをした犯人から声をかけられたハリーは、銃を奪われ、いきなり脳天を一撃され、更に蹴りあげられて、殺されそうになった。草むらから飛び出したチコはピストルを乱射してハリーを助けたが、犯人との銃撃戦で負傷した。しかしハリーの飛びだしナイフは犯人の太ももを傷つけた。重傷にもめげず、必死に逃げる犯人をケザー・スタジアムで捕らえたハリーは、犯人に拷問をかけた。これが、思いがけなくハリーを窮地に追い込んだ。傷を負っている男をきびしく拷問したとして地方検事から告発されてしまったのである。更に、すぐに釈放された犯人の狂言でハリーは訴えられ、遂に市長とブレスラーから謹慎を命じられた。やがて犯人は、更に大胆な犯行に移った。スクール・バスを襲い、乗っていた6人の子供と女の運転手ともども空港へ直行し、不敵にも警察へ、逃走用の飛行機を、燃料満載、操縦士付きで用意するよう命じてきた。謹慎の命を無視して先回りしたハリーは、空港へ近づくバスに鉄道の陸橋から飛び降りた。運転手が失神してバスは採石会社の構内へ突っ込んだ。遂に犯人を追い詰めたと思った時、犯人は卑怯にも、そばで釣りをしていた少年を楯にとって逃げ延びようとした。間髪をいれずハリーの必殺の銃口が火を吹いた。狙いたがわず、弾は少年の頭をかすめ、犯人の肩に食い込んだ。犯人は泥沼の中に転倒した。ハリーは近づくパトカーのサイレンをよそに、胸のポケットから警察のバッジを取り出して水中に投げ捨てると、ゆっくり歩き出した。
ダーティハリーことハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッド)は忙しかった。ハイジャック事件を片づけると次は4人組の武装警官による容疑者事件に取り組まなければならなくなった。数日後、今度は山の手の別荘地で殺人事件が起こった。殺されたのは法の盲点をついてのし上がってきた悪党だったが、家族、友人たちと一緒にプールで遊んでいた所を例の謎の警官が、マシンガンで皆殺しという残虐さである。さらに第3、第4の犠牲者が出た。売春組織と麻薬組織の大物だった。そしてパトロール中のハリーの友人チャーリー・マッコイ(ミッチェル・ライアン)も射殺された。親友マッコイの仇をを討つためにも、ハリーは捜査に全力をあげた。そしてとうとうその尻尾を掴んだ。犯人はベン・デービス(デイヴィッド・ソウル)、ジョン・グライムス(ロバート・ウィック)、フィル・スイート(ティム・マティソン)、レッド・アストラカン(キップ・ニーヴェン)の4人の新米警官だった。だが、彼らは何ら悪びれた所はなく、自分たちはナマぬるい法律にかわって悪を裁いただけだと主張し、逆にハリーを脅しにかかった。犯人たちはハリーの証拠固めを妨害し、彼のアパートに爆弾を仕掛けた。間一髪でハリーは助かったが、相棒の黒人警官アーリー・スミス(フェルトン・ペリー)は即死だった。怒り心頭に達したハリーは上司のブリッグス(ハル・ホルブルック)に全ての証拠が揃ったことを連絡した。早速やってきたブリッグスの車で本署に向かおうとしたが、意外にもブリッグスは若者グループのリーダーだった。拳銃を取り上げられたハリーの後からは死刑執行人たちがつけてくる。一瞬のスキに乗じたハリーはブリッグスを叩きのめしハンドルを奪った・シスコの急坂で猛烈な追撃戦が始まった。ハリーは造船所に廃棄されていた空母の中へ逃げ込んだ。彼は血みどろに傷つきながらもついに一味をやっつけた。








出典:goo映画
goo 映画



ダーティハリーV 1976年 ★★★  ダーティハリーW 1984年(アメリカ) ★★★  
主演:クリント・イーストウッド 主演:クリント・イーストウッド
あらすじ あらすじ
サンフランシスコ市警殺人課のハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)は、相棒のフランク(ジョン・ミッチャム)と市内をパトロール中、酒屋に押し入った強盗事件に駆り出された。現場に直行したハリーは強盗一味の要求の一つである車に乗るやいなや、そのまま店の中に突っ込み、慌てふためいている犯人たちにハリーの愛銃マグナム44を見舞った。ところが、ハリーの事件処理の仕方が乱暴だということで刑事課長(ブラッドフォード・ディルマン)に怒鳴られ、人事課に配属されてしまった。そんなある日、ボビー・マックスウェル(デヴァレン・ブックウォルター)をリーダーとする若い過激派グループが、陸軍の兵器庫に押し入り、ダイナマイト、自動小銃、新型バズーカ砲を盗み出した。しかも、パトロール中に異常に気付いたフランクに重傷を負わせ、そのまま逃走した。フランクを病院に見舞ったハリーは、息を引き取る寸前まで、犯人たちの逮捕を頼んでいったフランクの姿に、犯人たちへの激しい怒りを燃やすのだった。殺人課に戻ったハリーのフランクに替わる相棒として、刑事に昇進したばかりの女性、ムーアが付けられた。過激派の行動は意外に早く開始された。それも、警察署のトイレが爆破されたのだ。その直後、ハリーは不審な黒人を発見、大追跡の後に、ムーアの協力も得て逮捕した。黒人の過激派が絡んでいるとにらんだハリーは、スラムの指導者ムスターファの棲家へ乗り込んだが、彼は事件に無関係であることが判った。だが、ハリーが帰った後、刑事課長が指揮する警察隊が、ムスターファを首謀者として逮捕。この迅速な犯人逮捕によって、ハリーとムーア、そして刑事課長は、市長から表彰されることになったが、ムスターファが主犯でないと確信しているハリーは、表彰されるのを拒否し、課長に警察手帖を渡すと、会場を去り、独自の調査を開始した。しばらくして、過激派グループは、白昼、市長を誘拐し、莫大な活動資金を要求した。何の手がかりも得られぬまま、捜査にあせりを感じてきたハリーに、彼のおかげで釈放されたムスターファが、犯人たちの情報を提供した。ムスターファによると、犯人は、ベトナム帰りの殺人狂ボビー・マックスウェルをリーダーとする過激派グループで、彼らは今、その昔、アル・カポネも送り込まれ、脱獄不可能の刑務所として恐れられた〈アルカトラス刑務所〉の廃墟にたてこもっている、というのだ。ハリーは早速、ムーア刑事とともに、市長救出と、犯人逮捕のために〈アルカトラス〉へ乗り込んだ。過激派グループとの激しい銃撃戦が始まり、ハリーは、1人、2人と殺していき、その間に、ムーアは、市長を無事救出に成功した。そして、ついにハリーはボビーを追いつめたと思った瞬間、ムーアと市長が飛び出し、ムーアはボビーに射殺されてしまった。ボビーは市長を人質に、島の海岸添いに建てられた塔に登った。ムーアの死に怒りが爆発したハリーは、ボビーが落としていったバズーカ砲を塔へ向けて構えた。バズーカ砲を向けられていると知ったボビーは、恐ろしさのあまり、市長を塔の途中で離し、屋上で泣き叫んだ。瞬間、ハリーのバズーカ砲が火を吹き、ボビーもろとも、塔の上半分が吹っ飛んだ……。
サンフランシスコのゴールデン・ゲートを望む丘の上で、カーセックスの最中、女(ソンドラ・ロック)が突然、男の急所を射ち抜いた。現場検証に来たハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッド)は、手掛かりをつかめぬまま、以前に挙げた殺人犯の判決が下る州裁判所へ向かう。裁判で、犯人は無罪釈放となった上、逆にハリーの捜査の行き過ぎに警告を発するという結果になった。釈然としない気持ちで行きつけのコーヒー・ショップに立ち寄ったハリーは、強盗団に遭遇、激しい銃撃戦の末、事件を片づけた。その夜、ハリーは同僚たちが張り込んでいたマフィアのボスの孫娘の結婚式場に単身のり込み、ニセの証拠をつきつけて脅すと、ボスは心臓麻痺で倒れた。重ね重ねのハリーの無謀な捜査に批難の声が上がったため、北カリフォルニア沿岸の町サン・パウロヘ彼は出張を命じられる。シスコの連続殺人事件の犠牲者の1人がサン・パウロ出身だったからというのが表向きの理由だった。到着早々、銀行強盗の事件を片づけたハリーは、この街でもシスコの連続殺人事件と同じ手口で殺人が行なわれていることを知る。そんな時、彼は画家であるジェニファーと知り合い心引かれていく。ハリーが連続殺人事件を追ううちに意外な事実が浮かんできた。一連の事件は数年前のレイプ事件に端を発しており、その被害者がジェニファーと妹で、襲った犯人たちが次々に殺されているというのだ。レイプ事件の主謀者であるミック(ポール・ドレーク)はジェニファーと事件を追うハリーを片づけようと、仲間のクルーガー等と共にハリーを襲い、海に突き落とす。一命をとりとめたハリーが常宿としていたモーテルに戻ると、彼を尋ねてきた同僚のホレース刑事が殺され、彼が以前にくれた愛犬も傷つけられていた。怒りに燃えたハリーは新型の44オートマグナムを持って、ミックらがジェニファーを殺そうとしている遊園地に向かった。ハリーの銃弾に、またたく間に2人の仲間を失ったミックは、ジェニファーを人質にして逃げようとする。ジェットコースターの軌道の上を逃げようとするミックが、ジェニファーの手を離した瞬間、ハリーのマグナムが炸裂し、ミックは息絶えた。涙ながらに罪の許しを乞い哀訴するジェニファーにハリーは事件の犯人を彼女にすることなく解決することを優しく約束するのだった。





