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あ |
赤穂浪士 1964年(昭和39年)NHK大河ドラマ ★★★★★ |
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篤 姫 2008年(平成29年)NHK大河ドラマ ★★★★★ |
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主演:長谷川一夫 山田五十鈴 尾上梅幸 岸田今日子 厳金四郎 志村喬 中村芝鶴
加藤武 滝沢修 芦田伸介 田村高廣 林与一 宇野重吉 西村晃 伴淳三郎 |
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主演:宮崎あおい 瑛太 堺雅人 小澤征悦 堀北真希 稲森いずみ 玉木宏 樋口可南子 佐々木すみ江 高畑淳子 中嶋朋子 松坂慶子 高橋英樹 北大路欣也 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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原作:大佛次郎 脚本:村上元三 音楽:芥川也寸志
赤穂四十七士の討ち入りまでの人間模様を、歌舞伎、映画、新劇の各界第一線級のベテラン俳優を総動員し、原作に忠実に新たな史観で描く。 |
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原作:宮尾登美子 脚本:田渕久美子 音楽:吉俣良
薩摩・島津家の1万石の分家に生まれながら、徳川13代将軍の正室になる篤姫。夫の急死、公武合体、倒幕という時代の渦に巻き込まれながら、江戸城大奥で時代を見据え、力強く生き抜いた“薩摩おごじょ”の一生を描く。 |
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あ |
あの日のオルガン 2019年(令和元年) ★★★ |
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あぐり 1997年(平成9年)NHK朝ドラ ★★★ |
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主演:戸田恵梨香 大原櫻子 佐久間由衣 三浦透子 |
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主演:田中美里 野村萬斎 草笛光子 星由里子 里見浩太朗 松原智恵子 |
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あらすじ |
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第2次大戦末期に保母(保育士)たちが幼い園児たちとともに集団で疎開し、東京大空襲の戦火を逃れた「疎開保育園」の実話を戸田恵梨香と大原櫻子の主演、山田洋次作品の多くで脚本、助監督を務めてきた平松恵美子の監督、脚本により映画化。1944年、第2次世界大戦末期の東京。警報が鳴り、防空壕に非難する生活が続く中、品川の戸越保育所では園児たちの安全を確保するため、保母たちが保育所の疎開を模索していた。ようやく受け入れ先として見つかった埼玉の荒れ寺で疎開生活をスタートした若い保母たちと園児たちは、日々噴出するさまざまな問題に直面しながらも、互いに励ましあいながら奮闘していく。戸田が保母たちのリーダーとなる板倉楓役を、大原が天真爛漫で音楽好きな保母の野々宮光枝役をそれぞれ演じる。 |
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1907年(明治40年)7月10日、岡山に生まれたあぐりはお転婆な少女。だが姉2人と父親を相次いでスペインかぜで亡くし、母親は遺産を騙し取られて困窮する。そんな中、岡山でも指折りの土木請負業の望月家との縁談が持ち上がる。1923年(大正12年)4月、あぐりは女学校在学のまま15歳で望月エイスケに嫁ぐ。
東京帰りのエイスケは家業そっちのけで、遊びや小説の執筆に熱中していた。当初反発していたあぐりだが、やがてエイスケの心優しさに惹かれていく。作家への夢を断ち切れないエイスケは東京に出奔。まもなく関東大震災が起き、エイスケは消息不明になる。あぐりは妊娠が判明。エイスケは無事だったが帰郷を拒否。しかし正月にこっそり岡山に戻ってきたエイスケに会ったあぐりは産気づき、長男・淳之介を出産する。
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あ |
安宅家の人々 1952年(昭和27年) ★★★ |
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愛妻物語 1951年(昭和26年) ★★★ |
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主演:船越英二 田中絹代 三橋達也 乙羽信子 |