出典:goo映画
goo 映画



ダーティハリーX 1988年(アメリカ)★★★  誰が為に鐘は鳴る   1943年(アメリカ) ★★★★ 
主演:クリント・イーストウッド 主演:ゲイリー・クーパー, イングリッド・バーグマン
あらすじ あらすじ
サンフランシスコ市警察の“ダーティハリー"ことハリー・キャラハン(クリント・イーストウッド)刑事は、シスコ随一の賭博の元締ルー・ジァネロ(アンソニー・シャルノタ)を、持ち前の強引な方法によって逮捕したところであった。その模様はテレビを通じて報道され、ハリーは一躍市民の間で有名人となった。そのテレビをじっと見つめる人物がいた。そして、「死亡予想」と記された人物リストに、ハリーの名を書き込むのであった。ハリーはその夜、ジァネロの部下に襲撃されるが愛用のマグナムであっさり片付ける。翌日、その西部劇まがいの銃撃戦を上司のドネリー部長(マイケル・カリー)やアッカーマン課長(ダーウィン・グッドウィン)は非難するが、彼の新しい相棒として中国人のクワン(エヴァン・キム)をつけることにした。早速殺人事件が起こった。殺されたのは低予算の恐怖映画に出演中の人気ロック・アーティストで、致死量の麻薬を打たれていた。現場検証にクワンと駆けつけたハリーは、そこで以前から彼の捜査方法に興味を持っていたという女性レポーターのサマンサ(パトリシア・クラークソン)に出会う。だが捜査には収穫はなかった。ハリーとクワンは聞きこみにまわったチャイナ・タウンのレストランで4人のチンピラによる強盗事件に遭遇するが、見事に倒す。だがチンピラの流れ弾に1人の男が当たり死んでしまった。その男は死んだロック・アーティストが出演していた映画の経理を担当していた男だった。しかも、男は手に「死亡予想」と書かれたリストを持っており、ロック・アーティストの名ばかりかハリーの名も書かれていた。ハリーは、その映画の監督のピーター・スワン(リーアム・ニーソン)をマークするようになる。その間にも女流映画批評家のフィッシャーやテレビ司会者ノーランドら、いずれもリストに書かれた人物が殺されていった。遂に犯人の魔の手はハリーに及び、クワンと乗った車が爆薬を積んだリモコン・カーに追われ、クワンが重傷を追う。やがて犯人は、監督のスワンではなく、彼の狂信的なファンで分裂症と診断されたハーラン・ロック(デイヴィッド・ハント)であることが分かるが、ハリーたちが彼のアパートに駆けつけた時には、ロックは既に次の標的、サマンサをおびき寄せていた。ハリーはサマンサが連れ去られたらしい映画のロケ現場に向かい、遂に狂信犯ロックと対面する。サマンサを助けるためにマグナム44を手放したハリーだが、息づまる死闘のすえ、最後は大きなモリを使ってハリーは犯人を倒すのだった。

1937年。内乱のスペイン北部では、アメリカのカレッジ教授ロバート・ジョーダン(ゲイリー・クーパー)が人民戦線派に投じて右翼のフランコに対するゲリラを行なっていた。彼に与えられた新任務は山間の峡谷にかかる鉄橋の爆破で、期限は3日後の未明と定められた。ジョーダンはアンセルモ(ウラジムル・ソコロフ)という同志のジプシーを連れ、山間に巣食うジプシーのゲリラに援助を頼むためその本拠を訪れた。ここの頭はパブロ(エイキム・タミロフ)という男で、かつては人民戦線派の闘士だったが、今では殺人に対する懐疑から闘士を失い、妻のピラー(カティナ・パクシヌー)や手下に牛耳られている有様だった。またこの本拠には、スペインのある市長の娘で、右翼にはずかしめを受けて救われたマリア(イングリッド・バーグマン)という娘もかくまわれていた。マリアは、ジョーダンを一眼みて情熱的な思慕を抱いた。ピラーはジョーダンの手相に死を予見して、2人の恋を成就させてやりたいと願ったが、ともすれば裏切りしそうなパブロの態度や、馬の調達などで、ジョーダンには恋に酔う暇は与えられていなかった。馬の調達を引き受けたジプシーの頭目エル・ソルド(ジョズフ・キャレイア)は右翼軍に包囲され、爆撃を受けて死んだ。ジョーダンはこれを見ても救けるわけにはゆかなかったが、パブロは恐ろしさのあまり鉄橋爆破用の機械を焼いて逃亡してしまった。若い2人の恋の夜も明けてついに当日の朝が来た。改心したパブロも馬を連れて戻ってきた。一隊は二手に分かれて警備隊の詰所を襲い、ジョーダンとアンセルモは手ずから鉄橋にダイナマイトを仕掛けて、敵戦車が通過する直前に爆破した。アンセルモは死に、一隊は敵の面前を駆け抜けて逃走しようとした時、一弾がジョーダンの足を打ち砕いた。死を悟った彼は、泣き叫ぶマリアを一行とともに送り帰させたのち、ひとり敵軍に向けて機関銃の引金を引いた。




ただいま 原題:過年回家  1999年(中国・イタリア) ★★★★  タイ・カップ 1995年(アメリカ) ★★★ 
 監督・張元  主演:劉琳  李冰冰    主演:トミー・リー・ジョーンズ ロバート・ウール
あらすじ あらすじ
16歳のとき、ささいなことで血のつながらない姉を発作的に殺し、刑務所に服役してしまった妹タウ・ラン。模範囚として17年の禁固生活を過ごしたのち、翌年の出所を控え、旧正月の一時帰宅を許される。けれども家族の出迎えはなく、喜びにあふれるはずの帰宅への気持ちも冷え切ってしまう。故郷の近い、美しく若い女性教育主任が彼女をその実家に連れてゆこうとすると、懐かしい北京の細民街―胡同の町並みは、大規模な都市開発計画のため、すべて瓦礫の山に変わっていた。17年の歳月がもたらした無惨な変貌。彼女に帰る家はあるのか、そして自分の罪を両親に許してもらう機会は訪れるのか―。北京という町で貧しく生活する者の姿、胡同(路地)の景観、水餃子屋や輪タクなど庶民的な風物詩、そして様々な光、沈黙や物音一それらすべてが慎ましく、微細な表情をもって画面に現れてくる。殺人事件が物語の発端となりながら、明瞭な悪人など誰一人存在していない。あるのは、自分の気持ちを真っすぐに表に現せない者たちの、胸に染み入るほど人間的な哀しみだけだ。やがて映画は、家族の和解、再生という、現代の都市生活者が求めてやまない主題に行き着く。それも、あまりに静かな、静かな哀調を伴って、最後にはついに訪れた家族間の心の交流を、遠い旧正月の爆竹の響きがこだまする―。
60年。スポーツ記者のアル・スタンプ(ロバート・ウール)は、30年前に引退した伝説の選手、タイ・カッブ(トミー・リー・ジョーンズ)の自伝の執筆協力を依頼される。カッブは病気がちで、酒を浴びるほど飲み、そして何より怒りっぽくすぐに銃を振りかざす男だった。カッブはアルに、私生活の事は一切触れずに野球人としての偉大な足跡のみを書くよう強要する。アルは表向きの伝記とは別に、彼の真実の姿をつづった別の原稿も並行して書き進めていった。ある日、カジノに赴いたカッブは舞台へ上がるよう迎えられるが、人種差別的な発言で観客から煙たがれる。アルはホテルで知り合ったシガレット・ガールのラモーナ(ロリータ・ダヴィドヴィチ)と意気投合するが、強引に押しかけたカッブは彼女を奪う。服を脱ぐよう命じたカッブだが、薬の副作用で2年前から不能になっていた。カッブはアルを伴って野球の殿堂クーパーズ・タウンへ向かい、彼の業績を讃えるパーティーに出席する。彼は昔の選手仲間たちに嫌われていたが、一方で生活に困っている仲間に密かに経済的援助をしていた。アルは知れば知るほど、この男の実像が分からなくなっていく。カッブは故郷ジョージアへアルを連れていくが、実の娘さえも彼に会うのを拒絶した。カッブは自分の死後、一緒に埋葬してもらうつもりで購入した両親の墓所の前で、尊敬していた父親が母とその愛人によって殺された事を告白する。アルが密かに書き溜めたメモを見たカッブは怒りのあまり吐血し、入院する。死期を悟った彼は、アルに自分の好きなように書くがいいと告げる。やがてカッブは世を去ったが、アルは偉大な野球人の虚像に基づいた伝記を書く決意を固めるのだった。



タップス 1981年(アメリカ) ★★★  タバコロード 1941年(アメリカ)★★★ 
主演:ジョージ・C・スコット ティモシー・ハットン ロニー・コックス    監督:ジョン・フォード 出演:チャーリー・グレイプウィン マージョリー・ランボー
あらすじ あらすじ
開校以来1世紀半、伝統と歴史を誇るバンカーヒル・ミリタリー・アカデミー。ここでは12歳で親もとを離れ、6年間、厳しい規律の下で学習と教練をみっちり叩き込まれた少年たちが、育っていく。夏休みを前に、卒業と進級の時期がめぐってきた。ブライアン(ティモシー・ハットン)は、朝から興奮と緊張を抑えつけるのに苦労していた。入学以来、首席を通してきた彼はいよいよ最高学年に進級し、全校の生徒指揮官となるのだ。校長ハーラン・ベイシュ将軍(ジョージ・C・スコット)は、卒業式の訓辞で、ミリタリー・アカデミーなど現代では時代錯誤な存在だから、1年間の猶予を置いて閉校するという理事会の決定を発表。その夜のダンス・パーティで、生徒たちと町の少年たちの喧嘩をとめようとしたベイシュ将軍の銃が暴発、1人の少年が死亡。校長は警察に連行され、学校は即時閉鎖されることになった。ブライアンは閉鎖撤回を実力でかちとろうと、在校生に呼びかける。150余名の生徒は全員賛成した。武器庫のマシンガン、M60銃、手榴弾を手に篭城を始めるブライアン、アレックス(ショーン・ペン)、ウエスト、デイビッド(トム・クルーズ)、JCら。州軍が周囲をかこみ、指揮官カービー大佐(ロニー・コックス)が説得にあたるが、ブライアンらの意思は固かった。校内の水道と電気が切られた。挫折する生徒も出てくる。12歳のチャーリーが、事故のために死亡。ブライアンはついに篭城をやめることにした。だがデイビッドが狂ったようにマシンガンを発射。州軍のタンクが応戦。とめようとしたブライアンも死亡してしまう。ブライアンの亡骸を抱きかかえて校門に向うアレックス、涙が頬をつたっていた。>>> 1930年初めのジョージア州、タバコ・ロードと呼ばれる一帯に老農ジーター(チャーリー・グレイプウィン)一家が住んでいた。飢えのあまり、立ち寄った末娘の夫ベンジー(ワード・ボンド)の持っていたかぶらを奪いあう始末。金めあてに息子のトゥード(ウィリアム・トレイシー)を金持女と結婚させようとするが、あてがはずれて彼女の車を売ろうとし、あわや刑務所行きに。もう1人の娘エリー・メイ(ジーン・ティアニー)が、妻に逃げられたベンジーの許へ行き、ジーターは妻と2人きりになる。元地主の息子が農業用資金を用立ててくれるが、彼は働こうともしなかった。



弾丸を噛め 1975年(アメリカ) ★★★  大列車強盗 1972年(アメリカ)★★★ 
主演:ジーン・ハックマン キャンディス・バーゲン ジェームズ・コバーン    出演:ジョン・ウェイン アン・マーグレット ベン・ジョンソン
あらすじ あらすじ
1908年の西部。デンバー・ポスト新聞の主催による過酷なレースが始まろうとしていた。それは、人間と馬による、踏破距離700マイル、賞金2 000ドル、馬を乗りかえることは出来ず、行く手には山あり谷あり砂漠ありという定められたコースを6日半で踏破する死のレースだった。馬を乗りつぶしたり事故にあったりしたら生きては帰れない。出場者8人が各地から集まった。カウボーイのサム・クレイトン(ジーン・ハックマン)、皮肉屋の賞金稼ぎルーク・マシューズ(ジェームズ・コバーン)、ミスターと呼ばれるカウボーイ(ベン・ジョンソン)、名声に憧れる若者カーボ(ジャン・マイケル・ヴィンセント)、乗馬を愛する英国紳士ノーフォーク卿(イアン・バネン)、メキシコ人(マリオ・アルテアガ)、馬術家リー・クリスティー(ロバート・ホイ)、いずれもひとくせもふたくせもありそうな男ばかりのなかの紅一点、ミス・ジョーンズ(キャンディス・バーゲン)も参加していた。8人の冒険者たちは毎晩定められたチェック・ポイントに立ちより、獣医によって厳しい馬の検査を受けなければならない。このレースはアメリカ中で注目され、何百万ドルという賭金が動いた。最初のペース・メーカーは向こうみずな若者カーボだった。出発後間もなくメキシコ人が歯痛のために脱落しそうになったがサムとミス・ジョーンズによって弾丸を歯冠がわりにかぶせられ、再びレースに戻ることが出来た。幾日目かの夜、河を渡ろうとした老カウボーイ、ミスターは馬と共に急流に飲まれ、やっとのことで這い上がったが、心身ともに衰弱しサムにみとられながら、あえない最後をとげた。それは危険な旅の第1の犠牲者だった。翌日には、8時間もかかるという砂漠を横断しなければならなかった。この最大の難関での脱落者は、馬を酷使しすぎたカーボだった。さらにノーフォーク卿の馬は足の骨を折り、自ら愛馬を銃殺しなければならなかった。残るは5人だけだった。だが最後のチェック・ポイントを通過した後、事件が起こった。定められたコースで数人の囚人たちが作業しており、その監督官にミス・ジョーンズが拳銃をつきつけたのだ。それはとらわれの愛人を脱獄させるためにレースに参加した彼女の予定の行動だったのだ。そのために、後からきた4人の馬は奪われ、メキシコ人が殺された。馬を取り戻すために、サムとルークは、このレースの監視者のオートバイを借りうけ囚人たちのあとを追った。カーボの手助けもあり、激しい銃撃戦の末馬は無事助けられ、レースは再び開始された。ゴールまであと数十メートルに迫ったが、人馬共に疲れ果てていた。ゴール前に張られたテープは、サムとルークが同時に切りおとし、長い死のレースは終わった ウエルス・ファーゴがら5万ドルの賞金がでることもあって、レイン(ジョン・ウェイン)は、若くて美しいロウ未亡人(アン・マーグレット)に手をかすことを承知した。夫人と一緒にメキシコの荒野の奥深くにいき、そこに捨てられているボロ機関車に隠されている50万ドル相当の金を取り戻そうというのだ。その金は、今は亡き彼女の夫が、生前に列車から強盗したものだった。レインは危険な旅の応援を頼むために、古い相棒のウイル・ジェシー(ベン・ジョンソン)、グラディ(ロッド・テイラー)、ベン・ヤング(ボビー・ヴィントン)などを集めた。グラディは2人の新顔も連れてきた。カルフーン(クリストファー・ジョージ)にサム・ターナー(ジェリー・ガトリン)だ。一行は武器を積み込み、メキシコに向けて出発した。その日おそく、武装した20人の屈強な男たちがレイン一行の跡をつけて出発した。その中の7人はマット・ロウと一緒に列車強盗をした生き残りで、他の男は雇われガンマンだった。ロウ夫人の跡をつけ、金を見つけ次第、それをかっさらおうというのだ。3日後、大した混乱もなく目的の機関車にたどり着き、50万ドルの金塊を発見した。尾行者たちに気づいたレインは、彼らの攻撃をさそうために、箱をわざと目につきやすい所にほっぽりだした。案の定、一味は攻撃してきたが待ち構えたレインたちは敵10人を倒した。翌日、鉄道駅に着いた一行は、生き残った無法者たちの銃撃をうけた。レイン、ジェシー、グラディの3人が酒場にたてこもり、ベンとサムがロウ夫人をホテルの安全地帯に移す一方、馬に乗ったカルフーンは、ロバに積んだ金を酒場に入れた。レインとグラディは走ってきた貨車に飛び乗って、ダイナマイトを投げつけた。一味は残らず吹っ飛ばされた。次の朝、北に向かう列車に金を積み込んだ一同は、ロウ夫人にしんみりと、賞金は息子さんのために使うようにといった。今にも泣き出しそうな顔で彼女が列車に乗ると、フォームのはしから、葉巻をくわえたナゾの男が姿を現わした。彼は実はウエルス・ファーゴのために働いていたお抱え探偵(リカルド・モンタルパン)だったのだ。彼の話しによると、美しいロウ夫人はとんだ食わせ者だということだった。マット・ロウとは結婚などしていないし、金のあり場所を知っていたのも、売春婦をしていた彼女が、死ぬ前のマットから偶然ききでしたにすぎないというのだ。列車が駅をではじめると、美しさにまどわされ、ロウ夫人にまんまと一杯くわされた自分に腹を立てたレインが、さっそく行動を開始した。レインの後から全員が走る列車に向かって走りだした。



 第十七捕虜収容所   1953年(アメリカ) ★★★  ダンケルク 1964年(フランス・イタリア)★★★ 
監督 ビリー・ワイルダー 出演 ウィリアム・ホールデン ドン・テイラー
アカデミー主演男優賞
出演:ジャン・ポール・ベルモンド カトリーヌ・スパーク フランソワ・ペリエ  
あらすじ あらすじ
第2次大戦末期。スイスとの国境に近いドイツの第17捕虜収容所。ここの第4キャンプには、アメリカ空軍の兵士ばかりが収容されていた。しかもすべて軍曹ばかりで、いろいろの悶着がよく起こるのだった。クリスマスに近いある夜、2人の捕虜がみんなの協力で、脱走することになった。2人が出かけたあと、無事に脱出できるかどうかの賭けが始まった。悲観説をとなえたのはセフトン(ウィリアム・ホールデン)軍曹。まもなく銃声が聞こえ、2人は射殺されたことがわかった。この計画が発覚したのは捕虜のなかにスパイがいるからにちがいないと、皆の間で問題になる。お人好しのストッシュ(ロバート・ストラウス)、その親方のハリー(ハーヴェイ・レムベック)、いつもオカリナを吹いているジョーイ、自警委員のプライス、一本気のハーフィ、それにセフトンとセフトンの子分のクキーなどのうち、最も疑われたのはセフトンだった。実際セフトンは抜け目ない男で、衛兵を買収してひそかに外出したりするので、疑われる理由は充分だった。だが、一同はセフトンの恩恵もこうむっていた。セフトンの経営する“事業"には、『デパート』『競馬』『酒場』『のぞき』などがあった。『デパート』はセフトンがベッドの下に隠しているトランクで、その中にタバコ、酒から女の靴下まであった。『競馬』はハツカ鼠を走らせてタバコを賭ける遊び。『酒場』はイモからアルコールを蒸溜し、タバコ2本で1杯飲ませていた。『のぞき』は手製の望遠鏡でソヴェトの女囚が入浴場で順番を待っている様をのぞくことだ。脱走者が射殺された数日後、ダンバー(ドン・テイラー)という中尉と、バグラディアン軍曹が収容された。ダンバー中尉は、ドイツ軍の軍用列車を爆破したことがあり、それを耳にした所長(オットー・プレミンジャー)の厳しい訊問を受けた。こんなことからセフトンへの疑惑は更に深まり、一同は彼を袋叩きにする。セフトンはなんとか疑惑を晴らそうと、スパイの正体をつきとめる機会を待った。やがてスパイはプライスであることが判ったが、現場をにぎるまで手を下すことは出来ない。ダンバー中尉はベルリンへ連れて行かれることになり、捕虜たちは中尉奪還の計画を立て、成功する。そして中尉を夜のうちに脱走させることになり、プライスが同行を申し出た。セフトンは我慢できず、プライスを責めて自白させ、みずから中尉脱走の役目を買って出る。セフトンには成算があった。彼はプライスをオトリにし、彼は集中射撃を浴びて倒れた。その隙にセフトンと中尉は、首尾よく自由の世界へ逃れるのだった。 一九四〇年六月初旬の土曜日だった。北仏ダンケルクにほど近いズイドコートの海岸には四〇万近い英仏連合軍の兵士達が絶望と不安に突き落されていた。マイヤ(J・P・ベルモンド)はズイドコートにアレクサンドル(F・ペリエ)デリイ(P・モンディ)ピエルソン(J・P・メリエル)という三人の戦友と野営していた。その頃、英国軍はドーヴァー海峡を渡り始めていたが、フランス兵の乗船は拒否しているという噂が広まった。英語が話せるマイヤは乗船交渉のため英軍の将校に会いに行ったが、彼は不在だった。マイヤは水を求めて一軒の家に入ったが、無人と思ったその家にはジャンヌ(C・スパーク)という娘がいた。奇妙に整然としている家だったのには驚いたが、彼は再び将校に会いに出かけた。将校は彼を英国兵と一緒に貨物船に乗せてくれたが、途中で船は弾を受けて炎上し始めた。マイヤが飛び込むと数人の兵士が続き、彼は火傷した兵士を助けながら海岸まで泳ぎついた。マイヤがジャンヌの家にたどりつくと半裸のまま失神している彼女の傍に二人のフランス兵がいた。彼は二人を射ち殺した。正気にかえったジャンヌはマイヤに身をよせ自由にしてくれと懇願したがマイヤは彼女を罵り、仲間達の所にもどった。マイヤの代りに、泉まで水汲みに出かけたアレクサンドルは独軍の銃弾に倒れた。再びジャンヌのもとに行ったマイヤは結婚の約束をして荷車を取りに表に出た。約束の場所で待っているとき砲弾が爆発し、遅れてやってきたジャンヌの姿を見ることなく、マイヤは死んでいった。ドイツ軍の騒音が不気味に聞え始めた六月の日曜日の午後だった。