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主演:宇野重吉 乙羽信子 滝沢修 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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主人公・久仁子は知的障害を持つ優しい夫・宗一を支えながら養豚所を切り盛りする。幸せな日々が続く安宅家だが、夫の弟・譲二が事業に失敗し安宅家に戻ると、譲二はあやしげな儲け話に宗一を誘い、譲二の妻は宗一を愛していると言い出し、久仁子にとって落ち着かない日々がやってきた…。
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監督新藤兼人の自伝的作品。戦時下 一人前になろうともがくシナリオライターの卵と彼を支える妻。結婚を反対され 家を捨ててまで付いてきた妻は 夫を励ましそれこそ献身的に尽くすが
結核に冒され 夫の成功を味わうことも出来ずに世を去る。なんと美しくも哀しい夫婦愛のドラマ。 |
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あ |
朝が来る 2020年(平成32年) 第44回 日本アカデミー賞 ★★★★★ |
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赤い殺意 1964年(昭和39年) ★★★ |
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主演:永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子 |
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主演:西村晃 春川ますみ 赤木蘭子 加藤嘉 |
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あらすじ |
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直木賞、本屋大賞受賞作家・辻村深月のヒューマンミステリー小説で、テレビドラマ化もされた「朝が来る」を、「あん」「光」の河瀬直美監督のメガホンで映画化。
栗原清和と佐都子の夫婦は一度は子どもを持つことを諦めるが、特別養子縁組により男の子を迎え入れる。朝斗と名付けられた男の子との幸せな生活がスタートしてから6年後、朝斗の産みの母親「片倉ひかり」を名乗る女性から「子どもを返してほしいんです。それが駄目ならお金をください」という電話が突然かかってくる。当時14歳で出産した子を、清和と佐都子のもとへ養子に出すことになったひかりは、生まれた子どもへの手紙を佐都子に託す、心やさしい少女だった。しかし、訪ねて来たその若い女からは、6年前のひかりの面影をまったく感じることができず……。栗原佐都子役を永作博美、栗原清和役を井浦新、片倉ひかり役を蒔田彩珠、栗原夫婦とひかりを引き合わせる浅見静恵役を浅田美代子がそれぞれ演じる。新型コロナウイルスの影響で通常開催が見送られた、2020年・第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル」に選出。 |
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強盗が押し入った夜、夫の吏一は出張中であった。恐怖におののく貞子を、殴打しスタンドのコードで縛りあげて、獣のようにせまって来る男に、貞子は半ば気を失って呻いた。明け方強盗は再び貞子を犯して去った。“死なねばならない”貞子は、土堤下を通る鉄路にふらふらと出てみたが子供勝への愛情はたち難かった。翌日出張から帰って来た夫に、何度かうちあけようとしたが、何も気づかない風の吏一の態度に、言葉をのんだ。東北大学の図書館に勤める吏一には、事務員義子と五年も肉体関係がある反面、家庭では吝嗇で、小心な夫であった。再び強盗が貞子の前に現れたのは、あれから二日後の夜だった。乱暴なふるまいのあと、「もうじき死ぬんだ、あんたに優しくしてもらいたいんだ」と哀願した。その夜吏一に抱かれながら、貞子は、家庭の平和を乱したくないと苦悶した。だが、デパートの特売場で、強盗に声をかけられた貞子を、義子が見てから、夫は、近所の学生英二との間を疑うようになった。二月の初め、妊娠に気づいた貞子に、強盗は“腹の子は俺のだ”と執拗にせまった。吏一の父清三の葬儀に行った貞子は、自分が妾腹だという理由で入籍されず、子供の勝が清三の子になっているのを知って愕然とした。数日後、強盗が合図の石を屋根に投げたのを聞いた夫が、英二のしわざと思いこみ嫉妬にかられて隣家に踏みこんだ。夫に疑われて追いつめられた貞子は、強盗に会いにいった。強盗は平岡というトランペット吹きで、心臓を病んでいた。よわよわしい彼の表情に負けて、またも温泉マークに入った貞子は、ついに平岡を殺そうと決意した。農薬をジュースに混入して殺すのだ。吏一の東京出張中、貞子と平岡は、汽車に乗ったが、途中不通となったため、吹雪の中を疲労にふらつく平岡を助ける貞子に義子が木影からカメラをむけていた。疲労の末貞子が手を下すまでもなく悶絶してゆく平岡を前に、貞子は、何か説明しがたい胸の痛みを感じた。そして義子も、カメラをもったまま車にはねられて死亡した。何ごともなかったような毎日が始まったが、貞子のうえには、女としての自覚と責任が、新しく芽ばえていた。 |