 旅路の果て 1936年(フランス)★★★  ダイハード 1988年(アメリカ)★★★ 
出演:ヴィクトル・フランサン ミシェル・シモン マドレーヌ・オーズレー    出演:. ブルース・ウィリス ボニー・ベデリア 
あらすじ あらすじ

南仏サン・ジャン・リヴィエルにある俳優養老院、そこではかつての日のはなやかな舞台をただ一つの誇りとして、いま多くの俳優たちが余生を送っている。カブリサードは代役専門の役者だったが、主役のギトリーが健康だったため一度も舞台をふんだことがなかった。しかし、彼は自分の勝手に過去を創造しほらばかりふいている。マルニーは古典劇屈指の名優とうたわれていたが、愛人を同僚サンクレーに奪われて以来、俳優としての自信を失いここに隠退したのである。マルニーはその正直な性格の故にカブリサードを俳優として認めないために、両者の間に時折り小さな争いがあったが、ある日ここへ突然尾羽うち枯らしたサンクレールが現れるまでは、院内は平和な空気にみちていた。マルニーは恋人がサンクレールの許に走って間もなく変死したので、その死因を疑い、サンクレールにはげしい憎しみを抱いていた。サンクレールはいつも婦人の渇仰の的となっていると人から思われていたい性格の男で、養老院へきても早速近くのカフェーで働く娘ジャネットに眼をつけた。以前から経営難であった養老院は、いまでは万策つきいよいよ解散する破目になった。このとき院主の尽力でパリの新聞社が義えん金をだし、現役の名優たちによる慈善興行を行いこれを救うことになった。ところが公演の当夜、主役俳優が不意に事故のため出場できなくなったので一同はマルニーに代役をたのむことにした。カブリサードは生がいの思い出に、最初にして最後の舞台を踏みたいと決心しマルニーにたのむが許されない。彼は暴力でマルニーを倒し舞台に出たがかなしいかな一言のせりふもしゃべれなかった。大切な一幕をめちゃめちゃにして自分の部屋へかえった彼はその場に倒れてしまった。その夜サンクレールは純情のジャネットを自殺させようとしたが最後にマルニーに気付かれ、ジャネットは死の一歩前で救われた。数日後カブリサードの葬儀には、遺言により生前彼自身が書いた弔辞をマルニーが読むことになったが、生真面目な彼にはカブリサードを一世の名優としてほめたたえた弔辞を読むことができず、いくたびかためらったのち、弔辞を捨てて自分の思うままを述べた。「彼は俳優としてはとるに足らぬ男だ。しかし友人としては実にいい男だった。友よ安らかにねむれ」と。

ニューヨークの刑事ジョン・マックレーン(ブルース・ウィリス)は、クリスマス休暇を妻ホリー(ボニー・ベデリア)と2人の子供たちと過ごすためロサンゼルスへやってきた。ホリーは日本商社ナカトミ株式会社に勤務し、夫と離れこの地に住んでいるのだった。ジョンは、クリスマス・イヴの今日、ナカトミの社長タカギ(ジェームズ・シゲタ)の開いている慰労パーティに出席している妻を訪ね、現代ハイテク技術の粋を極めた34階建ての超高層ナカトミビルに向かうのだった。ホリーは単身赴任によって、結婚と仕事の両立に苦しんでいたが、再会したジョンを目にすると改めて彼への愛を確認するのだった。ところがパーティも盛りあがりをみせた頃、13人のテロリストがビルを襲い、事態は混乱を極める。リーダーのハンス・グルーバー(アラン・リックマン)は金庫に眠る6億4000万ドルの無記名の債券を要求するが、タカギがそれに応じないのを見てとると、彼を射殺してしまう。そしてその現場をジョンが目撃したことにより、彼とテロリストたちの息詰まる戦いの火ぶたが切って落とされるのだった。ジョンは機転をきかせ、パトロール中のパウエル巡査部長(レジナルド・ヴェルジョンソン)に事件の重大さを知らせ、援軍を求める。その頃テロリストの一味であるテオ(クラレンス・ギルヤード・ジュニア)が金庫の暗号の解読に成功し、債券はハンスたちの手に握られた。また彼は、ホリーがジョンの妻であることをTV放送によって知り、彼女を人質にビルからの脱出を企てる。愛する妻を捕えられたジョンは、2発しか残されていない銃を片手に決死の覚悟でハンスと対決し、一瞬のアイデアの巧みさで彼を撃ち倒す。しかし安堵するジョンとホリーを、1度は彼が叩きのめしたはずのテロリストの1人、カール(アレクサンダー・ゴドノフ)が執念に狙い撃つ。1発の銃声が響き、地面に倒れたのは、しかしカールであった。彼を撃ったのは、かつてある事件で誤射して以来、拳銃を放つことができなかったパウエルだった…。事件は終結し、ジョンは今、彼との友情に、そして何より妻との愛に包まれ、クリスマスの朝を迎える喜びを噛みしめるのだった。



 第3の逃亡者  1937年(イギリス) ★★★  食べて、祈って、恋をして 2010年(アメリカ)★★★ 
出演:監督 :ヒッチコック 出演:ノヴァ・ピルビーム デリック・ド・マーニー    出演:ジュリア・ロバーツ フェリペ ハビエル・バルデム
あらすじ あらすじ
映画女優クリスティン(P・カーム)は、嫉妬深い夫ガイ(ジョージ・カーゾン)に男出入りをなじられた翌朝、死体で浜に打ち上げられた。発見者は被害者と顔見知りのロバート(デリック・ド・マーニー)。通報しようとした彼は来あわせた女達にとがめられ、逆に逮捕されてしまった。凶器として使われたのは、彼のレインコートのベルトだったのだ。無実を主張するロバートは徹夜のとり調べに失神し、入って来た警察署長の娘エリカ(ノヴァ・ピルビーム)に介抱された。やがて正気づいた彼は濡れ衣をはらすため、彼女の車に隠れて脱出する。エリカにかくまわれるロバートだが、エリカは彼の保護者気取り。レインコートをなくした酒場で、彼女はウィル(エドワード・リグビー)という名を聞き出す。さらに、近くのエリカの叔母の家によったため、二人は検問にひっかかり、彼女も共犯と思われる。別れようとするロバートだが、彼女はひきさがろうとせず、車と彼女を待たせて、彼はウィルの常連宿にのりこむ。だが、宿の主人の通報で警察の手も迫って来た。エリカの車で何んとか連れだしたウィルだが、コートにはベルトがない。ウィルがこれを誰かからゆずり受けた時点から、ベルトはなかったのだ。警察に追われ隠れた廃坑の地崩れで、エリカは逮捕されてしまった。うまく逃げたロバートだが、真犯人の手がかりはとぎれてしまい、ついに自首するため軟禁されているエリカを訪れた。だが、証拠品としてホテルのマッチのある事を知った彼は、エリカを逃がし、ウィルと共にホテルに向う。が、警察の手がまわり、ロバートが連行されようとした時、黒人に扮装したドラマーか失神。応急処置をしようとしたエリカは、そこに真犯人を見るのだった。 リズ(ジュリア・ロバーツ)はニューヨークで活躍するジャーナリスト。仕事にプライベートに忙しい日々を送っていたが、心のうちにどこか満足しきれない思いを抱えていた。“昔はもっと毎日が輝いていたのに……”。失恋と離婚を経験した彼女はある日、全てを捨てて自分探しの旅に出ることを決意。それは、イタリア、インド、インドネシアを巡る一年間の旅。イタリアではカロリーを気にせず好きなものを好きなだけ食べ、インドではヨガと瞑想に打ち込む。旅を通じて少しずつ自分が解放されていくのを感じるリズ。そして最後の訪問地はインドネシア、バリ島。そこでは予期せぬ出会いが彼女を待っていた……。








 大西部への道 1967年(アメリカ) ★★★   タイピスト 2012年(フランス) ★★★ 
出演:カーク・ダグラス リチャード・ウィドマーク ロバート・ミッチャム    出演:ロマン・デュリス デボラ・フランソワ ベレニス・ベジョ  
あらすじ あらすじ
1843年、ミズーリ州インディペンデンスの町は「オレゴン熱」でわいた。おりから東部一帯には不況の嵐が吹き荒れていたから、人々が未開の土地オレゴンに豊富な資源が横たわっているという噂にとびついたのは当然であった。そんな時冒険欲にあふれた上院議員のウィリアム・J・タドロック(カーク・ダグラス)が、その土地へ移住するオレゴン・リバティ会社の幌馬車隊員を募集した。たちまち参加希望者は群をなした。そして4月、数100台の幌馬車をつらねて1000人あまりの開拓者たちが辺境オレゴンへ出発した。道案内役のディック・サマーズ(ロバート・ミッチャム)を除いて、参加者のほとんどが農夫であった。たくましい開拓精神にあふれた農場主のライジ・エバンス(リチャード・ウィドマーク)家族を筆頭に、マックビー(ハリー・ケイリー・ジュニア)夫妻と娘マーシー、新婚のジョニー、アマンダ夫妻などであった。チムニー・ロックを過ぎてから数日後、幌馬車隊はスー族のインディアンに出会ったが、サマーズの機転で無難にきりぬけたかに見えた。だがその時新妻の目をかすめて、若者たちの間で評判のマーシーとひそかに会っていたジョニーが、誤ってインディアンの少年を射ち殺してしまったため、事態は急変した。少年は酋長の息子だった。酋長は単身幌馬車にせまると、犯人の処刑を要求した。決断をせまられたタドロックは涙をのんでジョニーの首に縄をかけた。タドロックの背後では、ジョニーの妻アマンダの瞳が異様に輝いていた。やがて幌馬車隊が砂漠地帯に入った時、タドロックは10歳になる息子を失った。そんな時彼はエバンスの妻に言い寄って、エバンスとの間に心理的な対立を生み出した。上院議員の地位をかさにしたタドロックの傲慢さは次第に敵を作り、ついに私的な憤りをまじえたエバンスによって隊長の地位を奪われてしまった。そして幌馬車隊は最後の難関、断崖に直面、命綱を頼りに懸命な馬車や牛の荷おろしが始まった。最後にタドロックが命綱に身をまかせた時だった。突然綱は切れ、タドロックは激しい勢いで落下、絶命した。ジョニーの妻アマンダが復讐を果したのだった。新天地へ第1歩を踏み出す幌馬車隊を見送るサマーズの表情には、道案内を完遂させた安堵と無量の感慨が溢れていた。 1950年代のフランスでは、社会進出しようとする女性たちの間で一番花形の職業は秘書だった。田舎から出てきたローズ(デボラ・フランソワ)もそんな一人で、保険会社を経営するルイ(ロマン・デュリス)の秘書となる。ドジで不器用すぎるため1週間でクビを宣告されるが、ローズにタイピングの才能を見出したルイは、彼女にある提案をする。当時秘書の中で、タイプライター早打ち大会で優勝することはステイタスとなっており、一大競技として人気を誇っていた。ルイはローズと組んで、タイプライター早打ちの世界大会で優勝を目論んでいた。地方予選に出場したローズは、初めて触れる試合の空気に飲み込まれあえなく敗退。ルイは1本指ではなく10本の指を使ったタイピングをするよう矯正し、難解な文学書のタイプやジョギングなどのハードなメニューを課して、ローズを特訓する。その甲斐あって地方予選を1位通過したローズだが、全仏大会には2連覇中の最強の女王が待ち構えていた……



大菩薩峠 第一部 1960年(昭和35年)  ★★★ 大地の子(NHKドラマ) 2001年(平成13年) ★★★★★  
主演:市川雷蔵 主演:上川隆也 仲代達矢 田中好子
あらすじ あらすじ
秀麗富士を遠望する大菩薩峠の頂上。黒紋付着流しの机竜之助は、一刀のもとに居合わせた老巡礼を斬り捨てた。この祖父の死に驚くお松を、通り合わせた怪盗裏宿の七兵衛が助けて江戸へ向った。一方、机道場に帰った竜之助を持っていたのは、字津木文之丞の妹と偽るその妻お浜だった。御嶽山奉納試合の勝ちを譲れというお浜の言葉を冷くはねつけ、その帰途を水車番の与八に襲わせた竜之助は、その小屋でお浜を犯す。それから数日、奉納試合は文之丞の意趣で殺気をはらんだが、竜之助の音無しの構えは一撃にして文之丞を倒し、竜之助はお浜を伴って江戸へ。この兇報に馳せ戻った文之丞の弟兵馬は、竜之助の父弾正から、妖剣音無しの構えを破るには並大抵の修行ではだめだと教えられ、剣聖島田虎之助に正剣を学ぶため江戸へ向った−−。江戸に出た竜之助は新撰組に出入りし、近藤勇、芦沢鴨、土方歳三らと知り合うが、ある夜、誤って島田虎之助に斬りかかった土方らが、虎之助の絶妙な剣の冴えに一蹴されたのを見て動揺する。また七兵衛に救われたお松は、生花師匠お絹の家で行儀見習いをするうちに、亀田道場へ通う兵馬と知り合い、恋し合うようになる。ところで兵馬は、遂に竜之助を探し出し果し状を送ったが、竜之助はこれを知って兵馬に討たれてくれとたのむお浜を斬り、お浜との間に出来た一子の郁太郎を残して江戸を去った。京都に入った竜之助は芦沢をたよって新撰組に入り、これを追うようにして現われた兵馬は近藤の世話で新撰組入りとする。ここでも宿命の対立を見せた。一夜、島原で近藤暗殺の計画を聞かされた竜之助は、この密議を聞いたおばのお滝と情夫の清吉に走り飛ばされ京都に来ていたお松を御簾の間に連れこんだ。竜之助の蒼白の顔面から漂う妖気。それが突如として狂気に変った。無気味の竜之助の哄笑。この時、近藤に後楯された兵馬らが御簾のそとにひしひしと迫っていた−−。









出典:goo映画
goo 映画
信濃郷満州開拓団の長男・松本勝男は、日本の敗戦後、ソ連軍の攻撃などにより祖父と母を失い、妹とも生き別れになってしまう。父親は徴兵されており、勝男のいる満州にはいなかった。
過酷な体験のあまり、自分の身分や言葉など全ての記憶を失った勝男は、放浪中に人買いに捕まり、中国人農家に売られて酷使される日々を送ることになる。度重なる虐待に耐えかねて逃げ出したものの、再び人買いの手にかかり売られそうになった勝男を助けたのは、小学校教師の陸徳志(りくとくし)であった。子供のない陸徳志夫妻は勝男に一心という名を与え、貧しいながらも実の子のように愛情をこめて育てる。優秀な青年に育った一心は大連にある大学に進学。恋人である趙丹青に日本人であるがゆえに別れを切り出される等差別を受けながらも、中国の発展のため尽くそうと決心する。しかし、彼の背後には文化大革命の嵐が押し寄せつつあった。やがて一心は、日本人であるという理由で槍玉に挙げられ、囚人として労働改造所に送られるが、そこで日本語を話す男と知り合い、母国語である日本語を習得する。5年後、徳志の命がけの嘆願と、共産党幹部となった親友の奔走の甲斐あり釈放された一心は、労働改造所時代の命の恩人である看護師・江月梅と結婚、日中共同の一大プロジェクトである製鉄所建設チームの一員として働くことになる。一方、中国に協力を要請された日本の東洋製鉄では、一心(勝男)の実父である松本耕次を上海事務所長に派遣する。松本はかつて自分の徴兵中に満州で消息を絶った妻子の行方を今も求め続けていた。苦労の末、ようやく一心の妹であるあつ子(中国名:張玉花)を見つけ出した松本だが、寒村の農家に嫁がされた彼女は過労の果てに病(脊椎カリエス)を得て、すでに死の床にあった。同じ頃、一心もまた唯一の肉親である妹を探し、村にたどりついていた。あつ子の死を契機に、間近にいながら親子とは気づかなかった一心と松本は、ここで初めて互いの関係を知り、確執を越えて数十年ぶりの再会を喜び合う。
その後、プロジェクトの一環で日本に出張した一心は、松本の家を訪れる。しかし、この訪問が原因で、一心はほどなくして以前から彼を快く思っていなかった同僚(趙丹青の夫)の策略により産業スパイとして告発され、プロジェクトから外された上に内蒙古の製鉄所へ左遷させられてしまう。初めは失意に暮れていた一心だったが、やがて製品の改良などを通じて内蒙古の仲間達と深い絆で結ばれる。時を経て、丹青は一心を陥れた夫の策謀を知り、共産党幹部に告発。冤罪が解けた一心は再びプロジェクトに復帰、7年がかりで完成した製鉄所の高炉に火が入り、日中の参画者の心は一つになる。プロジェクト終了後、一心は徳志の勧めで松本と父子水入らずの長江下りの旅行に出かける。雄大な長江を下る船の上で、松本は一心に日本へ来て一緒に暮らさないかと持ちかけた。日本の父と、中国の父。二人の父への愛情に一心の心は揺れ動くが、彼は苦悩の末、涙ながらに「私はこの大地の子です。」と答え、中国に残ることを決意するのであった。



大誘拐 1991年(平成3年)★★★  Wの悲劇 1984年(昭和59年)★★★
主演:北林谷栄    緒形拳    風間トオル 主演:薬師丸ひろ子
あらすじ あらすじ
ある夏の日の朝、大阪刑務所に仲間の正義と平太を迎えに行った健次は、二人に誘拐の計画を話す。最初は反対する二人だったが、健次のねらいは紀州一の山林王・柳川とし子刀自。さっそく計画を実行する三人。ところがこのおばあちゃんただ者ではなく、やっと山中で拉致に成功した彼らに向かって和歌山県警本部長・井狩の知るところとなれば逃げるのは難しい、と落ち着いた表情で論じ始める始末。こうして三人は刀自に用意させた家に身を隠すことになる。この家は柳川家の元女中頭だったくーちゃんことくらの家だった。そのころ、和歌山県警本部では“刀自誘拐”の連絡が届き、刀自を生涯最大の恩人と敬愛する井狩が火の玉のような勢いで捜査に乗り出して来た。連絡を聞いた刀自の子供たちも次々と柳川家に到着。騒然とした空気の中、刀自救出作戦が開始された。一方、三人は隠れ家で身代金要求の策を練っており、その額が五千万円だと知った刀自はいきなり表情を変え、「大柳川家の当主なんだから百億や!」と三人に言い放つ。それによって誘拐犯と刀自の立場は完全に逆転してしまい、事件はいつしか刀自と井狩との知力を尽くした戦いになっていた。そしてついに身代金の受け渡しの日がやってくる。それは前代未聞の全世界へ生中継されるにまで至っていた。こうした大騒ぎの中で百億は犯人に渡され、事件は終わった。三人組はそれぞれの道を歩んでいき、数日後、柳川家に戻った刀自の前に事件の全謀を察した井狩が姿を現わし、刀自はその真実を打ちあけるのだった。













出典:goo映画
goo 映画
劇団「海」の研究生・三田静香は、女優としての幅を広げるため、先輩の五代淳と一晩過ごした。翌朝彼女は、不動産屋に勤める森口昭夫という青年と知り合う。「海」の次回作公演が、本格的なミステリーに加え、女性であるがゆえの悲劇を描いた『Wの悲劇』と決定した。キャストに、羽鳥翔、五代淳と劇団の二枚看板を揃え、演出は鬼才で知られる安部幸雄である。そして、事件全体の鍵を握る女子大生・和辻摩子役は、劇団の研究生の中からオーディションによって選ぶことになった。オーディション当日、静香の親友・宮下君子は、芝居の最中に流産しかかり病院にかつぎ込まれた。子供を産むと決心した彼女を見て、静香は自分の生き方は違うと思う。摩子役は、菊地かおりに決定した。静香には、セリフが一言しかない女中役と、プロンプターの役割が与えられた。意気消沈して帰宅した彼女のもとに花束を抱えて昭夫がやって来た。静香がオーディションに受かるものと信じて祝福に来たのだ。彼の楽観さにヒステリーを起こす静香だったが、結局、二人は飲みに行き、その晩、静香は昭夫の部屋に泊まった。翌朝から、彼女は気分を切り変え、全員の台詞を頭に入れ、かおりの稽古を手伝うなど積極的に動く。一方、昭夫は静香に結婚を申し込むが、静香は女優への夢を捨てる気になれなかった。大阪公演の初日の幕があがった。舞台がはねた後、一人舞台に立つ静香を見た翔は、声をかけ小遣いを渡す。彼女にも静香と同じ時期があったのだ。その夜、お礼に翔の部屋を訪ねた静香は、ショッキングな事件に巻きこまれる。翔の十数年来のパトロン・堂原良造が、彼女の部屋で突然死んでしまったというのである。このスキャンダルで自分の女優生命も終わりかと絶望的になっていた翔は、静香に自分の身代りになってくれ、もし引き受けてくれたら摩子の役をあげると言い出す。最初は首を横に振っていた静香だったが、「舞台に立ちたくないの!」という一言で、引き受けてしまった。執拗なマスコミの追求も、静香はパトロンを失った劇団研究生という役を演じて乗り切った。翔は、かおりとの芝居の呼吸が合わない、と強引に彼女を降ろし、東京公演から静香に摩子役を与えた。静香の前に、事件のことを知った昭夫が現われた。「説明しろ」と詰めよる彼に静香は一言もなかった。東京公演。舞台袖で震えていた静香に、翔の叱咤が飛ぶ。静香の初舞台は、大成功をおさめた。幕が降りた後も鳴りやまぬ拍手と、何度も繰り返されるカーテン・コールが女優誕生を祝していた。客席の最後列では、精一杯拍手を送る昭夫の姿もあった。劇場を出た静香は、レポーターに囲まれるが、昭夫の姿を見つけ駆けよろうとする。そこに、事件の真相を知ったかおりがナイフを手に現われ、静香めがけて飛びこんできた。静香をかばい刺された昭夫は、救急車で運ばれた。数日後、引越しをするためアパートを出た静香は、昭夫に連れられてきた空家に立ち寄る。そこには昭夫がいた。もう一度二人でやり直そうという彼に、静香は、そうしたいけど今のボロボロの私よりもっと駄目になってしまうと言う。そして、芝居を続け、ちゃんと自分の人生を生きていくために一人でやり直すからと、涙をこぼしながら微笑んで去って行った。