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あ |
あらくれ 1957年(昭和32年) ★★★★ |
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あなたのブツはここに 2022年 NHK総合「夜ドラ」 ★★★ |
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主演:高峰秀子 上原謙 森雅之 加東大介 |
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主演:仁村紗和 佐野晶哉 毎田暖乃 岡部たかし 津田健次郎 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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お島は庄屋の娘だが、子供の時から農家に貰われ、結婚話をいやがって東京に逃げ出して来た。植源の世話で神田にある罐詰屋の若主人鶴さんの後妻になるが、女出入のはげしい主人と、気の強いお島との間には悶着がたえない。遂に腕力沙汰の大喧嘩の果て彼女は腹の児を流して家を出た。落着いたのは、草深い寒村の旅館浜屋。そこの女中となったのである。胸を病んだ妻と別居している旅館の若旦那は、彼女に想いをよせて関係を結ぶが、細君が回復して戻って来るとなれば、また家を出なければならぬ。東京へ帰って洋服店につとめるようになった。そのうち、同業の職人小野田を知り、ミシンを習って下谷に店をもつ。小野田は怠け者だが、勝気なお島によって、どうやら商売も軌道に乗るようになった。しかしやがて小野田の父が同居するようになると、酒飲みの老人には嫁の性格が気にくわぬ。再びゴタゴタが絶えなかった。その時、病気になった浜屋が上京して来る。お島は本郷に店をかまえ、だんだん繁昌するが、夫は仕事一方の妻が気に入らない。植源の娘おゆうを囲うようになった。その頃、病が重くなった浜屋が死んだ。暗い気持にとらわれたお島は、夫とおゆうが会っている現場をおさえ、物干竿で二人の間にあばれ込む。小野田は雨の中を逃げ出して行った。勝気で、向意気の強いお島は、男にほだされる情の詭さによって、いつまでも不幸だった。 |
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山崎亜子はキャバ嬢として働きながら、一人娘の咲妃を女手一つで育てるシングルマザー。しかしコロナ禍で客足が激減し、更に給付金詐欺に遭い貯金を騙し取られてしまう。困った亜子は咲妃と共に、尼崎でお好み焼き屋を営む母・美里の元に身を寄せ、キャバクラの常連客だった葛西が経営する運送会社で宅配ドライバーとして働き始める。
亜子は給付金詐欺にまんまと引っかかってしまった。ATMの残高はわずかに54円。しかたなく、尼崎でお好み焼き屋を営む実家へ引っ越すことにする亜子だが、母親の美里とは、わだかまりがあるようだ。キャバクラだけでは十分に稼げない亜子は、昼間にも仕事をしようと決意する。キャバクラで知り合った運送会社社長の葛西から誘われた宅配の仕事の面接を受けに行く。
2022年5月。コロナ禍は続いているが、亜子はマルカ運輸で宅配ドライバーを続けている。亜子は、マルカ運輸にやってきた新人の教育係を任される。
母・美里と中学生になった咲妃は、マルカ運輸の前で出張お好み焼き屋を開いている。亜子に想いを寄せている峯田は、一緒に家族旅行に行く願いが叶う。 |
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あ |
秋たちぬ 1960年(昭和35年) ★★★ |
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秋津温泉 1962年(昭和37年) ★★ |
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主演:大沢健三郎 乙羽信子 三島順子 藤間紫 |