太郎の塔(HNKドラマ) 2011年(平成23年) ★★★★   誰も知らない  2004年(平成16年)  ★★★ 
主演:松尾スズキ, 常盤貴子, 田辺誠一, 濱田岳, 寺島しのぶ 主演:柳楽優弥 北浦愛 木村飛影  
カンヌ国際映画祭男優賞(柳楽優弥)受賞
あらすじ あらすじ
 昭和42年、「大阪万博」の開催を控え「人類の進歩と調和」というテーマを具現化するプロデューサーとして、岡本太郎(松尾スズキ)に白羽の矢が立つ。アバンギャルドの旗手として時代の先端を走る太郎にとって、万博という国家プロジェクトは無縁のことであった。就任を迷う太郎の脳裏に、母の記憶がよみがえる。 明治44年、太郎は、漫画家・一平(田辺誠一)と歌人・かの子(寺島しのぶ)の長男として生まれた。芸術にしか興味のないかの子は、幼い太郎を柱に縛りつけ歌創りに没頭し、小説家志望の学生・堀口茂治(成宮寛貴)と恋に落ちるなど、母としての愛情を全く子に注がない。だが、太郎はそんな母に決定的な影響を受けてゆく。 「人類の進歩なんかくそくらえ!」万博プロデューサーを引き受けた太郎は、就任会見でテーマに真っ向から異を唱える。それは、国家イベントと戦う決意の表明であり、「世間の常識と戦うのが芸術家」という岡本家の魂の代弁でもあった。その傍らには、太郎の養女となった敏子(常盤貴子)の姿があった。

秋。2DKのアパートに、母親のけい子と、12歳の明を筆頭に京子、茂、ゆきの4人の兄妹が引っ越して来た。子供たちは、それぞれに父親が違い、学校にも通ったことがなかった。ある日、けい子が20万円の現金と明に「妹弟たちを頼む」とのメモを残して姿を消した。それから1カ月、4人での生活を続けていた子供たちの前に、ふいにけい子が戻って来る。「どこへ行っていたのか」と尋ねる明に、「仕事で大阪へ行っていた」と嘯くけい子。そして再び、彼女は「クリスマスに戻る」と言って部屋を出て行った。しかしそれ以後、約束のクリスマスやお正月が過ぎても、けい子は帰って来なかった。母親に捨てられた。そう気づいた明は、妹たちにそれを悟られないよう生活を続けていこうとするが、やがて金も底を尽き、電気や水道も止められてしまっては、やりきれなさから妹弟たちに辛くあたることもあった。そんな中、ゆきが椅子から転落して死んだ。公園で知り合った不登校の少女・紗希の力を借りて、ゆきといつか飛行機を見に行こうと約束していた羽田へ向かった明は、そこに彼女の遺体を埋葬すると、アパートへと戻り、遺された妹弟たちとの生活を再開する。




 竹取物語 1987年(昭和52年) ★★★    暖流 1957年(昭和32年) ★★★
監督: 市川崑. 出演: 三船敏郎, 若尾文子, 沢口靖子. 監督増村保造 出演根上淳, 左幸子, 野添ひとみ
あらすじ あらすじ

八世紀の末。都に近い美しい山里。行商人の宇陀が竹取の家へ行き、女房の田吉女がぼんやりとしているのを目撃する。わずかの金がないばかりにたった二、三日の患いで娘の加耶を亡くしてしまったのだ。夜、閃光が空を走り、何か巨大なものが大音響とともに竹林のある山に落下する。翌日、竹取の造は竹林へ行き、加耶の墓のそばで金属物体を見つけた。墓に向かって光線が走り、物体の中にいた赤ん坊が見るまに加耶そっくりの少女に変身する。だが、その瞳は青かった。小さな水晶球を握って離さない少女を、田吉女は天からの授かりものとして育てようと言い出す。金属物体を宇陀が彫金師のところへ持ち込み、それが混りけのない金であることがわかった。宮中の紫宸殿で朝議が行われ、山里の天変地異が話題になり、大伴の大納言がわが国ではとれない純金が出廻っていることを報告する。加耶が一日で、十七、八の娘になり、竹取の造は山里を離れた場所に豪荘な邸をたてて移り住む。加耶の美しさが近隣の評判になり、かぐや姫と呼ばれるようになった。安倍の右大臣、車持の皇子、大伴の大納言の三人が彼女に求婚する。近くの長老の家の子守りで、盲目の明野に相談し、世に得がたい宝物といわれる蓬莱の玉の枝、火鼠の皮衣、竜の首の玉を持って来た人に嫁ぐという条件を出した。三人はそれぞれ船を仕立てて出発していった。満月の夜、水晶球を通じて加耶が月から来たことがわかった。車持の皇子、安倍の右大臣はいずれも偽物をさし出し、大伴の大納言は竜に襲われてしまう。水晶球から通信が入り、次の満月に月から迎えにくるという。帝は自分の威信にかけ、月からの使者を阻止せよと藤原の大國に命じる。満月の夜、巨大な宇宙船が月から飛来した。兵士の射る矢は何の効果もなかった。加耶は宇宙船のなげる光線の中に入って上昇していく。明野の月が見えるようになり、大伴の大納言は「かぐや姫、きっとまた会える」とつぶやくのだった。

日疋祐三は病床にいる恩人の志摩博士から病院の建てなおしを依頼されて何年ぶりかで東京の土を踏んだ。病院内は院長の息子泰彦の無能をよいことに、その腐敗は目にあまるものがあった。日疋は或る看護婦の自殺事件で看護婦の石渡ぎんと知り合い、彼女から病院内の情報を手に入れることになった。やがて日疋はぎんから愛情を寄せられるようになったが、彼は院長の娘啓子に憧れに近いものを抱いていた。啓子の婚約者笹島の素行をなかば義務のように調べたが、その女性関係は乱脈をきわめていた。日疋はそれを啓子にありのまま伝えたが、啓子はかえって日疋を軽蔑した。そんな啓子も笹島の情事の現場に出あってから笹島の求愛を退けるのだった。院長の死は病院乗っ取り派の連中にはもっけの幸だったが、日疋は関西の資本家を動かすことに成功、新院長も決定し、乗っ取り派を追放することができた。病院が新しい組織と陣容で立ち直ったのを見た日疋は辞表を提出することに決めた。病院をやめ派出看護婦となったぎんは、最後の機会にと啓子を呼び出したが、啓子も今は日疋に愛情を抱いていた。二人は互いに日疋との結婚を胸に秘めて、冷い空気の中で別れた。志摩家を訪れた日疋は、陽の傾いた波打際で、啓子から愛情を打ち明けられたが、「あなたは僕のことなんか考えないで、どこまでもあなたの夢を育てなさい。今日あなたとこんな静かに会えるのは、きっと僕が、石渡君と結婚の約束をしたからなんですよ」こう語るのだった。




 大魔神怒る 1966年(昭和41年) ★★★    台風騒動記  1956年(昭和31年) ★★★
監督三隅研次 出演本郷功次郎 藤村志保   監督: 山本薩夫 出演:佐田啓二 菅原謙二
あらすじ あらすじ
戦国時代のころ。八雲の湖と呼ばれる美しい火口湖の岸に名越という一族と、その本家筋にあたる“千草”の一族が平和な日々を送っていた。湖の真中にある神ノ島には、一族の守護神、武神像がまつられていた。ある日のこと、千草城の若き城主千草十郎は、許嫁である名越の娘早百合と共に祖先の法要をいとなんでいた。そして、領内の平和を祈ろうと神ノ島に行った時、武神像の顔が真っ赤になっているのを見た。それは変事の前兆であった。やがて悪政をほしいままにしていた隣国の領主御子柴弾正が千草領に攻め入って来た。十郎は辛くも逃がれたが、弾正は早百合の父兵衛を殺し、兄の勝茂を人質として連れ去った。さらに弾正は、武神像をも粉々に砕いて湖に投げ捨てたが、その時、湖水は真赤に染まり、凄い雷鳴が起った。一方、十郎は傷ついていたが、早百合の看護で、身体も回復し、牢を脱出した勝茂と共に、弾正を討たんものとスキをうかがっていた。しかし、狡猾な弾正の罠にかかって、早百合ともども、捕われてしまった。弾正は、千草領の人々が大切にしている鐘を湖に沈め、十郎や早百合を火あぶりの刑に処そうとした。やがて、薪に火が点けられ、十郎たちの命は風前の灯となった。早百合は、そんな時に、必死となって神に祈るのだった。その早百合の祈りが通じたのか、突然、大地を揺がす鳴動と共に、猛り狂った武神像が現われた。そして、逃げまどう弾正方の兵を踏み潰し、危ういところで十郎と早百合を助けたのだった。弾正は武神像によって滅ぼされ、その武神像は、一瞬の間に、水滴となって湖に消えていった。そして湖の底からは、再び平和を取り戻した十郎の領地を祝福するかのように、静かな鐘の音が響いてきた。十郎と早百合は手を取り合って、長い間その音に聞き入るのだった。 のどかな海辺の町ふぐ江に台風が荒狂った。家は倒れ田畑も流された。役場の前には救援物資を求める町民たち。二階の会議室では森県会議員を中心に山瀬町長、友田議長、ボスの川井釜之助などが町議会の真最中。森県議の入知恵で、台風災害に便乗、台風で倒れそこねた小学校舎を壊し一千万円の政府補助金を取り私腹を肥やそうと皮算用に会議は踊る。しかし危険校舎とはいっても当の学校は健在。教科書を失った子供たちのため妙子先生は資金集めに大童。代用教員の務は専ら煽られ役である。町議会は町長の責任で校舎取壊しに決り森県議は配下の堀越組を派遣する。大蔵省からは監査官が来るという。校舎は砂煙をあげて倒れた。子供たちの眼に教室を奪われた悲しみの涙が光った。一方町長夫人みえは監査官を買収しようとバス停留所で見張りをしていると、一人の青年がバスから降りた。みえは、この青年吉成幸一を監査官と思い料亭へ連れこんで大サービス。川井議員からは二万円の袖の下、芸者静奴まで罷り出た。ところが静奴の話で幸一は人違いされたと知り、彼が訪ねる友人の務の家に逃避行。その頃本物の監査官山村は町長らにニセ陳情をキメつけていた。補助金はどうやら怪しくなった。が町長は「補助金は来る」の一点張りだが道がない。町議会はテンヤワンヤ。新校舎の地鎮祭も迫り、PTAでは一戸一万円の寄金で工事に着手しようと話合っている。町には色々な噂が流れる。いよいよ地鎮祭の日、遂に裏面を知った務は妙子に励まされ、補助金は来ないと発表した。ざわめく町民、頭を抱える議員たち。翌朝、幸一は彼を慕う静奴を残して町を去る。



 太平洋の奇跡〜フォックスと呼ばれた男 2011年(平成23年)★★★★   タンポポ 1985年(昭和60年) ★★★
出演:竹野内豊 ショーン・マクゴーウァン 井上真央    監督: 伊丹十三. 出演: 山崎努, 宮本信子, 役所広司
あらすじ あらすじ
太平洋戦争末期―1944年6月。 陸軍歩兵第18連隊 大場栄大尉(竹野内 豊)は、日本から2000キロ余り離れた北マリアナ諸島サイパン島へ送られる。当時サイパン島は日本が統治し、軍司拠点としても重要な位置を占めており、この南洋の小さな島を死守することが、大場たち日本陸軍43師団守備隊に課せられた最大の使命だった。しかし、この時点ですでに日本の劣勢は明らかになりつつあり、サイパン島でも圧倒的な兵器・兵力差のもと、日本軍はアメリカ軍の上陸を簡単に許してしまう。サイパン守備隊幹部は日本軍玉砕命令発令の後自決。アメリカ軍の捕虜となることを恐れた民間人が次々と崖から飛び降り自殺する悲惨な事態へと発展していく―。 太平洋戦争史上最も悲惨な戦いの一となっていった。 その最中、玉砕命令を受けた大場隊も突撃、次々と戦死を遂げていく。しかし、アメリカ軍に取り囲まれた大場は、玉砕を覚悟していたにも拘わらず、思わず死体の中にうずくまり隠れ、戦闘の中で自分の「生」への執着を心ならずも知ることになる。そして、両親を殺され放り出されていた赤ん坊を救い、「生きる」ということを強く実感する。 もともとは地理の教師でもあった彼の人望を慕い、上官を失った兵士や民間人たちが次々と集うようになる。そして、軍から離れ戦うやくざ者の一等兵、堀内(唐沢寿明)と共同戦線を張り、サイパン島中部にそびえる最高峰タッポーチョ山に潜み、アメリカ軍への抵抗を続けていく。一方、サイパン島占領宣言を行ったアメリカ海兵隊の中で、日本への留学経験のあるハーマン・ルイス大尉(ショーン・マクゴーウァン)は、一抹の不安を感じていた。粘り強く、最後まで戦い続ける日本人―……。やがて彼らはたった一つの部隊に翻弄され続けていることを知る。そして、その神出鬼没の部隊を統率する士官を、畏敬の念を込めて「フォックス」と呼ぶようになっていく。大場隊とアメリカ軍との戦いは続き、フォックスの存在に業を煮やした上層部がついに大掃討作戦を敢行する。アメリカ軍を翻弄し続けるフォックスに対して、人間として尊敬の念すら覚え始めたルイスは彼を死なせたくないと焦燥する。 雨の降る夜、タンクローリーの運転手、ゴローとガンは、ふらりと来々軒というさびれたラーメン屋に入った。店内には、ピスケンという図体の大きい男とその子分達がいてゴローと乱闘になる。ケガをしたゴローは、店の女主人タンポポに介抱された。彼女は夫亡き後、ターボーというひとり息子を抱えて店を切盛りしている。ゴローとガンのラーメンの味が今一つの言葉に、タンポポは二人の弟子にしてくれと頼み込む。そして、マラソンなど体力作り、他の店の視察と特訓が始まった。タンポポは他の店のスープの味を盗んだりするが、なかなかうまくいかない。ゴローはそんな彼女を、食通の乞食集団と一緒にいるセンセイという人物に会わせた。それを近くのホテルの窓から、白服の男が情婦と共に見ている。“来々軒”はゴローの提案で、“タンポポ”と名を替えることになった。ある日、ゴロー、タンポポ、ガン、センセイの四人は、そば屋で餅を喉につまらせた老人を救けた。老人は富豪で、彼らは御礼にとスッポン料理と老人の運転手、ショーヘイが作ったラーメンをごちそうになる。ラーメンの味は抜群で、ショーヘイも“タンポポ”を町一番の店にする協力者となった。ある日、ゴローはピスケンに声をかけられ、一対一で勝負した後、ピスケンも彼らの仲間に加わり、店の内装を担当することになった。ゴローとタンポポは互いに魅かれあうものを感じていた。一方、白服の男が何者かに撃たれる。血だらけになって倒れた彼のもとに情婦が駆けつけるが、男は息をひきとった。−−やがて、タンポポの努力が実り、ゴロー達が彼女の作ったラーメンを「この味だ」という日が来た。店の改装も終わり、“タンポポ”にはお客が詰めかけ、行列が続いた。ゴローはタンクローリーに乗ってガンと共に去っていく。



 殺陣師段平 1962年(昭和37年) ★★★   丹下左膳餘話 百萬兩の壺  1935年(昭和10年) ★★★
出演:市川雷蔵 中村鴈治郎 高田美和     出演:大河内傳次郎 喜代三 沢村国太郎   
あらすじ あらすじ
大正の初年、演劇が芸術に偏し大衆から離れていくのを覚った沢田正二郎は、松井須磨子の「芸術座」を脱退、「時代よりも半歩前進」を唱えて「新国劇」を創立した。ときに、沢正二十六歳。ところが旗上げ興行は無残にも失敗、一座は東京を後にした。--それから二年、沢田は剣劇ものに活路を見出そうとした。喜んだのは殺陣師上りの一座の頭取、市川段平である。だが、無智無学な彼には沢田の言うリアルな立ち廻りというのが分らない。冷たい沢田の言葉に絶望した段平は泥酔して暴れた。急を聞いて沢田が駈けつけた。「……わいはな、撲られながら立ち廻りの研究してたんや」思わず段平をみつめる沢田。段平のヒントをもとにした立ち廻りは、俄然、巷の評判を呼んだ。意を強くした沢田は一座と共に数年ぶりで東上し、明治座で第一回公演のあと、浅草に根を下ろして「右に芸術、左に大衆」の理想に突き進んだ。そして、いつまでも立ち廻り芝居に溺れては、と狂言なども手がけていったが、立ち廻りだけが恋女房と考えている段平には、それが不満でならなかった。そんな時、大阪から女房お春の危篤を知らせる電報が舞い込んだ。家へ帰るようにいい聞かせる沢田に、段平は「もう用がないさかいわてを追い出すのんか」と喰ってかかり、果ては立看板に斬りつける仕末たった。--五年後、磐石の礎を築いた沢田の一行が京都を訪れた。今は裏長屋で中気の余生を送っていた段平はそれを聞くや、絶対安静の禁を犯して家を出た。驚いて駆けつけて来た娘おきくの知らせで、沢田は南座の三階に段平を発見した。襲いかかる死の影と必死に闘いながら新しい殺陣を沢田につける段平の姿に座は激しく打たれて声もなかった。まもなく段平に静かな死が訪れた。殺陣に憑かれた男の手は刀代りの衣紋竹をしっかり握ったままであった。 とある小藩に伝わるこけ猿の壺。実はこの壺に先祖が埋め隠した百万両のありかが示されていることが判明する。だが、壺は先日江戸の道場屋敷に婿入りした弟・源三郎が知らずに持って行ってしまっていた。やがて、その秘密は江戸の源三郎にも知れるところとなるが、一足遅く壺は道具屋に売り渡されてしまっていた。ほどなく壺は道具屋の隣に住む安吉の金魚入れとなる。しかしその夜、安吉の父親は行きつけの遊技場である矢場で、チンピラとの諍いから刺し殺されてしまう。矢場で用心棒の傍ら居候をしている左膳と矢場の女将・お藤は男の家を見つけるが、そこで、安吉が母親を早くに亡くし父親との二人きりだったことを知る。仕方なく二人は安吉を預かることにし、安吉が大事にしている金魚を入れた壺とともにお藤の矢場へと連れ帰るのだった。一方、源三郎は壺を探して市中を回るが、そこでたまたま目にした矢場で働く娘に軽い浮気心を抱く。以来養子の身である源三郎は壺を探すと称しては矢場へ入り浸り羽を伸ばすようになり、いつしか安吉、左膳とも親しくなるのだったが……。