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主演: 岡田茉莉子 長門裕之 山村聡 宇野重吉 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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ある真夏の午後、小学校六年生の秀男は、母につれられて呆野から上京した。父を亡くし、銀座裏に八百屋を開くおじ常吉の店に身を寄せるためだった。挨拶もそこそこに、母の茂子は近所の旅館へ女中として勤めた。秀男は長野から持って来たカブト虫と淋しく遊ぶのだった。そんなある日、近所のいたずらっ子に誘われて、駐車場で野球をした秀男は、監視人につかまってバットを取られてしまった。遊び場もない都会の生活になじめぬ秀男の友達は、気のいいいとこの昭太郎と、小学校四年生の順子だった。順子は茂子の勤めている「三島」のひとり娘、母の直代は月に二、三回やって来る浅尾の二号だった。順子の宿題を見てやった秀男はすっかり順子と仲よしになった。山育ちの秀男は順子といっしょに海を見に行ったが、デパートの屋上から見る海は遠くかすむばかりであった。しかもそのかえり道、すっかりきれいになった母に会った秀男は、その喜びもつかの間、真珠商の富岡といそいそと行く母の後姿をいつまでもうらめし気に見なければならなかった。そのうえ、順子にやる約束をしたカブト虫も箱から逃げてしまっていた。しかも、更に悲しいことには、母が富岡と駈け落ちして行方不明になったことである。傷心の秀男と順子は月島の埋立地に出かけた。そこで見つけたキチキチバッタ、しかし、これも秀男がケガをしただけで逃げられてしまった。夏休みも終りに近づいたある日秀男の田舎のおばあさんからリンゴがとどいた。そしてカブト虫も。秀男は喜び勇んで家を飛び出し順子の家へ走ったが、浅尾の都合で「三島」は商売がえし、順子はいなかった。呆然とした秀男は、カブト虫を手に、かつて順子といっしょにいったデパートの展望台の上で、秋立つ風のなかをいつまでも立ちつくしていた。 |
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昭和二十年の夏、岡山県の山奥の温泉場“秋津荘”の娘新子は、河本周作を自殺から救った。周作は東京の学生だが、暗い時代に絶望し、体は結核に冒され、岡山の叔母を頼ってやって来たのだった。新子と周作の関係はこれから始まった。それから三年、周作は再び秋津にやって来た。荒んだ生活に蝕まれた体の療養だが、岡山の文学仲間と酒を飲み歩き、終いには新子に「一緒に死んでくれ」と頼んだ。そんな周作に惹かれる新子は、二人で心中を図った。しかし、新子の余りにも清い健康な心に周作は、生きることの美しさを取り戻し帰っていった。昭和二十六年周作はまた秋津にやって来た。女中のお民から知らせをうけて新子の心は弾んだ。周作は文学仲間松宮の妹晴枝と結婚したことを告げて帰っていった。それでも新子は、周作を忘れられなかった。二人が出逢ってから十年目、四度び周作がやって来たのは、別れを告げるためだった。松宮の紹介で東京の出版社に勤めることになったのだ。その夜二人は初めて肉体の関係を持った。昭和三十七年、周作は四十一歳。都会生活の悪い面だけを吸収した神経の持主と変ってしまった周作が、松宮の取材旅行の随行員として五たび秋津にやって来た。周作は料理屋の女将お民をみてびっくりした。お民から新子は“秋津荘”を銀行に売り、母親にも死なれて孤独でいることを聞いた。新子は翌晩、周作の旅館に訪ねて来た。二人は静かに酒を飲んだ。その晩、初めて新子は自分から「一緒に死んで」と頼んだ。俗悪な中年男となっている周作は、一笑にふし、肉体の交わりだけに溺れた。翌朝、新子は周作を送ってから、剃刀で手首を切った。知らせを受けて周作が引返した時は、新子は安らかな死顔をみせて、三十四年の生涯に鮮やかな終止符をうっていた。 |
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あ |
青空娘 1957年(昭和32年) ★★★ |
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あきない世伝 2023年(令和5年)NHK.TV ★★★ |
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主演:若尾文子 菅原謙二 川崎敬三 東山千栄子 |
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主演:小芝風花 高島礼子 舘ひろし 萬田久子 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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伊豆のある町の高校を卒業した、小野有子は東京の父母の許に帰ることになっていた。だが小さい頃から育てられたお婆さんに臨終の際、本当の母は他にいることを聞かされて驚いた。訪れた小野家では父親が出張中で女中扱いされ、味方は女中と出入りの魚屋だけだった。が次男の腕白中学生弘志とある時大喧嘩をしてから急に仲よくなった。そんな頃、有子は卓球大会で長女照子のボーイフレンド広岡を破り、彼から好意を持たれたので照子の怒りを買った。だが彼女は“いつも青空のように明るく”生きることを教えてくれた絵の先生二見が上京するというので大いに力づけられた。また、帰った父栄一から母の話を聞き行方不明の母を探そうと決心をした。一方、広岡が有子に求婚したことを聞いた照子は有子を泥棒よばわりし、彼女は堪えかねて家を出、二見の下宿を訪ねた。そこで二見の温かさに触れたものの、隣の住人で二見の恋人と自称する女性が現れて追いたてられてしまった。広岡から旅費を借りて伊豆に帰った有子は、実の母が訪れて来たことを知り残念がるが、母が生きていたことが分り喜ぶのだった。やって来た二見を囲んでクラス会が開かれ、席上友達の信子からジャズ喫茶をやっている叔母を紹介され、有子は再び上京、そこで働くことになった。広岡や二見の協力で有子が実の母に会うことが出来た感激の瞬間、弘志がたずねて来て父が病床にあることを告げた。有子は尻ごみする母を連れて小野家を訪れた。栄一の臨終間際の心ある言葉に、家族達はすべてを水に流して和解することができた。いつの間にかひそかに有子の面影を抱いていた二見も、淋しい気持をふり払って有子と広岡の将来を祝福してやるのだった。 |
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摂津国武庫郡津門村で、私塾を開いている頑固な父と、女に学問は不要と考える母、優しい兄と幼い妹と暮らしている幸(さち)は、学問が大好きだった。兄は、女も学問をするべきと考えて幸に様々なことを教えてくれたが、病に伏して亡くなり、そして父までも流行りの風邪で死去してしまう。母と妹は、豪農・彦太夫の屋敷の住み込み下女になることになり、幸は9歳で大坂天満の呉服商「五鈴屋」に奉公に行くことになった。
五鈴屋でも女衆(おなごし)は奥の仕事だけで、店に出てはいけないと決まっていたが、丁稚の手習いの様子が気になってしかたがない幸は、三代目の三男・智蔵の口利きによって番頭の治兵衛からこっそり「商売往来」を教えてもらえることになる。やがて治兵衛は、そんな幸に商才を見出すのだった。
14歳で四代目徳兵衛の後妻となりご寮さんとなった幸は、商いの面白さに目覚めていく。 |
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あ |
ある男 2022年(令和4年) ★★★★ アカデミー賞受賞作品 |
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら 2023年(令和5年) ★★★★ |
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主演:妻夫木聡 安藤サクラ 窪田 正孝 柄本明 |
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主演: 福原遥 水上恒司 伊藤健太郎 嶋崎斗亜 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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芥川賞作家・平野啓一郎の同名ベストセラーを「蜜蜂と遠雷」「愚行録」の石川慶監督が映画化し、妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝が共演したヒューマンミステリー。
弁護士の城戸は、かつての依頼者・里枝から、亡くなった夫・大祐の身元調査をして欲しいという奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後に子どもを連れて故郷へ帰り、やがて出会った大祐と再婚、新たに生まれた子どもと4人で幸せな家庭を築いていたが、大祐は不慮の事故で帰らぬ人となった。ところが、長年疎遠になっていた大祐の兄が、遺影に写っているのは大祐ではないと話したことから、愛したはずの夫が全くの別人だったことが判明したのだ。城戸は男の正体を追う中で様々な人物と出会い、驚くべき真実に近づいていく。
弁護士・城戸を妻夫木、依頼者・里枝を安藤、里枝の亡き夫・大祐を窪田が演じた。第46回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む同年度最多の8部門(ほか最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞)を受賞した。 |
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本作品は、鹿児島県出身の作者の汐見が中学生の時に社会科見学で訪れた知覧特攻平和会館での衝撃や感情を元に構想したという。作中には「特攻の母」と呼ばれる鳥濱トメをモデルにした人物も登場する。
親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合(福原遥)。
ある日、進路をめぐって母親の幸恵(中嶋朋子)とぶつかり家出をし、近所の防空壕跡に逃げ込むが、朝目が覚めるとそこは1945年の6月…戦時中の日本だった。
偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。そこで女将のツル(松坂慶子)や勤労学生の千代(出口夏希)、石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋ア斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちと出会い、日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった???