 抱かれた花嫁 1957年(昭和32年) ★★★   探偵物語 1983年(昭和58年) ★★★
出演:望月優子 大木実 有馬稲子   出演: 薬師丸ひろ子 松田優作 秋川リサ 
あらすじ あらすじ
浅草の老舗「鮨忠」の女将ふさは戦争未亡人ながら三人の子を育て上げ店まで復興させた男まさり。ところが長男の保は芸術家肌で、すし屋を嫌って家出、今はストリップ劇場の座付作者、次男の次夫は大学生だが哲学専攻という変り者で店を継ぐ子供がいずふさの頭は痛い。仕方なく彼女は長女の和子に、袋物屋の三男坊、秀人を養子に迎えようとする。が勝気な下町娘の和子も、店の客で動物園の獣医福田健一と意気投合し秀人との縁談に見向きもしない。ふさは、妹の絹枝から気性が強いばっかりに子供たちとうまく行かないのだと云われ、若い者に理解を見せようと次夫が結婚したいと云う光江に会うため国際劇場へ行く。ところが光江をロケット・ガールと知って若い者を理解するどころか二人の交際を禁じてしまう。次夫は悲観、見かねた和子は彼を家出させ兄の保のアパートへかくまう。次夫の家出で憂うつなふさは今度は和子から、福田と結婚できなければ家出すると云われ、福田を養子見習として店に入れる。福田は慣れぬすし屋の仕事をやるが失敗の連続。さすがに見かねて和子が偽グレン隊を店に乗込ませ福田がこれを軽くさばくというプランを立てたが、話の行違いで福田は本物の立回りを演じて店を壊す自分は怪我するで、ふさの信用を益々落す。福田は日光へ療養に出かけたが、その福田に和子の恋のライバルとしてニュー・フェイスの富岡千賀子が現れた。それを知った和子が当てつけに秀人を連れて行ったのがもとで、福田と和子の仲は破れた。和子は潮来の友人宅に身を隠した。和子の失踪に、ふさは慌てるが騒ぎのうちに「鮨忠」は近所の火事で類焼する。落胆するふさに一番優しい見舞の言葉をかけたのは意外にも福田。ふさも自分の頑固を認めた。かくて八方まるくおさまり、次夫と光江の仲は許され、和子と福田も再び元の仲に返った。 女子大生の新井直美はあと一週間で父親の待つアメリカに旅立つことになっている。ある日、直美は前から憧れていたサークルの先輩・永井に誘われた。永井は海辺の店でペンダントを二つ買い、一つを直美にプレゼントする。そして、いつしか二人はホテルの一室にいた。そこに突然、直美の伯父と名乗る男が飛び込んできて永井を追い出してしまう。この男・辻山秀一は私立探偵で、直美の父の元秘書・長谷沼から、彼女のボディー・ガードに雇われたのだった。ある日、辻山の別れた妻・幸子が、彼女の愛人で岡崎組のドンの跡取りである和也がホテルのシャワー室で何者かに刺殺されたと辻山のアパートに飛び込んで来た。ホテルは密室状態で犯行のチャンスがあったのは幸子だけと、警察、国崎組の目は幸子へ。そこに直美が訪れ国崎組のが追手迫る中、三人はどうにか脱出し、直美の家へ逃れた。直美は幸子をかくまい辻山と二人で真犯人を見つけようと言い出す。そして、和也の葬儀に出かけた直美は、未亡人の三千代と国崎組の岡野が一緒に出かけるのを見つけた。そこに辻山も現われ後を追った二人は、三千代と岡野のベッドでの会話の録音に成功するが、国崎組に追い回される。ある夜、辻山と幸子がベッドにいるのを見て、ショックをうけた直美は、街をさまよい見知らぬ男の誘いにのる。その男と入ったホテルは和也が殺されたホテルであった。直美は、シャワー室の天井が換気孔になっているのを発見し、そこから逃げ出す。急いで帰宅し、辻山が録音テープを持って国崎組へ向ったのを知った直美も後を追う。辻山は違うテープを持っていったのだ。そして、テープを聞いた剛造は、岡野におとしまえをつけさせ、直美の証言で皆でホテルに向った。そこで、換気孔から隣の部屋へと移動を行った直美は、通路でペンダントを発見した。それは永井が海で買い、以前、直美が辻山と入った和也が経営している店で、バニーガールとして働いていた永井の恋人・正子がしていたものだった。次の日、ペンダントを見せ、問いつめた直美に正子は告白を始めた。正子は永井のために、あの店で売春もしており、そして、妊娠している彼女に無理やり客をとらせる和也を憎み、激情的に殺害したのだった。自首するという正子を永井が送り、事件は解決した。渡米の前日、直美は辻山のアパートを訪れるが、中々お互いの気持が噛み合わない。帰り際、直美は彼に愛を告げると、急いで出て行った。次の日、空港で直美を待ちうけていたのは辻山だった。二人は別れの熱いキスを交わし、直美は発って行った。



 ターン 2001年(平成13年) ★★★    太平洋一人ぼっち 1963年(昭和38年) ★★★
出演:牧瀬里穂 二代目中村勘太郎 倍賞美津子       出演:石原裕次郎 父 森雅之 母 田中絹代
あらすじ あらすじ
銅版画家の真希は、小学校教師の母親とふたり暮らし。ある日、交通事故に遭った彼女は、その衝撃で誰もいないパラレル・ワールドへジャンプする。しかもそこでは、事故の時間(午後2時15分)になると、前の日の同じ時刻にターンしてしまうのだ。こうして、同じ日をひとりぼっちで際限なく繰り返すことになった真希は、やがてその世界で前向きに生きていこうと決心するが、それから137日目、彼女に元の世界から1本の電話がかかってくる。電話の相手は、ギャラリーで真希の銅版画を購入したデザイン会社に勤務する青年・洋平。真希の作品が気に入った彼は、それを本の装丁に使いたいと連絡を取ってきたのだ。そんな洋平に、孤独に耐えきれなくなっていた真希は電話を切らないでと懇願。以後、ふたりはふたつの世界を繋ぐ電話で会話し、心を通わせるようになっていく。洋平によると、真希は事故以来、意識不明のまま入院中であるらしい。また、彼は電話口に真希の母親を連れて来てくれるが、何故か母親には真希の声は届かなかった。ある日、真希の前に柿崎という男が現れた。彼もまた自動車事故の衝撃で、この世界にジャンプしたと言う。ところが、彼は誘拐した少女を轢き逃げした凶悪犯だったのだ。そのことを新聞で調べた洋平は、真希に注意するよう告げようとするが、彼の部屋に酔って現れた上司が誤って電話を切ってしまい、ふたりは連絡が取れなくなる。一方その頃、柿崎は真希の前で次第にその本性を現していた。しかし突然、柿崎が真希の目の前から消えた。どうやら、元の世界の柿崎が死んだようだ。そして、その時から元の世界に戻りたいとより強く思うようになった真希は、見舞いに来ていた母親と洋平の前で、深い眠りから覚めるのだった。 一九六二年五月一二日深夜西宮港を、二人の親友に見送られてヨットに乗り移った青年がいた。堀江謙一、この二二才の青年のあやつるヨットは、“マーメイド号”という、長さ五・八メートル、幅二メートルのもの。風のみで走るように設計された船は、三十九時間も大阪湾内を浮きつづけたあげくやっと北風に乗り、大阪湾を乗りきることができた。が海の荒れが彼を待っていた。食べものは吐く、ヨットはキリキリ舞い、しかしその代償として、最も恐れる巡視艇にみつからずにすんだ。彼の行為は日本の法律では許されず密出国となるのだ。悪天候と体力の消耗、それに狐独との戦いは、人間の限界を越したものである。憧れの太平洋に出た日、台風三号に襲われた、大きな巻き波にふりまわされるヨット、苦しい戦いは、堀江青年の苦心の錨操作できりぬける事が出来た。二日二晩の苦悩は彼に母国への郷愁と、孤独感を残した。飲めない酒に心をまぎらわそうとするのも、そのためだ。食事はカン詰を副菜に、水不足のため、ビールで飯を焚いた。ハワイを過ぎた頃、マーメイド号は一万トン程の貨物船に出会った。無精ヒゲで真黒にやけた小さな日本人が片言の英語で渡りあう姿に船上の人々は驚嘆の目をむけた。パスポートの提示を要求されて、危うくこぎ去った堀江青年、緑色の海原、目指すサンフランシスコに近づいたのだ。碁盤の目のようにまたたいている街の灯、長い光の列を目前に、「お母ちゃん、僕きたんやで」青年堀江謙一は操舵席に両足をふんばって立ち、大声で叫けんだ。百日に及ぶ太平洋征服の夢が今実現したのだ。






 たそがれ清兵衛 2002年(平成14年)  ★★★★    卓球温泉  1998年(平成10年) ★★★
出演:真田広之 宮沢りえ 田中泯  アカデミー賞受賞作品       出演:松坂慶子 牧瀬里穂 山中聡  
あらすじ あらすじ
幕末、庄内・海坂藩の下級藩士・井口清兵衛は、妻に先立たれた後、幼いふたりの娘と年老いた母の世話、そして借金返済の内職の為に、御蔵役の勤めを終えるとすぐに帰宅することから、仲間から”たそがれ清兵衛“とあだ名されていた。ある日、かつて想いを寄せていた幼なじみで、酒乱の夫・甲田に離縁された朋江の危難を救ったことから、剣の腕が立つことを知られた彼は、藩命により上意討ちの手に選ばれてしまう。秘めていた想いを朋江に打ち明け、一刀流の剣客・余吾の屋敷を訪れた清兵衛は、壮絶な戦いの末に余吾を倒す。その後、朋江と再婚した清兵衛。だが仕合わせも束の間、彼は戊辰戦争で命を落とすのだった。 家事に追われるだけの毎日を過ごしていた42歳の専業主婦・藤木園子は、生活に行き詰まりを感じて相談したラジオ番組のDJ・かなえにたきつけられて、初めての家出を決行した。彼女が向かったのは、かつて夫と訪れた山間の竜宮温泉。ところが、そこは客足が鈍り、今やすっかり寂れた温泉地に様変わりしていた。しかも、彼女が投宿した蓬莢屋は、実はそこの跡取りであるかなえの考えで、間もなく閉鎖されることが決まっていたのである。どんどん寂れていく竜宮温泉。そんな温泉町の起死回生の策として、ある日、卓球による町興しの案が高田屋の若主人・公平から出された。初めはただの客だった園子も、町の人たちとの触れ合ううち、その町興し作戦に一肌脱ぐことになる。卓球が得意な彼女は、「卓球大会」を企画。大会に向けて、町の若い衆に卓球の指導まで買って出るのであった。にわかに活気立つ竜宮温泉。そして、いよいよ大会当日。かなえの計らいでラジオの生中継がされることになった会場に、園子の夫・哲郎が姿を見せた。彼は、園子の家庭での存在の大きさに気づき、彼女を追ってきたのだ。そこで、ラリー競技に参加することになった園子と哲郎。ふたりは、かなえ・公平ペアと優勝を分け合い、同時に夫婦の絆を取り戻すことに成功する。

海外紀行 日本紀行  札所紀行 温泉紀行 Archives HIT-PRADE 日曜名画座 MAMI RETIREMENT SITE-MAP




HOME Ken & Mary's Second Life

NO-SIDE  It aims at a happy retirement
Copyright c1998-2007 Ken&Mary. All rights reserved.