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あ |
朝 霧(あさぎり) 1971年(昭和46年) ★★★ |
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愛のお荷物 1955年(昭和30年) ★★★ |
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主演:和泉雅子 杉良太郎 八千草薫 梶芽衣子 宇野重吉 奈良岡朋子 柳永二郎 |
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主演:山村聰 三橋達也 山田五十鈴 北原三枝 轟夕起子 東野英治郎 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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由紀と恭子の母娘は、久しぶりに郷里の福井に帰ってきた。由紀の夫は、越前銀行頭取坂井謙造の息子だったが、二人の間に恭子が生まれた時、結婚を許さぬ謙造は強引に恭子を奪おうとした。由紀はそのため東京にのがれ、自活していたが息子の恭一が戦争で死んでから謙造の怒りもとけて、帰ってきたのだった。それでも由紀は、謙造に頼らず、友人孝代の世話で、市内で洋裁店を営み、恭子は、かねてより念願の看護婦として県立病院で働くことになった。謙造は、せめて恭子だけでも豪荘な自分の邸に住んでくれるよう頼んだが、母想いの彼女は明るく断わった。恭子の病院生活は楽しく、一緒に無医村を廻っている青年医師沢村耕次に次第に魅かれていった。そして、公害と無医村の多い四日市潮田診療所へ応援に行った時、そこで精力的に働く潮田の姿に胸をうたれた。その頃由紀は、東京時代の命の恩人広田洋平の訪問を受けた。しかし、平田は、今はおちぶれて破産寸前の織物工場をやっており、謙造に何とか融資の口をきいてほしい気持らしかった。数日後、由紀は、病院で気管支に悪性の病気があることを告げられた。もともと体が弱い上に、無理がたたったのだ。もう長いことはないかもしれないと思った由紀は、広田の求愛に応じる気になれなかった。一方、耕次のもとにかつての恋人勢津子が、大学病院の研究所入りの話を持ってきたが、潮田の仕事を手伝う決心をした彼は断わった。広田の工場はついに倒産した。ショックを受けた由紀は、病室をぬけだし、雪の中をその工場にかけつけて倒れた。そのため病状は急激に悪化した。恭子は、一目広田に逢わせようと、必死に彼を捜したが、どこにも彼の姿はなかった。その間、由紀は、謙造に見守られながら静かに死んでいった。せきを切ったように泣きだす恭子。葬式の日、広田は、一切を清算して東京で新しい生活をひらくと、恭子に別れを告げた。耕次は、病院をやめ、潮田の手助けをするため四日市へ行ってしまった。恭子の胸に新しい決意の炎が燃え始めた。彼女は、それを謙造に話すと、自分の意志と愛を貫くべく、耕次のいる四日市へと、ひとりで旅立っていった。 |
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江戸時代からの薬種問屋で有名な新木長春丸本舗の当主新木錠三郎は、時の政府の厚生大臣で、野党の人口問題に関する追求を軽くさばいて、「受胎調節相談所設置法案」等の術策で人口の増加を食い止めようと考えていた。ところが彼が議会の厚生委員会で人口軽減に関する大演説を行っている頃、四十八歳になる夫人の蘭子さんは妊娠して産婦人科に行っていたのである。そればかりか、新木家の長男錠太郎君はかねてから秘かに恋愛中だった父の秘書五代冴子さんから愛のお荷物ができたらしいと打明けられていた。新木氏は政治的考慮と、末娘さくらの結婚式が近いとの理由で蘭子夫人に人工流産をすすめようとする。さくらは、そんなゴタゴタで許婚の出羽小路君との結婚式が遅れることを何故か困っている様子だったが、実は近づく結婚が待ち切れず出羽小路君との間に愛のお荷物が出来てしまっていたのだ。而も錠太郎は新木家を飛び出して新生活に入ってしまう。その上驚いたことには新木家の御隠居箱根の別荘に住む錠造翁までが若い茶飲み友達との間にお荷物ができかねない有様である。折から錠三郎は京都へ遊説に行き、かつての恋人貝田そめに訪問され、彼女との間に出来た子供の存在を知らされて愕然となる。斯くして新木家の人口は一躍倍以上にはね上ることになった。女中のお照さんと支配人の山口さんとの間にも愛の結晶ができたらしい。さくらの結婚式は早められ、錠太郎達の結婚も認められた。そして新木家の御婦人たちは一斉にお芽出たの日を待つばかりとなったが、さて日本の人口問題はどうなるやら−−。 |
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あ |
愛と希望の街 1959年(昭和34年) ★★★★ |
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アンメット ある脳外科医の日記 2024年(令和6年) ★★★★ |
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主演:藤川弘志 望月優子 富永ユキ 千之赫子 渡辺文雄 伊藤道子 |
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主演: 杉咲 花 若葉竜也 岡山天音 生田絵梨花 風間灯織 |
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あらすじ |
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あらすじ |
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ある小都市の駅前、靴磨きの女の人たちに混じって一人の少年・正夫(藤川弘志)が鳩を売っていた。そこへ会社役員の令嬢・京子(富永ユキ)が通りかかり、その鳩を七百円で買った。正夫はお金が要るから鳩を売ると言う。京子は同情するが、実は鳩が巣に戻る習性を利用した巧みな金儲けだった。 |
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ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障害が出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5o以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。過去2年間の記憶を失い、今日のことも明日には忘れてしまう??。記憶障害という重い障害を抱えながらも、毎日綴る日記を頼りに明るく前向きに生き、多くの患者に寄り添ってきたミヤビ。彼女の今日はまた、明日に繋がらなくなってしまうのか。命の危機に瀕するミヤビと、彼女を救おうとする三瓶。二人を待ち受ける未来は?? |
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あ |
朝を呼ぶ口笛 1959年(昭和34年) ★★★★ |
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年(年) ★★★ |
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主演:加藤弘 織田政雄 井川邦子 田村高廣 沢村貞子 吉永小百合 |
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吉永小百合の映画デビュー作品で吉永は、入団はしていないが発声の指導を受けていた縁で、ひばり児童合唱団の主催者よりこの作品のオーディションを紹介され、出演が決まった。原作は吉田稔の「新聞配達」(全国中小学生綴り方コンクール文部大臣賞受賞)
吉井稔は病弱でやや体の不自由な父親、手内職で家計を支える母親、幼い弟と妹との五人家族。今やってる新聞配達を続けながら、夜間高校へ進学することを目指している中学生。大好きな母親は過労がたたり入院。検査の結果胆石が見つかり要手術。不甲斐ない父親は手術代も工面できず、その実情を知った稔は進学の為に貯めた貯金を使ってもらい、家計を支えるため学校も新聞配達も辞めて町工場で働くことを決意。夢が消え落ち込んではいたが、新聞販売店の仲間たちの力添えや少女の励ましに支えられ、再び以前の生活に戻ることができ、朝の町を稔の口笛が爽やかに吹き抜けるのであった。 |
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